Betaworksが運営するシンプルな天気予報サービスのPonchoが対応エリアを拡大中

1日の始まりにあたって、天気を確認することから始めるという人は多いと思う。天気予報アプリケーションを見る人もいれば、weatehr.comをチェックする人もいることだろう。あるいは湿らせた指を窓から出してみて状況を確認するという人もいるかもしれない。ただ、サービス対象地域の人の間では、Ponchoがなかなかの人気を集めつつあるように思うがどうだろうか。

PonchoはBetaworksの運営する天気情報サービスで、天気予報をメールないしスマートフォンに送ってくれる。一般的な天気予報だけでなく、利用者が外にいる可能性の高い時間についても細かく情報を教えてくれる。ニューヨーク地域を対象に1年前からサービスを提供しているが、ついにシカゴなどでも利用できるようになった。

Ponchoはシンプルさゆえの使いやすさを体現しているサービスだと考えている。

サインアップの際に、Poncho側からいくつか簡単な質問が表示されるようになっている。仕事に出かける時間が何時頃であるかとか、昼休みの時間、あるいは帰宅時間、さらには犬の散歩をするかどうかなどといったものだ。そうした日常行動関連の質問に加え、メッセージをテキストメッセージで受け取るか、それともメールで受け取るか、また更新情報を何時に受け取るのかという設定を行う。

そうした質問に答えて初期登録が完了すると、日々、更新情報が送られてくるようになる(たとえば朝の7時に受け取って、出勤に備えるという具合だ。あるいは前の日の夜に受け取って余裕を持って準備をするという使い方もあるだろう)。各種天気情報に加え、外出している予定になっている時間の気温情報なども伝えてくれるようになっている。

天気の予測に加えられたメッセージもなかなか面白い。はやりの天気予報サービスのように、リアルタイムでの雲の動きを把握することはできない。しかし雨を気にしなくてはならない時間に、いったい雨が降るかどうかの予報を知ることができるわけだ。

収益面についてはPonchoの方針というものもよくわからない。いかにしてマネタイズを行うのかという点につき、サービス側からの公式あアナウンスはない。ただ、ドラッグストアでの割引券配布などを試みているようだ。今後は雨の日の食品デリバリーサービスなどとタイアップするようなこともあるかもしれない。

Ponchoのサービスについて詳細は、こちらのサイトをご覧頂きたい。

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(翻訳:Maeda, H