GitHub for Windows、UI部分などをアップデート。更新時刻も相対時刻表示へ

GitHub for Windowsがアップデートされたようだ。GitHubのブログでは、今回のアップデートにより、一層軽快でわかりやすい仕組みを採用したとしている。細かな修正がいろいろと加えられてはいるようだが、目立つのはUI部分だ。

まず、基本的な動作を、たいていの人の世間常識に合わせた。すなわち古いものが左側に、そして新しいものが右側にくる配置としたのだ(たいていの国では、文字を左から右に記述する)。レポジトリにおいても、過去のコミットが左側に表示され、そして現在作業中のものが右側に表示される。

さらに、GitHub for Windowsからは横スクロールバーが消えることとなった。個人的には横スクロールバーもあまり気にならないが、しかし開発者の視点からみると異なるのかもしれない。長い「diff」表示ラインも折りたたまれて表示されるようになった。おかげで、あちこちにスクロールして表示を見る必要がなくなったわけだ。

また、作業の様子をよりわかりやすく把握できるようになった。たとえば、改変作業が行われた場合、作業の行われた日時を示すのではなく、相対時間が表示されるようになったのだ。つまり何らかの作業が行われたのが「たった今」(just now)なのか、15分前なのかが表示されるのだ。おかげで、属しているタイムゾーンによらずに作業の流れが把握できるようになった。

今回のアップデートは、さほど大きな変更が加えられているわけではない。開発者からリクエストの多かった使い勝手の面での改善を行ったというところだ。これまでよりも一層、メインの開発チームが所属するタイムゾーンなどを気にせずに、さまざまなプロジェクトの進行具合を把握しやすくなったと言うことができるだろう。

原文へ

(翻訳:Maeda, H