Nintedo Switchが「あつまれ どうぶつの森」絶好調で新記録

この3月、世界でたいへんな数のNintedo Switchが売れた。簡単に組み換えができる小さなゲーム機は自宅に引きこもることを余儀なくされた世界の人々にとって救いの手となった。新型コロナウイルス(COVID-19)による旅行や移動の制限に加えて「どうぶつの森」に待望の新バージョン、「あつまれ どうぶつの森(Animal Crossing: New Horizons)がリリースされたことが大きな要因だ。Switchは発売後3年目となるプラットフォームだが、売れ行きからすればパーフェクトストームになっている。

リサーチ企業のNPDのレポートによれば、2020年3月のNintedo Switchの販売台数は対前年比で2倍以上に急増した。Switchが発売されたのは2017年3月だったが、この3月の数字はこれを上回った。しかも、同じ任天堂の2010年のDSの記録を別にすれば、あらゆるゲーム機を通じた四半期セールスの新記録となった。

Nintendo Switchは、3月のゲーム機販売台数で記録を更新した。2017年3月の発売月のセールス記録も上回る過去最高となっている

「あつまれ どうぶつの森」のリリースは売り上げ好調の要因の1つだったことは間違いない。人気の育成シミュレーションシリーズに追加された新ゲームはプラットフォームを通じて、3月の新記録となるベストセラーとなった。また新タイトルのリリースとして、NPDが調査を開始して以来、任天堂の歴史の中で第3位の月間セールスとなっている。専用ゲームのリリース月のセールスでこれを上回ったのは2008年と2018年の大乱闘スマッシュブラザーズだけだった。

NPDによれば、「あつまれ どうぶつの森」は「どうぶつの森」シリーズ中でも既にベストセラーとなっている。このタイトルの発売のタイミングに加えて、「自然豊かな無人島への移住」というテーマやゲームのソーシャル化に力を入れたことが世界で巨大な販売量を生む結果となったようだ。またゲーム専門家、批評家の評価も高くMetacriticでは91%という高いポイントを得ている。

販売店は、需要が急増する中でSwitchの在庫を確保するために悪戦苦闘している。任天堂は生産台数を10%増加させると報じられている。

【Japan編集部追記】

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(翻訳:滑川海彦@Facebook

緊急用人工呼吸器のSpiro Waveが米食品医薬品局の認可を取得して新型コロナ需要に応える

新型コロナウイルス(COVID-19)重篤患者の治療に必要な人工呼吸器の不足を補う新規プロジェクトが、米国時間4月20日に大きな節目を達成した。米食品医薬品局(FDA)の緊急時使用認可(EUA)が下りて、同プロジェクトの機器の使用と量産が認められた。「Spiro Wave」(スパイロ・ウェイブ)と呼ばれるそのハードウェアは緊急用の自動人工蘇生器で、1台5000ドル(約54万円)で製造できる。技術者、医師、研究者らからなる開発チームはすでに製造を開始して、介護施設に提供している。

Spiro Waveは、基本的に手動の人工蘇生器の機能を再現する。人工蘇生器は、緊急時に救急患者に手動で人工呼吸を行う持ち運び可能な装置だが、Spiro Waveはその作業を自動化し、かつ従来の手動式と同じタイプのバッグを使うので、機材の供給が容易だ。

Spiro Waveはマサチューセッツ工科大学(MIT)のオープンソースプロジェクトであるE-Vent(イーベント)のプロトタイプデザインを基にしている。E-Ventは新型コロナ危機による機器不足を緩和する位置手段として、MITの研究者らが開発した。Spiro WaveをつくったのはNewlab(ニューラブ)、10XBeta(テンエックス・ベータ)、Boyce Technologies(ボイス・テクノロジーズ)の共同ファウンダーたちからなるチームで、E-Ventのデザインを出発点にすることで、緊急用人口蘇生器の設計と製造をわずか数週間で成し遂げることができた。

製造パートナーのBoyce社は、ニューヨーク市クイーンズ地区にある同社のLong Island City製造工場で、1日に最大500台作ることが目標だといっている。最初の数百台は既に今週からニューヨーク市内の施設に届けられている。同チームは、FDAの医療機器製造許可を取得している海外パートナーを探して製造規模を拡大し、さらに多くの台数を供給することを考えている。

開発チームによると、これは本格的な人工呼吸器を置き換えることものではないという。緊急時の現場で、人工蘇生器で十分だが、手動式では操作者の配置や長期の利用が現実的ではないという場面に使用することで、機材不足を緩和することを目的としている。緊急時使用許可が与えられている他の多くの機材と同様、これは正式なFDA認可を受けた機器や治療方法を完全に置き換えるものではないが、革新的でスケーラブルな解決方法であり、過大な負荷のかかる医療機関における治療レベルに大きな違いをもたらすだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

