ペット写真共有サービスのFuzmo、資金なし、プロダクトなしからのスタートアップを目指す

何もないところから、プロダクトとしてのリリースを目指しているサービスがある。ペットの写真を仲間同士でシェアするためのFuzmoというものだ。もともとはInsta_AnimalというInstagramアカウントからスタートしたものだ。

Instagram上での人気はすぐに高まることとなった。フォロワー数は150万を超え、他にもいろいろなペットアカウントがスピンアウトしていくことになった。関連アカウントを合わせたフォロワー数は250万に達している。

数多く獲得したフォロワーの支持を背景に、Fuzmoという独立したサービスを展開しようとしているのが現在のところの動向だ。

モバイルアプリケーションの開発のため、4万ポンドの資金をSeedrsで調達しようと目論んでいる。モバイルアプリケーションをリリースすることで、より多くのユーザーを集め、そしてペット写真関連のプロダクトを種々送り出そうとしているわけだ。現在のところ、目標金額の17%ほどを集めている。

そもそも何かのプロダクトをリリースしたわけではない。他サービスの中で注目を集めたわけだ。そして今度は、プロダクト化のための資金をクラウドから集めようとする。うまくいくのかどうか、なかなか面白いケーススタディでもある。

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(翻訳:Maeda, H)