ポルシェがビンテージ向けのCarPlay対応ユニットを発表、1960年代モデルにも搭載可能

クラシックのポルシェをお持ちですか?皆さん、お持ちですよね?米国時間4月23日、ポルシェはBluetooth、DAB+、アップルのCarPlayといった最新の接続機能を有しつつビンテージな外観を再現したヘッドユニットのラインアップを発表した。

これはポルシェの公式ハードウェアで、1DINと2DINにそれぞれ対応しているため、1960年代から1990年代の車に搭載できる。

確かにタッチスクリーンだけのインターフェイスは1976年の911Carrera(カレラ)には少し場違いかもしれない。そのため、ユニットはボタンやダイヤルを備え、全体に統一されたビンテージ感を演出する。1990年代にポルシェはサイズの大きい2DINの設計に移行したため、この時期のモデルに対応するヘッドユニットはボタンやダイヤルに加えて大画面のタッチスクリーンを備える。

どちらのユニットもポルシェのディーラーから購入できる。これはビンテージの車にできるだけ長く走っていてほしいというポルシェのスタンスを表している。このユニットで、オーナーは最新のテクノロジーの利便性を利用できるようになる。自動車メーカー各社はクラシックカー向けのパーツを長年提供しているが、ドライバーが最新の接続機能を活用できるものはほとんどない。

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(翻訳:Kaori Koyama)

ポルシェが完全電気自動車タイカンのさらなる廉価版を準備中

ポルシェは現在、完全電気自動車Taycan(タイカン)スポーツセダンの3種類のバリエーションを生産している。その基本価格は10万5000ドル(約1100万円)強から、18万5000ドル(約2000万円)までの範囲である。

Car Magazineに掲載されたポルシェR&Dの責任者Michael Steiner(マイケル・シュタイナー)氏に対するインタビューによれば、現在ポルシェは、より安い後輪駆動バージョンを導入する準備をしているようだ。シュタイナー氏によるとTaycan Turbo S 、Taycan TurboそしてTaycan 4Sのラインに加わるこの新しいバージョンは、より小型のバッテリーを搭載し、全輪駆動を必要としない中国のような市場で販売されるということだ。

ポルシェは、このTaycanの謎めく4番目のバリエーションについて、TechCrunchに対しては具体的な詳細を提供しなかった。メーカーは、将来の製品については語らないとした上で「電気化の取り組みは3種類のTaycanだけに止まるものではありません」とだけ付け加えた。

ポルシェは何年にもわたる準備期間と10億ドル(約1080億円)以上の初期投資を投入し、2019年9月に最初の完全電気自動車2種を投入した。それらはTaycan Turbo SとTaycan Turboで、それぞれ18万5000ドル(約2000万円)と15万900ドル(約1600万円)に設定された。

そしてそのわずか7週間後には、完全電気自動車の3番目のバージョンであるTaycan 4Sを発表した。

4Sを含むすべてのTaycanは、同じシャーシとサスペンション、永久磁石同期モーターその他の同じ特徴を備えている。4Sはハイエンドバージョンよりも軽く安価で、少し遅いバージョンだ。

標準の4Sはこれまでのところ最も安いTaycanで、納車代金を含めた基本価格は10万5250ドル(約1100万円)だ。標準の4Sには、79.2kWhのバッテリーパックと、482馬力(360 kW)を発揮する一対の電気モーターが搭載されている。発進制御を有効にすると、馬力は562に跳ね上がる。

また4Sには、ベース価格に6580ドル(約71万円)を加えたパフォーマンスバッテリープラスバージョンもあり、それは93.4kWhのバッテリーとデュアル電気モーターを搭載し、最大563馬力(420kW)を発揮することができる。どちらの4Sモデルも最高速度は時速155マイル(時速約249km)で、時速0マイルから時速60マイル(時速約97km)まで3.8秒で到達する。

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(翻訳:sako)

ポルシェとルーカスフィルムが共同制作したスタースターウォーズの戦闘機

Porsche(ポルシェ)は通常、地上の乗り物にしか関心のない企業だが、今回はLucasfilm(ルーカスフィルム)のデザイナーたちとのコラボレーションで、スターウォーズの宇宙を飛ぶスターファイターを作ることになった。