データで室内家庭菜園を管理する約1万円のMendel Air Sensor

Mendel Air Sensor(メンデル・エアー・センサー)は、私が朝一番に開くアプリだ。RedditよりもGmailよりもニューヨーク・タイムズよりも先に見る。ごろりと寝返りを打ってスマホを手に取り、植物たちの状態を確認する。私からこれほどの栄誉を与えられたアプリは他にない。

Mendel Air Sensorは、室内園芸の流れを変える。これは、植物の成育環境に欠かせない重要な情報を収集する複数のセンサーが組み込まれた洗練された製品だ。価格は99ドル(約1万600円)。この価格帯で、これと同等のデータ収集能力を備えた製品は、まず見つからない。

このMendel Air Sensorを開発した企業は、もともとは家庭用アクアリウム水槽のためにこのセンサー技術を開発していた。Mendel Air Sensorを開発し出荷するために、データ収集に詳しいグループと熟練の製造業者とが手を組んだのだ。

私には、屋内での植物栽培に関する知識はほとんどない。YouTubeでいくつか動画を見て、あれこれブログ記事を読んで、友だちにアドバイスを求める程度だ。それでも、私は地下室で小さな菜園を作り、トマト、ロメインレタス、ニンジン、それにいくつかの葉物を育てている。

数週間のうちに、私は植物を育てるにはデータが重要であると理解するようになった。気温、照明の種類や量、湿度、または、植物が湿度に対する反応を飽差(VPD)の計算から割り出すなど、考えなければならないことが山ほどある。

私はMendel Air Sensorを、ひとつの植物栽培テントの中で使っている。その緑色の小さなデバイスが、15分ごとに4つのデータポイントを収集し、ウェブアプリまたはスマートフォンアプリに表示する。これを参考にして、換気扇や照明の位置や湿度などを調整して、テントの中の人工的な環境を整えてやるのだ。

私も気付いたのだが、このデータを1日中監視していることが極めて重要だ。一度セットしたら後は放っておけるというレベルにまでは、私の菜園の環境は安定していない。だいたい1日に2回、Mendel Air Sensorのおかげで、私は植物栽培テントの微調整をしている。このデータがなければ、植物が危険信号を発するまで、何かが不足していてもわからなかっただろう。その信号に気付いたときには、もう手遅れだ。

99ドルという価格はお値打ちだ。競合製品はわずかしかない。しかもそのほとんどは、より完成度が高いように見えるものの、価格は2倍から3倍する。

CEOのNate Levine (ネイト・レビン)氏は、Mandelはもう1つの自己資金で創設されたサンフランシスコ湾岸地区の企業RapidLED(ラピッドエルイーディー)とのフィフティー・フィフティーのパートナーとしてスタートした、とTechCrunchに話してくれた。この企業は、数年前から室内植物栽培のための照明器具の販売をしていて、この分野では既に顧客ベースを確立している。だがレビン氏は当初、植物をモニターする製品を作ろうとしていたわけではない。彼は、アクアリウム水槽用のモニターFishBit(フィッシュビット)を作っていた。

2つの市場が類似していたことから、レビンとその仲間たちは、室内園芸の分野に飛び込むことができた。レビン氏がTechCrunchに話したところによると、顧客の要求はよく似ていて、アクアリウムと同じく、室内園芸の世界でも人々は自らの能力をもっと高める方法を探っているという。そこで彼らは、魚を生かすことから、もっとたくさんトマトを(またはカナビスを)収穫する方へと目を向けた。

アクアリウムと違うのは、室内園芸家は比較的金払いがいい点だが、今のところ、カナビスに関してはとんとんだとレビン氏は話す。ゴールドラッシュとまでは行かないが、とくにカナビス市場は、いくつもの企業が新製品を投入する絶好の場所になっていると彼は指摘する。

同社は、家庭園芸家や職業園芸家にも同じ製品を売り込んでいるが、そのためには今のウェブアプリが課題になると思われる。彼らの製品には強力な機能が欠けている。私のような小規模な園芸家なら問題ないが、プロの場合は、もっと細かい分析や、15分おきとはいわず、もっと頻繁なモニターサイクルによる詳細なロギングを欲しがるのではないかと思われる。

海外のユーザーに対応させようとすれば、USBによる給電方法を変える必要もあるだろう。

これは転換点ではない。少なくともレビン氏は転換点だとはいっていない。彼はTechCrunchに対して、もし起業のためのピッチを再び行うとしても、以前と同じFishBitのゴールを目指すと主張すると話していた。Mendelで学んだあらゆる見識を、FishBitに活かすともいっていた。目標は、屋内で生き物を育てるための、スマートなハードウェアとソフトウェアの総合的な製品ラインを築くことにある。

RapidLEDは、アクアリウムのカンファレンスでレビン氏とそのチームに接近し、レビン氏がソフトウェアを作るならハードウェアを作りたいと申し出てたそうだ。この2つの企業が手を結んでくれたおかげで、私の植物たちは幸せでいられる。

