グーグルがFast Pair機能をヘッドフォン以外にも拡大、デバイスと生活で使うさまざまな機器をつなぐプラットフォームに

2022年のCESでは、Googleのハードウェアに関する発表はかなり少なくなりそうだが、ソフトウェアでは多くの新機能を発表する予定になっている。中でも重要なのは、これまで主にイヤフォンのペアリングで利用されてきたFast Pairのアップデートだ。新たに追加されたいくつかの機能はGoogle製デバイスとOSを統合するプラットフォームのようなものだと位置づけられている。

「私たちはパートナーと協力して、Fast Pairの機能をウェアラブル、ヘッドフォン、スピーカー、クルマなどのオーディオ接続だけでなく、テレビやスマートホーム機器にも拡張し、瞬時に生活の中にあるあらゆる機器をすべて使い始めることができるようになります」と同社はブログで述べている。

画像クレジット:Google

Googleは、コネクテッドスマートホーム機器向けの統一プラットフォームのようなものを提供することを目的とした「Matter」規格の採用を拡大している。まず、Chromebookの機能が強化され、Chrome OSにインスタントヘッドフォンのペアリング機能が追加された。この機能は数週間以内に提供される予定となっている。

また、2022年後半には、新しいChromebookの所有者は、Android端末を使用してデバイスをすぐに設定することができ、GoogleのログインやWi-Fiパスワードなどを瞬時に移せるようになる予定だ。Android端末でChromebookのロックを解除するすでにある機能に加え、Googleは競争力のあるウェアラブルOSの構築を目指し、Wear OSでもロックを解除する機能を追加する予定だ。

画像クレジット:Google

Fast Pairは、今後数カ月以内にGoogle TVおよびAndroid TV OSデバイスとヘッドフォンを同期し、AndroidのMatterサポートにより、スマートホームデバイスの迅速な立ち上げをサポートする。Googleのヘッドフォンにも自動切り替え機能が搭載され、ユーザーはAndroidデバイス間での接続を切り替えられるようになる。Googleは、Appleのヘッドフォン製品によりダイレクトに対抗するために、空間オーディオ機能とともに、こちらも今後数カ月のうちに登場する予定だ。

Googleはさらに、サードパーティメーカーと提携し、Boseのサウンドバーやスマートスピーカーを皮切りに、Chromecast機能を各社ハードウェアに組み込んでいく予定だ。

画像クレジット:Google

原文へ

(文:Brian Heater、翻訳:Katsuyuki Yasui)

グーグルがFast Pair機能をヘッドフォン以外にも拡大、デバイスと生活で使うさまざまな機器をつなぐプラットフォームに

2022年のCESでは、Googleのハードウェアに関する発表はかなり少なくなりそうだが、ソフトウェアでは多くの新機能を発表する予定になっている。中でも重要なのは、これまで主にイヤフォンのペアリングで利用されてきたFast Pairのアップデートだ。新たに追加されたいくつかの機能はGoogle製デバイスとOSを統合するプラットフォームのようなものだと位置づけられている。

「私たちはパートナーと協力して、Fast Pairの機能をウェアラブル、ヘッドフォン、スピーカー、クルマなどのオーディオ接続だけでなく、テレビやスマートホーム機器にも拡張し、瞬時に生活の中にあるあらゆる機器をすべて使い始めることができるようになります」と同社はブログで述べている。

画像クレジット:Google

Googleは、コネクテッドスマートホーム機器向けの統一プラットフォームのようなものを提供することを目的とした「Matter」規格の採用を拡大している。まず、Chromebookの機能が強化され、Chrome OSにインスタントヘッドフォンのペアリング機能が追加された。この機能は数週間以内に提供される予定となっている。

また、2022年後半には、新しいChromebookの所有者は、Android端末を使用してデバイスをすぐに設定することができ、GoogleのログインやWi-Fiパスワードなどを瞬時に移せるようになる予定だ。Android端末でChromebookのロックを解除するすでにある機能に加え、Googleは競争力のあるウェアラブルOSの構築を目指し、Wear OSでもロックを解除する機能を追加する予定だ。

