昨年秋(9-11月)はiPhone 6/6 Plusの爆発的な売れ行きがAndroidのシェアを食った

【抄訳】

Appleのいちばん新しいiPhone、iPhone 6と6 Plusは、昨年秋のiOSスマートフォンの売上を押し上げ、ライバルのAndroidプラットホームのシェアにやや傷をつけた。市場調査企業Kantar Worldpanel ComTechの報告書が、そう述べている。

Kantarの最近12週間のスマートフォン売上データは、2014年の9、10、11の三か月が対象で、そこではAndroidが2013年9月以来初めて、合衆国におけるシェアを失っている。

Appleの初めての大型機iPhone 6と6 Plusが出たのは9月だから、その数字はそれほど意外でもない。Androidにはファブレットと呼ばれる大型機が前からあるが、この時期にはAndroidユーザの一部もiPhoneの初めての大型機に‘浮気’したのだろう。

Appleの新製品発表サイクルはかなり長いから、やっと新製品が出たときの消費者の欲求の爆発が大きい、とも言える。つまりAndroid機の売上が横ばいないし微増であっても、Apple製品のこの新製品爆発期にはiPhone新型機の売上台数が異常に大きくなり、したがってシェアの計算ではAndroidがやや落ち込む、という結果かもしれない。もちろん、新型iPhoneを待ち焦がれていた人たちが、この時期にAndroidに乗り換えることはありえないから、Androidのシェアを押し上げることはない。

Kantarによると、AndroidからiOSへの乗り換えは一貫してほぼ18%に安定している。だからこの時期、AndroidからiPhoneへの乗り換えが新製品ブームでとくに大きくスパイクしたわけではない。

Kantarの数字では、Androidは合衆国市場でも依然として支配的ではあるが、そのシェアは前年同期比で2%落ち込んでいる(50.4%→48.4%)。そして、iPhone 6/6 Plus新発売時期のこの時期においてiOSのシェアは4.3%伸びて47.4%に増えている。AndroidだけでなくWindows PhoneやBlackberryのシェアも同じ時期に微減しているので、新型iPhoneの新発売時期における爆発的売上の、インパクトの大きさがそこからもうかがわれる。

【後略】(ヨーロッパでも同傾向)

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Apple、いよいよアメリカでSIMフリーのiPhone 6、6 Plusを販売開始

9to5Macの信頼できるライター、Mark Gurmanによれば、Appleは完全にSIMフリーのiPhone 6と6 Plusを今日(米国時間1/6)からアメリカで発売するという。SIMフリー版iPhoneは他のいくつかの国で昨年秋から販売を開始しているが、アメリカでは今回が初めてとなる。

現在でもT-Mobile版のiPhone 6、6 Plusには特別な契約が付随せず、事実上SIMフリーだが、AppleはこれまでアメリカではApple Storeなどの公式チャンネルからSIMフリー版を販売していなかった。

Gurmanによると、価格はストレージ容量によってiPhone 6は649ドルから849ドル、iPhone 6 Plusは749ドルから949ドルとなる。ストレージは16GB、 64GB、128GBの3モデルが用意される。

アンロック版の販売はこれまでも新モデルの発売から数カ月後に行われてきたので、今回も順当なスケジュールといえるだろう。

〔日本版〕日本では昨年12月にSIMフリー版の販売が突然中止された。SIMフリー版はAppleストアのカタログに現在も掲載されているものの、選択すると注文できませんと表示される。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


今年のクリスマス商戦ではApple製品が断トツのシェア、「スマホもタブレットも」から「ファブレットオンリー」が主流に

Flurryが今年のクリスマスレポートを発表した。毎年この時期には、クリスマスプレゼントによる新規ユーザの急増があるので、デバイスのアクチベーションとアプリのダウンロード〜インストールが最高になる。先週も、まさにそうだった。今年の特筆事項は、アクチベーションされたデバイスの過半数51.3%がApple製品だったこと。対してSamsungは17.7%、Nokiaが5.8%だった。

Xiaomi、Huawei、HTCの三社は、スマホの世界的シェアは大きいものの、クリスマスの売上では各社1%にも達しなかった。Flurryによると、彼らの主要市場であるアジアでは、クリスマスプレゼントという文化がないからだ。

Apple製品でアクチベーション数がトップだったのは、iPhone 6とiPhone 6 Plusだ。
Flurryはこのレポートを作るために60万あまりのアプリを追跡しているが、iPhone 6 Plusはクリスマスにアクチベーションされたデバイスのトップ5に入る。また一般的に言っても、ファブレットは消費者に定着しつつある。クリスマスの前の週でファブレットは、アクチベーションされたデバイスの13%を占め、2013年同時期の4%から大きく伸びた。

Flurryによると、ファブレットの売上を押し上げたのは、iOS製品が出たことだ。でもこの1年で大型スマートフォンは全般的に利用者が増えている。1月にJuniper Researchが出した予測では、2018年のファブレットの総出荷台数は1億2000万、2013年の実数は2000万だった。

