Tagboardは、クロスプラットフォームのハッシュタグ・アグリゲーター

ハッシュタグはソーシャルネットワークに蔓延しつつあるが、会話の広がりは未だに単一のサイトやプラットフォーム内に限定されている。Tagboardいうスタートアップが、これを変えようとしている。今日(米国時間11/25)そのサービスのバージョン2.0を公開する。

基本的にTagboardは、InstagramとVineのビデオを含む6種類のソーシャルネットワークからハッシュタグ付きコンテンツを集めてくる。利用者はコンテンツの表示形式をカスタマイズしたり、埋め込んだり、分析データから実績を調べることができる。コンテンツは大画面に写し出すことも可能で、最近のOne Directionのライブ放送の写真を左に貼ってある(共同ファウンダー・CEOのJosh Deckerによると、この放映はTagboardにとって「史上最大のイベント」で、数百万人の視聴者がTagboardのコンテンツに注目した)。

Deckerは同サービスを「ハッシュタグを『磁化』させ、離ればなれの記事を引き寄せて、一つのより大きくより強力な会話を作り出す」方法であると説明している。当初は、フォーラムにソーシャルコンテンツを追加するためのサービスだったが、後にリアルタイム・ソーシャルメディア・コンテンツに方向転換した。

Tagboardを利用したことのある企業には、Audio of America、Microsoft、Comcast、Clear Channel、Intel、Jaguar USA、Engadget(TechCrunchと同じくAOLの傘下)がある。

Deckerによると、大きな課題の一つは新規顧客を見つけることではなく、「殆ど手作業に頼った登録プロセス」だったという。バージョン2.0には自動利用登録機能が入り、企業は完全セルフサージスで有料定期利用登録ができる。他に新機能としては、ハッシュタグ定義データベースとコンテンツ監視があり、攻撃的あるいは不適切なコンテンツが突然放送されるという、ブランドの心配を緩和できるだろう。

Tagboard 2.0最大の改善点は、基盤を全面的に作り直すことによって、将来の成長とスケーリングに対応し、新機能をすばやく追加できるようにしたことだ。例えば、ユーザーは登録してTagboardをカスタマイズすることによって、「自分専用のハッシュタグ」を簡単に作ることができる。他にも、キュレーション、埋め込み、分析、ライブディスプレイなど一連のプロ用機能を使って、自社のハッシュタグキャンペーンを最大限に有効活用できる。

Tagboardは、複数のエンジェル投資家から計220万ドルの資金を調達したと言っている。

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(翻訳:Nob Takahashi)


Google、Google+のハッシュタグを検索してページ右上隅に表示―企業、ブランドには大きなインセンティブ

Google+は今年5月からハッシュタグのサポートを始めた。今日(米国時間9/25)、GoogleはGoogle検索の結果にGoogle+のハッシュタグを含めると発表した。今やGoogleのほとんどすべてのサービスにGoogle+が統合されていることを考えれば、この動きは驚きではない。

ハッシュタグのサポートは現在アメリカとカナダの英語版サイトで有効となっている。

ユーザーがGoogle検索窓に、たとえば#AmericasCupと入力すると、そのハッシュタグを使ったGoogle+投稿がサイドバーにリストアップされる。GoogleはTwitter、Facebookのハッシュタグは直接検索しないが、Google+の検索結果の下にTwitterとFacebookへのリンクが表示されるのでこれらのソーシャルでもユーザーは同じハッシュタグを用いて簡単に検索ができる。

Google+投稿へのリンクにはサムネール、+1、コメントの数が表示される。ただし検索結果から直接投稿にコメントすることはできない。+1やコメントのためにはまずリンクをたどってGoogle+を訪問する必要がある。

新機能が一般ユーザーにどの程度利用されるかは不明だ。多くのユーザーにとってハッシュタグの検索といえばTwitterを意味するだろう。

しかしコンテンツ所有者にとってこの機能は決定的に重要だ。企業やブランドがGoogle+に投稿する際にはハッシュタグを付加することが必須になる。検索結果ページの右上隅というのは、いわば「地価最高」の場所だ。ハッシュタグを利用すればこの場所にリンクが表示される可能性があるのだったら使わない手はない。企業、ブランドがGoogle+を利用する大きなインセンティブとなりそうだ。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


Facebook、トレンディング・トピックスをデスクトップでも試行中

去る6月にFacebookは、公開記事をフォローするための機能をいくつか提供していくと発表したが、その約束が実行され始めているようだ。

具体的には、デスクトップのニュースフィード横に「トレンディング」トピックスのセクションを表示するテストが行われている。最初に報じたのはWall Street Journalで、スクリーンショット(左の画像)には、ほぼ誰もが想像する内容 ― 記事へのリンク一覧のボックス ― が描かれている。

Facebookの広報担当者から以下の声明が私宛に送られてきた。

われわれは、Facebookで今トレンドになっている記事を表示するニュースフィードのユニットを試行している。現在は米国のごく少数ユーザーにのみ提供されており、まだ開発の初期段階にある。広く公開することが決まった際には詳細をお知らせする。

Facebookは過去数ヵ月間、こうした傾向の動きを見せている。6月には検索可能なハッシュタグを導入し、あるトピックにまつわる人々の会話を読みやすくした。その時同社は「公開イベントや、人、トピックに関する興味深い議論を見つけやすくする機能をいくつか公開していく」と言っていた。そして8月には、モバイルウェブユーザーの一部にトレンディング・トピックスを表示し始めた。

トレンドに基づくナビゲーションは、ハッシュタグ導入のごく自然な延長線上にあるので、Facebookが個々の機能の公開にこれほど時間をかけているのは奇妙に感じる。しかし、Facebookにおける〈公開対プライベート〉の力学は、Twitter(ハッシュタグやトレンディング・トピックスが既に定着している)とは大きく異なるため、Facebookはこのアプローチがプライベート性の強いモデルにどう働くかを慎重にテストしているのだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi)