FacebookがQuest2発表に合わせてバーチャルオフィス「Infinite Office」を発表

Facebookは新しいスタンドアロンVRヘッドセットOculus Quest 2をゲーム用デバイスにとどめておくつもりはないようだ。米国時間9月16日に開催されたFacebook Connectカンファレンスではバーチャルオフィス、 Infinite Officeのデモが披露された。これはOculus Quest 2を生産性ツールとして活用するためのソフトだ。

Infinite Officeは実際にユーザーが利用できるようになるのはこの冬からだが、Oculus Browserをベースとしており、ビジネスツールとして使うために必要な機能が多数用意されている。またユーザーはこれらを自由にカスタマイズできる。例えばQuest 2内蔵のカメラからのライブ映像を見ることができるので、ユーザーは自宅の環境の上にVRオフィスを表示するすることができる。

Facebookは有力デバイスメーカーのLogitech(日本ではロジクール)との提携を発表した。これによりいくつかのキーボードがQuest 2から認識され、にキーボード画像も表示される。ユーザーはヘッドセットをつけたままテキストを入力することが容易になるという。

Facebookはこれ以外にも多数のオフィスツールを開発中だという。当初はグループの共同作業より、個人の生産性向上に重きを置くようだ。

こうしたアプリでは他のアプリやサービスとの統合がキーポイントだ。ことにQuest 2のようにメインのパソコンから切り離されたスタンドアローン・デバイスの場合にはこの点が特に重要になるだろう。

Facebook Connect 2020

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(翻訳:滑川海彦@Facebook

Oculus Quest向けフォートナイト風バトルロイヤルゲーム「POPULATION: ONE」が登場、FbはZ世代に食い込めるか

Fortnite(フォートナイト)はVRやiOSでは利用できないかもしれないが、Oculus QuestのユーザーはまもなくVRのための独自のFortniteクローンを手に入れることになるだろう。

BigBox VRは、その資金調達と最初のローンチ発表から2年近くが経ち、ついにそのバトルロワイヤルゲーム「POPULATION: ONE」をQuestとRiftのプレイヤーに展開する準備を整えた。

共同設立者のChia Chin Lee(チア・チン・リー)氏とGabe Brown(ガベ・ブラウン)氏は、Smashbox Arenaと呼ばれるシューティングゲームでバーチャルリアリティのゲーム開発をスタートさせたが今回の「POPULATION: ONE」はゲームスタジオにとって大きな賭けとなる。

新型コロナウイルスの感染蔓延は、Questの売り上げを押し上げ、テクノロジーに詳しい人やパワーユーザーのためだけのものではなく、本物のコンシューマーデバイスへと変化させることに成功した。もし、バーチャルリアリティを体験した新しいQuestユーザーが、Epic GamesのFortniteのようなバトルロイヤルゲームに参加することができれば、この新しいソーシャルフォーラム上でFacebookのマーケットシェアを獲得するためのキッカケを与えることに大いに役立つだろう。

FortniteがZ世代とその後に続く世代のソーシャルフォーラムになったことについては、多くの記事に書かれている。これらのユーザーがTikTokやFortniteに引かれていく中で、Facebookはソーシャルネットワークが必要とする新しい消費者層を十分に獲得しきてれていない。

そして、先に書いたように、BigBox VRのタイトルはFortniteと一瞥以上の類似性がある。

いや、このゲームがFortniteといくつかの類似点を共有していると言うのは控えめな表現だろう。縮小された環境でのバトルロワイヤルゲームであるだけでなく、序盤で滑空して武器を探したり、Fortniteのように建物を建てる機能までもがゲームプレイの中心となっているのだ。そうは言っても、PUBGをきっかけにバトルロワイヤルタイトルが爆発的に増えている現在、どれもお互いに多くの共通点を持っている。BigBoxの場合、モーションコントロールとすべてが等身大で自分のコントロールの中にあるという一般的なVRの感覚が特徴的なのだ。

もしこのゲームがFortniteの人気をバーチャルリアリティで再現できれば、ソーシャルネットワーキングの巨人が伝統的に追い詰められてきた市場で、FacebookとBigBox VRにとって一石を投じることになるかもしれない。

Facebook Connect 2020

画像クレジット:BigBox VR

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(翻訳:TechCrunch Japan)

FacebookがQuest 2向けのフィットネストラッカー「Oculus Move」発表、オンラインフィットネス業界に参入

Facebookは、Questの最新版であるQuest 2向けのスイート製品として、フィットネストラッカー「Oculus Move」を追加した。

同社の拡張現実と仮想現実の将来の計画を発表するFacebook Connectイベントの一部として米国時間9月16日に発表されたOculus Moveは、PelotonやZwiftのような企業に数億ドルと数十億の評価をもたらしたフィットネスと健康管理の流行にFacebookが参加する試みだ。