このスターファイターはTri-Wing S-91x Pegasusと呼ばれ、もちろん実際に飛べるフルサイズの実機は存在しないが、全長5フィート(152cm)の高精度の縮尺モデルを制作中だ。12月20日に米国ロサンゼルスで行われる「Star Wars: The Rise Of Skywalker」(スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け)の封切り初日に披露される。

なお、このS-91xは映画には登場しない。むしろこれは、設計の試作のようなものであり、スターウォーズの宇宙に実際に出演するよりも、むしろ映画のプロモーションが目的だ。でもこのコラボレーションは、本物のPorsche 911やTaycanを作った企業と、本物みたいに詳細な宇宙メカが得意なルーカスフィルムの共作だから、とてもおもしろい。コックピットの内部も、細部までまったく手抜きがない。

ポルシェのデザイナーは、この三座機のコックピットの快適性と人間工学にも配慮している。それは、あの窮屈そうなX-Wingの操縦席や、キャビンのライトが戦闘機というより戦闘潜水艦のようになるTIEファイターのコックピットを作った人には、決してかけらることのない褒め言葉だ。

お値段は発表されていないが、なにしろ超高精細で超高精度だから、欲しい人はひと財産投じる覚悟をしよう。中古のCorellian YT-1300貨物船より高いことは確実だ。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

ポルシェの電動スポーツカーTaycan Turboの航続距離はEPA基準で323km

米国時間12月11日に掲示された米政府レーティングによると、ドイツ自動車メーカーであるPorsche(ポルシェ)初の電気自動車となるTaycanのモデルの1つ、Taycan Turboの航続距離はEPA基準で201マイル(約323km)であることが明らかになった。

TurboはTaycanの初のバリアント(異なるモデル)で、米環境保護庁(EPA)から推定レンジが出された。推定レンジは、その車両が1回のフル充電でどれくらいの距離を走行できるのかを示すもので、TurboのレンジはTesla(テスラ)のModel Sなど他の競合車両に遥か遠く及ばない。また、Jaguar(ジャガー)のI-PaceやAudi(アウディ)のe-tronなどを含む他のハイエンドな電気自動車の後塵も拝している。

Model Sの航続距離が長いバージョンはEPAレンジが373マイル(約600km)あり、Taycan Turboとの差は最も大きい。Model Sのパフォーマンスバージョンのレンジは348マイル(約560km)だ。Taycan Turboの航続距離は2018年に発売されたJaguarの電気自動車I-Paceを下回っている。I-Paceの推定レンジは234マイル(約376km)だ。しかしJaguarはI-Paceレーシングシリーズで習得したことを通じてI-Paceのレンジを12マイル(約19km)のばすことができるとこのほど明らかにした。

WLTPとして知られる欧州基準ではTaycan Turboのレンジは279マイル(約449km)とされている。EPAレンジのほおうが低くなったにもかかわらず、がっかりしていないとポルシェは話した。

「日々のニーズに間に合う十分なレンジという、顧客が我々のプロダクトに期待する伝統的なパフォーマンスを考慮しながら真のポルシェを模索した」と同社広報はTechCrunchに語った。「Taycanは、Porscheならこうあるべきというパフォーマンスや走りのために作られた驚くべき車だ」。

ポルシェはTaycan Turbo SとTaycan Turboを9月に正式発表した。この2種は、4ドア電動スポーツカーTaycanのよりパワーのある高価なバージョンで、ベース価格はそれぞれ18万5000ドル(約2000万円)と15万900ドル(約1640万円)だ。

10月にポルシェは、主要モデルよりも8万ドル(約860万円)ほど安いTaycan 4Sと呼ばれる安価バージョンを明らかにした。4Sを含め全Taycanのキャシーとサスペンション、永久磁石同期型モーター、その他諸々は同じだ。しかし、パフォーマンスバッテリープラスのオプションを提供する3つめのバージョンは少し軽量で安く、先に発表されたハイエンドバージョンよりもスピードはわずかに遅い。

Taycanにはいくつかのバージョンが用意されるとポルシェはずっと言ってきた。その中でも米国に最初に到着するのは2020 Taycan Turboとなりそうだ。

EPAレンジについては論じていないとする一方で、ポルシェはそれを上回る追加のデータを共有するため、米国時間12月11日にディーラーに電子メールを送っている。

Taycanを扱うディーラーにポルシェが送った電子メールによると、Taycan Turboのレンジを評価するために、AMCI Testingに独立したテストを依頼した。この自動車調査会社が5回のテストサイクルでのパフォーマンス平均で計算した結果、レンジは275マイル(約442km)だった。

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(翻訳:Mizoguchi)

ポルシェ初のフル電動スポーツカー「Porsche Taycan」が日本上陸、2020年秋に納車予定

ポルシェジャパンは11月20日、東京・表参道で同社初のフル電動スポーツカーであるPorsche Taycan(ポルシェ・タイカン)のジャパンプレミアを開催した。同日より「期間限定タイカン予約プログラム」を開始する。国内で発売されるのは、Taycan Turbo S(タイカンターボS)、Taycan Turbo(タイカンターボ)、Taycan 4S(タイカン4S)の3車種。2020年9月ごろに納車される予定。

写真に向かって左から、ポルシェジャパン・マーケティング部でプロダクトマネージャーを務めるアレキサンダー・クワース氏、同社代表取締役社長のミヒャエル・キルシュ氏

現在のところ価格は未定だが、米国ではタイカンターボSが18万5000ドル(約2000万円)、およびタイカンターボが15万900ドル(約1630万円)、タイカン4Sが10万3800ドル(約1120万円)。となっている。国内でもこれ以上の価格になるだろう。

予約するには「期間限定タイカン予約プログラム」の専用ページにアクセスして手続きを済ませれば案内が届く仕組みだ。予約時に支払いが必要なデポジットの金額も不明だが、欧州では2500ユーロ(約30万円)だったので、日本でもそれぐらいの金額になるだろう。

タイカンはポルシェ911など同社伝統のフォルムを受け継いだ電気自動車。前後に2基の電気モーターを備えており、タイカンターボSでは最大761ps(Pferde-Strke、馬力)、0-100加速(時速100kmに加速するまでの時間)はターボSが2.8秒、ターボが3.2秒、4Sが4秒となっている。航続距離はタイカン4Sで463km(WLPT準拠)。0kmから時速200kmまでの加速を26回繰り返した際のタイム差は1秒以内、つまり加速性能がほとんど落ちないという高い性能が特徴だ。

電動化された駆動部分については、2基の永久磁石シンクロナスモーター、高速充電を実現するため通常の電気自動車の2倍となる800V充電システムを搭載する。さらに後輪用モーターには、2速変速機構が備わっている。なお、タイカンのバッテリーを30分以内に80%まで充電できる150kWバッテリーシステムを、日本全国のポルシェ販売店のほか、東京、名古屋、大阪の公共施設などに設置するとのこと。

インテリアでの注目は、通信機能とApple Musicを標準搭載している点。タイカン自らが通信するので、スマホなど接続、もしくは持ち込まなくてもApple Musicを始め、各種ネット機能を利用できる。なお、Apple Musicについては別途アップルとの定期契約が必要だが、タイカンのデータ通信料については購入から3年間については無料だ。

運転席のメーターはポルシェ初となるフルデジタル式で、視認性を高めるために湾曲した16.8インチのディスプレイを採用する。さらにダッシュボードの中央には10.9インチのセンターディスプレイを配備しており、ホーム画面からApple Muiscを含むすべての機能にアクセスできる。

さらに助手席前面にも10,9インチのディスプレイをオプションで設置することも可能だ。こちらもApple Musicなどさまざまな機能にアクセスできる。

コネクテッド機能としては、各種操作を音声で操作できるボイスコントロールシステム、スマートフォンからタイカンのドアの施錠状態や駐車位置などを確認できるPorsche Connectを備える。

ポルシェは、タイカンの予約がグローバルで3万台を早々と突破し、シュツットガルトに向上の人員を大幅に増やすなど、すさまじいタイカン人気となっている、ポルシェ911などの2018年のグローバルの売上台数を超える勢いだ。

