改造HoloLensで視覚障がいのある子供に周囲をガイド、マイクロソフトが進める「Project Tokyo」

全盲や弱視の子供が成長する過程での難しさは、見える友だちと同じ本を読んだりゲームをしたりすることができないだけではない。視覚は社会的な交流や会話において大きな役割を担っているという問題がある。マイクロソフトのプロジェクトでは、視覚障がいのある子供が話している相手を「見る」ためにARを活用する研究に取り組んでいる。

画像:Jonathan Banks / Microsoft

当然のことながら、視覚障がい者には周囲の人が見えないという難題がある。そのため、晴眼者が会話の際に利用している多くの非言語の手がかりを、視覚障がい者は見つけたり利用したりすることができない。早期にそのような行動を学習していない場合は、特にそうだ。

Project Tokyoは、AIやARといったテクノロジーを障がいのある人も含め「すべての」人に役立てようとする、マイクロソフトの研究者たちの新たな取り組みだ。すべてのケースに当てはまるわけではないが、音声対応のバーチャルアシスタントはタッチスクリーンやマウス、キーボードを使いづらい多くの人の役に立つはずだ。

研究チームは数年前、非公式にアクセシビリティの向上に取り組み始めた。まずリオデジャネイロで開催されたパラリンピックを訪れ、人々を観察した。次に全盲や弱視の人々のコミュニティとともにワークショップを実施した。これらのことからチームが気づいた重要なポイントは、ほぼどんな状況でも視覚から微妙なコンテクストが得られていることだった。

マイクロソフトの研究者のEd Cutrell(エド・カトレル)氏は次のように述べている。「私たちは、人間として、他人とのやり取りに関してとても微妙で複雑な感覚を持っています。部屋にいるのは誰か、何をしているのか、自分との関係はどうか、私にとって重要かどうかをどう判断するか、これらを知るための手がかりは私たちにとって当然に得られるものです。しかし、目の不自由な人々にとってはそうではありません」。

このことは子供たちには特に顕著で、このような手がかりや振る舞いについておそらく学んでいないために、社会性に欠ける傾向を示してしまうことがある。会話中にテーブルに突っ伏したり、話している相手の方を見ないといった傾向だ。

補足すると、こうした行動自体に「問題がある」わけではない。彼らにとって最も適切な行動をとっているだけだ。しかしこうした行動は晴眼者との日々の関係を阻害するおそれがある。そのため、すべての人にとって容易で自然な関係の構築を目指す研究には意義がある。

Project Tokyoは、改造してレンズをはずしたMicrosoft HoloLensで実験をしている。HoloLensは、適切な情報を与えられれば物体や人物を識別できるきわめて高度なイメージングデバイスでもある。

ユーザーがこのデバイスをハイテクなヘッドバンドのように装着すると、カスタムのソフトウェアスタックが状況に応じた手がかりをユーザーに提供する。

  • 例えば右前方1メートルほどのところに人物を検出すると、ヘッドセットがその方向から鳴っているようなクリック音を発する。
  • その人物の顔が既知である場合、先ほどとは別の弾くような音が鳴り、その人物の名前が読み上げられる(前述のクリック音と同様に、この音もユーザーにだけ聞こえる)。
  • 未知の顔の場合やうまく認識できない場合は、ゴムバンドが伸びているような音が鳴る。ユーザーの顔の向きに応じて音が変化し、顔を相手に向けるようにガイドする。相手の顔がカメラの中央に来るとクリック音が鳴る(つまりユーザーが相手をまっすぐ見ることになる)。
  • 周囲に人がいる場合、ヘッドバンド上のLEDが検出された人物の方向に白く光り、人物が特定されると緑に光る。

ほかの機能も研究されているが、このセットが出発点であり、12歳のTheo(セオ)という少年のケーススタディではこのセットが特に有効と考えられている。

システムやセオとの実験などについてはマイクロソフトの記事に詳しく記されているが、基本的にセオはシステムを詳しく理解し、それにより晴眼者が主に使用している手がかりによって社会的な関係性に対処できるようになっている。例えば、相手に顔を向けて意図的に注目できるようになってきた。また、室内を自分なりの方法でスキャンして周囲の人を常に意識する方法も自ら身につけた。どちらもテーブルに突っ伏していてはできないことだ。

できることが増えるのは良い取り組みだが、もちろんまだ発展途上だ。高価でかさばるハードウェアを一日中身につけたくはないし、ユーザーごとにニーズが異なるのも当たり前だ。表情やジェスチャーについてはどうだろうか? 看板やメニューはどうする? 最終的にProject Tokyoの未来は、AIシステムなどのモダンなツールを構築する際にはほとんど関わりを持たないコミュニティのニーズによって決まるだろう。

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(翻訳:Kaori Koyama)

ハードウェアをアップデートしたGoogle Glassの新モデルが登場

Googleのヘッドマウント型スマートディスプレイ、Google Glassがついに普及の段階に入った。

Glassが最初に登場したのは2013年。Googleが思い描いていた未来の夢を具現化する役割を果たした。その後、一般ユーザー向けではなく、企業向けとして再定義されたが、今回ハードウェアのアップデートを受けて、Googleの親会社Alphabet(アルファベット)の研究部門Xのムーンショットファクトリから卒業することになった。これにより、多くの企業にとって手を出しやすい製品となることを目指している。

最初のコンシューマ向け製品は、一笑に付されてしまうほど未熟なものというわけではなかったものの、話題を振りまくのがせいぜいだった。企業向けのGoogle Glass Enterprise Editionは2年前に発表され、それ以降ビジネスユーザーの関心を得ようと、専任のグループがコツコツと開発に取り組んできた。

今回発表されたGlass Enterprise Edition 2のデザインは、前任機から大幅に変更されたようには見えないが、内部には注目すべき変更が加えられている。具体的には、OSとしてAndroidを採用し、Android Enterprise Mobile Device Managementをサポートするようになった。この変更だけでも、エンタープライズの顧客に重い腰を上げさせるのに十分な効果があるだろう。

チップセットをQualcommのAR/VR専用のXR1に変更したことにより、ソフトウェアのアップデートも可能となった。Googleによれば、新しいGlassでは「カメラの性能と画質が向上している」ということで、さらにUSB-Cによる接続も可能となっている。

MicrosoftのHoloLensのようなものと比較すると、Glass Enterprise Edition 2の機能はかなり限られている。ただしGlassは、ユーザーの周辺にあるものについての情報に、何の操作も必要とせず、簡単にアクセスできるようにすることに焦点を合わせたものなのだ。

Glassを担当するチームは、GoogleのAR/VRチームに合流した。この動きは、Googleがコンシューマ向けの製品の開発に注力するのを見直そうとしていることを象徴するものだろう。昨年、Googleはコンシューマ向けのVR製品のアップデートを最小限に抑えた。また、クリエイティブコンテンツの制作を担当するグループのいくつかを解散し、エンタープライズ向け、コンシューマ向け、ともに機械学習を最大限に活用するような製品の開発に注力することにした。

X部門を卒業したGlassチームは、これまでにムーンショットファクトリから巣立った他のチームと合流することになったわけだ。

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(翻訳:Fumihiko Shibata)

HoloLensの軍用利用に関する5億ドルの政府契約事業、マイクロソフトCEOは擁護

マイクロソフト(Microsoft)に、同社の拡張現実技術「HoloLens」を米陸軍に納める5億ドルの政府契約を反故にする気はない。

CNNのインタビューでマイクロソフトのCEO サティア・ナデラ(Satya Nadella)氏はこう言っている。「わが社は、自分たちが今エンジョイしている自由を護るために民主主義に基づいて選んだ諸機関に対しては、技術の供与を拒否しない、という道義的意思決定を行った。その意思決定に関してわが社はきわめて透明であり、(反戦的な)社員たちとの対話も継続していく」。

関連記事: Group of employees calls for end to Microsoft’s $480M HoloLens military contract…Microsoft社員グループがHoloLensの軍用契約に反対(未訳)

現在200名あまりの社員が総額4億7900万ドルの政府契約の廃棄を求める経営陣に対する書簡に署名しているが、それに応じないとするCEOのこの言い分はまったく意外ではない。マイクロソフトは以前、政府の契約事業の遂行に関する社内精査を行っている。それに基づいて今回はまだ新しいAR技術が、テクノロジーの力で戦闘の最前線における米軍の殺傷能力を強化する、と称する契約事業に利用されることになった。

米国時間2月22日、社員グループから上層部に送られた書簡は、その4億7900万ドルの軍用契約の停止を求めている。グループの主張によれば、書簡に署名したマイクロソフト社員は200名を超えている。

「入社時の契約業務内容に武器の開発はなかった。自分の仕事の使われ方に関しては、自分に発言権がある」と書簡に書かれている。

その書簡の発表の数日前には、同社はあるイベントで、同社の拡張現実技術の進歩を強調した。

関連記事: Microsoftが大きく改良されたHoloLens 2を発表

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

第2世代HoloLensはマイクロソフト独自開発のAIコプロセッサを搭載

Microsoftは、第2世代HoloLens VRヘッドセットに独自のAI処理能力を搭載する準備を進めていると公表した。HoloLensの機能やサービスを強化するのが狙いだ。

HoloLensに搭載している現行のプロセッサにAIコプロセッサを加えてカスタマイズするとMicrosoftは説明する。これでクラウドに接続することなくデータ分析ができるようにする。常にオンラインである必要性が無くなるので、処理速度は上がり、可動性も向上する。

Microsoftがチップを自社で設計するのは、それがARやMRの新たな用途やサービスを切り開く唯一の方法だと考えているからだ。同社CEOであるSatya Nadellaは5月に開催されたMicrosoft Buildの講演の中で、工業分野における作業現場など、将来のAIの使用例をいくつか挙げた。それらを実現するにはカスタムAIチップがもたらす処理時間の短縮や可動性の向上が、非常に重要な要素になる。

「それ自体が知的なMR機器を開発する際には必要な考え方です。MRとAIは未来のコンピューティングの代表格であり、我々はこの先進未来分野を推し進めることを嬉しく思っています」と、Microsoftは自社チップセットの計画について語っている。

チップを独自開発しているのはMicrosoftだけではない。Googelはボット強化のために独自のAIプロセッサを開発し、Appleは水面下でiPhone専用チップを開発していると噂されている。新たな可能性を切り開く別のアプローチとしてはGoogleやFacebookが取り組んでいるように、端末のデバイス・プロセッサの負担を取り除く処理の軽いニューラルネットワークを創り出す方法がある。

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The VR FundがAR業界の最新カオスマップを公開――四半期でARアプリが6割増

シリコンバレーでVR、AR、MRを手がけるスタートアップに特化したVCのThe Venture Reality Fund(以下、The VR Fund)。同社は現地時間7月20日、最新のAR業界の動向をまとめたカオスマップを公開した(2017年Q2版)。

このカオスマップの作成のため、The VR Fundは2000社以上の企業を調査。その中から、資金調達額や収益力などをもとに150社をピックアップして掲載している。同社によれば、「ARアプリケーションを手がける企業数はQ1と比べて60%増加した」そうだ。

The VR Fundはプレスリリースのなかで、「Q2において最も活発だったエリアは、デバイスとSDKツール開発だった。これは業界全体がいまだ前進を続けていることを表している」とコメントしている。

「Q1では、FacebookやAppleといったビックプレイヤーたちによる大きな動きがあった。それにより、開発者たちの活動は活発化し、マーケットがカバーする領域も拡大した」(The VR Fund)。

日本では、2017年5月にGoogle Tangoに対応したASUSの「ZenFone AR」が発売したこともあり、ARを身近に感じる機会が増えてきた。

The VR Fundは、「開発キットはまだ未熟ではあるものの、Microsoft HololensとGoogle Tangoによって、ARがもつ可能性が広く知られることとなった。近い将来、AppleのARKitに対応する形でこれらのプラットフォームがさらに進化することが期待される」と、Q2でARプラットフォームが果たした役割を評価している。

しかし、その一方で「現在のAndroidエコシステム内の分断は、開発スピードとTangoの普及スピードを鈍化させることになるだろう」とも加えた。

「FacebookのカメラプラットフォームとAppleのARKitの登場により、AR業界はさらに活発化。この業界に対する注目度も上がった。これはコンシューマー向けアプリケーションの分野で特に顕著だ。現時点での開発者からの反応を見る限り、Appleはこの“ARプラットフォーム戦争”で強大な勢力になるだろう」(The VR Fund)。

Scope ARの拡張現実コンテンツ制作ツールWorkLinkがMicrosoft Hololens用バージョンをローンチ

Microsoftの3000ドルもするHoloLens開発キットは、去年から今年にかけてたくさん出た消費者製品よりも多くの関心を集めてきたが、忘れてならないのは、その拡張現実ヘッドセットが、企業の空間的コンピューティングの新たなスタンダードを目指していることだ。

今日(米国時間5/11)、カナダ、アルバータのScope ARは、拡張現実のコンテンツ制作プラットホームWorkLinkの、HoloLensバージョンを立ち上げ、たとえば企業の遠隔地の作業員に、複雑な機械の修理や組み立て方法をAR画面で教えられるようにした。

Y Combinatorが支援している同社のツールは、それを使ってCADのモデルを実物オブジェクトの上にオーバレイできる。そしてそれにより、専門家からの指示や助言を受けられる。問題が起きても、手の施しようを迅速に教えてもらえる。そんなARベースのコミュニケーションはタブレットとマーカーを使って行われることが多いが、同社がねらっているのは、今後はそれをヘッドセットベースで行うことだ。

2010年に創業された同社は、誰も知らない間に多くの有名企業を顧客に抱えるようになっているが、守秘義務のためにその名を明かせないことが多い。今ここで勝手に挙名できるのは、NASA, Boeing, Lockheed Martin, Toyotaなどだ。

HoloLensの問題は、それがコンテンツを載せやすいハードウェアではないことだ。デベロッパーにとってそれは、UnityでHololensボタンを押すほど簡単な作業ではない。技術的な難関を、乗り越えなければならない。