私は、Mendel Air Sensorにいくつかのことを教えられた。1つは、うちの植物育成ライトは想像以上に熱を発していたことだ。安い照明セットを外して、ブランド物のちゃんとしたセットを購入しなければならない。もう1つは、湿気が思っていたよりもずっと低かったことだ。そこで加湿器を置いた。最後にVPDのモニターは、計算を自動化すれば見た目よりずっと簡単にできるということだ。

植物を育てるのは難しいが、Mendel Air Sensorのデータがあれば、少し楽になる。

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(翻訳:金井哲夫)

手洗いをリマインドするGalaxy Watchの新アプリ

数カ月前なら、手洗いアプリのアイデアはどう見てもつまらないものだっただろう。我々は皆大人だし、これまでずっと手を洗ってきた。しかし、状況は変わった。2020年4月中旬現在、我々は外に出て、他人と関わることを恐れている。そして徹底的な手洗いは、我々が持つ数少ない武器の1つである。

Samsung(サムスン)によると、「Samsung Research Institute-BangaloreそしてSRI-BのUXとウェアラブルチームのデザイナーと開発者の小規模なグループが、健康と安全を保つのに役立つソリューションを考案するために、この2週間は24時間体制で取り組んだ」という。

Galaxy Watchアプリの 「Hand Wash」 は、着用者に少なくとも20秒間は手を洗うよう促すものだ。リマインダーの間隔はあらかじめ設定されているが、着用者がカスタマイズすることもできる。アプリは手洗いを始めて25秒後に通知を出す。5秒間は石鹸を使うためのものだ。

アプリは手洗いをトラッキングし、最後に行ってからの経過時間を表示する。普通の状況なら理解に苦しむアプリだろうが、現状においては至極当たり前のものだ。アプリは現在、Galaxy Storeからダウンロードできる。

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(翻訳:塚本直樹Twitter

アップルがmacOSにMacBookの電池寿命を延ばす機能を加える

Apple(アップル)は、macOSの最新バージョンCatalinaに、新たにBattery Health Management(電池の健康管理)という機能を加える。10.15.5で加わるこの機能は、場合によって最大充電を減らすことにより、MacBookのバッテリーの全体的な寿命を延ばす。

つまりアプリの特定の使い方などではなく、充電パターンと温度の履歴に基づいて電池の健康状態を判断する。今多くの人がやってるように、使用中のラップトップを常時コンセントにつないでいるような人は、この最適化のターゲットになるだろう。

この機能はバックグラウンドで動くことがねらいだが、SettingsのEnergy Saver Preferencesでユーザーが無効/有効を切り替えられる。この機能が充電時間に及ぼす影響は少ない。電池寿命がどれくらい延びるのか、その明言はない。システムのパフォーマンスには何も影響しない。

この機能は米国時間4月16日、デベロッパー向けシード版で展開されるが、その後、10.15.5の最終バージョンに含まれる。Thunderbolt 3をサポートしているすべてのMacBookで動く。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

Satechiの新しいAirPodsドックでケーブルを完全排除

Satechiのプロダクトは、愚かさと崇高さの中間に位置する(もちろん、使いこなせれば実用性もある)。USB-C Wireless Charging Dock for Apple AirPodsという名前はあまり印象的ではないかもしれないが、価格の割にいいアイテムだ。同社のご都合主義な「自宅で仕事をしながら簡単かつ便利に充電」という宣伝文句はそのとおりだが、一部のApple(アップル)ファンにとって、この奇妙な小型ドックはスイートスポットとなるだろう。

このアクセサリーは似たデザインのApple Watchの充電ドックを踏襲しており、基本的にはAirPodsをUSB-Cポートから直接(ワイヤレスで)充電できる。接続先はMacBookでも、iPad Proでも問題なく、ケーブルだらけのデスクやLightningケーブルにうんざりさせられている人にはぴったりだ。

ドックはワイヤレス充電器かつクレードルとしても機能し、ラップトップがひざの上ではなく机に置かれているときに最適だ。なお製品の幅は、MacBookの片面の両方のポートを埋めてしまいそうまほどとなる。

AirPodsとAirPods Proの両方に対応し(ワイヤレス充電ケースを持っていれば)、動作中であることを閉める小さな充電ライトが埋め込まれている。製品は現在予約販売中で、5月に出荷予定。価格は30ドル(約3200円)で、期間限定の予約割引中は25ドル(約2700円)となっている。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

MITの在宅新型コロナ患者の動きと呼吸を検知するワイヤレス装置が遠隔治療をサポートする

新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックは医療従事者に前例のない困難をもたらしている。中でも大きな課題はソーシャルディスタンス問題であり、自身が感染することなく診察と治療を行うためにまったく新しい取り組みが必要になる。

すでに陽性結果が出ている多くの人々にとって、自宅待機はさまざまな地域で大きな負荷がかかっている病院を避け、他の人達に感染を広げないための最善の選択だ。問題は遠隔医療の限界が明白である中、医者や看護師がどうやって遠方から治療を続けられるかだ。

MIT(マサチューセッツ工科大学)のCSAIL(コンピュータ科学・人工知能研究所)は今週、自宅にいる患者の健康状態を定期的にチェックするために作られた試験中の新しい機器を発表した。Wi-Fiルーターに似た外見のこのオプトインシステムは、患者の部屋の壁に設置する。

新しい機器は無線信号を使って患者の動きや睡眠パターン、さらには(最も重要な)呼吸などさまざまな活動を検知する。Emerald(エメラルド)と呼ばれるそのシステムは、人工知能を使って移動を追跡することで、個人を区別することができる。

現在このシステムは、ボストン郊外のHeritage Assisted Livingという介護施設でテストされている。「介護施設にいるような高いリスクの高齢患者にとって、直接診察することが困難な時に医療データを自動的に取得できるこのシステムが大きな恩恵であることは間違いない」と、同施設の保健責任者であるWilliam McGrory(ウィリアム・マクグローリー)氏はリリースでいう。

ワイヤレスシステムがなぜ、シンプルなウェアラブルよりも優れているのかというTechCrunchの質問に対して、CSAILの広報担当者はこのテクノロジーの本質は「設置したら忘れる」ことで、初期設定後、患者は何も操作しなくていいという点だと答えている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

グーグルがPixelスマホとChromebook用の独自チップを準備中か

報道によると、Google(グーグル)はApple(アップル)の例に倣ってハードウェア分野を強化するために、将来のスマートフォンに搭載するカスタム設計チップを開発しているという。Axiosの記事によると、グーグルは自社製プロセッサを将来のPixelデバイスに搭載する準備を進めており、その中にはスマートフォンだけでなく、最終的にはChromebookも含まれている。

グーグルによる独自製品への注力は、成功と失敗が入り交じったものだったが、いくつかのPixelスマートフォンは、カメラソフトウェアや写真処理において高い評価を獲得している。しかし、同スマートフォンがこれまでは一般的なQualcomm(クアルコム)製プロセッサを採用してきたのに対し、アップルは長い間iPhone向けに独自のカスタムプロセッサ(Aシリーズ)を設計し続けてきた。AシリーズプロセッサはOSやアプリケーションに合わせてカスタマイズされパフォーマンスを発揮するいう意味で、アップルに優位性をもたらしている。

記事によると、グーグルの独自チップはコードネーム「Whitechapel」と呼ばれており、Samsung(サムスン)と共同開発され、同社の5ナノメートルプロセスが使用されている。内部には8コアのARMベースのプロセッサを内蔵するだけでなく、機械学習とGoogleアシスタントのための専用チップリソースが確保されている。

グーグルはすでにこのプロセッサの最初の動作可能なプロトタイプを受け取っているが、実際にPixelスマートフォンに搭載されるのは少なくとも1年後になるとされており、これはサードパーティ製プロセッサを搭載するPixelが、少なくとももう1世代登場する可能性が高いことを示唆している。レポートによると、チップは最終的にChromebookにも搭載されるが、それにはさらに時間がかかるという。

Aシリーズプロセッサの性能がIntel(インテル)の同等製品をスケールアップし凌駕していることから、アップルがいずれMac製品でも独自のARMベースプロセッサに移行するのではないかとの噂は、何年も前から流れていた。ARMベースのChromebookはすでに存在しているので、もしチップが期待に応えることができれば、グーグル側の移行は容易となるだろう。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

PlayStation 5のDualSenseコントローラーはゲーム用アクセサリーの未来を告げる

Sony(ソニー)がPlayStation 5のコントローラーのデザインを明らかにした。それは、好評だったDualShock(デュアルショック)系列の後継機で、その新世代機の名前としてDualSense(デュアルセンス)と呼ばれる。

そのデュアルセンスコントローラーは黒と白を身にまとい、ゲームパッドというよりは、未来的なプラスチック製装甲ロボットの装具のようだが、それでもなお、デュアルショックの名残は明らかにある。とくにボタンのレイアウトは、代々のPlayStationでおなじみのものだ。しかしデュアルセンスには触覚的フィードバックがあり、Sonyによると、これによりゲームの没入感覚がより高度になる。

触覚的フィードバックは、現世代のコントローラーの、かなり一般的で特定の原因のない低周波ノイズを抑えるための改良だろう。またソニーはさらに、新しいL2とR2に加えた「アダプティブトリガー」(adaptive triggers)によって、前よりも触覚的なレスポンス(応答性)を加え、そのためにゲーム内のアクションを実行しているときに、いろいろ異なった種類の張力応答がある。たとえばその例のひとつが、「弓を引いて矢を射る」という応答だ。

そのため、外見はデュアルショック 4よりややずんぐりしていて、アダプティブトリガーのために内部のスペースが必要になっている。でもソニーによると、デザインを変えて部品の角度を変えるなどの工夫で、コントローラーを手に持ったときの感じは見た目よりずっと軽いそうだ。

このコントローラーは専用の「Share」ボタンがなくなり、新たに「Create」ボタンができた。それは、前の機能+αだと思うが、ソニーからの詳しい発表はまだない。

