Android Nougatの最新アップデートはPixelらしさを他のNexus機にも

android-n-logo-500x278

Android 7.1.1が今日(米国時間12/5)からネット配信される。まず数週間かけて、一部のGoogle公認機種の一定数に対してアップデートが行われる。それらの機種はNexus 6, Nexus 5X, Nexus 6P, Nexus 9, Pixel, Pixel XL, Nexus Player, Pixel C, そして4Gモバイル(Android One機)だ。GoogleによるAndroidのベータに参加していたデバイスも、対象になる。

アップデートによってこれらのデバイスがほぼ、Googleの最新旗艦機Pixelに追いつくことになる。Pixelは、7.1のローンチ以降好調だ。今回のはメジャーアップグレードではないが、Pixelを羨ましがり、くやしく思っていた他機ユーザーの嫉妬と悩みを和らげるだろう。

skintones

アップデートによって絵文字が増え、多くの絵文字に男女両バージョンがあるようになった。女性の溶接工がいるし、美容院でヘアーをカットしてもらっている男性がいる。今年はすでに2016年であり、だれもがヘアーカットしてもらえるし、溶接工は誰にでもなれる職業であるからして、これらは歓迎である。メッセージングのそのほかのアップデートとして、Allo, Messenger, HangoutsなどのアプリのキーボードからGIFを送れるようになった。

そしてアプリのショートカットをホーム画面に置けるようになり、アイコンを長押しするとそれらが起動する。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Android Nougat 7.0の普及率は全バージョン中でまだわずかに0.3%

cmnfw_qucaan0n4

ゆっくりと、しかし確実に、Nougatアップデートのニュースが出始めている。OnePlus 3とSamsung Galaxy S7/S7 Edgeには近くベータバージョンが載るし、ZTEは最近、Axon 7のアップデートは1月、と発表した。

しかしLG V20や、Google自身のPixel(最新の7.1を搭載)、それに新しいNexus製品の一部のような、スター級のデバイス以外では、この8月晩(おそ)くにベールを脱いだ新しいオペレーティングシステムの、普及のペースは遅かった。

chart

今でもAndroid Developers Dashboardの数字を見るかぎり、思わず口元から、モバイルOSの「ぶ・ん・れ・つ」という言葉が漏れそうになるのを、抑えることができない。上の図は、11月7日で終わる一週間の、Google Play Storeアプリが動いていたデバイスの記録だ。Androidのバージョンは、2.2以降である。

現時点では、Lollipopの各バージョンを集めたものが34.1%でトップ、次位はKit Kat(v.4.4)の25.2%、僅差でMarshmallowが24%だ。Marshmallowは年央には7.5%ぐらいだったから、大飛躍だ。〔現状でN化よりもM化が先行している。〕

しかしMの後継バージョンN、すなわちNougat 7.0は、上図右端に見られるようにわずかに0.3%だ。それは、Froyo〔フローズンヨーグルト〕の0.1%とGingerbreadの1.3%の間(あいだ)になる。目下、Pixelの7.1はリストに現れない。注記は、“0.1%未満は表示されない”、と言っている。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Android 7.1のデベロッパープレビューがついにベータテスター向けに公開開始、最終安定バージョンは12月に

Freshly made nougat for sale

もはや大きなサプライズではないが、今月の初めにGoogleは、Android 7.1 NougatのデベロッパープレビューとSDKツールを今月の終わり頃公開する、と発表し、そして月半ばを過ぎた今日、そのプレビューがAndroidのベータに参加していた人たち向けに、まさに公開された

Androidのベータ(Android Beta Program)は主にデベロッパー向けだが、デベロッパーではないけど単純に好奇心旺盛な人でも、Android 7.1を試そうと思えば試せる。ただしまだベータだから、まだバグは多いかもしれない(だからぼくは、自分の日常用のスマートフォンにはインストールしない)。

2016-10-11_1134

こないだ発表されたGoogle Pixelには、このAndroid 7.1がすでに載っているから、現状はもうかなり安定しているのだろう。でもPixelの最新機能の数々は、そのほかのデバイスにはない。だからたとえば7.1をNexus 6Pにインストールしても、Google Assistantの全面的な機能はない。

Googleの計画では、11月にもう一度プレビューを出し、最終バージョンは12月になる。Nexus 5X, 6PやPixel Cのオーナーでベータに参加している人は、もうすぐ自動アップデートに出会うだろう。最終リリースはNexus 9, Nexus Player, それにAndroid Oneのデバイスにも来る。もちろん、新しいPixelスマートフォンにも。

Android 7.1の新しい機能は、本誌の記事が紹介している。そう多くはないが、どれも、とても便利だ。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

LGの新型旗艦機V20は、Android Nougatを搭載した世界初のスマートフォン製品となる

cmnfw_qucaan0n4

明日(米国時間8/2)はSamsungがそのビッグなイベントUnpackedでスマートフォンの話題を独占しそうだけど、でもLGも独自の重要な発表で8月の好スタートを切る気だ。同社はモバイルデバイスで長らく苦戦していたが、今度のV20では、そんな自分に活を入れたいらしい。この新しい同社旗艦機は、Android 7.0を搭載した初のハンドセットなのだ。

このデバイスについてLGは、わざと多くを発表していない。発売はQ3となっているが、同機はV10の公式の後継機だ。V10はAndroid Marshmallowを搭載したジャンボサイズのハンドセットで、その新奇な設計は好評だった。Androidのマルチタスク機能を生かすために、第二ディスプレイがあった。

そして今度のV20では、Nougatの新しい機能をすべて勢揃いさせるようだ。その中には、Vulkan対応のグラフィクス、生産性機能、Dozeによる電池寿命の改善、などがある。これらNougatの機能は、LGの発表というより、5月のGoogle I/Oで発表されたものだ。そのときは、当時の呼称Android Nの愛称の募集もあったね。

LGは、嬉々として記している。同社は2009年、Android 1.5 Cupcakeの時代から、Androidスマートフォンを作っているのだ。当時の機種LG GW620には、引き出しタイプのQWERTYキーボードがあった。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))