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ポルシェが米国とドイツでオンライン車両販売展開へ

Porsche(ポルシェ)は米国時間10月28日、米国にて初めて車両をオンライン販売すると発表した。同社は米国を拠点とするディーラー25社とのパイロットプログラムを進めているが、これは現在同国に展開している191社の独立系ポルシェディーラーにも拡大される可能性があるという。

このパイロットプロジェクトでは、ポルシェ車両の購入者が新車か中古車を選んで注文できるが、手続きは完全にオンライン化されておらず、購入者はディーラーに出向いて最終書類にサインし、新車を受け取る必要があった。しかし、面倒な作業はすべてオンラインで処理され、これには融資や支払いの計算、クレジットの承認や追加する保険オプションなどが含まれる。

米国でのオンライン購入者は、プログラムに参加しているディーラーのウェブサイトに統合された新しいセクションから、この手順を進められる。一方ドイツでは、より広範囲なヨーロッパでの展開に向けたパイロットプログラムとして、ポルシェが独自のウェブサイト「www.porsche.de」を立ち上げ、オンラインでの自動車販売を一元化する。

オンラインでの自動車販売は新しくはないが、ほとんどの市場、特に既存の独立系ディーラーシステムが確立している米国では、まだ普及していない。Tesla(テスラ)がオンライン自動車販売に注力したのは、独立系ディーラーパートナーが提携に消極的だったことと、そのシステムを保護する柔軟でない州法が原因だった。しかし、テスラの自動車販売のEコマースへの投資は明らかに他の企業の追従を引き起こしており、ポルシェがこの分野に参入する最後の企業ということにはならないだろう。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

電気自動車Taycan人気でポルシェが500人超を新規雇用

電気自動車Taycan(タイカン)に対する需要が大きく、Porsche(ポルシェ)はドイツのシュトゥットガルト・ツフェンハウゼンに置く本部で新たに500人超を雇用する。

この新規雇用によりTaycan生産に従事する社員の数は3分の1増えて2000人になる見込みだ。これで、生産拡大が必要となったときに柔軟に対応できる。

我々はTaycanでeモビリティが決してジョブキラー(職を奪うもの)ではないことを証明している」とポルシェの人事担当役員Andreas Haffner(アンドレアス・ハフナー)氏は発表文で述べた。「むしろ、特にスポーツカー部門において、未来を明るいものにしている」。

ポルシェはこれまでに、同社初の電気自動車となるTaycanの開発に10億ドル(約1070億円)超を費やしてきた。そして、予約数を見る限り、それだけの価値はあったようだ。Taycanが9月に披露される前から、同社はTaycanに対する需要が大きいと語ってきた。これは、4ドアスポーツカーTaycanを予約しようとデポジットを支払った人の数に基づいている。予約金は2500ユーロ(2785ドル、約29万円)だった。

ポルシェは当初、初年度のTaycan生産目標を2万台としていたが、ラインをフル稼働させれば最大4万台の生産が可能だ。

これまでに3万2000件もの予約申し込みがあったとハフナー氏は語った。

同社はまた、Taycan生産に従事する社員を2020年第2四半期末までに増やす計画だ。

Taycanは会社による単なる賭けではない。社員もまた望みを賭けた。労働者側と経営側は、もっと安くで車を生産できるかもしれない場所ではなくツフェンハウゼンでTaycanを生産することを保証するため、2025年までの賃金アップ見送りを含めたコスト削減策に合意していた。

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(翻訳:Mizoguchi)

ポルシェがEVメーカーRimac Automobili株の持分を15.5%に増やす

Porsche(ポルシェ)は、電気自動車部品とハイパーカーの製造を手がけるクロアチアのRimac Automobili(リマック・アウトモビリ)の株式の持分を増やしつつある。ポルシェによる直近の持分増加は、電動モビリティ、特にバッテリーテクノロジーへのさらなる投資を意図している。

ポルシェがリマック株の10%を取得したのはわずか14カ月前のことだ。そしていまこのドイツ車メーカーは9月6日の発表によると、持分を15.5%に増やそうとしている。

