Facebook、ストーリーに保存機能を追加へ

Snapchatがソーシャルメディアをその日限りのものにする前、Facebookは永遠のものにしていた。2011年、「タイムライン」によるプロフィール画面のデザイン変更とキーワード検索によって、みんなの過去が解放され、人生の最高の瞬間について投稿することが促進された。それは、Snapchatが生まれるきっかけにもなった。CEO Evan Spiegelは同社のIPOアナウンスメントで、「創造性は永続性の恐怖に抑圧されている」と言った。

いまFacebookは、24時間で消えていたストーリーの履歴を解放するオプションを用意して、中道を見つけようとしている。Facebookは、近々ストーリーハイライトのテストを開始するとTechCrunchに伝えた。Instagramのストーラーハイライトと同じく、期限切れの写真やビデオの中から気に入ったものを選んで、タイトルをつけてコレクションにまとめたり、プロフィールページのカバー画像にしたりできる。

この変更によって、Facebookストーリーは、真似した元のSnapchat Storiesとの違いがさらに大きくなる。人気の高いコンテンツが少なくなっている今、潜在的広告ビューが捨てられている。1日あたり1.5億人いるストーリーのアクティブユーザーにとってもソーシャルメディアのストリーにかけてきた時間が賢い投資となる。特別な瞬間に割り込んでスマホカメラで切り取った作品が自己表現とコミュニティーのつながりにもたらす利益は1日以上続くべきだ。

Facebookのストーリーハイライトを最初に見つけたのは、TechCrunchのタレコミ人>で、AndroidアプリのAPKファイルから未公開機能のスクリーンショットを作るスペシャリストのJane Manchun Wongだ。TechCrunchが同機能についてFacebook広報に問い合わせたところ、以下の声明が寄せられた:「ユーザーから、自分にとって重要なストーリーをハイライトして保存したいという要望が寄せられている。近々われわれはFacebookでもハイライト機能をテストする。ストーリーを作者のプロフィールページに残すことで、記憶を通じて自分が誰であるかを表現しやすくすると考えている」

これらのハイライトはプロフィールページの水平スクロールバー上に現れ、ストーリーと同じく何人が読んだかを見ることができる。ハイライトはデフォルトでは友達に公開されているが、特定の相手や全体に公開することもできる。後者は視聴者を増やしたい著名人や、自分のアイデンティティーはありきたりの自撮り写真やプロフィール写真よりもストーリーのクリエイティブツールが作る世界で書いた文章を通じて見せる方が、良い、と考える人たちにとっては便利だろう。

Facebookは、ハイライト機能への準備段階として、5月にストーリー・アーカイブを公開した。これはストーリーを自分のプロフィールに自動的にバックアップする機能で、端末に保存してスペースを使う必要がない。 このアーカイブは、使い終わったストーリーを選んでハイライトで見せるためのベースになる。全体では、ユーザーがバカバカしいその場限りのコンテンツを「永続性」を恐れることなく、チャンスのために作れるようになる。Facebookストーリーにスタンプやお絵かきやキャプションやARをつけるのに時間をかけようとする人たちも、これからは無駄にならない

Facebookストーリーには新機能が定常的に追加されている。このBlurrエフェクトもそのひとつ。

FacebookがSnapchatからストーリーを盗んだと批判する人は多いが、その繰り返される改訂と革新は両社のバージョンが明確に分化していることを意味している。Snapchatは、アーカイブスタイルのMomoriesを2016年7月に公開しているものの、ハイライト風の機能は欠落している。アプリをティーンの現象にした中心機能のStoriesを強化するのではなく、Snapchatは、マップ、ゲーム、検索、プロフェッショナルな発見コンテンツ、そしてあきれるほど不必要なデザイン変更に注力した。

Facebookのアプリファミリーは、Snapchat Storiesの停滞や、Snapchatの国際市場への非対応に乗じてシェアを伸ばしてきた。Facebookは使えるものはなんでもコピーする傍ら、InstagramのSuperzoomやFocusポートレートモード、ライセンス済サウンドトラックの追加など、新機能も次々と開発している。この記事を書いている間にも、わたしみFacebookストーリーのBlurというオプションを発見した。動く物体に夢を見ているようなモヤをかける機能。私の顔でやってみた例がこちら。

あくなき新機能の追加と性能の向上が実を結んだ。今やInstagramストーリーには4億人のデイリーユーザーがいる。、WhatsAppが4.5億人、Facebookが1.5億人だ。一方Snapchatはアプリ全体でも1.91億人だ。Instagram CEO Kevin Systromも認めているように、「功績はすべてSnapchatのもの」と言える。それでも、SnapchatはStoriesやAR puppy以来メガヒットを飛ばしていない。同社がソーシャル化の新しい方法を追求する姿勢には敬意を表するが、ビジネス戦略としては必ずしも適切ではない。