画像クレジット:Google

Fast Pairは、今後数カ月以内にGoogle TVおよびAndroid TV OSデバイスとヘッドフォンを同期し、AndroidのMatterサポートにより、スマートホームデバイスの迅速な立ち上げをサポートする。Googleのヘッドフォンにも自動切り替え機能が搭載され、ユーザーはAndroidデバイス間での接続を切り替えられるようになる。Googleは、Appleのヘッドフォン製品によりダイレクトに対抗するために、空間オーディオ機能とともに、こちらも今後数カ月のうちに登場する予定だ。

Googleはさらに、サードパーティメーカーと提携し、Boseのサウンドバーやスマートスピーカーを皮切りに、Chromecast機能を各社ハードウェアに組み込んでいく予定だ。

画像クレジット:Google

原文へ

(文:Brian Heater、翻訳:Katsuyuki Yasui)

グーグルがスマートテレビのプラットフォームに無料チャンネルを追加か

ChromecastやGoogle TVを搭載したデバイスは、将来的に無料のテレビチャンネルにアクセスできるようになるかもしれない。Protocolによると、Googleは、広告収入で運営されている無料のストリーミングテレビプロバイダーと、無料チャンネルを同社のスマートテレビプラットフォームに追加する可能性について協議しているという。それらの無料チャンネルは、従来のテレビと同じように、番組がコマーシャルで中断される。

Protocolによると、Chromecastのユーザーは、YouTube TVと同様の専用メニューから、視聴可能なライブチャンネルを閲覧できるようになるかもしれないそうだ。一方、Google TVを搭載したスマートテレビでは、アンテナを使って視聴できる他の放送番組と一緒に、無料チャンネルが表示されるかもしれない。これは、Samsung(サムスン)などの企業が自社のプラットフォームで無料テレビサービスを提供するのに似ていると、この記事は伝えている。サムスンの無料テレビサービスが好評なので、RokuやAmazonなどの他社も数百もの無料チャンネルへのアクセスを顧客に提供しはじめたところだ。

Google TVにリニア配信の番組が追加されれば、ケーブルテレビを見ない人にとって、ChromecastやGoogle TVを搭載したスマートテレビがより魅力的な選択肢となるだろう。Googleは、早ければ2021年秋にも無料のストリーミングチャンネルを正式に開始する可能性があるが、スマートテレビのパートナー企業がこの機能を提供できるようになる2022年まで発表を待つかもしれない。Protocolによると、現時点ではどのようなチャンネルがプラットフォームに登場するかは不明だが、Googleは「何十もの無料チャンネル」に一度にアクセスできるような契約を結ぶ可能性が高いとのことだ。

編集部注:本記事の初出はEngadget。執筆者のMariella MoonはEngadgetのアソシエイト・エディター。

画像クレジット:Google

原文へ

(文:Mariella Moon、翻訳:Yuta Kaminishi)

Apple TV+がGoogle TVデバイスにやってくる、まずはChromecastから

Googleの米国時間2月18日の発表によると、Google TV対応Chromecastにより、Apple TV+のストリーミングサービスがGoogle TVでも観られるようになる。Googleによると今後数カ月後には、SonyとTCLのGoogle TVや、その他のAndroid TV対応のデバイスでも利用できるようになる。

関連記事:新しいChromecastはリモコンと新しいGoogle TVのUIを搭載して約5000円で年内登場

Google TVは2020年9月に、GoogleがChromecastのインターフェイスを参照する新しい方法として導入された。それにより、ストリーミングサービスやYouTubeからのライブTV、およびGoogleのその他のコンテンツサービスが1つのユーザーインターフェイスにまとまり、AppleやAmazonといった類似サービスとの競争力を強めた。現在、同プラットフォームはDisney+、Netflix、HBO Max、Peacock、Prime Video、CBS All Access、Hulu、Soing、そしてもちろんYouTubeなど、多くのメジャーストリーミングサービスをサポートしている。

関連記事:新Google TVが登場、ストリーミング、ライブテレビ、検索などを単一のUIに統合してChromecastに搭載

Apple TV+のサポートが追加され、すでに会員であるユーザーはオリジナル番組が観られるようになった。映画やドキュメンタリー、そして「Ted Lasso(テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく)」「For All Mankind(フォー・オール・マンカインド)」「Servant(サーヴァント ターナー家の子守)」「The Morning Show(ザ・モーニングショー)」「Dickinsonディキンスン 〜若き女性詩人の憂鬱〜」などのコンテンツも楽しめるようになっている。また、Appleで購入した映画や番組などのライブラリーにもアクセスできる。Family Sharing(ファミリー共有)も可能で、最大6名の家族がApple TV+とApple TVのチャンネルを共有することができる。