一人でタブレットとファブレットを使い分けるユーザはあまりいないから、ファブレットの伸びはタブレットの頭を押さえる、と多くのアナリストが予測した。Flurryのホリデー調査では、まさにそのとおりだった。ファブレットの人気と反比例して、タブレットもふつうのスマートフォンも売上が減っている。これからのモバイルデベロッパは、画面の大きさは手のひらサイズ、と決めてかかれないだろう。

“アプリのデベロッパは、大型スクリーンが主流のデバイスになりつつあることを考慮すべきだ。スマホも持つが、大型アプリや大型コンテンツのためにタブレットも持つ、というパターンは少数派になる”、とFlurryは注記している。

新しいモバイルデバイスを手にした人は、さっそくアプリのダウンロードを始める。だからクリスマスはアプリのインストール数も多い。Flurryのこの調査では、12月初旬のふつうの日に比べると、クリスマスの日のアプリのダウンロード数は2.5倍だった。しかし依然として大きいとはいえ、クリスマスのアプリのインストール数はここ数年徐々に減っている。それは、スマートフォンやタブレットの普及によって、アプリで遊ぶことがそれほど新鮮な感動ではなくなっているからだ。

しかしそれでも今年の伸びは、“合衆国市場の成熟と、アプリ市場の混雑によるユーザの認知度の低下を考慮に入れた場合、予想外に大きかったと言える”、とFlurryは述べている。例年通り、クリスマスにダウンロード数がとくに多かったアプリはゲームとメッセージングアプリだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


ビデオなどのコンテンツ閲覧はiPadからiPhone 6/6 Plusに大幅に移行という調査結果

Appleが画面の大きいiPhone 6と6 Plusをリリースしたとき、iPadの機能のいくぶんかが代替されてしまうのではないかと予想された。ビデオやドキュメントを保存して後で読むアプリ、Pocketの調査によれば、ユーザーこのアプリを使う際に、iPadを所有している場合でも新しい大画面のiPhoneを利用する時間が大幅に伸びていることが確認された。

Pocketのユーザーはビデオその他のコンテンツを毎日数百万件も保存する。この調査の対象は、iPadを所有していてiPhone 5/5sからiPhone 6/6 Plusにアップグレードしたユーザーだ。Pocketは対象ユーザーが閲覧した約200万件のアイテムをサンプルとしてアップグレード前後における行動の変化を観察した。

Pocketによれば、保存アイテム閲覧時間はiPhone 6にアップグレードしたユーザーの場合、iPhoneで72%、 iPadで28%だった。これに対し、アップグレード前はiPhoneが55%だった。iPhone 6 Plusのユーザーの場合は80%とさらにiPhoneの利用時間が長く、iPadの利用時間はわずか20%にとどまった。

6 Plusにアップグレードしたユーザーはアップグレード前とくらべて、Pocketアプリの利用時間が65%も増加した。iPhone 6のユーザーの場合も33%の増加だった。このことはつまりユーザーはiPadより新しいiPhoneを好む傾向があるだけでなく、閲覧時間全体も増える傾向があることを示している。

Pocketの調査結果は、ユーザーが大画面のデバイスを好むことを裏付けたように見える。もちろん、ここには「ユーザーは新しく購入したデバイスにより多くの注意を向ける」というバイアスがかかっている可能性も考慮する必要があるだろう。とはいえ、iPadのセールスの減少が伝えるられるなか、大画面iPhoneとiPadの利用傾向の比較について、初の具体的な調査レポートとして 貴重だ。

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iPhone 6の絶好調により、アプリケーションダウンロード数も過去の記録を圧倒

iPhone 6およびiPhone 6 Plusの影響もあり、Appleはこれまでの記録をやすやすと塗り替えてしまったようだ。アプリケーションマーケティングのマーケティングサービスを提供するFiksuのデータがそれを証明している。FiksuのリリースしているOctober App Store Competitive Indexによると、10月のトップ200無料アプリケーションダウンロード数は1日あたりでの比較で、9月から42%増といなっているのだそうだ。また前年比でも39%の伸びで、実数を見れば無料のトップ200アプリケーションのダウンロード数は780万件/日に達するほどになっているのだとのこと。

ジャンプアップの理由は、iPhone 6を手に入れた人たちが、「必携」アプリケーションを再ダウンロードしたことによるものだろう。ダウンロード数が増えることにより、「ローヤルユーザー獲得費用」(cost per loyal user)も低くなっている。既に所有しているアプリケーションのダウンロードが多いということはあるものの、しかし新機種登場にあわせてアプリケーションの告知をすることが、開発者にとっても有利であるだろうとFiksuは指摘している。

ダウンロード数のうち、どれだけが最ダウンロードであるのかはともかく、新しいiPhoneのリリースにより、過去の記録が塗り替えられるのみならず、圧倒されたというのが重要なポイントとなっている。ダウンロード数増加の動きがそのままハードウェアの販売増に繋がると考えれば、ホリデーシーズンを含むこの四半期には7000万台ものiPhoneが売れることとなる。大きすぎる数字ではあるものの、この数字が現実になると予測するアナリストも多いようだ。