発表は、アップルが米国時間9月15日に発表したFitness+と呼ばれるフィットネスのサブスクリプションサービスに続いている。

Oculus Moveは、OculusユーザーがBeat Saberや専用のフィットネスアプリで消費カロリーを確認するためのものだ。Oculus Moveのダッシュボードを利用することで、QuestやQuest 2の所有者は、VRアプリでフィットネスの全体目標を把握できるようになる。毎日のフィットネス目標を設定できるほか、ヘッドセットを装着している間にどれくらいのカロリーを消費したか、どれくらいの時間アクティブに活動したかを確認することも可能だ。

この新機能により、FacebookのQuestヘッドセットは、Tonal、F45、Strava、Zwift、Pelotonなどのフィットネスハードウェアやソフトウェア企業と同じ市場に参入することになる。

Oculus Moveはまもなく利用可能となり、まずは現在予約受付中のQuest 2で使える。Facebookは間違いなくフィットネスハードウェアやソフトウェアをQuestデバイスの守備範囲に入れようとしている。

Facebook Connect 2020

画像クレジット:Dan Bruins

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(翻訳:TechCrunch Japan)

スタンドアロンVRヘッドセットOculus Quest 2が登場、本日予約受付開始、10月13日月発売で64GBは3.7万円

米国時間9月16日、Facebookは大型のバーチャル・イベント、Facebook Connectを開催した。これは昨年までOculus Connectと呼ばれていたものだ。内容は豊富で、VRヘッドセットのOculus Questには強力な新モデルQuest 2はほぼすべての面で改善されている。新モデル登場は以前からリーク情報が流れていたが、本物はそれ以上だった。

まずOculus Quest 2は現行モデルに比べて100ドル安く、10%軽い。またサイズも少し小さい。カラーは薄いグレーとブラックの2種類が用意される。CPUのパワーは2倍、メモリーも強化され、ディスプレイの解像度もアップしている。予約は今日から受け付ける。出荷は来月10月13日の予定だ。

日本国内でもOculusサイトで先行予約受付中で価格は配送料込みで、64GB版が3万7100円、256GB版が4万9200円。ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ などの大手家電量販店での予約受付を開始しており、税別価格は64GBモデルで3万3800円、256GBモデルで4万4800円。

新しいヘッドセットはゲームそのほかの既存のQuest向けコンテンツと完全に互換性がある。チップセットはSnapdragon XR2を採用しており、現行モデルよりはるかに強力だが、デベロッパーが早急にQuest 2専用アプリを作ることはなさそうだ。新しいCPUとGPUによる性能改善は主としてディスプレイの精細度アップとバッテリー駆動時間の延長、バッテリーの小型化に生かされたたようだ。

  1. Oculus Quest 2

    画像クレジット:Lucas Matney
  2. Oculus Quest 2

    画像クレジット:Lucas Matney
  3. Oculus Quest 2

    画像クレジット:Lucas Matney
  4. Oculus Quest 2

    画像クレジット:Lucas Matney
  5. Oculus Quest 2

    画像クレジット:Lucas Matney
  6. Oculus Quest 2

    画像クレジット:Lucas Matney
  7. Oculus Quest 2

    画像クレジット:Lucas Matney
  8. Oculus Quest 2

    画像クレジット:Lucas Matney
  9. Oculus Quest 2

    画像クレジット:Lucas Matney
  10. Oculus Quest 2

    画像クレジット:Lucas Matney

Quest 2は近くOculusが販売する唯一のヘッドセットとなる。スタンドアローンのOculus Goはすでに販売が中止されており、パソコンに接続するRiftシリーズも今回終了が発表された。

以下に昨年4月に登場した現行のQuestと比較したスペックを上げておこう(日本における価格等はOculusサイト参照)

Quest 2 仕様

価格:299 ドル(64GB)、399ドル(256GB)
カラーバリエーション:2種類
チップセット:Snapdragon XR2(メモリー6GB)
重量:503g(10%軽量化)
寸法:幅142.5×高さ102×奥行き191.5mm(ストラップを含む)
ディスプレイ:リフレッシュレート72Hz、解像度1832×1920ピクセル(単眼)、高速スイッチング液晶
音声入出力:スピーカー、マイク内蔵
バッテリー駆動時間:2〜3時間
調整可能IPD(瞳孔間距離):58、63、68mm
付属品:新型コントローラー