Google TVでのローンチに続き、米国のユーザーはGoogle TVのパーソナライズされたレコメンドでApple Originalを閲覧し、そのコンテンツを検索結果に表示することができる。ユーザーはGoogleアシスタントを使ってApple TVアプリを開いたり、Apple Originalのタイトル名でリクエストすることもできる。Apple TV+の番組もGoogle TVのウォッチリストに加えることができる。Googleによると、これらの機能はローンチ時ではなく「数カ月後」に登場するとのことだ。

今回の対応によりGoogle TVは、Appleのストリーミングサービスをサポートする最後の主要なストリーミングデバイスプラットフォームとなった。

Apple TV+は2019年にAppleの顧客向けにデビューし、その後、その同じ年も含めて、RokuデバイスAmazonのFire TVなど、Apple以外のプラットフォームにも展開した。今日ではそれは、SamsungやLG、Vizio、SonyなどのスマートTVと、PlayStation(PS4とPS5)やXbox(One、X、S)などのゲーム機、そしてWebでも利用できる。

Apple TV+は2019年11月にAppleユーザー向けに登場し、その後RokuデバイスAmazonのFire TVプラットフォームなど同社以外のプラットフォームでも展開された。本日からSamsung、LG、Vizio、SonyなどのスマートTVでも利用できるようになった。プレイステーション(PS 4およびPS 5)、Xbox(One、Series X、Series S)などのゲーム機、そしてウェブでも楽しめるようになる。

関連記事
RokuのデバイスでApple TVアプリを楽しめる
Apple TVアプリがAmazon Fire TV Stickに搭載へ

カテゴリー:ネットサービス
タグ:Apple TV+Google ChromecastAppleGoogle

原文へ

(文:Sarah Perez、翻訳:Hiroshi Iwatani)

フルHDながらリモコン付きの格安ストリーミングデバイス「Fire TV Stick」(第3世代)

Fire TV Stick」(第3世代。税込4980円)は、Amazonのストリーミングデバイスで最も安価なエントリーモデル。上位モデルとして4Kに対応した「Fire TV Stick 4K」(税込6980円)、処理能力が高いキューブ型の「Fire TV Cube」(税込1万4980円)がラインナップされているが、Fire TV Stickは上位モデルより優れている点がある。それは最新モデルということで、新UI、新機能がいち早く提供されていること。というわけで本稿では、Fire TV Stickのおさらいをしつつ、新UI、新機能についてレビューしていこう。

Amazon「Fire TV Stick」(第3世代)。参考価格は税込4980円

Amazon「Fire TV Stick」(第3世代)。参考価格は税込4980円

メジャーバージョンアップされた「Fire OS 7.2.2.8」を採用

Fire TV Stick1.7GHz/クアッドコアのプロセッサー、8GBのストレージを搭載。OSは「Fire OS 7.2.2.8」を採用している。Fire TV Stick 4KのOSは「Fire OS 6.2.7.7」なので、Fire TV StickのOSはメジャーバージョンアップされているわけだ(それぞれ2021年1月4日時点)。

Fire TV Stickのソフトウェアバージョンは「Fire OS 7.2.2.8」

Fire TV Stickのソフトウェアバージョンは「Fire OS 7.2.2.8」

通信機能はWi-Fi 5(11ac)、Bluetooth 5.0 + LEをサポート。同梱の「Alexa対応音声認識リモコン」はFire TV Stick本体とBluetooth経由で接続するが、テレビをコントロールするために赤外線(IR)送信機能も搭載されている。

サイズ/重量は、Fire TV Stick本体が86×30×13mm/32g、リモコンが142×37×16mm/43.4g。このほかにHDMI延長ケーブル、USBケーブル、電源アダプター、単4電池2本、スタートガイドが付属する。

Fire TV Stick(第3世代)同梱品一覧

Fire TV Stick(第3世代)同梱品一覧

Fire TV Stick(第3世代)本体のサイズ/重量は86×30×13mm/32g

Fire TV Stick(第3世代)本体のサイズ/重量は86×30×13mm/32g

端子は、HDMI出力とmicroUSB(電源用)を用意

端子は、HDMI出力とmicroUSB(電源用)を用意

Alexa対応音声認識リモコンには、左上から電源、音声認識、ナビゲーション、選択、戻る、ホーム、メニュー、早戻し、再生/一時停止、早送り、音量アップ、音量ダウン、ミュートボタンを配置。また、音声認識ボタンの上にマイクが内蔵されている