  1. ps5g1

  2. ps5g2

  3. ps5g3


一方、新たに設けられた内蔵マイクにより、ヘッドセットの要らない音声チャットができる。ただしこれは正規の入力として使われるのではなく、単に「あると便利」という機能のようだ。なぜならソニー自身は依然として、長時間のプレイにはヘッドセットを勧めている。

あえてルックスだけに限定して見れば、ソニーは明らかに、これまでのコントローラーのおとなしい黒から、もっと大胆なデザインを目指したようだ。ツートンカラーのストームトルーパーのような基本色に、中央タッチパッドの両側のライトバーが色どりを添えている。

個人的にはこのルックスは好きだし、またUSB-Cのポートは充電状態をチェックできるので良い。PS5本体にそれほど関心があるのか、自分でもよくわからないけど、コントローラーは非常にそそる。アップグレードが待ち遠しい。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

アップルが最新iPadにマイクの物理切断機能を追加

Apple(アップル)は最新のiPadに、ハードウェア的にマイクを切断するセキュリティ機能を導入した。

マイク接続のハードウェア切断機能は、ハッカーがマルウェアや悪意のあるアプリを使ってデバイスの周囲を盗聴することを、より難しくするのが目的だ。

この機能はアップルのセキュリティチップ 「T2」 により、2014年に初めてMacに導入された。このセキュリティチップにより、ユーザーがMacBookのディスプレイを閉じると、確実にマイクがデバイスから物理的に切り離される。そのためマルウェアがルートレベルのデバイス権限を持っていたとしても、近くの会話を盗聴されることを防げる。

アップルはサポートガイドで、同社の最新iPadにも同様の機能が存在することを認めた。「Made for iPad」の認定を受けたケースが取り付けられ、その蓋が閉じられている場合、マイクが物理的に切断される。

つまりこれは、アップルのデバイスにおけるマルウェアの存在を実質的に認めているということだ。まれではあるが、ここ数年でMacやiOSデバイスを標的とした攻撃が相次いで確認されており、同社は拡大するハッカーによる攻撃に対抗するため、バグ発見の報奨金を増額した。2019年にアップルは、中国がウイグル自治区で迫害を受けている少数民族のイスラム教徒が持つiPhoneに侵入するために利用していた多くの脆弱性を修正した。

またアップルは、iOSまたはiPadOSのバージョン13.4で動作するすべてのアプリを「data vault」でサンドボックス化し、アプリが許可なくデータにアクセスすることを防止すると述べた。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

ファーウェイが折り畳みスマホ「Mate Xs」を披露、不運な初代が堅牢に

MWCは新型コロナウイルスでキャンセルになったが、Huawei(ファーウェイ)にとって(ほぼ空の部屋だったが)パーティーはまだ続いていた。1年前にMate Xで世間をあっと言わせた同社が、今度はMate Xsを披露したのだ。

本来の後継モデルというよりも、そのデバイスは完全な新設計のようだ。Samsung(サムスン)の初期フォールダブルフォンにおける今や誰もが知っている一連の問題から学んだらしい。

外見は、初代モデルのプロバージョンとそっくりだ。初代モデル最大の欠点は、高価格であったことは別として、本当の量産に踏み切れなかったことだ。中国国内でごく少数、出回っただけのように思える。

サムスンと同じくファーウェイのアップデートも、ヒンジ(蝶番)が中心だ。部品が増え、前よりも丈夫に見える。私の初代Mate X体験は、それほど深いものではない。MWCでは見ただけで、深圳のファーウェイ本社では昼食時にちょっと触っただけだ。

ファーウェイは、フォルダブルの時代が来たことを認識し、本気で参戦する気のようだ。もちろん米国では問題を抱えていて、デバイスの生産だけでなくAndroidのアプリやサービスもブロックされている。この大きな問題はまだしばらく続きそうだ。

3月に一部の市場で発売されるときの価格が2700ドル(約30万円)で、それも問題だ。6.6インチのディスプレイ、5G、大容量の4500mAhのバッテリー、最新のKirin 990チップ、メモリー8GB、ストレージ512GBでこの値段は高すぎる。またまた、国内市場に限定される運命なのか?

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

安価な市販素材でMITがソフトロボットの皮膚となる触覚センサーを開発

MITのCSAILのチームが、ソフトロボット製のロボットアームに触覚を持たせるための「皮膚」を設計し、そのデモを披露した。その経過は今週のIEEE Robotics and Automation Lettersに載っているが、研究者はソフトロボットの本体に、妨害電波を遮断するために使われるシールド素材で作った柔軟性のあるセンサーをかぶせた。シールド素材には圧抵抗効果があるので、折り曲げなどの動きをセンスできる。

通常は剛体であるその素材で切り紙のようなものを作り、それをレーザーでカットして鎖(くさり)状に組み立てると、上図のように伸ばしたり曲げたりできるようになり、ロボットの形状に付着して一緒に動くようになる。電磁シールド材は市販品なので、ソフトロボットという成長分野に低コストで触覚を導入できる。

CSAILのDaniela Rus氏が、この研究を発表するリリースでこう言っている: 「ご自分の体を考えてみましょう。目を閉じても皮膚からのフィードバックで世界を再構成できます。それと同じ能力を、ソフトロボットに持たせたかったのです」。

研究者はニューラルネットワークを作ってこの人工皮膚からの結果を処理し、信号とノイズを分離した。そしてそのデータを、従来的なモーションキャプチャーシステムで補強した。今後CSAILは、人工皮膚のための新しい構成をいろいろ探求し、またニューラルネットワークも改良したいとしている。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

MotorolaのRazrは10万回折りたためなかった

Galaxy Foldは、この芽生えたばかりの折りたたみ式という新しいカテゴリーの前兆のような存在だっや。その魅力的で前途有望な製品は、記者たちに渡したレビュー機の破損に悩まされ、Samsung(サムスン)は設計図を描き直して丈夫なモデルを作った。しかしそのバージョンにもやはり問題があり、初日からユーザーを悩ませた

言うまでもなく他社はこの機会をとらえて、自分たちのやり方を見直した。その一例としてHuawei(ファーウェイ)は、安全を期すだけのために約束していたMate Xのリリースを遅らせる、と公表した。注意と用心は山のようにあるが、やはり折りたたみ式は魅力的なフォームファクタなのだろう。しかし多くの人たちは、間違いなくRazrは違うだろうと期待した。

関連記事: A false start for foldables in 2019…2019年の折りたたみスマートフォンのスタートはフライングだった(未訳)

Galaxy Foldのストレステストのときと同じような折りたたみ端末であるRazrの登場に、CNETは待ってましたとばかり食らいついた。そのデバイスは10万回を超える折りたたみに耐えたというが、Motorola Razrは今週のテストで激しく失敗した。CNETが配信する動画の最初のタイトル「Motorola Razrはテストで10万回の折りたたみに達しなかった」は、そのデバイスの失敗を正しく伝えていない。現在のタイトルは「MotoのRazrは27000回の折りたたみで壊れた」だが、ヒンジ(蝶番)が27000回の折りたたみをやや超えたあたりで、ぐらぐらしてきている。それは、わずか4時間足らずのことだ。Galaxy Foldの14時間におよぶテストに比べると、あまりにも差は大きい。

しかし、たった1回のテストで評価を下すべきではないが、実際のところすでに発売された製品にも関わらずネットなどでのレビューが少なすぎる。それだけでも用心すべき理由にはなるが、なにしろ新しいフォームファクタの第一世代の製品ならそれも当然だ。この折りたたみ式を買った人がすでにTwitterに登場してヒンジの音が大きいと文句を言っている。たかが音だが、良い評価ではない。

これはRazrをたたむときのヒンジ(蝶番)の音だ。いい音ではない。1500ドル(約16万5000円)のスマートフォンにしてはちゃちくて安っぽいヒンジだ。店員の女の子は、すぐ壊れそうで使うのがこわいと言ってた。

Galazy Foldの場合と同じくMotorolaのRazrも、注意書きの多い取説が付属するだろう。Foldより安いとは言っても、1500ドル(約16万5000円)だ。子供用手袋をして持つべきものに支払うお金としては高額だ。今後数週間でさまざまな評価や反応が出てくると思うが、それは製品の最初の発表で盛り上がった期待を上回るような、Motorolaが喜ぶ報道にはならないだろう。

ところで、300ドル(約3万3000円)のMoto Gはいかがでしょうか?

画像クレジット: Motorola

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

Google Glassはエンタープライズ用のバージョン2で生き残りを目指す

Google Glassの登場は時期尚早だった。もちろん外でそれを身に着けていたら、イカれた人物として目立ちすぎるというのはあるが、まだ世の中はウェアラブルの拡張現実を受け入れるほど成熟していなかったのだ。しかし、この珍品はEpson(エプソン)やMicrosoft(マイクロソフト)などのおかげでエンタープライズアプリケーションの世界に蘇っている。

Googleもその波に乗る気だ。昨年5月に同社は、GlassのEnterprise Editionのv2を発表した。そして米国時間2月4日、同社はデベロッパーがヘッドセットを数社から入手できるようにした。昨年Google Xを卒業したこのAndroidデバイスは、ちょっとだけデザインをすっきりさせたが、Glassの最初期のバージョンにとてもよく似ている。

関連記事:ハードウェアをアップデートしたGoogle Glassの新モデルが登場

最初のモデルから7年が経ち、今やそのGlass Enterprise 2は決して安くない。パートナーのサイトでは1000ドル(約11万円)で販売されている。また、カードのテキスト表示や画像、QRスキャナーなどのアプリケーションもある。

上の記事で筆者のLucas(ルーカス)が書いているように、Glassのシステムは最近のHoloLensなどに比べると貧弱だ。HoloLensとは異なり、XRを楽しむようにはできていない。使い勝手はいかにも軽いので、それが求められる用途もあるだろう。例えば、土木建設の現場などでは、その場に応じた情報を現場作業員に伝えることができる。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