さらに多数のフィーチャーがあるが、詳しくは詳しいレビュー記事(翻訳中)参照していただきたい。

Facebook Connect 2020

画像クレジット:Facebook

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(翻訳:滑川海彦@Facebook

Oculusが「法人向け」を強化、「Quest」の提供とデバイス設定・管理のツールを発表

米国時間4月30日、サンノゼのマッケナリー・コンベンション・センターで開催された、Facebookのデベロッパー向けカンファレンス、「F8 2019」。

VRヘッドセットの「Oculus Quest」と「Oculus Rift S」が5月21日に発売開始されるとマーク・ザッカーバーグ氏により発表され、会場は大盛り上がりだった。コンシューマー向けのゲームももちろん魅力的だけれど、ビジネス向けのOculusに関する新発表も興味深いものだ。

F8で開催されたセッションでは、FacebookのEnterprise Ecosystem担当のIsabel Tewes氏とEnterprise PMのAndrew Mo氏が、Oculusのビジネス向けサービス「Oculus for Business」のOculus Questが追加された新バージョンを今秋より提供開始すると発表した。

「VRヘッドセットは従業員のトレーニングを『効率化し効果的にする』ためのツール」(Tewes氏)

Enterprise Ecosystem担当のIsabel Tewes氏

「どのようなツールが我々(の業務)をより効率化し効果的にするのか。テクノロジーは急速に、職場の『あり方』を変貌させる。ツールは常に進化していていて、過去に発明されたツールは私たちにとって必要不可欠なものとなった。VRもそのようなツールになるだろう」(Tewes氏)

Tewes氏はそう話し、実際に仕事の現場でどのようにVRが活用されているのか、説明を始めた。

1つの例がウォルマート。アメリカだけで100万人もの従業員を抱えるウォルマートは、従業員にVRトレーニングを提供している。内容は、買い物客が殺到する「ブラックフライデー」を含む、「どのような状況」でもフレンドリーな接客を提供するために必要なスキルを磨くためのシミュレーション。ウォルマートはVRによる教育訓練を提供するSTRIVRと手を組みVRトレーニングを提供している。

STRIVR / Walmart

ウォルマートとSTRIVRは昨年に実証実験を開始。200箇所で12種のトレーニングシミュレーションを試みた。「効果的だ」と認められ、2018年の終わりには17000台のOculus Goを全米の4700店舗に導入。今では50ほどのトレーニングプログラムが用意され、2019年中には100万人もの従業員がVRヘッドセットを活用したトレーニングを受ける予定だ。

STRIVRの調査によると、従来の従業員トレーニングと比較し、VRを活用した場合は、訓練にかかる時間が40%削減、そして70%の従業員が従来のトレーニングを受けたスタッフと比べ高いパフォーマンスを発揮した、とTewes氏は説明する。

また、Tewes氏は、ジョンソン・エンド・ジョンソン インスティテュートとのパートナーシップも併せて発表した。医療従事者に対してトレーニング機会を提供するジョンソン・エンド・ジョンソン インスティテュートは今秋よりOculus Questを使ったトレーニングの提供を開始。VR手術トレーニングシステムのOsso VRとの実証実験という形でのスタートとなる。

Osso VR

Osso VRの調査によると、従来の従業員トレーニングと比較し、VRを活用した場合は、パフォーマンスが230%向上する、とTewes氏は述べた。

また、Osso VRの別の調査では、膝の手術のシミュレーションにおいて、従来の訓練を受けていた生徒はアドバイスを求めながら11分39秒、VRでの訓練を受けていた生徒は6分29秒で全てのプロセスを完了したという。

Oculus for Businessを通じ従業員にVRトレーニングを提供している企業(一部)は以下の通り。

関わっているデベロッパー(一部)は以下の通り。

「トラック1台分のOculus Questが届いて、そのセットアップを担当する羽目になった自分の姿を想像してみてほしい」(Mo氏)

Enterprise PMのAndrew Mo氏

Mo氏は「大企業にも対応が可能な」デバイスのセットアップとマネージメントのためのソフトウェアツールを発表。

このソフトウェアツールは、多くのOculusデバイスのセットアップ、マネージメントを一括で行えるもの。

セットアップ用のアプリ(Bulk Device Setup App)を使うことで、Bluetoothで複数のOculus QuestをWi-Fiに接続し、ビジネス向けソフトウェアを全てのデバイスに同時にインストールすることが可能だ。

デバイスのセットアップが完了したら、マネジメント用のプラットフォーム(Device Management Web Portal)を使い、設定を変更したり、アプリを管理したりすることができる。デバイスがWi-Fiに接続されている限り、どこでも調整を行うことが可能だ。

