ロックンロールキッズ向けLoogギターに新モデル登場

Rafael Atijasという音楽講師の運営するギターメーカーがニューヨークにある。名前をLoogという。売り出しているのは、3歳以上の子供をメインターゲットとした3弦ギターだ。小さな頃にプレイしていたうちの子供たちによれば、Loogは簡単で楽しい楽器であったとのこと。

今回Kickstarterに登場した新モデルは、3歳以上向けのMiniと、8歳以上向けのProだ。Miniの方はウクレレサイズのギターとなっている。Proの方はアコースティックモデルと、ニッキー・シックス(Nikki Sixx)ないしジョン・メイヤー気分で楽しめる(もちろん練習は必要だ)エレキモデルが用意されている。

Kickstarterキャンペーンは始まったばかりだが、すでに目標額の倍以上の金額を調達している。ギターの出荷予定は6月だ。完成品として納入されるので、手に入れればすぐにロックンロールを楽しむことができる。

「12歳の頃に、バンドを始めようと思ったんだ。当時はギターの弾き方すら知らなかったけどね。そして、ギターを習うのには遅すぎるだろうと考えていたね。これから習ったら一生かかると思ったわけさ。弦の本数が少ないベースのほうが簡単なんじゃないかと考えたりもしたね。たぶんそのときから、頭の中にLoog Guitarのアイデアが生まれたんだと思う」と、Atijasは言っている。以来、彼は子供向けに、より小さくて練習も簡単なギターを生み出そうとしてきた。頭にあったのは、弦が少なければ練習も簡単に違いないというアイデアだったわけだ。

「初心者の子供相手に考えたプロダクトだけに、値段はおさえてあるよ。ただデザインは凝っているつもりだ。弾いて楽しくなけりゃ楽器じゃないからね」とのこと。

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ギターにはアプリケーションおよび暗記カードがついてくる。カードはギターのコードを覚えるためのものだ。カラーバリエーションも用意され、Miniの価格は59ドルから、そしてProの方は159ドルとなっている。なお、アコースティック版の方のProは129ドルだ。

The Devil Went Down To GeorgiaやWhile My Guitar Gently Weepsなどに興味を持つお子さんをお持ちなら、Loogギターを渡せばきっと才能を開花させるのではないだろうか。

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(翻訳:Maeda, H

ギターの自動チューナーRoadieがバージョン2を発表、ベース専用機も登場

初代のRoadieチューナーは、プラスチックケースに収まった奇跡だった。その小さなデバイスをスマートフォンにつなぐと、ギターのマシン・ヘッド(小さなチューニングノブ)を回して正しい位置にする。実に、見事だった。

そして今度のRoadie 2は、ギターを自力で(スマートフォン不要で)毎日一晩中チューニングする。Roadie 2とRoadie Bassがそれぞれ別のチューナーで、スマートフォンのアプリから目的のチューニングをロードする。目的のチューニングがロードされたら、デバイスの小さな画面をスクロールしてチューニングタスクをセットする。あとは、デバイスの振動〔==音の周波数〕検出システムがすべての仕事をする。完全に緩んだ弦でも、その弦を指定すれば正しく張る。

ひとことで言うとこれは、最初のRoadieの良いとこ+使用中にスマートフォンは要らない、だ。(最初に、使用するチューニングをロードするときだけ。)

とにかくRoadieがあるとセットアップの時間が短くて、すぐに演奏を初められる。ジミーがいなくなったり、ジョーディーが結婚したりして、さびしくなっても、Roadieがあればすぐに、ギターがぼくを慰める。弦はいつも綺麗で、血はつかない。ストラトキャスターでも5ドル10セントで買ったのでも、立派に仕事をする。

どちらも金属製のギアを使って、トルクを稼いでいる。ベース用は弦が重いから、ややトルクが強い。Kickstarterで初期の支援者は79ドルで買えるが、発売は10月だ。発送は申し込み順に行われるから、待ちきれない人は早めに79ドル(またはそれ以上)を支援しよう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

オイル缶ギターのBohemian Guitarsから今度は缶ウクレレと缶ベースが登場…女性市場もねらう

Bohemian Guitarsは最初、あのユニークなオイル缶ギターでわれわれの心をとらえたが、でもそれは、素朴であると同時に驚くほど高度な楽器だった。ぼくがプレイしたのは、もう2年前になるけど、今回彼らは新しい楽器二つと、オイル缶のアップデートを引っさげて再登場した。

今クラウドファンディングをやってるBoho 2.0は、オイル缶ベースと、同じくオイル缶をボディとするウクレレだ。オイル缶ウクレレの音は、下のビデオで、カンサスのすべては風の中に、みたいなやつを聴いていただけば分かる。

オイル缶ベースの方は、最初のビデオに登場する。ウクレレとベースはそれぞれ、99ドルと349ドルだ。オイル缶ギターのアップデートの方は、音とデザインが改良されている。なお、クラウドファンディングの目標額は、すでにとっくに突破している(本稿を書いてる時点で51000ドル)。

ギターの方は、スタイルをカスタマイズでき、また音の好みに合わせてピックアップのタイプも選べる。すでにZZ TopやHozierも愛用しているから、今度のウクレレによって、”It’ll Be A Blue Christmas In Honolulu Bay”や”Do The Hipster Hula”みたいなハワイアンふうのノベルティソングが復活するとおもしろい。なんと言っても、男の人生は夢の追求だからね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Kickstarterに登場した299ドルのオイル缶ギターがばか売れ…独特の共鳴音が魅力

おもしろい記事ネタに慢性的に飢えているわれわれは、Kickstarter詣での常連だ。もちろん、人気と宣伝につられてライターが自分のポケットマネーを投ずることも多い。この前見つけたおもしろいKickstarterプロジェクトは、Bohemian Guitar Companyの“オイル缶”ギターで、目標額32000ドルを大きく上回る54000ドルを集めた。ジョージア州の同社から今日、その巧妙なデザインのギターが送られてきたので、早速試してみた。

そのギターは、ピックアップが一つ、それをボリュームとトーンのダイヤルでコントロールする。底に木製のブリッジがあり、メープルウッド製の上質なネックが缶の底まで達している。ボディーは、いかにもリサイクル品に上塗りしました、という風情だが、人がピックした弦に優れた共鳴音(ビヨォ~~~ン)を加える。ヘッドはよくできているが、ぼくのはややきつかった。ピックアップは、シンプルだが最良の共鳴と音質が得られる場所にある。

音はこんな音だが、ぼくのギターのヘタクソは我慢していただきたい:

音は共鳴倍音の多いビヨンビヨンだが、そのため、アコースチックのスチールギターとしても通用する。名人のギタリストなら、これを最高に効果的に使えるだろう。Iron City JazzのCharlie Appicellaに見せたら、軽くて弾きやすいがプロのジャズギタリストが使うには、ちょっとかわいいすぎる、と言った。でも。サーフバンドやカントリーの人なら、逆にステージ映えするだろうし、Bo Diddleyっぽくすらなるだろう。

お値段は299ドルだが、一部は子どもたちを音楽好きにするためのボランティア活動に寄付される。それは立派な目標だし、作者のAdamとShaun Lee兄弟はKickstarterで見事にビジネスを作り上げた。今はどのモデルも売り切れだが、現在はヒップスター的なデザインの缶を使ってBohoファッションに挑戦している。なにしろ、写真を見ただけでも強い説得力のある、そして意外にもクールなプロジェクトだ。ビジネスとして好調なことも、おもしろい。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))