Alexa対応音声認識リモコンには、左上から電源、音声認識、ナビゲーション、選択、戻る、ホーム、メニュー、早戻し、再生/一時停止、早送り、音量アップ、音量ダウン、ミュートボタンを配置。また、音声認識ボタンの上にマイクが内蔵されている

ACアダプターの仕様は、入力100-240V~0.15A、出力5V 1A、容量5W

ACアダプターの仕様は、入力100-240V~0.15A、出力5V 1A、容量5W

Fire TV Stick 4K、Chromecastとの違いは?

Fire TV Stickを、比較的価格帯が近いストリーミングデバイスであるFire TV Stick 4K、「Chromecast with Google TV」(税込7600円)と比較してみよう。下記に映像、オーディオ規格の違いをまとめてみた。

映像、オーディオ規格の違い

最大解像度がフルHDであること以上に大きな違いが、Fire TV StickのHDR方式にDolby Visionが含まれていないこと。実際にFire TV StickとFire TV Stick 4KでNetflixのDolby Vision対応コンテンツを見比べてみると、ダイナミックレンジ云々以前に色合いがまったく異なっている。Dolby Vision対応テレビで制作者の意図通りの映像を観たいのなら、Fire TV Stick 4K、またはChromecast with Google TVを選ぶべきだ。

フルHDながらリモコン付きの格安ストリーミングデバイス「Fire TV Stick」(第3世代)

対応サービスの違い

一方、Fire TV Stick/Fire TV Stick 4Kと、Chromecast with Google TV最大の違いは対応サービス。

Netflix、Amazonプライム・ビデオ、YouTube、Hulu、U-NEXT、AbemaTV、TVer、Spotifyなどほとんどのメジャーサービスはどちらでも利用できるが、YouTube MusicはFire TV Stick/Fire TV Stick 4Kに非対応、Amazon MusicはChromecast with Google TVに非対応だ。自分が利用している全サービスに対応しているストリーミングデバイスを選ぶか、どちらのストリーミングデバイスにも対応しているサービスに乗り換えるか悩ましいところだ。

Apple TV(Apple TVアプリ)はFire TV Stick/Fire TV Stick 4Kで利用できる。2021年1月4日時点では、Chromecast with Google TVはApple TVに対応していないものの、今年初旬からサポートすることが<a href="https://blog.google/products/google-tv/apple-tv/"  width=

Apple TV(Apple TVアプリ)はFire TV Stick/Fire TV Stick 4Kで利用できる。2021年1月4日時点では、Chromecast with Google TVはApple TVに対応していないものの、今年初旬からサポートすることが2020年12月16日に発表されている

新世代Fire TV Stickの新UI、新機能の使い勝手は?

さて、Fire TV Stickの新UIは目的のコンテンツにたどり着くまでの時間が着実に短縮されている。旧UIはホーム画面の上に項目を配置し、下にコンテンツのサムネイルがずらりと並ぶメニュー構成で、長いスクロール操作を強いられていた。

その点、新UIはメインメニューが画面中央に配置され、まずは左右移動で「ライブラリ」「ホーム」「探す」「ライブ」「アプリ」などの項目を選び、それに応じて切り替わる画面下のサムネイルからコンテンツやアプリを選択する構成に変更されている。

また旧UIでは「ジャンル一覧」がサムネイルの最下層近くに配置されていたが、新UIではメインメニューの「探す」の中に「映画」「TV番組」「キッズ&ファミリー」「アプリストア」の大カテゴリーを用意。さらにその下部に「おすすめカテゴリー」として、「アクション」「サスペンス」「アニメ」「お笑い」「バラエティ」「ドラマ」「ホラー」「日本映画」「時代劇」「韓国ドラマ」などを配置している。旧UIのジャンル一覧よりもカテゴリーが具体的なので、より絞り込まれたコンテンツから好みの作品に出会えるはずだ。

これは旧UI。画面上に、検索、ホーム、ライブ、マイビデオ、映画、TV番組、アプリ、設定が並ぶ

これは旧UI。画面上に、検索、ホーム、ライブ、マイビデオ、映画、TV番組、アプリ、設定が並ぶ

これが新UI。画面中央に、アカウント切り替え、ライブラリ、ホーム、探す、ライブ、アプリ、設定と並んでいる。このメインメニューで選択項目を切り替えると、画面下側のサムネイルが変化する

これが新UI。画面中央に、アカウント切り替え、ライブラリ、ホーム、探す、ライブ、アプリ、設定と並んでいる。このメインメニューで選択項目を切り替えると、画面下側のサムネイルが変化する

「探す」の中に、音声やテキストによる「検索」と、「映画」「TV番組」「キッズ&ファミリー」「アプリストアな」どの大カテゴリー、より具体的な「おすすめカテゴリー」が配置されている

「探す」の中に、音声やテキストによる「検索」と、「映画」「TV番組」「キッズ&ファミリー」「アプリストアな」どの大カテゴリー、より具体的な「おすすめカテゴリー」が配置されている

「ライブ」では、ライブ対応アプリの前に「番組表」やチャンネルがサムネイル表示されるようになった

「ライブ」では、ライブ対応アプリの前に「番組表」やチャンネルがサムネイル表示されるようになった

「マイビデオ」は「ライブラリ」に変更。「ウォッチリスト」と「購入とレンタル」だけが表示されるシンプルな構成になった

「マイビデオ」は「ライブラリ」に変更。「ウォッチリスト」と「購入とレンタル」だけが表示されるシンプルな構成になった

マイメニューでアプリを選択すると、対応アプリならコンテンツが画面下に表示され、すぐに視聴を開始できる

マイメニューでアプリを選択すると、対応アプリならコンテンツが画面下に表示され、すぐに視聴を開始できる

しかし、メインメニューで「Netflix」や「YouTube」を選択してもコンテンツは表示されなかった(2021年1月4日時点)。早期対応に期待したい

しかし、メインメニューで「Netflix」や「YouTube」を選択してもコンテンツは表示されなかった(2021年1月4日時点)。早期対応に期待したい

新たに搭載されたのが「プロフィール」機能。最大6つまでプロフィールを登録可能で、プロフィールごとにダウンロードしたアプリ、その表示順、視聴履歴、ウォッチリストを管理できる

新たに搭載されたのが「プロフィール」機能。最大6つまでプロフィールを登録可能で、プロフィールごとにダウンロードしたアプリ、その表示順、視聴履歴、ウォッチリストを管理できる

フルHDながらリモコン付きの格安ストリーミングデバイス

前述のとおりFire TV Stickは、Amazonが販売する最廉価のストリーミングデバイスだ。参考価格は税込4980円だが、11~12月のタイムセールでは税込3480円、1月のタイムセールでは税込3980円で販売されていた。最大解像度はフルHDだが、音声認識リモコン付きのストリーミングデバイスとして他社の追従を許さない価格設定といえよう。

関連記事
Amazonが新デザインのホーム画面公開、2020年9月発売の新「Fire TV Stick」から適用開始
2台のNew Echoをステレオスピーカーとして運用するのがコスパに優れた選択肢
アマゾンのFire TVでもAlexa定型アクションが利用可能に
新しいChromecastはリモコンと新しいGoogle TVのUIを搭載して約5000円で年内登場
アマゾンから新「Fire TV Stick」と低価格「Fire TV Stick Lite」が登場、双方向ビデオ通話やZoom対応も視野に
朗報!YouTubeがFire TVに、AmazonプライムビデオがChromecastとAndroid TVに相互乗り入れ

カテゴリー:ハードウェア
タグ:Amazon / アマゾン(企業)Amazon Alexa(製品・サービス)Amazon Fire TV(製品・サービス)ガジェット(用語)Google Chromecast(製品・サービス)レビュー(用語)

グーグル秋の新製品まとめ、5G対応PixelやGoogle TV内蔵Cromecast、Google Nest Musicが登場

今年のGoogle(グーグル)の定例のハードウェアイベントは事前に録画された30分のプロモーションビデオというシンプルなものだった。それでも同社は短い時間に要領よく新しいハードウェアの紹介を詰め込んでいた。

ここではビデオを見なかった読者のためにGoogle Pixel5をはじめとして今回何が発表されたかを簡単にまとめてみた(詳しくはリンク先記事を参照)。

Google Pixel

 