当初ストーリー戦争は、機能のコピーと新市場の開拓がすべてだった。Instagram、そして今Facebookは、刹那性をオプションとすることで、戦いの第2フェーズを示唆している。1日たったら消えてしまうコンテンツを配信するという中心的アイデアは、一般化してきた。今や問題はストーリーを発明したのが誰かではなく、誰が完成させるかだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Instagramストーリーで人気楽曲がBGMで利用可能に――世界の4億ユーザーに順次拡大へ

退屈なビデオや写真も適切なBGMがあると驚くほど魅力的になることがある。5月上旬にTechCrunchがスクープしたところだが、Instagramでは人気の楽曲をストーリーのサウンドトラックに使えるよう準備を進めていた。 今日(米国時間6/28)、InstagramはiOSとAndroidアプリでこの機能を正式に導入すると発表した。当面アメリカを含む6カ国でスタートする。

Facebookが大手レコード・レーベルと交渉を進めた結果、ユーザーはBruno Mars、Dua Lipa、Calvin Harris、Guns N’ Rosesなどを含む多数のアーティストの数千の楽曲が利用できる。 この機能のリリースでInstagramストーリーは魅力を増しただけでなく、著作権交渉で出遅れたSnapchatに差をつけ、若い層に人気の音楽志向のビデオ共有サービス、Musical.lyと対抗できるようになった。

Instagramは月間アクティブユーザー数が10億人となったことを発表して1週間後の今日、Instagram Storiesの1日当たりアクティブユーザーが昨年11月の3億人、1年前の2.5億人からさらに増加し、4億人を超えたと発表した。つまりInstagramストーリーはライバルのSnapchatの全アプリと比較して6倍のスピードで成長していることを意味する。Snapchatは2017年第4四半期から2018年第1四半期までの半年で1日あたりアクティブユーザーが1300万人増加し、1億9100万人に届いたのに留まった。.

前第4四半期にSnapchatは評判の悪いデザイン変更のせいもあり、成長率は過去最低を記録している。一方Instagramストーリーは着実にユニーク・ユーザーを伸ばした。Highlights、Superzoomは人気を得ているし、公開投稿を再共有する新機能も評判がよい。Instagramでは昨年9月にトータルで5億人の1日当たりアクティブ・ユーザーがあったとしている。それからすると、もともとSnapchatが発明したフォーマットであるものの、今やInstagramユーザーのほとんどがストーリーを使っているといえそうだ。

Instagram Stories Music

あたらしいMusic機能を利用するとユーザーは自分のストーリーに人気曲のBGMをつけることができる。この機能にアクセスするにはビデオなり写真なりを撮影した後、ソング・スティッカーを選択する。ユーザーは曲名、アーティスト名で検索できる他、気分、ジャンル、あるいは「今人気の曲」を探すこともできる。曲を選択したらコンテンツに応じて特定の部分をスニペットとしてサウンドトラックに付加する。あるいは、iOSユーザーの場合、Musicシャッターというモードを使うこともできる。これは撮影を行う前に曲を選択し、曲に合わせて撮影するという方法だ。この機能は今後Androidにも追加される。今回Music機能がスタートしたのはオーストラリア、ニュージーランド、フランス、ドイツ、スウェーデン、イギリス、アメリカの66カ国だが、すぐに世界各国に拡大される。

フォローしている相手がMusic機能を利用したストーリーを見た場合、楽曲のスティッカー(スタンプ)をタップすると曲やアーティストについての詳しい情報が得られる。今のところこれはアーティストのInstagramページや音楽ストリーミングサイトにはリンクしていないが、そうなればさらに便利だろう。【略】

Instagramは私の取材に対し、「アーティスト他の著作権者は楽曲の利用に応じてロイヤリティーを受け取る」と確認したが、詳細について明かすことは避けた。Facebookはすべてのメジャー・レーベルと多数のインディー・アーティストと著作権のライセンス契約を結んでいる。Facebookでは has since ユーザーが一部の著作権のある楽曲を投稿のサウンドトラックに利用できるようにしたことを発表し、ヒットチャート上位の曲で「口パクパク」が楽しめるLip Sync Liveをスタートさせている。

この新機能でいちばんの注目点は、利用できるようになった「数千曲」の内容だろう。本当にユーザーが使いたい人気曲が含まれているのでなければ失望を呼ぶことになりかねない。一方、Music機能が強化、拡大されればアーティスト、レーベルにとってかっこうのバイラルなプロモーションのチャンネルとなる。素敵な曲がサウンドトラックにあればつまらない内容で画面がぐらぐら揺れるクリップもインディーのミュージックビデオのように見えて思わず最後まで見てしまうということになるかもしれない。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Instagramストーリーズの保存とハイライト作成が可能になった

InstagramはSnapchatのMemories機能をそっくりコピーしただけでなく、さらに一歩先へ進んだ。ストーリーズはこれまでは24時間で消えてしうコンテンツだったが、今後はユーザーが保存して友達に自慢することができるようになった。今日(米国時間12/5)、iOSとAndroidで世界に公開されるアップデートでは、 Instagramストーリーズは投稿後24時間で消えた後、自動的にユーザーのプロフィールにアーカイブされる。ただしデフォールトで表示できるのはユーザーだけだ。

ユーザーはその後でストーリーズ・ハイライト(Stories Highlights)を作成できる。ここには複数のストーリーズを集めて名前をつけることができる。作ったストーリーズはプロフィール上部の横棒の部分に表示される。たとえば休暇の旅行、セルフィー集、出会ったかわいい犬、などテーマに沿ってストーリーズを作成できる。ブランドのアカウントの場合はここに一連のプロダクトや最新のCM集などが表示されることになるだろう。【略】

今回のアップデートには重要な要素が3つある。

コンテンツが保存できる – アーカイブとハイライト機能が追加され、保存して友達に見せることができるようになったため、ストーリーズを作る手間がムダになることがなくなった。面白い場面をを写真に撮ってキャプションを書きスタンプを貼っても翌日になれば消えてしまうのではつまらないと感じていたユーザーも多かっただろう。

デバイスの空き容量を食わない – いくら大きなストーリーを作ってもデバイスの保存容量を使ってしまう心配はしなくてよい。Instagramはストーリーズをクラウドに保存する。デフォールトで表示できるのはユーザー本人だけだが、公開することもできるし、後で再度ダウンロードすることもできる。デバイスに空き容量が少ない(特にエントリーモデルを使っている若いユーザー)場合には福音だ。

自分らしさを出せる – ストーリーズのハイライトなら、押し付けがましく、うるさくならずに自分自身をいろいろな角度からとらえたコレクションを表示できる。ハイライトには、たとえば自分のペット、お気に入りの食べ物、アート、仕事ぶりなどさまざまなテーマを表示しておくことができる。

【略】

ストーリーズをアーカイブしよう―消えてなくなる心配がない

アーカイブ機能はまもなく全ユーザー向けに公開される。そのむねの通知があるはずだ。これはその時点で自動的に有効になっているが、設定からオプトアウトすることもできる。ストーリーズの保存画質はアップロードしたときと同じだ。アーカイブはプロフィール・ページからアクセスできる。ストーリーズのアーカイブと通常の投稿のアーカイブを切り替えることができるようになる。アーカイブには最新のものを先頭に時間の逆順でタイムスタンプが付与される。アーカイブ全体を一度にダウンロードすることはできないが、個別のコンテンツはダウンロードできる。アーカイブされたコンテンツから好みのクリップを選んでハイライト、直接のメッセージ、通常のフィードで共有できる。またダウンロードして現在のストーリーズとして配信することも可能だ。

これまでもユーザーはストーリーズが消える前にダウンロードしておくことがよくあった。しかしそのことを忘れてしまうことがあり、その結果コンテンツが失われたの同じことになっていたが、今後はその心配はない。

お気に入りの写真や商品をハイライトしよう

ハイライトを作成するには、プロリールタブの左側のNewをタップしてアーカイブからストーリーズを選ぶ。ハイライトのカバー画像を選び、名前をつける。ハイライトはストーリーズのスタイルの吹き出しのデザインでプロフィールのトップに表示される。フォロワーがタップすると通常のストーリーと同様に(ただしサイズは大きい)表示される。ユーザーが削除するまで表示されている。一部の写真を削除することはできるが順序を変えることはできない。

一つのストーリーズ・ハイライトには最大100件の写真またはビデオを保存できる。ハイライトの数に上限はないので、いくつ作成してもかまわない。ハイライトに100件以上保存すると、最初のクリップから順次ハイライトから削除され、アーカイブに移される。プライベートでも一切記録を残したくないというユーザーはストーリーズのアーカイブ機能からオプトアウトすればよい。

ストーリーズが永久に消えたままにならないということがわかれば、3億人といわれるユーザーがさらに多様なストーリーズを投稿するようになるとFacebookでは考えているようだ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Instagram Stories、1周年を迎えてトップに立つ――チャットサービスのDAU数でSnapchatを超える

Instagram Storiesは去年の8月2日にスタートしたときはSnapchatのクローンなどと評されたものの、1年目の誕生日 を迎えてオンライン・ビジュアル・コミュニケーションの分野で世界最大のサービスとなった。Instagramに登録している企業の半数は先月Storiesにも投稿している。Storiesアプリについては、25歳未満のユーザーの1日あたり利用時間は32分、25歳以上のユーザーでは24分と大幅に利用時間が伸びている。

SnapにストップをかけるというFacebookの戦略が成功したのは、主としてInstagram Storiesの功績だ。SnapchatのMAU〔月間アクティブ・ユーザー〕の成長率は四半期あたり17.2%からわずか5%へと急落した。これに伴ってSnapの株価も上場売り出し価格の17ドルから現在の13ドルまで落ちている。

Instagram StorieのDAU〔1日当たりアクティブ・ユーザー〕は2億5000万人であるのに対してSnapchatは1億6600万人だ。1日当たりの利用時間についても、 Instagramは「平均30分以上」としたSnapchatを上回っているようだ。Snapの上場申請書によれば25歳以上の利用時間は20分ということだが、この点でもInstagramが勝っている。

[アップデート:InstagramのDAUがSnapchatを抜いたというニュースはSnapの株価をさらに下げ、12.67ドルの新安値がついた。

ユーザーがInstagramに集まる理由はわかりやすい。もともと大きなユーザーベースがある上にSnapの主要な特長と人気の機能をコピーしたからだ。
Instagramでいちばん人気がある拡張現実による顔フィルターは子犬の耳だが、これはSnapのものとほぼ同様だ。 Instagramの顔フィルターで3番人気はウサギ耳、5番人気はコアラ耳だが、これもSnapの犬の顔フィルターからヒントを得たのは間違いない。一方でInstagramは着実に新機能を追加し続けている(下の画像はInstagram Storiesの最初の誕生日を祝うスタンプ)。

InstagramはまたSnapchatのコピーも能率的だ。InstagramがStories自体を開発するには3年近くかかったものの、Snapchatで人気の「スタンプを自作できる」キットを作るにはわずか4ヶ月しかかからなかった。

InstagramはSnapchatのコピーするばかりでなくStoriesの機能を拡張するのも素早かった。Snapchatの「消えるメッセージ」の対抗策として出発したInstagram Directはフル機能のメッセージ・システムに成長した。 Instagram DirectはDAU〔月間アクティブ・ユーザー〕は3億7500万人に達している。Snapは逆にInstagramのチャット機能にスポットライトを当てる結果となり、InstaramはWhatsApp、Messenger、WeChatに次ぐ世界有数のチャットサービスとなっている。企業がInstagram Storiesに投稿するメッセージの5通に1通はDirect Messageを通じて返事を受け取っているという。つまり顧客と非公開でメッセージのやり取りをしたい企業にとってInstagramは非常に魅力的だ。【略】

ありとあらゆることを投稿できるアプリの氾濫は一部のユーザーにある種の「投稿疲れ」を引き起こしている(少なくとも私はそうだ)。何種類ものアプリとそれぞれのユーザーに生活の一部始終を投稿するのというのは面倒な作業だ。私などは「こんなことに時間をかける価値があるのだろうか?」と思ってしまう。FacebookがInstagramでStoriesフォーマットをさらに拡大していくならある種のオープン化を図るかもしれない。ユーザーがチャットに嫌気がさすにせよオープン化されるにせよ、Facebookに対するSnapの脅威は取り除かれることになる。

右はSnapchatを象徴する「花輪の顔フィルター」、左はInstagramによる大変よくできたコピー

今後Snapがユーザー数の増加を取り戻し、四半期決算の内容を劇的に改善するのでないかぎり、株式市場はSnapの将来をTwitterと比較し始めるだろう。しかしInstagramはSnapの復活を妨げるためにあらゆる手段を使うはずだ。

わずか1年前、Snapchatはソーシャルメディアの新たな王者となる途上にあるように見えた。Snapchatのフルスクリーンの共有窓は友達の生活をありのままに実感するのにこの上ないチャンネルだった。これを打ち負かすのは不可能だと思われた。しかしFacebookとInstagramは打ち負かそうなどとは考えなかった。単にSnapchatをコピーしたのだ。後はInstagramという年齢によらず誰もが使っていて馴染みのある場所にその新機能を付加するだけでよかった。

Featured Image: Bryce Durbin/TechCrunch

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Amazon、ショッピングSNS、Sparkをリリース――フォーマットはInstagram Srtoris的、当面米国のみ

今日(米国時間7/18)、Amazonは購入できる商品写真を配信するAmazon Sparkをリリースした。これは通販における商品の発見を改善するサービスで、一見したところFacebookのInstagram Storiesに似ている。Storiesと同様、Amazon Sparkもレビュー、アイデイア、写真などユーザーからの投稿をベースにしたサービスだ。

ユーザーが自分のお気に入りの商品の写真を投稿すると他のユーザーがコメントや「いいね!」のような反応を返す。AmazonではFavoriteという独自の「いいね!」ボタンを用意している。

Amazonはこれまで数ヶ月、アメリカの一部ユーザーを対象にAmazon Sparkのベータ版をテストしていた。Sparkは他のソーシャル・メディアに流れていたプロダクトの購入をめぐるやり取りの一部をAmazon自身に取り戻そうとするのが狙いだ。Sparkであれば気に入ったプロダクトを見つけた場合、ユーザーは他のサイトに移ることなくその場で購入ができる。

つまりAmazon SparkはいくぶんかPinterestのライバルでもある。ただSparkのサービス・フォーマットはフィードの配信であり、その点ではInstagramに近い。

Amazon Sparkが使えるのはAmazonのモバイル・アプリ(当面iOS版)のみで、 デスクトップには対応していない。

Sparkに参加するにはハンバーガー・メニューのPrograms & Features〔プログラムと機能〕からサブメニューを開く。ユーザーは関心のあるカテゴリーを少なくとも5つ選ぶ必要がある。このデータをベースにAmazon Sparkはユーザー別のカスタム・フィードを作成し、関連あるプロダクト、画像、利用法のアイデアなどが配信される。

5つ以上のカテゴリーを選択することもできるが、最低5つ選択しないと先に進めない。

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このカテゴリーは多数あるが、基本的にはAmazonで人気ある商品の分類に対応している。たとえば「本」、「スタイル&ファッション」、「テクノロジー」、「インテリア」、「音楽」、「フィットネス」、「オモチャとゲーム」といった具合だ。しかし「ネコ」、「IoT」、「バーベキュー」といった範囲を狭めたカテゴリーもある。

最後にユーザー名や通知設定を入力すると商品画像を中心にしたニュースフィードの配信が始まる。一部の投稿は商品レビューに近く、使い勝手、機能、体験などを詳しく書いた記事だ。

またファッション・カテゴリーの場合、Instagramでよく見かける美しい画像で商品があまり目立たないもの配信されるようだ。

投稿された商品がAmazonで販売されている場合、ショッピングバッグのアイコンが記事の右下端に表示される。アイコンにはこの写真からジャンプしてAmazonでその商品が購入された回数が表示される。

たとえば帽子をかぶった女性がヨセミテで夕暮れのハーフドームを眺めている写真をクリックすると、女性がかぶっている帽子のページにジャンプして詳細を知ることができる。

こうしたライフスタイル的な画像以外にも商品そのものの写真、記事、リンク、アンケートなどが投稿できる。【略】

ある意味でAmazon Sparkはプロダクト・レビューに新しい領域を切り開くものかもしれない。Amazon本体では大量の商品レビューを投稿するユーザーが「トップ・レビュワー」として優遇されてきたが、Sparkはむしろあるプロダクトに熱中するユーザーがエンスージアストとして優遇されるサービスのようだ。

エンスージアストと認定されると投稿にバッジが表示されるようになる。

Spark投稿者は誰でもエンスージアストになれる―ただし投稿するためにはまずAmazon Primeのメンバーでなければならない。プライム会員でないユーザーはSparkのフィードを閲覧することはできるが、記事やコメントを投稿できない。【略】

近くAmazonはSparkのコンテンツをさらに強化する予定だ。たとえば7月30日以降、ユーザーはSparkのプロフィールに以前投稿したプロダクト・レビューを含めることができるようになる。

Amazon Sparkは今日からアメリカでスタートする(当面iPhoneアプリのみ)。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Instagram、成長速度を上げてMAU7億人を突破

Instagramが、2年間で利用者を倍増させ、月間アクティブユーザー数7億を達成した。「ストーリー」やウェブからのサインアップ機能、加えてローエンドのAndroidスマートフォンでも動作する汎用性などが人気を支えているのだろう。また、成長を続けているだけでなく、成長速度もアップしている。アクティブユーザー数が6億を超えたのは12月のことだった。それから4ヵ月で7億を突破しているわけだが、5億から6億に増えるには6ヵ月を要していた。

アクティブユーザー数が1億人増えるのに要した期間をまとめておこう。

  • 2010年6月、サービス開始
  • 2013年2月26日に1億人突破(28ヵ月)
  • 2014年3月25日に2億人突破(13ヵ月)
  • 2014年12月10日に3億人突破(9ヵ月)
  • 2015年9月22日に4億人達成(9ヵ月)
  • 2016年6月21日に5億人を突破(9ヵ月)
  • 2016年12月15日に6億人を突破(6ヵ月)
  • 2017年4月26日に7億人を突破(4ヵ月)

参考までに記しておくと、Instagramのアクティブユーザー数はTwitterの2倍以上となっている。アクティブユーザー数12億を超えるFacebook傘下のWhatsAppやMessenger、および18億のFacebook本体とならんで、「ビリオンクラブ」の一員となる日も近づいているようにみえる。

SnapchatクローンのInstagram Stories(ストーリー)を導入したことが成長に寄与したのかという質問をうけ、スポークスパーソンは「継続して利用する人が増え、さらに多くの人が利用するようになっている」と述べている。Instagram Storiesのデイリーアクティブユーザーは2億人を超え、本家ともいえるSnapchatが前回アナウンスした1億6100万を上回っている。消滅型メッセージと通常のメッセージングをあわせたDirect(こちらもSnapchatが先にサービスを提供し始めた機能だ)も、月間利用者数が3億7500万人となっている。

Instagramの成長は、Snapchatの成長を横取りする形で成し遂げたものともいえる。InstagramがSnapchatのクローン機能であるStoriesを8月にリリースして以来、Snapchatの成長が82%低下しているのだ。Snapchatは最初の収益報告を来月に控えており、関係者の注目を集めているところでもある。

Snapchatが海外市場ないし広告にさほど注力していないように見える中、Instagramは全世界規模での成長を目指している。「Instagramは途上国市場も重要視しています」とはスポークスパーソンの言葉だ。「アメリカが最大規模の市場ではありますが、ブラジルも長らく第二位の規模として存在感を示してきました(4500万ユーザー)。英国や日本が大きな市場であることに間違いはないのですが、インドネシア、インド、トルコなども大きなプレゼンスを示しています」とのこと。現在のところ、Instagram利用者の80%は、アメリカ国外の利用者であるそうだ。

そうした海外市場を見据えて、Instagramはデータ量の低減などにも気を使っている。Android版にはオフラインモードもあるし、データ量低減のために、モバイルウェブでの利用にも力を入れているのだとのことだ。

「成長を続けているのには、さまざまな理由があります。人とのつながりを便利に保ちやすいという要素もそのひとつでしょう」と、スポークスパーソンは語っている。「サインアップの手間もできる限り少なくして、簡単に使い始められるようにも心配っています」。

利用者数の拡大は、当然ながら広告業界からの注目を集めることにも繋がる。以前にも報じた通り、広告主数は100万を突破している。広告主にさまざまなオプションを提供できるようになったことで、9月の50万から倍増している。

ソーシャル・ネットワークの人気が6年半の長きにわたって続くのはなかなか珍しいことだ。Facebookですら6年半も経つ頃には人気に陰りが見えることもあった。新たな魅力を加えつつも、そもそもの立ち位置を見失わず、Instagramは成長を続けているというわけだ。

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(翻訳:Maeda, H

Instagram Storiesのユーザー、2億人に―ARスタンプのコピーで本家Snapchatを抜く

最近のFacebookのモットーは「素早く動いてぶち壊せ」ではなく、「最後に動いて頂いてしまえ」になっているらしい。

Facebook傘下のInstagram Storiesは1日当りアクティブ・ユーザー2億人を達成した。このサービスはSnapchatのクローンだが、今やユーザー数はSnapchatが株式上場の際に明らかにした1億6100万人を大きく上回る。

Instagram Storiesは昨年8月にスタートし、10月には1億人、1月には2億人を記録している。そして今回2億人だから、規模が拡大しても成長は鈍化していない。この間、InstagramはSnapchatのもっとも進歩したテクノロジーを遠慮なくコピーしてiOSとAndroidアプリのアップデートを通じて世界に公開してきた。

ちょうど1年前、SnapchatはAR〔拡張現実〕テクノロジーを用いた3D Stickerを公開した。動画内の対象にテキストを貼り付けると、対象の動きにつれて拡大されたり縮んだりする。これに対抗して、今日(米国時間4/13)、InstagramはPinning〔ピンする〕と呼ばれるクローン機能を追加した。動画中に3Dで自由にスタンプ〔ステッカー〕やテキストを貼り付けられるほかに、タイムラインをスクラブしてビデオの画像を前後に動かし、スタンプなどをピンする位置を正確に決めることができる。ビデオでそのやり方をデモしている。

SnapchatはARスタンプ機能を1年前に公開。Instagramも今日この機能を追加。

Instagramは私の取材に答えて、Pinningは「ビデオにおける標準的なリージョン・トラッキング・テクノロジーを用いている。われわれはユーザーの多くが頻繁にビデオで生活のさまざまな場面を共有していることに気付いた。そこで以前から好評なスタンプ機能をビデオにも拡張しようと考えた。これによってビデオで撮影された場面にさまざまな個性を加えることができるはず」と述べた。

InstagramにはSnapchatのScissorsとほぼ同様の機能もある。昨年12月にInstagramに追加されたこの機能は画像の一部を切り抜いてカスタム・スタンプに利用できるようにするものだ。InstagramのSelfie StickersはStickersのタブからカメラを開きセルフィーを撮り、ぼかしや縁取りを選んで自分の顔を貼り付ければよい。ただし既存の画像からは切り抜きができないで注意。

Instagramはまた地理情報を簡単にペーストできるGeostickers〔ジオステッカー〕のカバー地域を東京、マドリッド、ロンドン、シカゴに拡張した。この機能もSnapchatのコピーだが、先月ニューヨークとジャカルタを対象に公開されていた。 Snapchatと同様、最近利用したスタンプがトレイのトップに表示される。またInstagramがとうとうハンズフリー録画機能をサポートした。録画ボタンを押し続けている必要がなくなった。カウンターに秒数が表示されるのでどの時点でVサインを出せばいいかも判断できるのだろう。

