ギフトガイド:あなたの{友人、パートナー、子供、親}がTwitchストリーマーになりたいときに…

今でも多くの人びとが、他人がプレイするビデオゲームを鑑賞するというアイデアに困惑しているものの、Twitchとそのコンテンツクリエイターたちは、そのプラットフォームが、数千万人の人びとにとって魅力的(であり愛される存在)であることを証明してきた(Twitchとはゲームのプレイ画面をストリーミングで配信できるサービス。ゲームプレイヤーは視聴者に対して課金を行うことができる)。

あなたの友人や愛する人の中に、自分がTwitchで成功するための、スキルや個性、そして十分な空き時間を持っていると考えているひとはいるだろうか?もし正しい贈り物をあげたなら、彼らの背中を押してあげることになるかもしれない。

(注:Twitchストリーマーが本当に必要としているある機材については言及しないまま先に進まなければならない。それはゲームを行うPCもしくはコンソールに関しての話題だ。一般に、それはゲーム用PC、PlayStation 4、またはXbox Oneのいずれかになる。とはいえ、もしゲームをストリーミングしようと考えるような者なら、既にプラットフォームは決まっていることがほとんどだろう。よってここではどのような種類のPCやコンソールを買うべきかについては議論しない)。

マイク

Blue Yeti Proマイクストリーミング設定に投資を始めるときの開始地点としてマイクは最適だ。もちろん、ウェブカメラは重要だ(そしてそれも入手することになる)、しかし貧弱な音声を聞くことは時間の長短を問わず、聞き手に大きな負担を賭けることになる。そしてほとんどのゲーミングヘッドフォンでは事態は改善しない。

手頃な価格でありながら高品質であるマイクのトップチョイスは、 Blue Yeti Pro(250ドル)だ。それは素晴らしい音質の比較的シンプルなプラグアンドプレイ製品である。これはUSBとXLRの両方をサポートしているので、複数の目的(例えばポッドキャスティングなど)や、様々なオーディオインターフェイスで利用したい場合に、柔軟性が非常に高くなる。

それは決して安くはない ―― Blue Yeti ProはAmazonで250ドルで売られている ―― よって少々柔軟性は低いが、単にPCもしくはコンソールで使えれば良いというユーザーは、格下のBlue Mics Yeti(130ドル)を選ぶことができる。

ウェブカメラ

Logitech C922 HD Pro Streamストリーミングのポイントは、ゲーマーそのものを観ることではなく、ゲームを観ることであることには間違いないが、ゲームやストリーム上のTwitchチャットに対する反応を観ることには特別な意味がある。

コミュニティ内で一般的に認められているのはLogitech C922 HD Pro Stream(99ドル)だ。1080p/30fpsまたは720p/60fpsでビデオをキャプチャし、暗い場所での優れた性能と優秀なオートフォーカスを備えた、78度の視野を提供する。奇妙なことに、完全な暗闇の中で、モニターの青い光だけの中でストリーミングすることがかなり一般的だが、このウェブカメラはその状況をきちんと扱うことができる。ボーナス機能として、C922は背景の差し替え機能を提供する。これを使えば、ストリーミングを行う人間の背景を抜いてゲーム画面をより多く見せることができる。より低コストの代替品はLogitech HD Pro C920(79ドル)である。こちらは背景の差し替えや、720p/60fpsのキャプチャ、もしくはオートフォーカスなどのボーナス機能を提供しない。

C922には、XSplit(PCゲーマー/ストリーマーには必要になるが、コンソールストリーマーにはあまり必要ない放送ソフトウェア)の3ヶ月間の無料トライアル版も付属している。

モニター

ASUS VG245H 24 "フルHD 1080pゲームモニターほとんどの人は、ビデオゲームのプレイに際しては、ソファとテレビの組み合わせを考えることだろう。だがそれはストリーマーにとっては理想的なものではない。例えば、ウェブカメラはどこに置けばよいだろう?第2に、40インチ強のスクリーンを3メートル離れた場所から眺めるのは、見易いものではない。プロの多くは、顔からおよそ60センチほど離された、24インチから27インチのモニターを使用する傾向がある。よって机に向かっての使用がしばしば好まれる。

超高性能ゲームモニターは非常に高価で、価格が安くなればなるほど、トレードオフに直面する。しかし、ASUS VG245H(190ドル)は、妥当な価格帯で提供される、確実な製品であり、肝心なところには手を抜いていない。

この24インチモニターは、TNタイプのパネル(ISPタイプのものよりも色は少ない)を採用しているが、リフレッシュレートは144Hzで解像度は1920×1080である。Amazonで190ドルのこのモニターは、お買い得だ。


厳密な意味ではストリーミング機器とは言えないが、熟練したゲーマーを次のレベルに導いてくれるガジェットがたくさんある。いくつか提案してみよう:

入力手段

入力手段(それがマウスであれコントローラーであれ)で競争に打ち勝つゲーマーは皆、ゲーム専用のマウスやコントローラーでそれを成し遂げているに違いない。

Finalmouse Ultralight ProゲーミングマウスPCのゲーム用マウスには多くの考え方が存在している。カスタマイズが重要だと考えるものもいれば、RGBライティングやワイヤレス機能にこだわるものもいる。結局の所、個人的な好みが大きな役割を果たしているのだが。標準的なマウスから乗り換える人たちにとっては、おそらくFinalmouse Ultralight Pro(70ドル)が最適だろう。