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(翻訳:Maeda, H


iPhone 6 Plusのための片手キーボードアプリ

私はiPhone 6 Plusを使っているが、他の記事にもあったように、Appleのこの大きなスマートフォンを片手でタイプするのはやはり難しい。特に、きちんと表現するために記号を使う時は。新しいアプリ、その名もふさわしく、”One Handed Keyboard” はiOS 8で可能になったサードパーティーキーボードによってこの面倒を解消してくれる。

カナダ、カルガリーのデベロッパー、Stonelight Picturesが作ったこのアプリは、iPhone 5sと同じサイズのキーボードを、iPhone 6または6 Plusに表示し、大きな矢印ボタンによってキーボードを左か右にずらすことができる。キーボードのテーマカラーを変えたり、透明にして隠れている部分を見ることもできる。

標準ではアプリに応じて明るいテーマと暗いテーマを自動的に切り替える。オートコレクト機能もついていて、Appleの標準機能ほど強力ではないが、十分実用的だ。

One Handed Keyboardは1.99ドル。まだ多少難はあるが(スリープから復帰した後、左手用ポジションに戻る)、なぜiOS 8の標準機能にないのかが不思議だ。

【訳注:キーボードを左右にシフトする機能は、日本のATOK for iOSがすでに採用している】

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


長く使ってみたらiPhone 6 Plusの方が便利だった

Appleの新しいiPhoneの新しい2機種が発売されてから1月になるが、ここに来て面白いことがわかってきた。私が当初に書いたレビューを読み返してみると印象をだいぶ訂正する必要があった。iPhone 6とiPhone 6 Plusを使い比べて、当初はiPhon 6がいいと思ったが、現在の私のお気に入りはiPhone 6 Plusだ。

6 Plusの最初の印象は「普段使うのには大きすぎる」というものだった。6 Plusはこれまでのスマートフォンのように片手では扱いづらい。両手で使う方が楽なサイズだ。しかし数週間テストを続けるうちに、気づいてみると私はほぼあらゆる状況で6 Plusを使うようになっていた。

なぜ6 Plusが気に入ったのかというと、やはり第一にスクリーンサイズだ。ウェブページを見るにも本を読むにも画面が広いのは快適だ。写真を見る場合でも違いは驚くほどだ。またカメラも6 Plusの方がはるかに優秀だ。Apple自慢の光学手ブレ補正を採用した6 Plusのカメラはモバイルデバイスのカメラとしてダントツにベストだと思う。また写真を撮る際にも画面が大きければファインダーとして使いやすいし、いろいろな機能を呼び出して使う場合も楽だ。

小さいポケットに入らないという問題はあるものの、それほど大きな欠点にはならない。6 Plusは車内用として非常に優れている。6 Plusは横位置モードではメッセージやメールを見ながら、受信箱を見たり、システムソフトウェアで詳細ビューを見たりできる。これは、迅速に作業する上で大きな利点だ。PlexやNetflixで動画を見るときに快適なのは言うまでもない。

私は最初のレビューで「iPhone 6の方が6 Plusよりわずかに優れている」と書いたが、今は逆の結論になってしまった。 少なくとも私の場合、サイズが大きいことから来る多少の不便さを上回って6 Plusは使い勝手がいいと感じる。なるほど私のお気に入りのタイトフィットのジーンズのポケットには6 Plusは少々窮屈だが、入らないことはない。必要があって出先でスマートフォンで記事を書かねばならないときなど、入力スピードが段違いだ。

来週のAppleのイベントでは次世代のiPadが披露される。iPhone 6 Plusの登場でスマートフォンのフラグシップモデルがタブレットの仕事の相当部分をこなせるようになった現在、AppleがiPadにどういう新しい位置づけを与えるのか興味津々だ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


Gmail、iPhone 6/6 Plusに対応

私のiPhone 6と6 Plusの初レビューでは、サードパーティーアプリの互換性にあまり時間を割けなかった。その理由は、A) iOSが低解像度アプリの拡大表示をどうこなしているかに注目していた、B) 主としてファーストパーティーのソフトウェアに時間を費していた。しかし、新しいデバイスでGmailのネイティブアプリを使う時間が長くなるにつれ、耐えられなくなってきた。今日(米国時間10/6)Googleは、iPhone 6および6 Plusの解像度に完全対応したアップデートを公開して、その問題を解決した。

要するに、最新iPhoneを持っている人がこのアップテートをインストールすることは、初めてメガネをかけた人が、以前はちゃんと見えていなかったことを忘れてしまうようなものだ。受信箱のメールはプレビュー画面に大部分が表示されるようになり、メールを開いた時に見える本文テキストは、甘やかされているかのように感じる。

ゆっくり、しかし確実に、主要な人気サードパーティーアプリは、iPhone 6改革を進めている。Facebook、次は君の番だ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


曲がったiPhone問題は、3Dプリンティングで解決しよう

驚くほどきついパンツでiPhone 6 Plusを曲げちゃった? 骨ばったお尻でiPhone 6をダメにしてしまった? iPhoneを万力に挟んでペンチで曲げてしまった? 3Dプリンティングが解決してくれる。

このプリベント[折り曲げ済み]iPhone 6ケースは、Shapewaysで19.99ドルにて販売中だ。作者のFernando Sosaは、カラーバリエーションとして、ベント・ブルー、プレッシャー・パープル、OMGオレンジの各色を用意している。Sosaは、ウラジミール・プーチン等形取った「プラグ」を作っていることでも有名だ。

設計図データをダウンロードして、自分でプリントすることもできる。その場合は、あなたのiPhoneの曲がり具合に応じて、ファイルを修正することをお薦めする(あなたが、実際に問題の影響を受けた9人の一人であるならだが)。お楽しみあれ!