WorkLinkは、HoloLensの外向奥行きセンサーを利用して作業対象のオブジェクトの上に粗いメッシュをかぶせ、そこにARによる手取り足取りのインストラクションを付ける。それは同社によると、“PowerPointでプレゼンテーションを作るぐらい易しい”そうだ。顧客サポートに伝えるべきARコンテンツを、非技術系の社員でも容易に作れるようになる、という含意だろう。今そのためのユーザープラットホームとしては、iOSとAndroidとWindowsをサポートしている。

“HoloLensにコンテンツを載っけるのはこれがいちばん簡単”、とScope ARのCEO Scott Montgomerieは宣伝も怠りない。


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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

建設業のデジタル化にHoloLens―、小柳建設と日本マイクロソフトが連携を発表

ポケモンGOで一気にARに注目が集まるようになったが、ARをゲームではなく仕事の効率化にも役立てようとしている企業も出てきているようだ。本日、小柳建設は、ホログラフィックコンピューター「Micorosoft HoloLens」の活用したプロジェクトを推進すると発表した。このプロジェクトは日本マイクロソフトと連携して進めていくという。

TechCrunchの読者はご存知かと思うが、HoloLensはWindows 10を搭載したメガネ型の端末で、拡張現実(AR)や複合現実(MR)を体験できる。HoloLensは世界で9ヵ国で展開し、日本では2017年1月に開発者向けと法人向けに提供を開始している。現在ダウンロード可能なアプリは150以上あり、「世界の中でも日本のHoloLensへの注目度が高い」と本日の会見で、日本マイクロフトの代表取締役を務める平野拓也氏は話した。

小柳建設と日本マイクロソフトは、建設業にHoloLensを活用するプロジェクトを「Holostruction」と銘打つ。このプロジェクトには日本マイクロソフトのみならず、米国本社も協力して進めるそうだ。具体的には3つのコンセプトでHolostructionプロジェクトを推進する。

1つ目は、建築計画から施工、修繕までの計画を可視化し、業務の透明性を図るプロジェクトだ。建設計画の進捗や設計変更の履歴などもトラックし、情報を一元管理できるようにする。

2つ目は建造物を建てたあとでも、建造物に関わる情報を活用できるようにする。建造物に関する書類や写真といった情報を格納することで、例えば建物の検査時に活用し、検査員の負担を軽くすることなどに役立てるという。

3つ目は、コミュニケーションを効率化することだ。1つの建物を建てるにも、多くの業者が関わっている。HoloLensを使うことで関係者が一箇所に集まらなくても情報が共有できるようになる。視界を共有することで、現場に行かなくても現場判断や事業判断ができるようになるだろう。こうした機能で業務を効率化し、働き方改革を促進したい考えだ。

今回の会見に伴い、体験会も実施された。デモはHoloLensを装着した4人が同時に橋の建設に関わる工程表を見るという内容だった。工程表の各段階を選択すると、建築途中の橋の様子が表示される。橋は縮小サイズでも実物大でも表示できるため、実物大表示をするとまるで橋の上に立っているかのように見えた。紙の図面で橋を見ても分かりづらいが、HoloLensで全員が同じように実物を見れるということは、仕事を進める上で共通認識を持つのに役立ちそうだ。

小柳建設は今回の会見で、建築業のデジタル化で情報の透明化を図り、建築業に関わる人々の働き方を刷新したいと話していた。小柳建設の代表取締役社長を務める小柳卓蔵氏は、「建設業界では少子高齢化で担い手が減っている上、3K(きつい、汚い、危険)のイメージがある。建設に携わる人々の負担を下げ、建設をかっこいい仕事、尊敬される仕事にしたい」と言う。

日本マイクロソフトの平野氏は、今後さらにAIやコグニティブコンピューティングなどの技術面で働き方やデジタルトランスフォメーションを支援することを視野に入れているという。また使い方や運用面での支援など、協業パターンを広げていきたいと話している。

HoloLensで英語の発音が学べる「ENGLISH BIRD」に語学学習の未来を感じる

MR(複合現実)の本格的は幕開けはまだもう少し先かもしれないが、Microsoftのホログラフィック・コンピューター「HoloLens」を手に入れた開発者はさっそくMRでの開発を始めているようだ。本日ViRDは「ENGLISH BIRD」という英語の発音を練習する教育ゲームをリリースした。

ENGLISH BIRDのゲームを始めると、部屋の壁に空き、そこからカモメが出てくる。1分以内に、カモメが持っているプレートを正しい英語の発音で読み上げて高得点を競うという内容だ。(このゲームではどうやら英語の音声コマンドの発音を学べるようだ。)

カモメがふよふよ壁から出てきて、部屋中を飛び回っている様子はかわいらしい。けれど動画を見る限り、音声認識がうまくいっていないのか、相当正しい発音でないと得点にならないのかは分からないが、いまいちぎこちない印象だ。

このゲームが英語学習には実用的とは言えないかもしれない。ただ、今後音声入力とMRの技術が発展するだろう。その時、HoloLensのアプリで身の回りにある物の別の言語を覚えたり、学びたい外国語でMR上の要素と関わったりできるゲームであれば、なかなか身につかない語学学習も楽しく進められそうだ。

HoloLensは昨年末にプレオーダーを開始し、2017年1月中旬より順次提供している。HoloLens自体入手できるようになってから1ヶ月程度なので、MRが本格化するのはまだもう少し先だろう。価格も開発者向けが33万3800 円(税込)、法人向けが55万5800 円(税込)と安くない。けれどすでにMRに未来を見出し、開発を進める開発者は少なからずいるようだ。Twitter上で、HoloLensで開発を試行錯誤しているVoxelKei氏の作品なども見つけた。こちらは、現実世界と他の空間をつなげていて、空間をワープしているみたいに見える。

現時点で、Microsoftのアプリストアを確認したところ、HoloLens用のアプリは142個あった。今後どのようなアプリが出てくるのか、そのなかから私たちの生活に革新をもたらすものがあるのか、今からとても楽しみだ。

Microsoft HoloLensを使ったARゲームはこんな感じ―Valve Portalのデモビデオ

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ValveのPortalはパソコンゲームで非常に人気があるシリーズだ。一人称シューティングものばかりで少々うんざりしていたゲーマーはPortalが持ち込んだ一人称パズルを新鮮に感じたようだ。このパズルは拡張現実でプレイすると飛躍的に面白くなりそうだ。テーブル、天井、壁、床といった身の回りの現実の対象物を使ってあの独特のパズルがシームレスにプレイできる。

ともかく上のデモビデオを見るとそういう感じだ。クリエーターはKenny Wで、これまでにも優れたARゲームを開発している。以前発表したポケモンをフィーチャーした拡張現実ゲームは特に印象的だった。

ホロレンズを使って音声コマンドでポケモンにバトルさせよう!

Kennyの最新のプロジェクトはPortal独特のパズルをVR化することに成功している。Portalゲーム内のオブジェクトばかりでなく、キッチンのテーブルだの廊下の壁、天井といった現実の対象から不思議なサイロが飛び出している。

上のビデオから受ける印象とはやや違って、HoloLensは拡張現実デバイスなので仮想現実ビューワーのように視野を完全に遮ることはない。しかし消費者向け拡張現実のデモとしては非常によくできている。Microsoftに拍手だ。

Microsoftに頼みたいのは、HoloLensを使ったユーザー向けアプリを早く出してもらいたいということだ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


【以上】

Hacking Arts 2016の優勝は「音楽版Pokémon GO」のHarmony Space

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今週末、ソフトウェアやハードウェアのエンジニア、アーティスト、起業家がボストンに集結した。MITが主催するハッカソンのHacking Arts 2016に出場するためだ。

ファイナリストに残った12チームのうち、見事受賞を果たしたのは以下の4チームだ。

  • Best All-Around Hack優勝: Harmony Space
  • Best All-Around Hack第2位: Revive
  • Best All-Around Hack第3位: möbel
  • Hackers’ Choice: Inkfinity

MIT提供の受賞プロジェクトの詳細はこの記事の最後に掲載してある。

ハッカソンは通常、あるテクノロジーのプロモーションや新しいプロダクト・アイデアの宣伝、優秀な人材の発掘などを目的に企業や教育機関が主催するイベントだ。しかし、Hacking Artsはもっと「大きなもの」に挑戦するように出場者に呼びかけている。

Hacking Arts2016のWebサイトによれば、出場するチームは「アートが持つ機能を強化する、あるいはアートへのアクセスを向上させるようなプロトタイプを設計・創作する」ことが求められ、「テクノロジーとアートを通じて世界を変える」ことが彼らの目標となる。

同ハッカソンのオーガナイザーを務める、Sloan MBA候補生のHelen Smithによれば、今年応募があった700名のうち、本戦に招待されたのは250名だったという。結局は250名中177名がハッカソンに参加、全体の58%が女性で、87%が学生だった。この学生の大半は学部生だ。ボストンやニューヨークからの参加者が多かったが、このためにボストンにやってきた者もいた。

出場者たちが創りあげたプロジェクトは、モバイルアプリ、ウェアラブル、没入型のエンターテイメント体験など様々だった。半数以上のハッカーたちがARやVR、そしてロボティクスを駆使して彼らが打ち立てた目標を達成していたとSmithは話す。彼女によれば、今年のプロジェクトで多く見られたテーマは「テクノロジーによって感情移入を促す」というものだったという。

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ペインティング・ロボットのArtmatrもHacking Arts 2016に登場

ディベロッパーに熱い眼差しを向け、チームのメンターを務めたHacking Arts 2016の協賛企業は、Adobe、Autodesk、Shapeways、Jibo、Whoaboardなどの企業だ。出場者たちはペインティング・ロボットのArtmatrや、パーソナルアシスタント・ロボットのJIBOのデモに群がり、そのようなロボットをどのように自分たちのプロジェクトに活用するべきか考えていたとSmithは言う。

2015年度と2016年度のHacking Artsで審査員を務めたArtsy CTOのDaniel Doubrovkineによれば、2016年のハッカソンでは去年に比べ、VRではなくARを利用する出場者が増えたと話している。

また彼は、今年の出場者の多くは音楽の分野にフォーカスしており、ファイナリストの約半数はサウンド・デザインを何らかの形でプロジェクトに組み込んでいたと話している。意外だったのは、今年はAmazon Echoが普及しはじめた年であるにもかかわらず、音声認識やボイスコントロール技術を利用するファイナリストがいなかったことだ。

Daniel Doubrovkineは、今年の出場者が創りあげたプロトタイプに刺激を受けたと話す一方で、出場したチームへのアドバイスがあるとすれば、もっと実験的な目線でプロジェクトに取り組むようにアドバイスするだろうと話している。

「人は常に、プロジェクトがもつ目的を一番に考えがちです。しかし、プロジェクトの目的はさまざまなアイデアを考えている最中に突然生まれることもあるということを私たちは学んだのです」と彼は言う。

Hacking Artsの運営はMIT Center for Art, Science & Technology (CAST)と、 Martin Trust Center for MIT Entrepreneurshipの協力の元、MIT Sloan School of ManagementのEntertainment, Media & Sports Clubが勤めている。

Hacking Arts 2016の受賞者たち

優勝:Harmony Space
チームメンバー: Max Harper、Matthew Seaton、Evin Huggins
「このアプリケーションは音楽の思考ツールです。このアプリケーションは私たちの空間認識感覚を聴覚と入れ替えます。空間を「聴き」、ハーモニーを「見る」ことができるようになるのです。あなたの位置X(左右)、Y(上下)、Z(前後)は、異なる3つの音符のピッチを調節する役割を持ちます。これは、すべての場所が「調和可能な」場所になることを意味します。特定の場所にポケモンが浮いているのと同じように、このアプリケーションが創る世界には「オーブ」が存在し、そのオーブによってユーザーはメジャーコードとマイナーコードを奏でることができる場所を特定することができます。このアプリケーションには、3D空間トラッキング技術とHololensの拡張現実機能が利用されています」。

第2位:Revive
チームメンバー:Paul Reamey、Tim Gallati、Luna Yuan、Liabao Li、Qi Xiong、Jingchen Gao
「このシステムは、仮想現実、触覚で感じるフィードバック、そして音楽を融合することでユーザーに太極拳を指導するシステムです。このシステムは仮想現実環境でユーザーに合図を送ります。そうすることでユーザーは、体の動かし方を理解できるだけでなく、自分の動きが正しいのかどうかフィードバックを通して知ることができます。ユーザーとシステムが相互に作用するビジュアルエフェクトを利用することで、エネルギーの流れを意味する「気」というコンセプトを表現しました。また、このシステムにはユーザの動きを促すための触覚で感じられるフィードバック機能も備えられています」。

第3位:möbel
チームメンバー:Kiran Wattamwar、Christina Sun
「”ソーシャル家具”プロジェクトのmöbelは人々の協力関係を促すプロジェクトです。家具の組み立ては、わざと複雑になるように設計されており、1人だけでは組み立て不可能な作りになっています。少なくとも2人以上が協力することで、家具の本来の価値が発揮されるのです。組み立てられたmöbel製のイスに座るためには、2人の人間が狭い空間で向き合うように座る必要があります。これにより、本当の意味で人と人との間に存在するバリアを壊し、2人の協力関係を促すのです」。

HACKER’S CHOICE AWARD受賞:InkFinity
チームメンバー:Sharon Yan、Yaqin Hunag、Daisy Zhuo、Lei Xia
「InkFinityは、仮想現実を利用してユーザーをインクで描かれた世界の中に誘い込み、詩的な旅に連れ出すアプリケーションです。ユーザーは絵画で描かれた世界に入り込み、その美学を隅々まで探索し、文化的エトスを3D空間で体験することができるのです」。

Windows 3Dの責任者が語る、これからの3Dが果す役割

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Microsoftの未来は3次元だ。これまでに私たちは、同社がHoloLensならびにMinecraftとの仕事を通じて、少しずつその概念を受け容れて行く様子を見てきた。だが今週の初め、ニューヨークシティーでのイベントで、同社は3Dコンテンツ作成をコア原則として掲げ、Windows 10クリエイターアップデートならびにSurface Studioのようなハードウェアの両方に、全力で取り組むことを発表した。

どのくらいの期間、同社がこの領域に注目してきたのかと問われて、Megan Saundersはしばしの沈黙の後、用心深く「ある時点から」と答えた。彼女はWindows 3D Initiativeのジェネラルマネージャーである。彼女はすぐに、以前はHoloLensチームにいて、3Dコンテンツ作成の入門障壁を低くするための仕掛けのインスピレーションを、彼女自身の子供から得たのだと付け加えた。その子は空間に興味があったのだが、複雑なCADプログラムを操作するために必要なスキルを持っていなかったのだ。

「今日の3Dマーケットを見てみると、ほとんどのツールセットがプロ向けのものなのです」と彼女は説明する。「もし人びとに、もっと直接的に3Dの世界へアクセスして貰えるようにできたら、人びとにはよりリッチで、魅力的で、そしてより包括的なことを行う多くの機会が開かれることでしょう。私たちは、それをより親しみやすくするために、皆のために何ができるかを知りたいのです」。

この答の一部はPaint 3Dの形で現れた ‐ とうの昔に、悪いコンピューターアートの代名詞になってしまっていた、同社の古いグラフィック作成アプリケーションの改訂版である。プログラムの新バージョンは確かに、それを使ったユーザーが、自らを「3Dコンテンツ作成者」と呼べるくらい閾値を下げてくれる。とはいえこれまでのPaintで予想できるように、結果のほとんどはとても簡単なものだ。

しかし、Paint – そしてクリエイターアップデート – は、人びとをMicrosoftの大いなる3D戦略に絡め取るための最初の1歩に過ぎないのだ。「エコシステムの構築を目指しています」とSaundersは説明した。「私たちがロールアウトしていくものには様々なものがありますが、Paintはその最初のステップです。誰でもそれをダウンロードすることができますし、Paintと私たちの3Dコミュニティを統合していますので、既存の3Dオブジェクトをリミックスすることも簡単になりました」。

また、計画リストには携帯電話をモバイル3Dスキャナーにする機能も含まれていて、ステージ上でSaunders自身によってデモが行われた。そのときキャプチャされたのはイベント会場に設置された砂の城だ。「私たちはWindows Phone上でのローンチから始めます。まだまた沢山のことを学ぶ必要があります。経験を可能にすることは、挑戦の一種なのです。私たちは、人々がそれを簡単にするにはどうすればよいかを考えるために、多くの時間を投資してきました。それが成長し離陸していく過程で、私たちは人びとのいる場所に行きたいと思っています。皆が自分自身のデバイスの上で経験を楽しめるようにしたいのです」。

今のところそれは、PowerPointのような同社の大きなソフトウェアに付随する断片的な展開である。将来的には、しかし、Saundersとそのチームは、コンピューター利用法と情報共有の中で、3Dコンテンツがより大きくより統合された役割を果すと予測している。3Dは、写真や動画と並んで、私たちが記憶を保存し共有するための新しいカテゴリの1つになるだろう ‐ この先それらを後世のためにデジタルまたは3Dプリントのどちらで残そうかという選択肢は、消費者3Dプリントが広く普及したこれまでの成果を踏まえると、これまでになく現実味のあるもののように思える。

「思い出に新しいカテゴリが生まれるかも知れませんね」とSaunders。「人びとは、心を揺さぶられる瞬間や友人や家族の、写真やビデオを撮影するために、沢山の時間を費やしています。そして私たちはまた、モノにも同じような思い出を宿らせています、でも私たちにはそちらに関しては同じような保存ツールがまだ無いのですよね」。

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(翻訳:Sako)

VRヘッドセットに世界標準誕生か?HP, Dell, Lenovo, Asus, AcerがMicrosoftと提携で共通規格製品を作る

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Microsoftは今(米国時間10/26)、ニューヨークで報道陣向けのカンファレンスをやっている。そこで発表されるものには、拡張現実(AR)や仮想現実(VR)など、3Dと、ありとあらゆる‘現実’(realities)ものが多い。同社はその積極姿勢の一環として、PCメーカー5社とのパートナーシップにより、Windows 10の次のアップデートに間に合うべく、各社にVRヘッドセットを新発売してもらうことになった。

Microsoftの発表によると、HP, Dell, Lenovo, Asus, Acerの5社が全員、有線方式で6軸方向(前、後、上、下、左、右)の自由度センサーのある、PC用VRヘッドセットを作る。外付けセンサーが要らないし、HTC Viveのように大きな部屋も要らない。そしてお値段は、299ドルからだ。

これで、この規格のVRヘッドセットがたちまち市場でコモディティーになりそうだから、OculusやHTCなども急いでOEMの一員になるだろう。仮想現実の市場全体に、やっと、大きな突破口が見えてきた、とも言える。

Windows 10のCreators Updateはリリースが来春だから、ヘッドセットは年初から出回るだろう。Windows 10のアプリケーションのVR化デモも、今日行われた。仮想空間の中の壁にアプリケーションが投射され、それと対話できる。

しかもMicrosoftにはHoloLensという3D ARの伝家の宝刀があるから、VRが作る仮想の3Dオブジェクトやアニメーションなどを、現実世界の上にARすることもできるのだ。同社は、HoloLensの中でMicrosoft Edgeを動かす、というデモをやった。

このヘッドセットがあれば、たとえばHouzzの3Dオブジェクトを自分のリビングルームで見ることができる。自分の部屋にARで家具などを置いてみる、というやり方はすでにスマートフォンではふつうだが、そのARがHoloLensになれば、もっとすてきだろう(下図)。

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Microsoftが今日紹介したHoloTourアプリケーションは、名前はダサいけど、VRヘッドセットを有効に使える例だ。Google Cardboardのアプリケーションにも似たようなのがあったと思うが、世界中を旅して、有名なモニュメント(自由の女神、モアイ像、奈良の大仏、…)をその真ん前で見られる、という仮想体験だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

MicrosoftがHoloLensヘルメットを3000ドルで一般発売、誰でも買えるが主に企業対象か

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Microsoftの未来的な拡張現実ヘルメットHoloLens(のDevelopment Edition)を、それを利用するアプリケーションを作らない人でも自由に買えるようになった。これまでは、実際にアプリケーションでそれを使うデベロッパーしか、入手できなかった。でもこれからは、アメリカかカナダにいて3000ドル払える人は、Microsoftから直接、最大で5台まで、買うことができる。

3000ドル〔従来からのデベロッパー価格〕は決してお安くないから、誰でも衝動買いできるとは思わないが、なにしろ、どうしても欲しかった人は、手に入れることができる。Microsoftの発表では、これはまだ“Development Edition”であるので、デベロッパーや企業顧客向けだ、と言っている。しかし、デベロッパーでも企業の人でもない、ふつうの人でも、喜んで売ってくれる。条件は、アメリカかカナダに住所があること、Microsoftのアカウントがあること、そして十分なお金があることだ。

Microsoftによると、同社の小売ストアは、HoloLensをまだ扱っていない。

Microsoftは今日、HoloLensの可用性を広げることと並行して、HoloLens Commercial Suiteというものを立ち上げた。これにはHoloLens本体とともに、企業向けのセキュリティおよびデバイス管理機能が含まれている。

このエンタープライズスイートにはKiosk Modeというモードがあって、使えるアプリケーションを限定したり、ユーザーの本人性確認、デバイス管理、BitLockerによる暗号化などの機能がある。

このアップデートは明らかに、HoloLensを企業市場に大々的に売りたいという、Microsoftの意欲の表れだ。企業市場は、Microsoftが長年、得意とする市場である。

一部のデベロッパーにHoloLensの提供を開始したのは3月だった。それからまだ日が浅いのに、大々的な一般販売に踏み切ったのは、ハードウェアの安定性と大量生産能力に対する自信の現れかもしれない。もうすぐ今度はたぶん、一般消費者向けの発売に踏み切るのだろう。

〔参考記事: 企業利用の一例

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

AR/VR課程の一学期をまるまるHololensのデモアプリ開発に投じたワシントン大学、その評価は肯定的

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Microsoftのあのおもしろい混成現実(mixed-reality)*プラットホームHololensは、誰もが気軽に試せる状態からはほど遠いが、でもワシントン大学のコンピューター科学の学生は、思う存分遊ぶことができた。〔*: mixed-reality, ARとVRを両方実現できること。〕

とくにそれは、同大のCSE 481Vクラスの学生だ。このコースは、“仮想現実と拡張現実について多くを学び、最新の技術やソフトウェアを熟知し、そして10週間かけてアプリケーションを構築する”、と説明されている。

こんなやり方のコースは、少なくとも同大では初めてだ。国内のVR/AR選手たち、MicrosoftやOculus、Valve/HTCなどからの全面的な賛助もあり、36名の学生が、Hololensの開発チームや、主要なヘッドセットのすべてにアクセスした。Hololensは25台提供されたが、一箇所にこれだけ集まるのも珍しい。OculusのチーフサイエンティストMichael Abrashや著作家のNeal Stephensonなどの客員講師の話も聞かなければならない。Stephensonの“Snow Crash”は、コースの必読書だ。

いまどきの大学は、学生が進んで入学したくなるための、こんなおもしろそうな仕掛けが重要なのだ。

One of the projects had users flying a virtual paper airplane through AR waypoints.

このプロジェクトでは中間点(通過点)がARで表示され、そこに仮想(VR)の紙飛行機を飛ばす。

このクラスのインストラクターの一人Steve Seitzは語る: “昨年、VR/ARクラスの話をHololensの連中に話したら、たいへん前向きの関心を持ってくれた。36人のクラスでまったく新しいデバイスやその開発プラットホームを使うのは、最初ためらったけど、開発環境がとても良くできていることに、感銘を受けた。経験のまったくない学生でも、すぐに使えるし、わずか数週間でけっこう上出来のアプリケーションを作れる”。

どれだけ上出来か、それはコースのWebページで確認できるし、開発過程を記した週刊のブログ記事もある。たとえばARクッキングや、お絵かきアプリケーション、部屋をスキャンする過程のゲーム化など、ほかのアプリケーションで使えそうなアイデアやコンセプトも少なくない。

クラスは、その総仕上げとして大学のキャンパスで公開デモデーを行った。一般人だけでなく、Microsoft ResearchのCVP Peter Leeのような重要人物も見に来た。

それが学生にとって大きな機会だったのはもちろんだが、この分野の企業にとっても実り多いテストの場だ。若い人たちはこの技術に、どのように対しているのか? どんな困難にぶつかったか? どんなツールを望んでいるか? こういうのは、企業側の思惑、下心というより、むしろ学生とのコラボレーションから得られる体験だ。

“Hololensのチームにとってこれは、焦点の絞られた教育的なセッティングでプラットホームを評価でき、初期的なフィードバックを得られる貴重な機会だった”、とSeitzは書いている。チームは、学生たちへの技術的サポートや教育訓練も提供した。

Seitzと、他のインストラクターの一人Ira Kemelmacher-Shlizermanは、来年もまたこのクラスをやりたい、と考えている。ワシントン大学はMicrosoftにとって便利な場所にあるが、同大はこの地域の研究のためのハブでもある。これまで、有名なHITLabで、VRやAR関連のアイデアを数多く開拓してきた。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

すまない、Oculus。HoloLensを買うことにしたよ

今週、マイクロソフトのHoloLens Dev KitOculus Riftの両方が顧客への発送を開始したことで、頭に取り付けるヘッドセット同士の闘いは煮えたぎっている。

最新鋭のテクノロジーを愛するものであれば、その両方のテクノロジーを待ち焦がれているのではと思われるかもしれないが、実はそうではない。HoloLensは私に、Oculusが与えてくれなかったものを与えてくれた。それは、言いようもない歓喜とともに未来にむかって跳躍するような感覚だ。

AR vs VR

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HoloLensを装着すると、まるでヘッドバンドに取り付けられた重たいサングラスを着けているようだ。それだからこそ、着けている事を簡単に忘れてしまうという事実はとても興味深い。

この2つのデバイスは、フランケンシュタインの人造人間実験のように頭にスクリーンを取り付けるという点では似ている。だが似ているのはそこだけだ。これらのデバイスを比較するうえで最も重要なのは、この2つはまったく違った用途を持つという点だ。Oculusの仮想現実(VR)は、物語を観たり、ゲームをしたり、または鉄のような度胸を持っている人であればジェットコースターを1つか2つ楽しんだりするためのものだ。

その一方でHoloLensは拡張現実(AR)の典型だ。このデバイスは、本質的には大やけどの失敗をしたGoogle Glassのハイテク版のようなものだ。だが、Google Glassはコンピューターが馴染めないところにまで、それを無理取り入れようとした一方で(ゴホンゴホン)、HoloLensの使われ方は少しちがう。あの不運なメガネとは違って、HoloLensは「いつでもどこでも」装着するためのものではないのだ。

600ドルというOculus Riftの価格は、HoloLens Dev Kitの3000ドルと比べるとかなり安いが、後者のヘッドセットにはコンピューターが搭載されている。逆に言えば、グラフィック処理も難なくこなす高機能のゲーミングコンピューターとRiftを接続する必要がある。Riftを動かすために差額分の2400ドルを費やす必要はないが、費やそうと思えば簡単だ。そう考えると、この2つの実質的な価格の差はなくなる。

しかし、問題はお金の事ではない。単純に、私にはOculusの価値が理解できないのだ。映画はシェアする体験だが、顔の周りにマスクを取り付けた状態ではそれもできない。私にはゲームをする時間もない。それに、「Henry」のような物語は確かにVRでしか得られない体験ではあるものの、それは必ずしも私が探し求めているような体験でもない。しかも、それに2500ドルかそれ以上ものお金を費やさなければならないとしたら、なおさらだ。

HoloLensを顔に装着して異世界へとつなぎこまれる時も、私の頭にはそんな考えがあった。絶対に気に入らないと思っていたのだが、それは間違いだった。私は夢中になった。言葉にできないくらい夢中になったのだ。このテクノロジーは、自分を現実世界から隔離したいのではなく、このテクノロジーを使って自分の生活を高め、向上させ、そしてその名の通り拡張したいと考えている人には最適なものだ。

マイクロソフトはHoloLensのデモで、ARは現実世界の中で、社会的で協同的なものになり得ることを示した。もっと重要なのは、それを装着しているということさえも忘れてしまうということだ。

はるかに自然な体験

現実にデータが被さった世界に、あなたがどれだけ早く慣れることができるのかということを説明する方法はない。始めてそのデバイスを装着してから、ものの20分以内にはそれが普通なことのように感じる。「自然」と言ってもいいかもしれない。

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写真の赤い部分はスピーカーになっていて、耳に向けられている。イヤホンなどを装着しないので、このデバイスは興味深いほど拡張世界の体験を阻害しない。

ある時、私たち6人は皆HoloLensesを装着して、同時に同じ3Dモデルを見ていた。マイクロソフトの専属担当者が歩いてきて、「それでは、エネルギー・ポータルはどこにあるでしょうか?」と尋ねてきた。私は彼の方を向いて顔をしかめ、こいつはいったい何を言っているんだと不思議に思った。

「ここにあるじゃないか」と私は鋭い口調でそう言って、指をさした。その時私は、彼はHoloLensを装着していないので、当然ながらどこにそのポータルがあるのか分かるはずがないことにはっと気がついた。私が、なぜARがVRよりはるかに理にかなった製品なのかという理由に気がついたのは丁度その時だ。たとえ視界に何だかよく分からないものが浮かんでいたとしても、現実世界にいることはとても自然なことだ。完全に人の手で作られた世界にいることは、そうではない。

HoloLensが常に直面するであろう問題は、それを装着している人が誰にも見えない物を見ているとき、その人がとても滑稽に見えてしまうことだ。BuildカンファレンスでのHoloLensのデモンストレーションがその例だ。

そう、このビデオの中でHoloLensesを装着している人はとても愚かな人に見える。それを避ける方法はない。だが一度装着したら、見た目など、どうでもよくなってしまう。

留意すべき重要な点は、このデバイスはGoogle Glassと違って、周りに人がいる時に装着されることを意図して製作されたものではないということだ。そのために存在するのではない。オフィスだとか、むしろデザインスタジオのようなコントロールされた空間のなかで現実世界と対話するときに装着するものなのだ。

私にとってこのテクノロジーの魔力とは、現実世界と拡張された世界が交差しているということだ。私はどこか遠いワンダーワールドに没頭することにはまったく興味がない。でも、自分の周囲の世界を変えられるキットが3000ドルだって?その話、のった。

Buildでは、まるで未来が突然に、予告もなく押し寄せてきたようだった。納得した。VRは確かにすてきなものだが、これまでのところ誰からも、それが何のためにあるのかという説得力のある説明を聞いたことがない。ARはそれとはまったく別の話しだし、その物語の次章では何が見られるのか、待っていられない。

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(翻訳: 木村 拓哉 /Website / Twitter

住宅リフォーム店Lowe’sが多様な顧客オプションのプレゼンのためにMicrosoftのHoloLensを利用へ

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MicrosoftとLowe’sが今日、パイロットプロジェクトとして、MicrosoftのHoloLensによる拡張現実バイザーを、Lowe’sの一部の住宅リフォーム店で利用する、と発表した。Lowe’sの計画では、HoloLensを使って買い物客に、キッチンや調理台、家電設備などの、いろいろなデザインを見ていただく。目の前でいちいち、実物を組み立てることなく。

Lowe’sが最初にHoloLensを利用するのは、シアトル地区の数店のパイロットショップで、そこでは主にキッチンのリフォームで使用する。顧客はHoloLensのホログラムを見て、蛇口を選んだり、キッチンアイランド(テーブル型調理台)のサイズを決めたり、リフォームのいろんな要素を検討する。シアトルの次は、ノースカロライナでパイロットを行う。

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これがあると顧客は、ステンレスの蛇口にしようか、それともTrumpみたいなゴールドの蛇口がいいか、迷わなくて済む。お店に再び行くことも、なくなるだろう。

プロジェクトのもっと大きなビジョンは、住宅リフォームの未来像を描くことだ。Microsoftの主張によると、混成現実(mixed reality)(同社は拡張現実(augmented reality)よりもこの語を好む)があれば顧客は、物理的なキッチンモデルの中にいる状態で、その物理的なスペースに合うさまざまなオプションを、ホログラムで見ることができる。長期的には、キッチン以外のリフォームでも利用したい意向だ。

HoloLensのゼネラルマネージャーScott Ericksonが、今日の発表声明に書いている: “キッチンとシャワールームは手始めにすぎないが、われわれはこのようなソリューションが、個々の住宅におけるリフォームのオプションを見て検討するための、理想的な方法だ、と思い描いている。同様に、これまではリビングルームの場合も、テープやボール紙などを利用して家具の配置などを検討していたが、ホログラムを使えば、もっと高品質で、多様な変更の検討ができる方法を、そんな原始的な作業に代わるものとして提供できる”。

HoloLensのデベロッパーエディションは3月30日に3000ドルで発売される。それは、Microsoftの年に一度のデベロッパーカンファレンスBuildの初日でもある。そこでは‘ホログラフオペレーティングシステム(holographic operating system)’に関するMicrosoftのプランも聞けるだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Microsoft、HoloLensのデスクトップ・エミュレーターを今月末に公開―3000ドルも支払わずに開発が可能

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Microsoftのミックス・リアリティー〔AR/VR混合〕プラットフォーム、HoloLensアプリ開発には興味があるが、デベロッパー・キットを3000ドルで予約するのはためらっている読者も多いだろう。いかにも高価な投資だった。今日(米国時間3/25)、Microsoftは 「HoloLensのハードウェアを実際に所有していなくてもアプリが開発できるデスクトップ版のHoloLensエミュレーターが近く利用できるようになる」と発表した

このエミュレーターは、Microsoftの他のHoloLens向け開発ツールと同様、HoloLensハードの実機の第1回出荷が予定されている3月30日以前に入手可能になる。エミュレーターを利用すれば、デベロッパーは、シミュレーションされた部屋の中を歩きまわる、キーボード・コマンドを打つ、マウスやXboxコントローラーを試すなどができる。

エミュレーターには、標準でリビングと寝室という2タイプの部屋の家具配置を含めた空間地図が同梱される。 Hololensを所有しているデベロッパーは現実の部屋をHoloLensでスキャンして新たな空間地図を作成し、その中でエミュレーターを使うこともできる。

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エミュレーターは独自のHyper-Vバーチャル・マシンを備えており、アプリのVR開発に関する限り、アプリはエミュレーターを相手にしていることを気づかないという。