それは標準的なマウスのように振る舞い、感じられるものだが、わずか67グラムしかなく、Pixart pmw3360 eSportsセンサー、統合イルミネーション、強化されたトラッキング、そしてより高いフレームレートを提供している。そしておまけの情報だが、これはストリーミングスターのNinjaが使っているものと同じマウスだ。もしこれが彼のために十分なものなら、あなたの視聴者にとってもおそらく十分なものだろう。

コンソールゲーマーの場合、標準のXboxまたはPlayStationコントローラーからアップグレードすることを検討しているなら、はっきりお勧めしたいものがある。Scuf Gamingコントローラー(150ドルから)は、コントローラーの下面のパドル(様々にカスタマイズ可能なレバー)を使用することができる。これはゲーマーたちが、親指の代わりに、中指と薬指を使うことができることを意味する。つまり親指をジョイスティックから離す必要がなくなるのだ。

ヘッドセット

ステルス700ヘッドセット - PS4標準的なヘッドフォンから高品質のゲーム用ヘッドフォンに切り替えると、まるでインチキをしているような気分になる。突然、周りの全てを聞き取ることができるようになるからだ。個人的に様々なヘッドフォンでプレイしてきたが、私のお気に入りはAstro A50ワイヤレスヘッドセット+ベースステーション(300ドル)だ。技術的なスペックはさておき、このヘッドフォンは手に入る最も快適なヘッドフォンのひとつで、長時間のストリーミングセッションに最適だ。

より手頃な価格のものを探している人のためには、Turtle Beachも、Stealth 700 (150ドル)などを含む、素晴らしいワイヤレスヘッドフォンをいくつか用意している。

その他の小さなもの

ストリーミングが始まったら次はどうすれば良いだろう?新しいお気に入りのストリーマーのためにできることは、彼らの新しいチャンネルでやりとりをすることだ。サブスクリプションを行い、ブロードキャストを見て、そしてストリームでチャットしよう。もしちょっとした余剰金を持っているのなら、チャネルへのサブスクギフトを用意して置いておけば、そのチャネルのサブスクリプションをしたいと思っている人たちにとっての敷居を下げることができる。

[原文へ]
(翻訳:sako)

ブラックフライデーだ! TechCrunch推薦のガジェット・リスト

ブラックフライデーでは多くの店がいかにお得なセールであるかを巧みに宣伝してわれわれに財布を開かせようとする。本当に安くなっている目玉商品というのは笑ってしまうくらいストック量が少なく、あっという間に売り切れる。結局、大勢の消費者がさして安くもないジャンクを大量に買い込むことになる。事前に十分情報を集めておくことが肝心だ。

しかし中には要チェックな商品もある。ここではそのいくつかを紹介しよう。多くの製品はすでに販売中だ。〔日本から同じ条件で購入できない場合があるので個別に確認が必要〕

Amazon

Amazonのガジェット(EchoやFire TVスティックなど)を買うならブラックフライデーはベストの時期だ。それにオンラインストアなので寒い風に吹かれて開店を待つ必要も、死に物狂いで混雑をかき分ける必要もない。CamelCamelCamelはなかなか便利なAmazon用価格チェッカーだ。


Audible

AudibleはAmazonのオーディオブック・サービスだ。通常は月額15ドルだが、今週は月額7ドルで3ヶ月間利用できるプランが出ている。話は多少ややこしいが、結局オーディオブック3冊を
21ドルで入手できるわけだ。

ただし3ヶ月経った後でキャンセルするのを忘れると以後は月額15ドルに戻る。

Google

クリスマス商戦が始まってからPixel 3を買おうと思っていた消費者は正解だ。Googleは11/22日からセールを始める。

  • Pixel 3またはPixel 3 XLを1台買うと2台目は50%割引
  • 1台でもPixel 3は150ドル割引( $799が$649になる)。Pixel 3 XL willは$200割引($899が$699)
  • Google Home Hubは$99から$149に.
  • Google Home Mini 通常価格 $49が$25に

〔日本版〕日本のGoogleストアではこちらからブラックフライデー・セールの登録ができる。


Samsung

Pixelではなく Galaxyのセールを探しているならこちらだ。Galaxy S9(64GB、アンロック)が通常価格$720から $520になる。 大型のS9+(64GB、アンロック)は $839から$200オフで$639だ。

Sony

Sonyは今年PlayStation 4のセールに力を入れている。1TB版のPlayStation 4 Slimは大手店舗での通常価格$300前後のところ、
Walmartその他のオンラインストアで$199ドルになっている。さらにゲームソフトとしてスパイダーマンがバンドルされる。私はPS4で何百時間もムダにしてしまった。【略】

Microsoft

PS4のセールほど魅力的ではないかもしれないが、Xboxのファンならこちらは見逃せない。Battlefield Vバンドル版の1TB Xbox OneはAmazonで通常価格$299だが$230になる。【略】

Apple

Appleはブラックフライデーの狂乱には参加しない。つまりApple関連製品のセールはほとんどないが、今年の感謝祭(11/22)にWalmart、Target、Costcoでは2018年版iPad(32 GB)をつまり$320から下げて$250で販売する。【略】

Sonos

Sonosはセールを実施することはほとんどないが、 今年の感謝祭には何か用意しているようなのでSonos.comをチェックするといい。セール期間は11/22から11/26だ。【略】

〔日本版〕こちらはHAY Sonos One限定版のページ。

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滑川海彦@Facebook Google+