デバイスをグループ分けして管理することも可能。

故障した場合、プラットフォームで状態を確認、カスタマーサポートに連絡し、代用機を依頼することができる。

Oculus for Businessでは、Oculus Goは599ドル(64 GB)、Questは999ドル(128GB)。この値段には1年間の製品保証、ソフトウェア、そしてカスタマーサポートが含まれる。

2年目以降、ソフトウェア利用には年間180ドル(ヘッドセットごとに)が必要だ。Questを投入しサブスク化することで、Facebookは対エンタープライズを強化していく。

Oculus Questは5万円弱で5月21日出荷開始、PCレスの本命VRヘッドセット

Facebookは米国時間4月30日、米国・サンノゼのマッケナリー・コンベンション・センターでデベロッパー向けカンファレンス「F8 2019」を開催し、VRヘッドセットの「Oculus Quest」「Oculus Rift S」の発売日を正式に発表した。いずれも5月21日発売。価格は、PCレスのスタンドアロンで使えるQuestの64GBモデルが399ドル(日本では4万9800円)、128GBモデルが499ドル(日本では6万2800円)。PCに接続して高画質でゲームなどを楽しめるRift Sが399ドル(日本では4万9800円)。なお、Amazonでは発表前からフライングで予約が始まっていた。

Oculus Questは、Oculus Goに次ぐワイヤレスでPCレスで動作するVRヘッドセット。といってもGoの強化版ではなく、画質は低くなるがOculus RiftのPCレス版に近い製品だ。

Oculus GoがNetflixやFANZAなどの動画視聴に適していたのに対し、Oculus Questはそれに加えてゲームプレイ向けにさまざまな機能を備えている。具体的には、VRヘッドセット単体で位置を検出できるインサイドアウト方式のほか、デバイスの向きと位置を検知できる6DoF(6Dgrees of Freedom)に対応している。

同様VRヘッドセットにはOculus RiftやHTC Viveなどがあるが、位置検出するにはOculusセンサーやベースステーションなどの別機器が必要なほか、そもそも描画性能に優れたPCと接続する必要があった。Oculus Questは、ワイヤレス、PCレスを実現した点で注目されている。

詳細は追って更新する。

Facebook、Oculus Questを発表――新しいワイヤレスVRヘッドセットは399ドル、来春出荷へ

デベロッパー向けVRカンファレンス、Oculus Connect 5のキーノートでFacebookのCEO、マーク・ザッカーバーグはOculus Questを発表した。この新しいヘッドセットは2019年の春に出荷され、価格は399ドルが予定されている。

Questはワイヤレス接続のスタンドアローンVRヘッドセットとして初めてのフル機能のポジション・トラッキングが可能な製品だ。ヘッドセット自体だけでなく、両手に握るコントローラーにもポジション・トラッキング能力が備わる。出荷時には専用ゲーム50種類以上がバンドルされる。

399ドルというOculus Questの定価は現行フラグシップモデルのOculus Riftと同じだ。ただしRiftの場合、最適な体験を得るためには相当強力なデスクトップゲーム機にケーブルで接続する必要がある。Questの場合は必要なバッテリーやチップを含め処理能力がすべてデバイス内に収められている。今年に入って199ドルでOculus Goが発表されているがQuestはスタンドアローン・ヘッドセットのプレミアモデルとなる。Goは最新のモバイル向けチップセットで動作しているが、ポジション・トラッキングが6自由度ではなく、動きに制約が感じられた。

Questではヘッドセット正面にセットされた4台の広角カメラのおかげで6自由度のポジショントラッキングが可能だ。ハンド・コントローラーのデザインはRiftにバンドルされているものとやや異なるようだが、ボタンのマッピングは同一だ。つまりデベロッパーは従来パソコンペースで作動していた既存のVRゲームをQuest向けに移植するのが簡単になる。ただしモバイル・チップセットに移植するための手間がどの程度軽減されてるのかはまだはっきりしない。

2年前、Oculusがデベロッパー・カンファレンスで最初にデモしたプロトタイプはSanta Cruzと呼ばれ、ポジショントラッキング機能を内蔵したスタンドアローンVRヘッドセットだった。Oculusはその後ポジショントラッキング機能を備えたハンド・コントローラーも追加した。これによりスタンドアローン・ヘッドセットのVR体験がRiftなみに改善されることが期待された。Santa Cruzの製品版であるQuestが出荷されるまで数ヶ月あるので、デベロッパーはこのプラットフォームに慣れる時間があるだろう。QuestはRiftの能力とGoの手軽さの間で最適のバランスを取ろうとするOculusの努力の現れのようだ。

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