ポルシェ執行役員会の副会長であるLutz Meschke(ルッツ・メッサー)氏は「バッテリーテクノロジー分野でのコラボレーションを強化する狙いがある」と話した。電動スポーツカーのTaycan(タイカン)を披露したばかりのポルシェは、2025年までに電動モビリティに60億ドル超を投資すると明らかにした。Taycanの開発には、工場の拡張を含め10億ドル超を費やした。

なじみのない人のために説明すると、リマックはMate Rimac(メイト・リマック)氏によって2009年に設立され、2018年にジュネーブ国際モーターショーでデビューさせた2シーター「C Two」のような電動ハイパーカーで知られている。

C Twoは驚異の1914馬力、最高速度は時速256マイル(約412km)、わずか1.85秒で時速60マイル(約96km)にまで加速できる。これはTesla(テスラ)CEOのElon Musk(イーロン・マスク)氏が2017年11月に発表した次世代Roadsterプロトタイプよりも速い。Rimacのバッテリーはまた、フル充電で404マイル(約650km)の走行を可能にする。これは緩いNEDC基準に基づく数字だが、それでも市場に出回っている他のEVを凌ぐ。

しかし、ザグレブに拠点を置き、550人ほどを雇用するリマックはハイパーカーを生産しているだけではない。同社は高電圧のバッテリーテクノロジーにフォーカスし、また電動パワートレインのエンジニアリングと製造を行い、人とマシーン間のデジタルインターフェースの開発を行っている。同社はまた、電動自転車の開発と生産も手がけている。この自転車事業は姉妹会社Greyp Bikes(グリープ・バイク)という形態で2013年に設立された。

「株主にポルシェを迎えたことは我が社の歴史において最も重要なマイルストーンの1つとなった。ポルシェがいま、持分を増やしているという事実は我々のコラボレーションを表す最高の形であり、さらなる緊密な関係の基礎を表している」と創業者のリマック氏は発表文で述べた。「パートナーシップのまだ始まりにすぎないが、それでもすでに期待に応えるものになっている。将来、我々の暮らしに持って来たい多くの共同開発のアイデアを抱えている。基本的には両社にとってウィンウィンの状況をつくること、それからエキサイティングな電動化モデルを開発することで我々の顧客に付加価値を提供することにフォーカスする」。

リマックに関心を寄せていたのはポルシェだけではない。リマックはすでにRenault(ルノー)、Jaguar(ジャガー)、Aston Martin(アストン・マーティン)とも提携している。そして今年5月、韓国の現代自動車と起亜自動車がジョイントで8000万ユーロ(約95億円)をリマックに投資した。このディールでは、3社は高パフォーマンスの電気車両を共同開発することに合意している。

画像クレジット: VW

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(翻訳:Mizoguchi)

ポルシェのTaycanが米航空母艦で0-90-0マイルのテスト走行を実施

Porsche(ポルシェ)は完全電気自動車のTaycan(タイカン)の世界デビューを前に、新たなティーザーを公開した。今回の動画は、まさに遠慮なしの内容だ。

プロレーサーのShea Holbrook(シーア・ホルブルック)氏は、プロトタイプのTaycanを静止状態から時速90.58マイル(約150km)に加速し、その後ブレーキを踏み10.7秒で完全に停止させた。最高速に到達するまでの距離は、わずか422フィート(約130m)だった。

今回のテストが行われた米航空母艦のHornet(ホーネット)は、月面ミッションを行ったアポロ11号や12号の帰還にも使われた。下の動画では、テストの様子が確認できる。

これはポルシェによる劇場型のマーケティング戦略だ。また、ポルシェが電気自動車にかける安全性と性能を誇示するための楽しい方法でもある。なお、今回のテストが0-100-0マイルではなく0-90-0だった理由は明かされていないが、スペースの問題が理由だったのかもしれない。

ポルシェ

Taycanの製品ラインでバイスプレジデントを務めるStefan Weckbach(ステファン・ヴェックバッハ)氏は、このデモが「真剣なテストというより楽しさを求めたもの」だと認めているが、また同時に開発が終りに近い同車両のパワーを示すのに適した方法だとも付け加えた。

「厳しく変わりやすいデッキのサーフェイスにおいても、Taycanの信じられないほどの加速と停止性能は本当に印象的だった。しかし最高速度ではなく、時速100マイルのマージンを目指すことに決めた」と、ヴェックバッハ氏は語る。「ドライバーのシーア氏とTaycanは特別なことができると信じていたが、それでも誰も泳ぎにいかなくてよかった」。

またホルブルック氏によると、外観とは異なりデッキはかなりでこぼこしていたという。

「空と海に向かって意図的に加速するのは私にとって新しい経験だが、Taycanは私に大きな自信を与えてくれた。車体は加速中に、そしてなによりもブレーキ中にも非常に安定していた」と、彼女は付け加えた。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

ポルシェ初の電気自動車Taycanのインテリアは911を彷彿させる

Porsche(ポルシェ)が完全な電動自動車であるTaycan(タイカン)の9月4日デビューを前に、インテリアを公開した。ボタン類などごちゃつくものはすべてなくなっている。現代デジタル時代にふさわしい、こざっぱりとしたインテリアだ。

同社は8月22日、インテリアのいくつかの画像を公開した。今週初めに、TechCrunchは他の多くのメディアとともにインテリアを間近にし(まだ明らかにできないことも含め)、インフォテイメントシステムを触る機会を得た。

ポルシェはたくさんのスクリーンを搭載してそれで終わりとはしなかった。以下に詳細と、何が抜きん出ているかを挙げる。

911デザインを踏襲

一見すると、ダッシュボードではデジャブ感があるかもしれない。それは間違っていない。

デザイナーは1963 Porsche 911にダッシュボードのインスピレーションを得ている。下の図を見れば、それは明らかだろう。

このインテリアにおける911のDNAは明白だ。しかし単にリバイバルさせただけではない。上部と下部のダッシュの間にあり、シート側に向かって伸びる水平なデジタルスクリーンを含む、独自のデザインストーリーを持った現代的な車両だ。

中央に位置するコンソールは水平方向に置かれた中央のスクリーンまで伸び、そこからさらに2つの送風口まで続く。メカニカル的にはルーバーは動かない。その代わり、送風は中央スクリーンの下にある8.4インチのタッチパネルを介してデジタルでコントロールされる。このタッチパネルには空調コントロールシステムが搭載され、タッチに反応するトラックパッドも備える。

タッチパネルの下には財布やスマホを置ける平らなスペースがある。2つのカップホルダー、そしてワイヤレス充電とUSBポート2つが装備されたストレージが中央コンソールにくる。

Porscheのデザインチームはドライバーを重要視していると繰り返しTechCrunchに語ってきた。それが実際に形になった格好だ(デザインチームはインターフェースに3年半費やした)。しかし、乗車する人向けの機能も数多く搭載されている。運転席からは全てが手の届く範囲にあり、絶えず中央のディスプレイを見る必要はない。Nuanceによる音声機能では、「Hey Porsche」というトリガー、または単純に中央ディスプレイの音声ボタンやハンドルについている専用ボタンを押して起動できる。

デジタル計器類のすべてはミニマリストなデザインとなっている。計器類を有するこの独立したパネルは少しカーブしている。興味深いことに、反射を防ぐためによく使用される標準のカウルリップはない。代わりにPorscheは偏光フィルターでコーティングされたガラスを採用した。

16.8インチの計器ディスプレイの中には情報を表示する3つの丸い計器がある。運転者は、情報をどの計器で表示するかカスタマイズできる。運転者はまた「ピュアモード」で流線的な外観にするために情報の表示をしないこともできる。

このピュアモードでは、速度やナビゲーション、交通標識認識(最高速度がわかる)といった必須情報が表示される。インテリアをよりミニマリストな外観にするピュアモードは、すでにTaycanを予約しているような人にとっては便利で楽しめる機能かもしれない。

おそらく最も実用的な機能の1つが地図モードだろう。このモードでは中央のパワーメーターが地図に変わる。そして「フルマップモード」にすると本当に使えるものになる。TechCrunchがポルシェの北米本社を訪れた時、インテリアの写真を撮るのは許可されなかったので、読者は計器のところの大半をデジタル地図が占めている様子を想像してほしい。

最後に、メインの計器の左右にライトやキャシー機能を操作するスクリーンの端に小さなタッチコントロールの部分がある。これらのボタンの一つは運転者が操作をカスタマイズできるトリガーキーだ。

Porsche 918と同じシフトスイッチ

インテリアをざっと見ると、クラシックなトランスミッションシフトのセレクターレバーが中央コンソールにないのにすぐに気づくだろう。ハンドルの右側と計器の方を見ると、そこにコンパクトなトランスミッションのシフトスイッチがある。これはPorsche 918と同じ作りだ。

Taycanにはいくつかのスクリーンが搭載されている。デジタル計器類の部分が10.9インチの中央ディスプレイになっているだけではない。その下には空調やデジタルトラックパッドを備える傾斜したスクリーンもある。

中央のスクリーンから右側にいくとそこには助手席に座る人向けのディスプレイがある。PorscheのディレクターOliver Fritz(オリバー・フリッツ)氏によると、助手席用ディスプレイは運転手1人のみの乗車のときにはオンにすることはできない。

ポルシェは助手席用ディスプレイにビデオをストリーミングすることを試みている。この機能は、納車が始まる年末前に利用できるようにはならないが、将来ソフトウェアのアップデートで提供されるかもしれない。さしあたって同社は、運転者がスクリーンを見ることができないようにする技術をテストしている。フリッツ氏は、ビデオストリーミングはまだテスト中であり、運転者がスクリーンを見ることができないことを確かめてからでなければ展開しない、と強調した。

ダークモード

ポルシェのデザイナーは、計器部分やインフォテイメントシステムでダークモードをデフォルトにした。白いバックグラウンドにも変えられるとしている。ただ、TechCrunchとしてはそれはオススメしない。ダークモード、そして中央の10.9インチディスプレイを消せることで、運転する人はドライブを楽しみ、最近では多くの車両から出される煩わしい「ブルーライト」から逃れることができる。

インテリアカラーと皮不使用のオプション

ポルシェは、すべてマットな黒という外観を含め、インテリアで多くのカラーコンビネーションを提供する。デザインチームはカラーコンビネーションの総数を明らかにしなかったが、いくつかリストアップした。Taycanのための4つの特別カラーが用意される見込みだ。ブラックライムベージュ、ブラックベリー、アタカマベージュ、メランチブラウンだ。オプショナルのインテリアアクセントパッケージには、ブラックマット、ダークシルバー、シャンパンの黄金色のようなネオダイムが含まれる。

ドアと中央のコンソールは木製かカーボン、アルミニウム、ファブリックだ。

また、ハンドルを含むレザーなしのインテリアも提供する。「Race-Tex」と呼ばれる部分的にリサイクルのポリエステル繊維を使っているマイクロファイバーもある。フロアのカバーにはリサイクルの漁網からできている「Econyl」という繊維が使われている。

ポルシェデザイナーのThorsten Klein(ソルステン・クライン)氏は注意深くビーガンと呼ばなかった。彼はTechCrunchに対し、人工的な素材を動物性のプロダクトのように扱うことができると語った。ポルシェはこうしたプロセスを経ない素材の供給を推進している。しかしそれまではビーガンという言葉は使わない見込みだ。

同社はTaycanに使われる皮をなめすのに「OLEA」というプロセスを踏んでいて、このプロセスにはオリーブの葉を使っている。

Apple Musicなど

今週初め、ポルシェはTaycanにApple Musicを搭載すると発表した。このストリーミングサービスが独立したアプリとして車両で提供されるのは初めてだ。

しかしApple Musicはインフォテイメーテントシステムで提供される数多くの機能の1つにすぎない。ユーザーインターフェースは、ホーム、車両、メッセージと常に3つのメインボタンが展開されている。メッセージ機能ではノーティフィケーションを表示する。音声機能はこうしたメッセージを読み上げるのに使われる。

中央スクリーンにある他のボタンとしては、ナビゲーション、電話、設定、空調、ニュース、カレンダー、充電情報、天気、そしてオーナーの車庫のドアを開けるのに使われるホームリンクが含まれる。

