セグウェイ、新型電動スクーターと無人配送ロボットを発表

物理的消耗は電動スクーターにとって主要な問題であり、個体の寿命は短くなり経済性に劣る結果を招いている。本日(米国時間1/3)のConsumer Electric Showで、Segway -Ninebotは新型電動スクーターModel Maxを披露した。BirdやLimeのようなサービスの運用・維持コストを低減することが目的だ。

「Model Maxは複雑なシェア利用形態や消費者による過度な使用、運用ビジネスモデル、維持コストなどを考慮にいれて作られている」とSegwayがプレスリリースに書いた。「それと同時に、Segway-Ninebotは様々な運営会社のニーズや、市場ごとに異なるユーザーや消費者のニーズを広く受け入れている」Segwayは仕様の詳細については明らかにしていないが、1月8日に追加情報を発表すると言った。

Segwayの一部のNinebotスクーターがLimeに安全上の問題をもたらしたことは知っておくべきだろう。昨年8月、LimeはSegway Ninebotスクーターの一部に潜在的問題があることを認識した。具体的には、早期バージョンのスクーターの一部で、2台のバッテリーのうち1つに問題があった

同じくNinebotのスクーターを使用しているBirdは、調査の結果Segway-Ninebotから購入した車両に問題がなかったことを報告した。

また今日Segwayは、ラスト1マイル用無人運転車両、Loomo Deliveryも発表した。このロボットを使って食品、小荷物などの無人配送を行うことが狙いだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Segwayの電脳化された最新製品Ninebot by Segway MiniProがAmazonで予約受付を開始

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Segwayは今日(米国時間6/1)のNinebot by Segway MiniProの公式発表で、ホバーボードに言及していない。もちろん、その理由を理解するのは簡単で、同社は、すごく人気があるけど問題の多すぎるあの製品と、一緒にされたくないのだ。そもそも、あまりにも問題多いから、緊急に規制せよという声すらある。

同社のマーケティング担当VP Brian Buccellaに、その‘ホの字’の問題をぶつけてみると、彼は曰く、“うちはこの分野の断固たるリーダーだから、良質で安全と確信を持てる製品しか市場化しない。つまりそれは、最高の製品だ。miniPROがホバーボードだとは認識していない。まったく違う種類の製品だ”。

何よりもまずSegwayは、小型スクーターのための、民間機関の安全証明を取得している。電池や充電システムが緊急時災害時に耐えうることなども、その条件だ。Instagramに、そのへんのおもしろいビデオがいくつかある。

この小さなスクーターは、今日からAmazonで予約できる。発送は6月29日だ。Segwayが特許を持っている自己バランス技術を使っており、それはサードパーティにライセンスしていない、とBuccellaはあわてて付け加えた。膝でコントロールするバーがあり、またアプリがダッシュボードのデータや、セキュリティの警報、リモコン機能などを提供する。

このパーソナル移動デバイスは、お値段999ドル、重量28ポンド、最高速度は時速10マイルだ。10.5インチの空気タイヤを使用、斜面を登れるし、敷石のある歩道や未舗装道路も走れる。ここでもBuccellaは、“miniPROはとても楽しい乗り物だけど、おもちゃではない。それは、次世代のパーソナル移動機という、れっきとした消費者製品だ”、とあわてて付言した。

Ninebot by Segway MiniProという、ちょっとかっこ悪い製品名は、昨年4月に北京のNinebot社とニューハンプシャーのSegway社が合併した結果だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Segwayがついに中国企業Ninebotに身売り、巨大市場で起死回生なるか?

segway

【抄訳】
中国のロボット開発企業Ninebotが、同社のライバル製品でもあるSegwayを買収し、並行してスマホ最大手のXiaomiとVCのSequoia CapitalおよびShunwei Foundationから8000万ドルを調達する。Xiaomiはこのところ、ハードウェアやIoT方面への投資に力を入れている。

Segwayは2001年のローンチ時には大評判になり、“未来の交通手段”ともてはやされたが、買収は2010年にイギリスのCEO Out、2013年のSummit Strategic Investmentsに次いで、今回で三度目だ。

Ninebotは昨年、Segwayと同社のファウンダDean Kamenから特許侵害などで苦情を申し立てられていた企業だけに、今回の買収は興味深い。そのときは、Segwayと、Kamenのもうひとつの企業DEKAが、Ninebotなど中国の数社を訴えていた。しかしこの買収で、両社間の係争は清算された。また、Segwayの製品は今後もSegwayブランドで売られる(Ninebotがいろいろ手を加えるらしいが)。

【後略】

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa