コロラド大学出身のスタートアップSolid PowerがBMWと組んで自動車用固体電池の商用化を目指す

自動車メーカーのBMWは、多くの他社とともに、ソリッドステート(固体)のバッテリーという、鼻先の人参を追うレースに参加している。今日(米国時間12/18)同社は、バッテリー技術の企業Solid Powerとのパートナーシップを発表し、その技術に基づく電気自動車用固体電池の開発と商業生産を目指すことになった。

Solid Powerはすでに、その方面の企業が開発した無機素材を使ってバッテリーを作っており、そのバッテリーセルは従来のリチウムイオン電池に比べてエネルギー密度が高く、したがって一定サイズ(立方cm)あたりの出力が大きい。

またそれは、液体ベースのバッテリーに比べて安全性が高く、実用寿命も長い。と、良いとこずくめのようだが、この、コロラド大学ボウルダー校から生まれたスタートアップの研究開発成果が商用レベルで実用化されるまでには、まだまだ紆余曲折がありそうだ。

そんなタイミングでこのほど、BMWが支援の手を差し伸べた。BMWの人材と専門知識が加われば、商用化は加速されるだろう。バッテリーと電動自動車に関してはBMWにも長年の研究開発の蓄積があるので、これからの共同開発のためのベースも十分に分厚い。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Teslaがオーストラリアのウィンドファームのために世界最大のバッテリーストレージ施設を建設

Teslaは、オーストラリアのホーンズデールウィンドファームのために建設する世界最大のリチウムイオンバッテリーストレージ施設により、再生可能エネルギーのストレージ市場のテーブルでまた大きなレイズをしたようだ。その完成は、2017年12月1日とされている。その施設はTeslaの商用バッテリーストレージモジュールPowerpackを使用し、容量は100 MW/129 MWhとなる。それはファームのタービンのピーク発電時間帯における生成エネルギーを保存し、グリッド(一般送電網)の必要に応じて終日安定供給する。

このシステムの最大容量は、約3万世帯への電力供給量に相当する。Teslaによるとそれは、2016年のサウスオーストラリアにおける暴風で州全域に生じた停電の規模に、ほぼ相当する。しかし本当の目的はサウスオーストラリアの電力グリッドの安定化にあり、これによりピーク需要に応じた電力デリバリのコントロールが可能になる。Teslaによると、住民用には同社の家庭用バッテリーストレージデバイスPowerwallを据え付けるので、グリッドの安定化にさらに貢献する。

Teslaはすでに、大規模なエネルギーストレージ施設をハワイのカウアイ島に建設しており、その落成式でTeslaの協同ファウンダーでCTOのJB Straubelが、Powerpackを使ったシステムは、ソーラーに限らず、さまざまな再生可能エネルギーによる発電に利用できる、と説明した。今回の風力用の造成は、その規模も相まって、Teslaのエネルギー関連提供物が多様なニーズに対応することを、世界に示すだろう。

“バッテリーストレージはわが国のエネルギー市場の未来であり、この分野におけるわれわれのリーダーシップに世界の目が追随するだろう”、とサウスオーストラリア州の州首相Jay Weatherillが声明文に書いている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))