右半身麻痺の友だちがNintendo Switchを片手でプレイできるためのアダプターを3Dプリントで作った

Julio Vazquezは、脳血管の傷害で右手が効かなくなった友だちのRami Wehbeが、Nintendo Switchをプレイできる方法を見つけたいと思った。Wehbeはたとえば、Breath Of The WildをJoy-Conコントローラーでプレイできない。二つのスティックを操作するためには両手が必要だからだ。エンジニアであるVazquezは、ゲームを左手だけでプレイできるための簡単なモジュールの、プロトタイプを作った。

“一週間のあいだに、失敗作のプロトタイプをいくつも作り、やっと今の形に落ち着いた。容易に3Dプリントできることと、軽くて実用的であることを目指したからね。テストの結果は上々だったから、これをシェアすることに決めた。同じ問題を抱える人たちにも、きっと役に立つと思う”、Vazquezはそう書いている。プリントモデルはここで入手できるから、だれもが自分ちでプリントできる。

3Dプリントのちょっとした発想で、わりと簡単に人助けができるなんて、ぼく自身も眼から鱗だね。Yodaの頭寝ている豚をプリントするのも楽しいけど、こうやって身の回りの問題解決に利用するようになったら、3Dプリンターの未来はもっともっと大きいだろう。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))