Instagram、カスタム・スタンプ多数を追加

InstagramがSnapchatをコピーするスピードはますます速くなっているようだ。

  • Stories:Snapchatは2013年10月、Instagramは2016年8月(2年10ヶ月後)
  • 位置情報:Snapchatは2014年6月、Instagramは2016年3月(1年9ヶ月後)
  • ARスタンプ:Snapchatは2016年4月、Instagramは2017年4月(1年後)
  • カスタム・スタンプ:Snapchatは2016年12月、Instagramは2017年4月(4ヶ月後)

現在SnapchatにあってInstagramにない大きな機能はアニメ化されて動くマスクだが、MSQRDの買収によりFacebook Messengerはすでにこの機能を備えている。一方、Instagram StoriesはSnapchat全体よりも多くのユーザーを集めていることが明らかになったので大規模なキャンペーンを考えている広告主にとっていっそう魅力的な媒体となったはずだ。

木曜日にInstagramがSnap風の自動的に消えるダイレクト・メッセージ機能をリリースしたとき、Snapの株価はわずかに下がった。今日、Instagram StoriesがSnapを規模で追い越したというニュースが伝えられるとSnapの株価は1.25%下がった。

Snapchatの成長率はInstagram Storiesがスタートしたときに82%ダウンした。上場以後最初の四半期決算の発表を来月に控えるSnapに対して、ユーザーの拡大を取り戻せるかどうかに投資家の注目が集まっている。新しい情報共有プラットフォームとしてSnapchatが生き延びてInstagramとの競争を続けることがでるかどうかは成長率にかかっている。これが低いままだとウォールストリートの懸念は一気に高まるだろう。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

Facebook、ストーリーズ機能をテスト―Instagramと同様のストーリーズ・アイコンが表示される

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InstagramはSnapchat Storiesに対抗してInstagram版のストーリーズを追加した。このスライドショー機能は成功を収めた。Instagramストーリーズは従来のフィードの上部に表示されたが、今回はFacebook本体が同じことを試みている。

今日(米国時間1/25)、FacebookはアイルランドでiOS版とAndroid版でFacebook Storiesを公開した。利用できる国はこの数ヶ月で拡大される予定だ。この機能は公開後24時間で消える写真とビデオのスライドショーだ。友達がスライドショーを作成するとメインのニュースフィードの上部にプロフィール画像を利用した丸いアイコンが表示されるので見逃すことはない。

なぜFacebookはSnapchatクローンをFacebookにも追加したのだろう? 愉快な加工ができるフィルターつきのスライドショー機能ならInstagramストーリーズがあり、Messengerのカメラ機能もある。私はこの点についてFacebookに取材してみた。Facebookの回答はこうだ。

Facebookはずっと以前から友達や家族と情報を共有する場として機能してきた。しかし情報の共有の仕方は最近大きく変わった。5年前は当然だが2年前と比べても変化している。ビジュアルな要素がはるかに増えた。写真やビデオの比重が大きく増加した。われわれは人々が創造的かつ楽しいビデオや写真を簡単に共有できる方法を提供していく。いつでもどこでも誰に対しても望みのままにビデオや写真を見せることができるようにしていきたい。

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FacebookはこれまでもSnapchatそっくりの機能を追加してきたが、多くの場合、別アプリであったり、カメラ機能の改善のようにニュースフィードの奥に隠されていた。しかし今回のFacebook Storiesは非常に目立つ新機能だ。Facebookを使うユーザーはStoriesに気づかずにいることは不可能だ。友達に自慢したい情景を体験したユーザーは必ず使ってみるだろう。

一つ疑問になるのはFacebookがデスクトップ版でStoriesをどう扱うかだ。ユーザーの多くはモバイル・デバイスからFacebookを利用しているとはいえ、コンピューター上からStoriesが見られないとしたら奇妙だろう。

まったく同様の機能を備えたInstagram Storiesがわずか5ヶ月で1日あたり1億5000万人のユーザーを得たことでも明らかなように、Facebook Storiesも巨大なユーザーを惹きつけるはずだ。Facebookは昨年、似たような機能をQuick Updatesと名付けてテストした。これは7月にスタートしたが翌月にはテストの終了が発表された。どうやらInstagramストーリーズの成功でFacebookは方針を変えたようだ。株式上場を控えたSnapchatには頭痛の種だろう。

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北米に限ってみてもFacebook本体がStories分野に進出することはSnapchatが現在以上に成長することを妨げるはずだ。国際的にみればなおさらだ。24時間で消える写真とビデオのスライドショーがいかに魅力的でも、新しいソーシャル・ネットワークに移り、友達を新規に登録するのは面倒な作業だ。今いるネットワークでこの機能が利用できるならコピーかどうかなど気にしないユーザーも多いだろう。

