これは、DJIの次期Mavicドローンなのか?

これだけは確かだ:DJIはもうすぐビッグイベントを開く。当初は7月18日に予定されていたが、「(同社の)イノベーション基準に合致したものを届けるために」延期された。このタイミングは2016年のMavic Proの後継機にぴったりであり、イベントのポスターに書かれた”bigger picture” ということばもも画像処理に焦点を合わせていることを示唆している。

ここから先は憶測が交じるが、DroneDJの記事には、(比較的)大型の折りたたみドローン、”Mavic 2″の画像が載せられている。このデバイスは交換可能らしきカメラジンバルを搭載しているので、現在のオンボードバージョンに取って代わるのかもしれない。

これは、カメラバッグの中にほかの機器と一緒に放り込める、ポータブルソリューションを探しているプロフェッショナルにとっては歓迎すべき変更だ。広角オプションが追加されたことも、”bigger picture”のコンセプトに合っている。

CNETの記事は、360度障害物回避の可能性にも言及している。実現すれば新しいMavicは、Playground Globalが支援するスタートアップ、Skydioが作り(明らかに高価ではあるが)ドローンコミュニティーのハートを掴んだ R1とも競合する。

もちろんDJIは、今も消費者向けドローン市場の圧倒的リーダーであり、Mavicシリーズは長年消費者製品の先頭を走っている。しかし、最近の競争の激しさは間違いなく同社の気を張り詰めさせている。

DJIにとって、リークはいつものことで、過去いくつかの機種もリリース前に何らかの形でネットに掲載されてきた。それでも同社は当然ながら当社のコメント要求を拒否した。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

DJIの折りたたみ式ドローンは大人気、生産間に合わず、発売予定日から5日経ってもまだ音沙汰なし

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GoProがスコーバレーで待望のKarma Droneを披露したとき、DJIのPR担当が皮肉たっぷりにツイートした: “今、新しい競合製品を見ている。こんなの、まったく気にならないけど”。

同社は数週間後に、独自の折りたたみ式ドローンを披露した。より小さいし、機能も多いから、PR担当がKarma Droneを無視するのも当然かもしれない。DJIのファンたち、そしてドローンコミュニティの全体も、心底、気に入ったようだ。

しかし今日(米国時間10/20)は、そのMavic Proの発売予定日から5日も経っているし(Karmaはまだ3日後)、アーリーアダプターたちは待ち焦がれてそわそわし始めている。一部の評論家などは実物を手にしたことがあるが、すでに小売店に前金を払っている一般消費者には梨(なし)の礫(つぶて)だ。

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DJIは、このドジを埋め合わせようとして、PRトップの声明を発表した:

Mavic Proの発表後、意外なほど強力な全世界的需要が生じております。ご注文になるべく早くお応えすべく、ただ今、昼夜を問わずフル回転で生産しております。

この声明は詳しい情報が何もないが、どうやら遅れの真犯人は製造部門にあるらしい。この声明から2日経っても、遅れが解消する気配はない。今DJIに問い合わせているから、公式の返事が得られたらこの記事をアップデートしよう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))