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Apple曰く、iPhone 6/6 Plusが曲がったという苦情は10件未満

Appleは、iPhone 6および6 Plusが曲がるという様々な報告に答え、それは「著しく稀」であり、実際これまでにデバイスを購入した顧客のうち、苦情を申し出たのはわずか9人であると語った。これは、すでに販売された1000万台以上のうちの9台、という意味だ。

Appleは本誌に対して、通常の使用においてその問題が起きることは稀であり、YouTube等でユーザーが故意に折り曲げているビデオは、極めて人為的な状況であると指摘した。当初、Appleファンのサイトを中心に報告が掲載された後、Wiredのライター、Mat Honanを含め、他にも自分のiPhoneが反ったなどという報告が続いた。

Appleは、最新のiPhoneは「鋼鉄およびチタン材」を「ストレスのかかる部分を補強」するために挿入し、「業界最強のガラス」を使用して、それらの問題を防止していることも付け加えた。また、高品質の材料を使っていることに加え、iPhone 6および6 Plusは、折り曲げ、着席、ねじれ、その他のストレスに対して、長時間であっても耐えられるよう、デザインおよび開発過程を通じて過酷な試験を受けていると。その種のテストは、業界では標準的なものであり、2008年にTechCrunchがNokiaのガジェット実験室で撮影したビデオでも見ることができる。

ITブログ界という放送局がこの問題を誇張して伝えることに貢献したものと思われるが、これは新しいハードウェアが出荷され、小さいけれども注目に値する問題が発覚した時にはよく起きることだ。Appleは過去にも似たような騒動に巻き込まれており、はデバイスの折り曲げに関しても、同社が金属ケースに切り替えた際に起きていたが、今回は増幅の度合がとりわけ大きかったようだ。

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iPhone 6 Plusは、曲がる

毎年、Appleは新しいiPhoneを発表する。そして毎年、非常によく似たサイクルをたどる。はじめに、噂とリーク、そして工場ラインでの盗撮、そして発表! その後、レビュー、長い行列、予約の数字、一週目の売上げ記録・・・と続き今日に到る。

ようこそ、イベントの「○○ゲート」場面へ。そこでは、いくつかの重大な欠陥が、新しい潜在的欠陥商品を数百万人が買った数日後に暴露される。残念ながら、今年も全く新奇なネタを見つけることはできていない。

iPhone 6、そしてもっと重要なiPhone 6 Plusに関する報告によると、このデバイスをポケットに入れ、長時間座っていると折れ曲るらしい。

いくつかの写真が、MacRumorsのフォーラムに載り、フランスのブログ、MacBidouilleも、折れたiPhoneの写真を紹介し、さらにはドイツのブログ、Stadt Bremerhavenも続いた。

こんな感じだ。

まず、言っておきたい。

iPhone 6と6 Plusは、初めて折れ曲ったApple製品ではない。われわれは折れたiPhone 5、後に同じく5sに関する同じヒステリーを見てきた。実際、iPod touchにも似たような問題がある。

そして、それはAppleだけではない

より薄く、より大きいiPhone 6と6 Plusが、長時間ポケットに入れておくと曲がりやすい傾向にある、という可能性は十分あり得るが、今まで見てきたのはわずかな人たちによる早期のレポートだけである。

本誌はAppleに連絡を取り、何か言うべきことがあるかを質問したので、情報が入り次第続報する。

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新iPhoneのCMの声はジミー・ファロンとジャスティン・ティンバーレイク

Appleはジョン・ホッジマン(PC役)とジャスティン・ロング(Mac役)のコンビが演ずる “I’m a Mac, I’m a PC”広告で長い間成功を収めてきた。AppleはiPhone 6で似たパターンの広告に戻ってきたが、今回は以前のようにライバルを攻撃するタイプではない。iPhone 6と6 Plusを並べてそれぞれの長所を強調するというものだ。そのユーモラスな声をなんとジミー・ファロンとジャスティン・ティンバーレイクが担当している。

上にエンベッドしたCMは新しいiPhoneのカメラの素晴らしさを訴えている。ここではそれぞれ微妙に違っているもののファロンとティンバーレイクは基本的に同じことをしゃべっている。下のCMではiPhone 6 Plusの大きさを強調しており、ティンバーレイクが「でっかい!」と言い続け、ファロンがまぜかえす。

どちらもよくできた楽しめるCMになっている。おもしろいのはAppleが2人のセレブを起用しながら、顔を使わないところだ。これはAppleはイメージ向上のためにセレブの力を借りる必要はないことを暗黙に伝えるうまいやり方だ(しかしセレブの出演は楽しい話題になる)。このCMシリーズはひとつひとつの優れた機能をシンプルなナレーションと絵作りで強調す初期のiPhoneのCMシリーズを思い起こさせる。