〔日本版〕今回のFacebook StoriesはFacebookのスライドショー機能とは別で、InstagramストーリーズのFacebook版のテストと思われる。日本での展開についてはまだ不明。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

InstagramストーリーにURL挿入、友達タグ付け、 Boomerangsの1秒ビデオ機能追加

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今日(米国時間11/10)、Instagramストーリーリリース以來最大となるバージョンアップを行った。

同社によると、ストーリーにInstagram内から関連サイトを開けるURLリンク挿入、@+ユーザー名による友達のタグづけ、 Boomerangアプリのスワイプでの立ち上げの3機能が新たに追加された。以下順に紹介してみよう。

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まず、たぶんこれがいちばん重要な点だと思うが、Instagramへの投稿者は有効なURLリンクを含めることができるようになった。つまりInstagramを開いたユーザーはボタンをタップするだけで投稿者が意図したウェブサイトにジャンプすることができる。

ビューワーがリンクのボタンをタップすると、Instagram内にブラウザの窓が開き、URLが指定したページが自動的に表示される。

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ストーリーのクリエーターはストーリーを作成する際にリンクを含めることができる。写真やビデオを撮った後にリンクを追加するボタンが表示される。すでに文字や描画をするためのボタンが追加されているが、それに並んでリンクのボタンが追加された。

ただしビューワーにURLそのものではなく(これはわずらわしい)、See Moreというボタンが画面下部に表示される。このボタンにURLが関連付けられている。ビューワーはいちいちURLの中身を見ることなくワンタッチで作成者の意図するサイト、ページに移動することができる。

ユーザーはクリックする前にURLを確認することができないので、Instagramでは不当なリンクの追加を防止する措置を取る。これはプロファイルに追加するリンクに対する規制と同じだ。

この機能は当初、身元を確認されたアカウントだけが利用できる。ただしこれまでの例からすると、近くユーザー全員に開放されることになるだろう。Instagramではこの点について時期も含めて一切明らかにしていない。

当初はプロフェッショナルなクリエーターのアカウントが別のプラットフォームで作成されたコンテンツへのジャンプを促すことになるだろう。たとえばYouTubeのビデオとかSoundCloudの楽曲などだ。またセレブや企業が通販サイトへのリンクを追加する場合もあるだろう。メディアのアカウントの場合はそのサイトに掲載されているニュース記事や番組へのリンクになるはずだ。

こうしたユーザーにとってURLが追加できるようになったことはInstagramの価値を大きくアップするものだ。ライバルのSnapchatに対する最大の不満はクリエーターがSnapsやストーリーにURLを含めることができないことだった。【略】

友達のタグ付け

ストーリーの2番目の大きな改良はMentionsだ。投稿者は @ マークを付加することで他のInstagramユーザーをタグ付けできるようになった。

具体的にはこういう仕組みだ。

ストーリー向けに写真なりビデオなりを撮影した後、ユーザーはタップしてテキストを追加する。このとき単に@につづいて友達の Instagramのユーザー名を入力する。コメントやキャプションの場合と同様、Instagramはユーザー名もオートコンプリートしてくれる。

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タグ付けされた後、ユーザー名には下線が表示される。ビューワーがタグをタップするとタグ付けされた相手のプロフィールが表示される。コメントやキャプションの場合と同様、フォローしている友達にタグ付けされたユーザーには通知が送られる。もし自分がフォローしていないユーザーが自分をタグ付けしようとした場合通知は「リクエス」のフォルダーに入る。

1ストーリー中でタグ付けできる相手の数は10人までだ。ただしテキストとしてなら誰の名前でも入力できる。あまりたくさんの友達をタグ付けすると写真をごたつかせてしまうというおそれがあるときはテキストボックスを使った方がいいだろう。

URL挿入とは異なり、@による友達のタグ付けはユーザー全員がすぐに利用できる。

Boomerang

最後になるが、今回のアップデートでInstagram ストーリーの中からBoomerangが呼び出せるようになった。これはループする1秒間のビデオを作ることができるスタンドアローンのアプリだ。.新しいStoryを作る際に通常の画面(通常の写真とビデオを撮影できる)からスワイプでBoomerangモードに切り替えることができる。これまでユーザーはBoomerangを使おうとすればいったんInstagramストーリーを閉じて Boomerangアプリを開く必要があった。

面白いことに、今回のアップデートでは Instagram ストーリーのためのBoomerangsしか作れない。通常のInstagramにBoomerangsビデオを追加したい場合には、やはりInstagramを離れてBoomerangsを立ち上げる必要がある。

これらのアップデートは今日ただちに公開される。URL(当面は身元確認ずみユーザーのみ対象)を除いて他の2つの機能は全員が利用可能だ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+