好調なAppleのサービス部門が売上新記録を達成

Apple(アップル)のサービス事業へのさらなる注力は、同社の業績に貢献している。今会計年度の第一四半期において、サービスの純売上は127億ドル(約1兆3866億円)で同社の新記録となり、前年同期比で約17%増加した。

サービスにはiCloudやApple Musicといった既存の製品のほかに、2019年に立ち上げたApple ArcadeやApple TV+などの新しいサブスクリプションサービスも含まれている。

Appleの決算報告は全体としても好調で、売上は予想を超える918億ドル(約10兆202億円)となった。

同社は個別の製品系列の売上を発表しなくなっているが、純売上だけを見てもおよその傾向はわかる。サービスの成長に加えて、ウェアラブルやホーム、そしてアクセサリ部門も急速に成長し、これらの売上も新記録の100億ドル(1兆922億円)に達した。前年同期は73億ドル(約7973億円)だった。

一方、iPhoneの売り上げも同じく好調で、前年同期の520億ドル(約5兆6795億円)に対しておよそ560億ドル(約6兆1161億円)になった。CEOのTim Cook(ティム・クック)氏は決算報告の中で「iPhone 11とiPhone 11 Proの強い需要」に言及している。

MacとiPadにはあまり良いニュースがなく、売上はMacが前年同期74億ドル(約8080億円)であったにも関わらず72億ドル(約7864億円)、iPadは前年同期67億ドル(約7316億円)が60億ドル(約6552億円)となるなど、どちらも減少した。

関連記事: Appleが初の売上10兆円超えで株価上昇

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

Huaweiに売れないと米企業も困る、ペンタゴンと財務省が制裁に「待った」

(ファーウェイ)は米国時間1月24日、もっとも予想していなかった場所に味方を見つけたのかもしれない。The Wall Street Journalの最新記事によると、アメリカ国防総省と財務省の両方が、現在、米国が敵対している中国のハードウェア大手からの販売に対する商務省の禁令に、待ったをかけた。

これにより商務省の職員たちは、米国の企業がファーウェイと協働することを一層困難にする提議を引っ込めたと言われる。

国防長官のMark Esper(マーク・エスパー)氏がWSJ紙に語っている現実面に重点を置いた談話では、「我々はこれらのテクノロジー企業とイノベーターたちの、サプライチェーンの維持に配慮する必要がある。均衡の達成が目的だ」という。

関連記事: ファーウェイが同社製品購入の禁止は「違憲」として米通信委を提訴

Huaweiはすでに、他国に対する制裁を無視したとして訴追されていたが、今ではトランプのホワイトハウスと中国との煮えたぎる貿易戦争の主役だ。このスマートフォンメーカーは、中国政府との密接な関係に対する懸念により、5Gのネットワーキング機器を売ることができない。

一方、2019年に米国政府は、Googleなどの米国企業のソフトウェアやコンポーネントを、Huaweiが利用することを禁じた。Huaweiは今後のホワイトハウスにおける議論で、再度、中心的な論点になるだろう。政権は、Huaweiのパートナーである米国企業におよぶ反動と制裁行為の効果とを秤にかけなければならないからだ。

商務省はまだ、この記事に対する公式の発表を出していない。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

GaNの採用で、2020年になっても充電器はまだまだおもしろい

まあ聞いてよ。充電器は確かにセクシーじゃない。プレゼンでおいしいことを言っている充電器メーカーも、とっくにそれを承知だ。電子機器のアクセサリーにはろくなものがない、と思うきっかけにもなりそうだ。ドングルやコードラップもそうだろう?

でも、充電器にはまだ十分おもしろい要素がある。今が2020年で、しかも有線でもだ。そのキーワードは、窒化ガリウム(GaN)だ。この素材には重要な用途がいくつかあり、次世代のワイヤレス技術もその1つだが、現時点で重要なのはたった1つ。それは小型の充電器だ。

昨年のCES 2019では、Ankerのすばらしい小さな充電器について書いた。その後、私のパソコンが15インチのMacBook Proにアップグレードしたので、CESに出品されていた2つの企業に大きなコンピューター用の充電器について聞いてみた。まず、私の大きなパソコンを充電できるか、ということ。そして出張が多いので、デルタ航空などの座席についてるコンセントから外れて落ちたりしないか、ということだ。

これは4時間以上のフライトでは特に深刻な問題だ。

Navitasが推薦したのは、RavPowerとEggtronicの窒化ガリウム充電器で、それぞれ61Wと65Wだ。両者の主な違いは物理的な仕様で、36ドル(約4000円)のRavPowerの方が大きくて分厚い。100ドル(約1万1000円)とかなり高価なEggtronicは、薄くて置きやすい。問題は、各自が充電器に何を望むかということ。どちらもデルタ航空のコンセントで使えるが、実際には何度か外れた。航空機の座席のコンセントには、そもそも無理があるのだろう。