ホロ・アプリ開発の標準ツールはMicrosoftが最初に基本的なアプリ開発のデモを公開したときから変わっていない。アプリ開発にはVisual StudioとUnityが使えることが必要だ。HoloLensアプリの開発を助けるため、今日、Microsoftはビデオ・チュートリアルその他のドキュメントの提供していくと発表した

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Microsoft、HoloLensのデベロッパー向け開発キット予約開始―実機を含めて価格は3000ドル、出荷は3月30日

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MicrosoftはHoloLensのデベロッパー向け開発キットの予約受付を開始する。今回の発表を機に、MicrosoftはHoloLens版Skypeと何本かのゲームソフトなどHoloLensの可能性をデモするアプリをいくつかリリースした。

開発キットはデベロッパーごとに1セットを注文できる。ただし当面は招待されたデベロッパーのみで、価格は3000ドル。アメリカとカナダのデベロッパーに製品が出荷されるのは3月30日からとなる。

またHoloLensについていくつか新たな情報が公開された。

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注意すべきなのは、今回はあくまでデベロッパー向けリリースで、消費者版の発表ではないという点だ。これまでMicrosoftはHoloLensアプリ開発に関心のあるデベロッパーと水面下でやり取りをしてきたが、いよいよ正式にデベロッパーを開発プログラムに招待する運びとなったようだ。最初に招待されるのは誰なのか、広報担当は詳しいことを明らかにしなかったが、デベロッパーは数回に分けてまとめて招待されるようだ。

まだHoloLensプログラムへの参加を申し込んでいない読者も今からでも遅くないので申し込んでみるとよい。今後のバッチで招待される可能性は十分にある。

さて大枚3000ドルをはたくと何が手に入るのか? HoloLensのデベロッパー・エディションのパッケージには、まずHoloLensの実機が含まれている。クリッカーと呼ばれるループに指を通してクリックするコントローラー、キャリングケース、ノーズパッド、オーバーヘッド・ストラップ、バッテリー充電器、それにマイクロファイバーの布も含まれる。HoloLensヘッドセットはコンピューターに接続されなくても独立で作動する。64GBのフラッシュメモリーと2GBのRAM(これは少々サイズが小さすぎるようだ)を内蔵する。ヘッドセットの重量は576gだという。

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Microsoftによれば、バッテリー駆動時間は2時間から3時間で待受時間は最長2週間だ。HoloLensは自然空冷なのでファンがうるさく回るということはない。Intel の32ビットCPUとMicrosoft独自のHPU(Holographic Processing Unit)ハードウェアを備える。

もちろんこれ以外に大量のセンセー、カメラが内蔵されている。HPUはHoloLensのセンサーが収集した情報を解析し、必要な映像をリアルタイムで生成する。

ディスプレイは16:9のHD2台で、230万画素の「ホログラフィック解像度」を備えるということだ。【略】

HoloLensのデモ・アプリとゲーム

MicrosoftのAlex Kipmanのブログ記事によれば、 HoloLensはUniversal Windows 10アプリであるという。つまりWindows 10で正常に作動する現代のアプリはすべてHoloLensでも表示される(ただしHoloLens固有の機能は利用できない)ということだ。

今回のリリースを機に、MicrosoftではHoloLensのデモのためにいくつかのアプリを発表した。当初からHoloLensのデモに使われてきたSkypeが含まれるのは当然とだが、今回HoloLensからSkypeを使うユーザーは自分の見ているものを普通のデスクトップ・パソコンを使っているユーザーとも共有できるようになった。

またいくつかのゲームも公開された。

FragmentsはAR/VRのミックス・リアリティーの犯罪ドラマ仕立てで、舞台は「居間」だ。Microsoftによるとユーザーはこの部屋を歩きまわり、ソファに腰掛け、チャットができるという。

もう一つのゲームはYoung Conkerというプラットフォームで、ユーザーは自分がいる場所をベースにユニークなゲームを作成できる。どちらのゲームもAsobo Studioが開発した。

これに加えてMicrosoftは近くRoboRaidというゲームもリリースする。ユーザーは(もう見当がついただろうが)自宅をロボットの襲撃から守る。またHoloStudio 3Dモデリング・ツールや世界の絶景を360度パノラマで体験できるHoloTourも公開されるという。夏には「誰でもユーモラスで感情移入ができる3Dビデオ」を作れるActiongramのリリースも予定されている。

残念ながらHoloLens版のMinecraftに関する新情報はない。

HoloLensは私が久々に興奮して期待しているMicrosoftの製品だ。これまでのところは非常によくできたデモというレベルだったが、いよいよデモの世界を出るようだ。HoleLensが現実の環境でどんな能力を発揮するのか楽しみだ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

MicrosoftがHoloLensのデベロッパ向け体験コーナーをニューヨークのお店にセットアップ

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Microsoftは、デベロッパたちが、同社の拡張現実(augmented reality, AR)ヘッドセットHoloLensのポテンシャルに早めに目覚めてほしいので、このたびニューヨークのマンハッタン5番街にある同社の小売ストアに、HoloLens体験コーナーを作った。

HoloLensはOculus RiftやSamsung Gear VRのような仮想現実(virtual reality, VR)のプラットホームではない。そうではなくて、HoloLensは仮想的な画像を現実の環境の上に投射するから、どちらかというと拡張現実的な体験だ。

と聞くと誰もがゲームへの応用を考えると思うが、でも実は、いろんな業界業種でいろんなユースケースがありえる。その一部はエンタテイメントに使われ、他は仕事の効率を上げるために利用されるだろう。

でも新しいハードウェアが普及するための唯一の鍵は、デベロッパがそれに関心を抱いて、いろんなすばらしいアプリケーションを作ってくれることだ。MicrosoftはWindowsでも、やはりデベロッパを巻き込むために苦労をしたのだ。今回は、そのときの教訓を生かそうとしている。

HoloLensは2016年第一四半期にDeveloper Editionが3000ドルで発売されるので、そのためのポータルもすでに作ったが、実際に触ってみたい人は、ここで申し込むと、5番街のお店に招待される。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

未来の拡張現実(AR)を今日見せてくれるMagic LeapがシリーズCで$827Mの巨額を調達

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Forbesの記事によると、ほとんどステルス(お忍び)状態なのに、回りが激しく騒いでいるスタートアップMagic Leapが、シリーズC*で8億2700万ドルを調達中だ。〔*: シリーズBでは5億4200万ドル。〕

Magic Leapのプロダクトは、MicrosoftのHoloLensとOculus Riftの交配種みたいで、10月のデモではこうなっている:

でも、世間をあっ!!と言わせたのは、こちらの、3月のデモだ:

これでMagic Leapの資金調達総額は約14億ドルになる。これまでの投資家は、Google, Qualcomm Ventures, KKR, Vulcan Capital, KPCB, Andreesen Horowtiz, Obvious Venturesなどなどだ。GoogleのCEO Sundar Pichaiは同社の取締役だ。誰もが毎日、現実というものの姿を、こんなものだと思っているかもしれないが、未来にはそれがまったく違った姿になる。しかも、あなたが求めたとおりの姿に。…そう思わせてくれる企業だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。