アマゾンがゲームストリーミングプラットフォーム「Luna」を発表

米国時間9月24日、Amazon(アマゾン)はそのデバイスとサービスのイベントで、Google Stadia(グーグル・スタディア)やMicrosoft xCloud(マイクロソフト・エックスクラウド)に対抗する独自のクラウドゲーミングを発表した。その名も「Luna」(ルナ)だ。

同社は、月額5.99ドルの導入価格でアーリーアクセスを開始した。ユーザーはゲームをダウンロードすることなく、ワイヤレスでタイトルをストリーミング配信することができ、Windows、macOS、iOS(ウェブ経由)でプレイできるようになる。米国内のユーザーは、本日より早期アクセスをリクエストすることができる。

同社によると、少なくとも1つのソニックタイトルとRemedy Entertainmentの「Control」を含む50種類以上のゲームをLuna+アプリに収録してローンチする予定だという。Ubisoft(ユービーアイソフト)とも提携する予定だが、これらのタイトルにアクセスするにはユーザーが別途オプションに加入する必要があるようだ。サービス全体はAWSによって運営され、同社によるとユーザーは最大4K 60fpsのパフォーマンスでタイトルを楽しめるようになるという。

このプラットフォームの大きなセールスポイントの1つはTwitchとの統合だ。Lunaのシステムによって、ゲーマーはお気に入りのストリーマーがプレイしているのを見たばかりのタイトルに、すぐに飛び込めるようになるだろう。一方で、Lunaに存在する限られたサブセクションのタイトルをプレイするようにストリーマーを説得することに大きく依存することになる。グーグルはStadiaとYouTubeのゲームで多くの同じピッチを作った。しかし、その夢は完全にまだ実現されていない.

多くの Google Stadiaユーザーのようにアマゾンはまた、サービスに直接接続してレイテンシーを減らすためにカスタムコント ローラーを販売する予定だ。Alexa対応のLunaコントローラは、早期アクセス期間中に49.99ドルで販売される。

この参入により、今ではグーグル、マイクロソフト、アマゾンがそれぞれ新しいゲームプラットフォームを普及させるために競い合っている。開発者との既存の関係やマイクロソフトが所有するゲームスタジオのネットワークを考えると、同社が大きなアドバンテージを持っていることは明らかだが、プラットフォームの早期アクセス期間中にアマゾンが何を作り上げることができるかを期待したいところだ。

Amazon Hardware Event

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(翻訳:TechCrunch Japan)

クラウドファンディングで大成功したスマートベッドのLunaがY Combinatorに入学、$1.3Mを個人投資家たちから調達

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Lunaの、温度調節ができて、睡眠の質をチェックできて、ほかのデバイスに接続できるマットレスは、今年初めクラウドファンディングに成功して100万ドルあまりを集めた

そして同社からの今日のニュースは、インキュベータY Combinatorの今のクラスに‘入学’したことと、クラウドファンディングのときとほぼ同額の130万ドルを個人投資家たちから調達したことだ。

協同ファウンダのMatteo Franceschettiによると、この資金はIndiegogoのキャンペーンよりも前にすでに調達していた。ではなぜクラウドファンディングを? キャンペーンは彼によると、初期ユーザとの結びつきを作り出し、フィードバックを得るためだ。たとえば、セキュリティとBluetoothの装備が重要だ、とわかったのはキャンペーンからだ。それらのフィードバックから、Lunaは機能を一層充実させることができた。

投資家は全員、匿名希望のようだ。でも、すでに資金を獲得して消費者にもアピールしている企業が、なぜインキュベータに入ったのだろう? それは、Franceschettiによると、YCのすぐれたメンター能力のためだ。“いろいろ迷っていたことが、すっきりと分かってきた、すごく助かる”、と彼は言う。

下のビデオは1月(クラウドファンディングキャンペーンの前)に撮られたLunaのプロトタイプだ。マットレスの各部の温度を調節できるから、たとえばカップルがそれぞれ違う温度の上で寝られる。Franceschettiによると、この機能こそが、クラウドファンディングで予約が殺到した第一の理由だ。でもこのビデオでは、Lunaのセンサにほかのスマートデバイスを接続して睡眠をカスタム化できることも、よく分かる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

疲れたらただ寝ればよい…部屋のコントロールをすべて自動化するスマートマットレスカバーLuna

Lunaの協同ファウンダMatteo Franceschettiは、まず、人間が寝るときに何をするかをデモする: ベッドに横になる、明かりと温度(ベッドと室内の両方)と音楽を自分の好みに調整する。これから完全に寝入るときには、もう一度調製して、たぶんすべてをoffにする。

Lunaのスマートマットレスカバーは、その調整作業を自動化する。ここまで読んで、欲しい!と思った人は、Indiegogoへ行って支援しよう。

上のビデオでお分かりのように、Lunaはベッドのマットレスにかぶせるカバーだ。上に人が横たわったこと、そしてその人が寝入ったことを検出して、そのデータをLunaのアプリと、インターネットに接続されたそのほかのデバイスに送る。

LunaのショウルームでFranceschettiが寝たふりをすると、部屋が睡眠モードになる。Nestのスマート温度計をサポートしているが、今同社はそのほかのスマートデバイスとパートナーシップする努力をしている。朝目覚めたらコーヒー沸かし器がonになるぐらいは、すぐに実現しそうだけどね。

“寝るときに人間がやることを、完全に自動化したいんだ”、とFranceschettiは言う。これからはいろんなインターネットデバイスが増えてくるから、このプロダクトがますます便利になるよ”、だと。

Lunaを使うようになると、何がいちばん変わるのか、Franceschettiに聞いてみた。すると:

男の場合は、スマートデバイスのコントロールだね。照明とか、聴きながら見ながら寝てしまうNetflixやSpotifyとか。女性と男性とでは、寝るときの部屋の温度の好みが違う。女性は温かいのが好きだが、男は部屋が冷えてる方が好きだ。でも今のスマートホームデバイスでは、一つの部屋のゾーンコントロールができるから、どっちの要望にもお応えできるね。

だと。デバイス上の個人データの保護については、データはデバイス上にローカルに保存され、Lunaのサーバには、それらが暗号化されて送られるそうだ。

スマートカバーLunaの予価は249ドルだ。でも今Indiegogoで支援すると、179ドルだ

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))