新しいiPhoneは最初の週末だけで1000万台が売れており、Appleは今のところiPhoneを売るのにCMの力を借りる必要はない。 しかし今後販売先が世界のすみずみに拡がり、中小のキャリヤも対象になってくると、ファロンとティンバーレイクの起用による話題づくりが次第に効果を発揮し始めそうだ。

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iPhone 6/6 Plusの売れ行きは新記録―発売直後の週末で1000万台

AppleはiPhone 6と6 Plusの発売開始後、最初の週末ですでに1000万台を販売したことを公式に確認した。これは昨年の iPhone 5sと5cの900万台を上回り、iPhoneの発売直後の週末のセールスとして新記録となった。2012年のiPhone 5の場合は500万台だった

アナリストの予測は、BernsteinのToni Sacconaghiの7-800万台からWells FargoのMaynard Umの千数百万台までまちまちだったが、多くは供給能力の制限を考慮に入れて1000万台前後と予測していた。今回のiPhone 6/6 Plusの世界同時発売開始は前回に比べて1カ国少なかった―中国だ。最近のAppleにとって稼ぎ頭となっている国だけに、この影響はかなりあったはずだ。

iPhone 6/6Plusの予約は受付開始後 24時間で400万台を超えた。2年前のiPhone 5のときは200万台だったから倍増したことになる。発売開始時に世界のAppleストアの前に出来た行列の長さも新記録だった。Apple自身、需要が供給能力を上回っていることを認めた。今日(米国時間9/22)発表されたプレスリリースで、CEOのティム・クックは新世代のiPhoneに対する需要について、「われわれの製造能力がもっと大きければはるかに多くの台数が売れただろう」と述べた。

今週末にはAppleは6/6 Plusの販売を新たに次の20カ国で開始する予定だ。オーストリア、ベルギー、デンマーク、フィンランド、アイルランド、マン島、イタリー、リヒテンシュタイン、ルクセンブルグ、オランダ、ニュージーランド、ポルトガル、カタール、ロシア、サウジアラビア、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、トルコ、アラブ首長国連邦。

Appleはデバイスの種類別の売れ行きを公表しないのが常だが、アナリストは一致してiPhone 6が6 Plusより売れていると考えている。しかし6 Plusの供給も需要に追いついていないようだ。

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今週のまとめ―iPhone 6はカメラがすごい、Amazonは新Kindle発表、IBMのWatson、いよいよ商用化

新iPhoneはカメラがすごい

先週発表されたiPhone 6/6 Plusは24時間で400万台予約受付と大人気だ。インターネットは新しいiPhoneのファーストインプレッションで花盛りだが、TechCrunch記事で反響があったのはEtherington記者のiPhone 6のカメラはやはりすごい―とうとうコンデジを捨てる決心がついたという記事だった。カメラ・フリークを自認し、自ら記事のフォトグラファーも勤めるEtherington記者は私生活でもコンデジを離さない。しかしiPhone 6をじっくり使った結論は、「これは普段使いのメインカメラになる」だった。

しかしiPhone 6/6 Plusを実際に使ってみて、低光量での写真が十分以上に使いものになることがわかった。もちろんデスクトップ・パソコンの大画面で表示すればノイズが目立つし、周辺の解像度も甘い。しかしiPhone自体のディスプレイで見た場合はすばらしくきれいだし、Facebook、 Twitter、Instagramに投稿した場合も十分な画質だ。

特に低光量で十分が画質が得られる点が決めてになったようだ。たしかにこの作例を見ても納得できる。



暗いシーンではさすがに粒子がやや荒れるが、光が十分回っていれば、犬の毛並みもはっきり写るし、花の背景もきれいにボケている。

新しいiPhoneの解像度と画質は、普通の人間の98%のユースケースで十分以上のものがある―いや、私のようなカメラ・フリークにとってさえ十分だ。コンパクト・デジタルカメラにまだ居場所があるという幻想は最終的に消えていこうとしている。

というのがEtherington記者の宣告だ。


コンパクト・デジタルカメラ、いわゆるコンデジはここ数年、スマートフォンのカメラの進化に正確に反比例して売上を落としてきた。CIPA(カメラ映像機器工業会)によると、2014年のデジタルカメラの販売台数は5000万台という予測で、2010年の1億2000万台から60%の急減だ。

この減少の大部分はコンデジによるものだ。キヤノン、ニコン、ソニーのトップ3社の場合は半減程度だが、下位メーカー中には90%減という壊滅的な例もある。iPhone 6/6 Plusのカメラがこれだけ進歩すればAndroid機も当然対抗してカメラに力を入れてくる。Panasonicは高機能コンデジにスマートフォン機能をもたせたカメラフォンMC-CM1を発表した。その意欲は買えるが、ニッチ製品という印象は免れない。来年はコンデジ市場の消滅がますます加速することは間違いない。日本の下位カメラメーカーから脱落者が出ることになるかもしれない。

iOS 8―キーボードが大人気、日本ではiOS版ATOKが登場

iOS 8のアップデート内容のまとめはiOS 8レビュー:洗練されてユーザー体験は大きく進化―制限緩和はデベロッパーのチャンスを参照。メッセージ、写真、QuickType、サードパーティー・キーボード、ヘルスケア、ファミリー共有、iCloud Drive、連携、通知と拡張、音声認識などカテゴリーごとに要点がまとめてある。アメリカではiOS 8がリリースされてからのApple App Storeの上位はキーボードアプリが占拠しているという

Swypeはキーボードに指を滑らせることで入力され、予測変換によって高い確率で正しい候補が表示される。Swiftkeyも予測変換の精度が売りだ。いずれもAndroidで人気の高いアプリだった。もちろんこれらはいずれも英語入力用だ。日本ではジャストシステムがATOKのiOS 8版を開発中だと告知しているが、詳しいことは明らかになっていないアップデート:ATOK for iOSはこちらから購入できる。料金は1500円。

Amazon、プレミアムeブックリーダー、Kindle Voyageを発表

Appleが新iPhoneを発表した直後にAmazonも新しいデバイスをリリースした。出荷は10月中の予定で、クリスマス商戦に十分間に合う。新製品はe-inkタブレットの新しいKindleとKindle Voyage、タブレットのFire HD 6、HD 7、8.9インチディスプレイとKitKatベースのFire OS 4.0を搭載したFire HDX 8.9、それに子供向けにペアレンタル・コントロールや丈夫なケースを備えたFire for Kidsだ。日本のAmazonサイトではFire for Kids以外の5モデルについて予約受け付け中

クイズ王を破ったIBMの人工知能、Watsonで誰でもビッグデータ解析ができる

アメリカの人気クイズ番組『ジェパディー』で人間のチャンピオン2人を打ち破った人工知能としてあまりにも有名なWatson人工知能の商用利用がいよいよ始まった。 IBM、Watson Analyticsを発表―Watson人工知能が万人にビッグデータ解析能力を与えるという記事によると、Watson Analyticsという新しいプロダクトは一般のビジネス・ユーザーに高度なビッグデータ解析能力を与えるという。

ユーザーは既存のビッグデータ、たとえばSalesforce.comのCRMデータなどをそのままインポートして利用できる。このサービスにはポピュラーなビジネス・ツールによって生成されるデータをインポートするためのコネクター・ツールが用意されており、データをセットすれば、ユーザーは思いつくままに自然言語で次々に質問をすることができる。またサービスにバンドルされているストーリー・テンプレートを利用して標準的な統計分析を行うこともできるという。IBMではこれまでデータサイエンティストとビッグデータ処理に通じたエンジニアのチームがなければ不可能だった高度、大規模な処理が誰でもできるようになるとしている。しかもベーシック版は料金無料というフリーミアム・モデルだ。

「このミステリー作家とその夫はシリアの古代都市ウルケシュの発掘を試みました」という質問に即座に「アガサ・クリスティー」と答える(ビデオの0:41あたり)ことができるWatsonがさまざまな知的専門分野に進出してくることを考えると、いささか不気味なものがある。

滑川海彦@Facebook Google+


iPhone 6 vs. iPhone 6 Plus、販売初日は6が6 Plusを圧倒?!

馴染みのサイズに近いiPhone 6と、かなり大きなiPhone 6 Plusとでは、どちらが多くを売り上げるのだろうか。

発売開始となってまだ間もないのだが(本記事は発売開始18時間の時点で執筆されている)、すくなくとも現段階ではiPhone 6が6 Plusを大幅に上回っているようだ。

下に掲載しているグラフはMixPanelのものだ。データは1時間毎に更新されている。ご存じない方のために補足すれば、MixPanelとはモバイルアプリケーションやサイト向けのGoogle Analyticsのようなものだ。App Storeに登録されているアプリケーションの多くも、このMixPanelのSDKを利用している。これによりiOS 8へのアップデート率などといったデータも取得できるようにもなっている。

データの解釈についてはいろいろな可能性があるが、取り敢えず現在のトレンドを把握することができる。

協定世界時(UTC)の20日0時の段階のデータでは、iPHone 6が2.45%で、一方のiPhone 6 Plusの方はわずか0.31%という数値になっている。残りの97.4%は、これまでのiPhoneシリーズが占めている。

今後、この数値がどのように推移していくのかは大いに注目に値する。グラフの様子を見ると、両者の差はさらに広がっていくようにも見える。但し、双方のデバイスともに品薄の状態となっているわけで、iPhone 6 Plusの出遅れは単純に製造台数が少なかったのだという可能性もある。もしそうであるのなら、製造が追いつき始めた段階で、双方の数値が近づいていく可能性もあるわけだ。しかしその場合でも、もしかすると6 Plusを望みながらも、仕方なく6を購入したというケースもあるかもしれない。

Appleからのアナウンスなどにも注目していきたい。

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(翻訳:Maeda, H


Apple、iPhone 6/6 Plusを400万台予約受付(開始24時間で)

Appleは、週末のiPhone予約で過去最高となる売上を記録し、金曜日の午前に開始した予約注文は同日中に400万台に達した。店頭では注文の多さに起因する技術的問題も発生したが、それでも6 Plusに続いてiPhone 6も午前中に売り切れた。Appleは、9月12日のうちに予約が「新記録」であることを公表し、今日米国時間9/15)正式に総数が発表された。

これは、2012年にiPhone 5が達成した、初日24時間の記録、予約200万台の2倍だ。昨年Appleは、iPhone 5sおよび5cの初日予約数を正式発表しなかったが、一部アナリストの推計によると、220万台程度と言われている。

Appleは、iPhone 6および6 Plusを、9月19日の現地時刻8 AMから、同社の小売店および提携キャリア等で販売開始する。同じ時期に販売される国は、米国、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、香港、日本、プエルトリコ、シンガポール、および英国。9月26日には、オーストリア、ベルギー、デンマーク、フィンランド、アイルランド、マン島、イタリア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルグ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポルトガル、カタール、ロシア、サウジアラビア、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、トルコ、およびアラブ首長国連邦で発売される。

たとえあなたが今年は新しいiPhoneを買うつもりがなくても、iPhone 4S以降を持っているなら、今週、9月17日水曜日からiOS 8をダウンロードしてインストールできる。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


「大きすぎるか?」と心配する皆様へ

Appleが新しい(大きい)iPhoneをリリースしてすぐに、世界中から声が聞こえてきた。曰く「ぴったりのジーンズに収まるだろうか」、「自分の小さな手で操作できるだろうか」、「倍ほども大きくなっているのではないか」などなどといったものだ。個人の感覚にもよるものなので、実機が出まわるようになるまでは回答も得にくい疑問だろう。

と、そんな中で注目すべきが3Dプリンターかもしれない。

MakerbotのThingiverseでも無料の3Dデータが提供されており、実際に大きなiPhoneを手に持ってみることができる。データを入手して3Dプリンターで印刷すれば、いろんな不安にもかたがつく。大きなiPhoneも、「巨大」というわけでもなさそうだと安心できるかもしれない。手持ちの3Dプリンターがなくても、近所の印刷サービスショップなどで3Dプリントに対応したところを見つけることができるかもしれない。

尚、DIY(?)できない場合にも、Amazonなどでモックアップを買うことができる。価格は10ドル程度だ。(動かないけれど)iPhone 6やiPhone 6 plusを手に入れて、実機のようにいろいろと弄んでみることもできる。

余談ながら付け加えれば、印刷したり購入したりを面倒だと感じる人は、身近なAndroid利用者に尋ねるという手もある。おそらくは、新型iPhoneレベルでは「大型」と呼ぶにも値しないと言われることだろう。結局はそうして、大きなデバイスが席巻していくのかもしれない。

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(翻訳:Maeda, H


iPhone 6と6 Plusを個人的に試用…その様子を超接写ビデオ

Appleの新型iPhoneは今や報道の大洪水に翻弄されているが、でもまだ、間近で見た人は少ないのではないか。ぼくたち一部のプレスは個人的に触ってみる機会があったし、ハードウェアの新しい機能やソフトウェアをすべて試してみた。iPhone 6と6 Plusはそれぞれ、一長一短とも言えるが、でも、どちらも同じ布を裁断して縫ったドレスという印象だし、多くのモバイルユーザの期待を十分に満たす製品だと感じた。

このビデオでちょっとおもしろいのは、たとえばiPhone 6 Plusのホーム画面をランドスケープで使ってみてるところだ。一部の内蔵アプリは、その状態でしか使えない機能がいろいろある。また片手モードも、その実際を見れば、うまくできてると感心するだろう。

もちろん実際に自分のものになったら、もっと詳しく見たいが、でもこの簡単なビデオを見ただけでも、今年のクリスマス年末商戦の売れ線トップになりそうだ、と思わせる重要な理由が、いろいろと分かるね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


iPhone 6とiPhone 6 Plusを使ってみた

iPhone 6と6 Plusは、Appleの新たな旗艦製品であり、これまでの製品とは大きな違いがある。4.7インチの6は、新型Retina HD解像度ディスプレイと角の取れたエッジを備え、画面とそれ以外のケース部分とのスムーズな遷移を実現している。カメラも改善されている他、一番の注目かもしれないのがApple Payだ。これはNFCを利用したテクノロジーで、Touch IDを認証に使用して支払い承認を行う。6 Plusは、以上に加えて、光学手ぶれ補正およびさらに大容量のバッテリーを塔載している。

iPhone 6

iPhone 6を手に持った感じは、明らかに大きくなってはいるが、注目すべきはさほど嵩張って感じないことだ。丸みを帯びた縁と薄くて軽い筐体は、iPhone 3GS以前の旧機種を彷彿とさせるが、使われている材料は上質で、さらに高級感を増している。


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画面が大きくなっても、上端に手を伸ばしてタップすることに不便を感じることはなく、画面解像度も実にすばらしい。ピクセル密度の違いは見てすぐにわかる。最初のRetinaディスプレイの説明を信じるなら、理論的には人間の目の識別能力を越えているのだが。解像度のせいであれ、カラーレンダリングと画面ライティングの改善のせいであれ、その効果は人工的にさえ感じる ― まるで画面にデモ画面の写真を貼り付けたかのようだ。

