MOFTが今度はスタンドに変身する巧妙なノートPCスリーブを発表

MOFT(モフト)は賢い製品を作る賢い会社だ。しばらくの間、私は彼らの以前の製品であるノートPCスタンドを見せびらかしていた。私がミーティングでそれを広げると注目の的だった。対面で使ったときもそうだった。だが実際には、私はやがてそれをマシンの底から引き剥がすハメに陥った。しばらくは問題なく使えていたのだが、MacBookの底部からの熱で、最後は溶けてベタつき面倒なことになったのだ。使えている間は楽しめた。

結局のところ、それはデザイン上の欠陥だったと思う。しかし、そうであったとしても、MOFTは成功してほしい企業の1つであり、他のアクセサリメーカーの従来のモデルに対抗した興味深い製品を作り続けてほしい。たとえば、MOFTの別の製品であるラップトップ用折りたたみ式スタンディングデスク(MOFTサイト)を、私が買うかどうかはわからないが、それが存在することは嬉しく思う。

一方、今回のMOFTキャリースリーブは、それよりは私好みだ。これもまた、同社が発表した折りたたみ式スタンドだが、大切なことはそれが接着剤を使っていないということなのだ。そこが私の気に入っている大きな点の1つだ。粘着性のものに頼る代わりに、この折りたたみ式スリーブは、現在市場に出ている多くの折り紙式タブレットケースと同様に機能する。基本的に、折りたたみ可能な角と磁石の組み合わせて使って、さまざまな形状をとらせることができる。

実際、かなりのことはわかったと思う。ラップトップスリーブとしては、私の好みよりは多少かさばる感じだ。私のバックパックに入れるには少し大きい。だが、仕上がり品質は驚くほど素晴らしい。それは非常にリアルなビーガンフェイクレザーで、本物のレザーよりもサステナブルで、引っかき傷に強く耐水性がある。耳寄りな情報もある。カード入れと、多少伸縮する素材で作られたサイドポケットがついているのだ。

ケースは、ちょっと折りたたむことでスタンドに変身し、ノートブックを15度または25度の角度で支え、スライドしすぎないように小さな「フラップリミッター」を手前に備えている。同社は22ポンド(約10キロ)までの重量をサポートできるという。私自身は限界を試していないが、今の所私の15インチMacBookは大丈夫のようだ。また出張を始めたら、はっきりとわかると思う。

画像クレジット: Brian Heater

なにしろ、会社名のMOFTはMobile Office for Travelers(旅行者のための移動オフィス)の頭字語なのだ。もちろん現時点ではそれほど大きなビジネスではないものの、Carry Sleeve Indiegogoで、すでに30万ドルを集めているので、とにかく興味は持たれているようだ。

(注:日本ではMakuakeで扱われている)

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(翻訳:sako)

Moftのノート用折り畳みスタンドが手放せなくなってしまった

Moftのノートパソコン・スタンドを使っているが、大変気に入っている。ファイバーグラスと人造皮革で19ドル(Kickstarterのアーリーバード価格)の製品にそれほど大きな期待はかけていなかったのだが、使ってみるとこれは優れものだった。

このスタンドはステルスだ。つまり広げた状態ではコインより薄い。保護フィルムを剥がしてノートの裏に貼り付ける。メーカーによると最大15.6インチまで対応する。私は15インチのMacBook Proに使っているが、宣伝どおり役に立っている。魔法のようだ。

畳んだ状態ではまったくかさばらない。引き上げるとスタンドになる。角度はいくつ選べる。非常にシンプルなプロダクトだ。

このシンプルさがメリットだが、同時に多少のデメリットにもなっている。使わないときにスタンド部分が少しばたつくので磁石で固定するようなメカニズムがあってもいいと思った。.私はMacBookを毎日何度もデイパックに出し入れする。このペースだと数ヶ月でやれてしまいそうだ。しかし19ドル(市販価格でも24ドル)ならそのつど買い替えても破産することはなさそうだ。

これは私の取り付け位置が悪かったせいかもしれないが、タイピング時に少しぐらつく感じがする。これはキーボードの下部に手のひらを当てれば防げる。どのみち普段からこのスタイルで入力しているので問題ない。

全体としてMoftのスタンドはデザインもいいし機能も優れた製品だ。クラウドファンディングで登場した第一世代のプロダクト特有の仕上がりの粗いところがないわけではないが、価格を考えればさほどの問題ではない。キーボードに角度を付けてタイピングする方が私の場合快適だし速い。そういうユーザーならこれは買いだ。

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滑川海彦@Facebook Google+