また、61や65Wでは標準の85や87ワットの大きい充電器に比べて時間がかかりすぎる。ポータブル機はずっと充電状態で使うべきなのだろうか。これまで使っていたGoogle Pixelbookの充電器はやめて、自分のバックパックに2つのうちどちらかを入れておこう、と思っている。長旅では、MacBook用の標準充電器だ。充電器について理想を言い出すときりがないが、これが今の結論だ。

どちらの窒化ガリウム(GaN)充電器も、実際に販売されている。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

もしかするとClicbotは家庭用ロボCozmoの後継者になるかもしれない

ロボティクスにおけるAnkiの本当の遺産は、十分に解明されるまであと数年はかかるだろう。同社が開発した家庭用けロボットのCozmoに込めたビジョンは結局崩壊したが、家庭用ロボットに対する同社の取り組み方は、これからも永遠に残る遺産ではないだろうか。

CESで取材した家庭用ロボットメーカーであるKeyi Techの代表者は、Ankiとの比較をあわててはぐらかし、同社のモジュール構造のロボットであるClicbotはあくまでもSTEMの教材であり、Cozmoのようなフレンドリーな家庭用コンパニオンのタイプではないと主張した。

しかし、そのClicbotのキャラクターがアニメからヒントを得ていることは歴然だ。それどころかKeyiによると、同社はAnkiの真似をするためにKickstarterのアニメーターを起用して、筒状の頭部の中央に1つ目巨人のような目を作った。しかもさらに、製品全体に生き物のような暖かみのある外見がある。

CESの会場でのデモは限られていたが、Clicbotsが一列に並んでネイティブアメリカンのロックバンドであるRedboneのヒット曲「Come and Get Your Love」に合わせて踊った。確かにこれは素晴らしい。また、もう1つのデモでは、顔の横をなでられたClicbotが愛らしく応えてくれた。

しかしデバイスそのものも、そこに込められた主張も、そして目的とする市場も、やはりAnkiとは大違いだ。モジュール構造なので、アプリを使って自由に構成できる。てコーヒーを淹れることもできるようだが、Ankiが狙っていた自律的なロボットのペットという位置付けではない。このロボットキットは300ドルからだ。近くAmazonで発売される。

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オープンソースハードウェアのArduinoが中小企業向けIoT開発モジュール提供

オープンソースのハードウェアプラットホームのArduinoが米国時間1月7日、IoT開発のための新しいローコードプラットホームとモジュール構造のハードウェアシステムを立ち上げた。中小企業が専門の技術者にお金を使わなくてもIoTを開発できるツールを提供することが、その目的だ。

新しいハードウェアはArduino Portenta H7と名付けられ、IoTのハードウェアプラットホームに必要なものがすべて揃っている。それらは暗号認証チップ、通信モジュール(Wi-Fi、Bluetooth Low Energy、LTE)、そしてナローバンドのIoTもサポートしている。CPUは32ビットのARMマイコンCortex-M7またはM4だ。これらの低電力消費のモジュールは、各種産業向けアプリケーションのほかに、エッジプロセッシングやロボティクスも視野に入れている。ARMのMbed OSが動き、Arduinoのコードをサポートするほか、PythonとJavaScriptのアプリケーションも使える。

ARMのIoTサービスグループの戦略担当副社長Charlene Marini(シャーリーン・マリーニ)氏は 「中小企業は安全な開発ツールとソフトウェアおよびハードウェアによる単純な開発を必要としており、IoTのユースケースを経済的に実現したいと願っている。新しいArduino Portenta FamilyにおけるMbed OSとCortex-M IPの組み合わせで、何百万人ものArduinoのデベロッパーが安全かつ容易に、IoTデバイスをプロトタイプからプロダクションへデプロイできる」と述べている。

現在、H7モジュールはベータテスターたちに提供されていて、一般公開は2020年2月の予定だ。

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PlayStation 5が2020年のホリデーシーズンに発売

ソニーにはまだ、CESでの記者会見に1つや2つのサプライズを用意する力がある。そのひとつが、PlayStation 5が2020年のホリデーシーズンに登場するという発表だ。

次世代コンソールについての詳細な話はなかったが、基本的な機能として、ソニーだから当然3Dオーディオを搭載し、触覚的でアダプティブなトリガーや超高速SDD、ハードウェアによるレイトレーシング、そしてブルーレイ(物理メディア)に対応する。

[^ロゴは新しくない。グラフィクスのクオリティーに対する反省もない。]

発表の1カ月近く前には、PS5に対抗するXbox Series Xが発表された。発売時期はほぼ同じだから、2020年の年末には、また激しいコンソール戦争が勃発するだろう。

発売まで1年を切っているにも関わらず、PS5とXbox Series Xの両方とも、わからないことが多すぎる。CESよりもクレージーなE3やGamescomなどの数カ月後に行われるゲーム専門のカンファレンスを待つことにしよう。

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