グーグルのスマートフォンのフラグシップであるPixel 5の筐体は100%リサイクルのアルミニウム製だ。また「ワイヤレス逆充電」、つまりPixel 5のバッテリーを使ってほかのデバイスを充電することができる。ディスプレイは6インチで米国価格約7.4万円だ。日本など9カ国で10月15日から出荷される(日本サイトでは価格などは準備中)。

Pixel 5に加えて5GをサポートするPixel 4aも発表された。米国価格は5.3万円で、これまでの想定よりもPixel 5に近いスペックだ。このバージョンは日本で9月15日に販売が開始される。米国その他の地域では11月中に入手できるようになるはずだ。

Pixel 5、5G版Pixel 4aとも裏側に超広角レンズが追加されるなどカメラが強化されている。ている。ハードウェアの改良の他にGoogleアシスタントに新機能が導入された。新機能では相手が通話を保留にした場合、アシスタントがユーザーに代わってモニタを続け、保留が解除されて人間が出るとそれをユーザーに通知する。

Google TV、Chromecast

 

今回のアップデートでGoogle TVはビデオストリーミングやライブビデオなどビデオ関連の機能を統合するインターフェースのブランド名となった。これには既存のストリーミングサービスのほとんどの他、YouTube TVを介してライブTVも含まれる。同社は音声検索の強化にも多大のリソースを割いたようだ。

このインターフェースは新しいChromecastのGoogle TVにも含まれる。Chromecastにはリモコン機能も加えられ価格は約5000円だ。

Google Nest Audio

 

Nest AudioはGoogle Homeの後継モデルにあたる。約1.1万円の価格帯からはグーグルのミッドレンジのスマートスピーカーだ。出力がアップし、低音が強化され、音がさらにクリアになっているという。設置面積もGoogle Home MiniやGoogle Home Maxに近い。10月5日から出荷予定。

画像クレジット:Google

google-hardware-event

原文へ

(翻訳:滑川海彦@Facebook

新しいChromecastはリモコンと新しいGoogle TVのUIを搭載して約5000円で年内登場

Google(グーグル)がChromecast(クロームキャスト)のラインアップに愛を注いでからしばらく経つが、同製品は今年で7年目を迎た。かなり成熟したデバイスとしては、7年という月日は驚くべきことではないかもしれない。しかし、本日グーグルが開催した「Launch Night In」イベントで、人気の高いテレビドングルであるChromecastは、新UIのGoogle TVを搭載して機能を一新した。

Chromecastの新バージョンは、完全に円形の形状で、HDMIケーブルの端からぶら下がって、より長方形の何かに引き伸ばされているが、前モデルにかなり似ている。ハードウェアとしての最大の変更は、最も要求されていた機能であったリモコンだ。

リモコンは、ソファのクッションの間に挟むための完璧かもしれない、長くてスリムな形状。上部にある選択ボタンを囲むナビゲーションホイールとYouTubeとHuluの専用ボタンも備えている。また、Googleアシスタントボタンと電源ボタン、入力ボタンに挟まれたマイクによって音声コントロールも可能だ。

記事は追って更新する。

google-hardware-event

画像クレジット:Google

原文へ

(翻訳:TechCrunch Japan)

新Google TVが登場、ストリーミング、ライブテレビ、検索などを単一のUIに統合してChromecastに搭載

同名のスマートTVプラットフォーム(2010〜2014、RIP)やその上に構築されたAndroid TVプラットフォームと混同されないように、Google(グーグル)は新しいGoogle TVを発表した。この名前は、ストリーミングサービス、YouTube TV経由のLive TV、およびほかのさまざまなグーグルの提供するものを単一の合理化されたUIに組み合わせた、新しいChromecast with Google TVのインターフェースを指している。

Live TVは、米国でYouTube TVのメンバーシップを持っている人が利用できる。このサービスでは、ネットワーク、CNN、ESPN、ニNickelodeon(コロデオン、子供向けチャンネル)を含む85のライブステーションにアクセスすることができ、ライブタブを介して利用できる。料金は月額65ドル(約6900円)0と割高だが。

Google TVはChromecastで利用可能で、新しいChromecastは本日から50ドル(約5300円)で発売される。

記事は追って更新する。

google-hardware-event

画像クレジット:Google

原文へ

(翻訳:TechCrunch Japan)