新しいカメラに触れてみてわかった改善点もまた印象的だった。iPhone 6は、光学手ぶれ補正を除き、iPhone 5sの2倍の240 FPSスローモーションビデオ(再生は2倍遅い)を含むすべての新機能を塔載している。カメラのオートフォーカスは、フェーズディテクションによって、より速く効果的でになり、ピントの合った部分のハイライトはなくなった。改善のおかげで必要なくなったからだ。

iPhone 6 Plus

6 Plusは、手の小さな人には向かない。5.5インチ画面を使うには、間違いなく慣れが必要だ。ただしそのためのプロセスは、新たに導入された、ホームボタンのダブルタッチ(プレスではない)で、アプリ、ホーム画面を含むOSの全機能を片手で使える新モードのおかげで簡単になっている。このモードでは、すべてのUIが親指の届く範囲にシフトされる。

6 Plusには、便利なランドスケープ(横位置)ビューが加わり、例えばメッセージやメールを見ながら、受信箱を見たり、システムソフトウェアで詳細ビューを見たりできる。これは、迅速に作業する上で大きな利点であり、iPadで見られる機能に匹適するものだ。

Appleの光学手ぶれ補正も、画像品質を大きく改善することが期待できるが、iPhone 6の補正機能と比べて、実際どの程度の違いがあるのかは、詳しくテストしてみるまだわからない。

全体的に見て、両機種とも多くの面で著しく改善されたデバイスであり、私が試した短い時間のあらゆる場面においてOSのレスポンスの良さとスピードが感じられた。新しいA8プロセッサーは明らかに効果を発揮しているので、今後テストを重ねる上でどんな結果が出るのか楽しみだ。これは一部のユーザーには強力なセールスポイントになるかもしれないが、価格とサイズを考えると、6 Plusは街中で見かけることが稀なデバイスになりそうだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


Apple Payは画期的NFC支払システム―登録はカメラ、指紋認証、店にカード番号が渡らず

噂の通り、Appleは今朝(米国時間9/9)開催されたプレスイベントで、新しいiPhoneはモバイル支払機能をサポートすると発表した。この支払システムは指紋認証のTouch IDとNFC〔近距離無線通信〕テクノロジーを利用する。ユーザーは特に新たな手続きをしなくても、既存のiTunesアカウントに登録しているクレジットカードで支払いが可能となる。巨大な既存ユーザーを擁していることがモバイル支払参入にあたってAppleの最大の武器となるだろう。

現在、Appleには8億人の登録ユーザーがいる。iPhone 6シリーズに直ちにアップグレードするユーザーは一部だろうが、既存の契約が切れ、AppleがiPhone 6シリーズに魅力的な新機能の追加を続けるうちに移行が進むだろう。

AppleのCEO、ティム・クックは今日のイベントで、アメリカのeコマースの取引総額は毎日120億ドルに上ると語った。今回のApple Payの導入でAppleはこの巨大市場の相当部分を制することになりそうだ。

作動の仕組み

ユーザーがホームボタンに指を乗せる内蔵されたTouchID機能が登録された指紋を認識し、NFCを通じて店舗のターミナルと通信して支払を行う。

現在チケット購入やポイントカードのために利用されているPassbookアプリに登録したすべてのクレジットカードが表示され、ユーザーは自由に選択することができる。iPhone 6ではクレジットカード情報はSecure Elementと呼ばれる専用チップに安全に格納される。

ユーザーはiPhoneの新しいiSightカメラでクレジットカードの写真を撮るだけでPassbookにカード情報を登録できる。その後Appleはカードが真正なものであることを確認する。確認が済んだ後はAppleは自社サーバーにカード情報を記録しない。またカード情報は店舗にも渡らない。

つまりAppleは支払いの都度、一回限りの取引番号を生成する。Appleは「われわれは取引記録の履歴を保存しない」と強調した。また「iPhoneを探す」機能からクレジット・カードを停止することが可能となっている。

マーチャントもカード番号を知ることはできない。店側に渡るのはダイナミックに生成された固有取引番号と金だけという仕組みだ。

今日のローンチ時点ではアメリカの6銀行がこのサービスをサポートしている。現在サポートされているカードはAmEx、MasterCard、Visaで、Apple Storeストアは言うまでもなく、メーシー、ブルーミングデール、ウォルグリーン、サブウェイ、マクドナルド、ホールフーズなどの22万箇所のマーチャントがすでに対応するターミナルを設置ずみだ。また MLB、Instacart、OpenTable、GrouponでもこのApple Payサービスが利用できる。

もう一つApple Payの興味あるパートナーはスターバックス・コーヒー・チェーンだ。というのも、スターバックスは初期からのパートナーとしてSquareのモバイル支払システムを設置してきたが、その成績は思わしくなかった。Apple Payの発表に先立ってAppleがSquareと買収交渉を進めているという噂があったが、実現していない。Apple Payは今年10月にアメリカでスタートし、将来は全世界に拡大される。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+