GoProドローン、デビューは9月19日に決定

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ドローンとカメラの連携で何ができるのか。GoProが自らの解を示す日が近づいてきた。公式リリースが9月19日に決まったとアナウンスがあったのだ。名前はKarma(カルマ)で、ティーザービデオも公開されている。ずいぶん前にアナウンスはされていて、発売開始スケジュールが遅れていたものだ。

最初にKaramaについてアナウンスしたのは2015年5月のことだった。CodeカンファレンスにてGoProのCEOであるNick Woodmanが、ドローンの開発を行なっているというようなことを発表したのだった。そして10月になって、下の予告映像が発表された。ここからさらに進化しているのだろう。しかし下の映像の段階でもさすがにアクションカメラメーカー自らが自信をもってリリースしたものだけに、十分に画質面や安定性で十分な機能を持つように見える。

さらにKarmaの外観であるとする写真も流れている。ただしこれについて、公式な確認はまだ得られていない。しかしリーク画像を見る限りは本物らしく見えるスマートな外観をしている。言うなればGoProカメラを接続して利用する電動式ジンバルマウントといった感じだろうか。

公式な情報は9月19日よりGoPro.comで公開されるのだとのこと。GoProがドローンの世界に何を持ち込むつもりなのか、ようやく明らかになるわけだ。

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(翻訳:Maeda, H

Appleで長年デザイナーを務めたDanny CosterがGoProの副社長に

2016-04-14-woodman

Appleで長年インダストリアルデザイン部門の幹部を務めてきたDanny CosterがGoProに転身する。Coster1990年代の初期からAppleにおり、スティーブ・ジョブズの復帰と共に頭角を現した。今度はその才能をGoProのために役立てることになる。このニュースにGoProの株価は急上昇した。

このニュースはThe Informationで最初報じられ、GoProのファウンダー、CEOのNick Woodmanの社内メールで確認された。

WoodmanはCosterについてのプレスリリースで次のように書いている。「Dannyに初めて会ったのは2001年の12月で、奇妙に聞こえるかもしれないが、場所はメキシコのSayulitaのビーチだった。私はその後5ヶ月メキシコでサーフィン漬けになるつもりだった。私がGoProのプロトタイプを開発し、テストしたのはこのサーフィン旅行の期間中だ。Costerのデザイン能力については経歴がすべてを語っている。われわれはCosterがGoProに加わることで大きく活気づくのを感じた」

GoProの株価は今年に入って波乱含みだった。Danny Costerがデザイン担当副社長に就任するというニュースが広がると株価は1月中旬以來の高値をつけた。この記事の執筆時点で株価は16%の値上がりだ。

CosterはNick Woodman直属となる。正式な就任は4月末が予定されている。〔プレスリリース全文は原文参照〕

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+