SonosのサウンドバーPlaybaseはテレビの下に置いても目立たない薄さを誇る

テレビを壁にかけている人たちは、オールインワンのサウンドバーをよく使っているが、テレビは台の上にあるべしという、今や少数派の頑固者はどうだろう? 高級オーディオ専門メーカーのSonosはこれまで、この人たちを無視してきたが、このほど、やっと風向きが変わったようだ。

そのPlaybaseないしPLAYBASEと呼ばれる製品は、オールインワンのワイヤレススピーカーで、テレビの下に置くようなデザインだ。この699ドルのデバイスは厚さが58ミリで、スピーカーは中域用が6基、ツイーターが3基、ウーファーが1基、系10基収まっている。デジタルアンプも10台内蔵している。Sonosのそのほかの製品と組み合わせて、低音を効かせたサラウンドにもできるし、テレビやゲーム機などの音をそのまま鳴らしてもよい。

Sonosは、部品的にはテレビ用スピーカーも音楽用スピーカーも同じ、と言っているので、Apple MusicやSpotifyやムービーなどの音も、これで聴いてください、ということ。ただしデジタルオーディオの入力は一つだ。電源ケーブルもある。

家庭用のワイヤレスオーディオといえば長年、Sonosが定番だったし、今度のデバイスが、あの上出来のPlaybar(壁掛けテレビ用オールインワン)を上回るものではない。Playbaseは最大荷重が75ポンドだから、おばあちゃんちの古いCRT以外は、どんなテレビでも乗せられるだろう。Sonosの製品としては、マニアのワイヤレス音楽から、一般家庭用のメディア製品にも手を広げたという意味で、興味深い。

Playbaseは今日発表されたが、発売は4月だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))