画像クレジット:Porsche

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(翻訳:Mizoguchi)

ポルシェ初の電気自動車Taycanの予約が3万件超え

Porsche(ポルシェ)が1カ月以上先に公開を予定している電気自動車Taycan(タイカン)には、すでに3万件の予約が入っている。この数字は初年4万台を生産するとしているPorscheの計画を十分支えるものだろう。

この予約3万件という数字は、PorscheのHR責任者であるAndreas Haffner(アンドレアス・ハフナー)氏のドイツの経済紙Handelsblatt(ハンデルスブラット)とのインタビューからBloomberg(ブルームバーグ)が引用したものだ。

Porscheは当初、この電気自動車の初年生産台数を2万台としていた。しかしTaycanに対する関心の高さから計画していた年間生産台数を計画の倍に引き上げた。予約金は2500ユーロ(約30万3000円)だ。

もしPorscheが生産開始初年にTaycan4万台を納車できれば、Porsche 718 Boxster やPorsche 911を含むアイコン的な内燃機関モデルの販売台数を超えることになる。同社は2018年にグローバルで、 Porsche 911を3万5573台、Porsche 718を2万4750台販売した。

それでもTaycanの販売台数は、Cayenne(カイエン)とMacan(マカン)を含むPorscheの他の人気のクロスオーバーとSUVモデルの後を追うことになりそうだ。

Taycanはまた、この業界のニッチ分野を長らく独占してきた人気の高級EVセダンであるTesla Model Sにプレッシャーをかけることになるかもしれない。Teslaは2018年にModel SとModel X合わせて9万9394台を納車した。

Model Sは2012年の生産開始から多くのアップデートを重ねてきたが、フロント部分のルックスをModel Xのようにした2016年4月以来、大きなモデルチェンジは行っていない。

TeslaのCEOであるElon Musk(イーロン・マスク)氏は今月はじめに「Model XModel Sのリフレッシュは予定していない」と語っている。業界では、リフレッシュは小さな変更を意味する。ただ、リフレッシュは大きな再設計ではないが往々にして顕著な変更がある。

当時、マスク氏はTeslaが高級EVセダンとスポーツカーにマイナーな変更を加えるだろうとしていた。そうしたアップデートが行われるにしても、高級EVの購入を検討している人は新しいTaycanを選ぶかもしれない。

Porscheは販売を促進するのに初のEVという目新しさだけに頼っているわけではない。他のインセンティブも用意していて、中でも顕著なのはElectrify Americaが米国中で展開している何百もの公共ステーションで3年間無料で充電できる、というものだ。Electrify AmericaはVolkswagen(フォルクスワーゲン)が排ガス規制不正スキャンダルで米国当局と和解した際に設立した会社だ。

Porscheはまた、同社のディーラーにDC急速充電施設を展開するために追加で7000万ドル(約76億円)投資する。

イメージクレジット: Porsche

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(翻訳:Mizoguchi)

BMW、ポルシェ、ジャガーが路上支援サービスのUrgentlyに出資

車の故障時に牽引サービスなどを提供する路上支援サービスのスタートアップUrgentlyは、シリーズBラウンドで2100万ドルを調達した。ラウンドにはBMW、Porsche、Jaguar Land Roverらのベンチャー部門も参加した。

BMWは自社の路上支援プラットフォーム(BMW Assist)のベンダー・パートナーとしてもUrgentlyと契約し、米国内BMWの4ブランド、BMW、BMW Motorrad、MINI、およびRolls-Royce Motor Carsすべてのオーナーに路上支援および拡大移動サービスを提供する。

Urgentlyは、Chris Spanos、Surendra Goel、Luke Katholの3人が設立した会社で、AAAなどのオートクラブと異なり年間メンバーシップ料金を取らない。しくみは、UberやLyftとよく似ている。ユーザーがバッテリー接続や牽引、タイヤ交換などの支援をアプリ経由で要請すると、近くのサービス提供者につながる。その時点でユーザーには牽引そのたのサービス料金が提示される。支払いもアプリ内で処理される。

Urgentlyの可能性は、従来の自動車オーナーをつなぐことだけにとどまらない。プラットフォームはスケーラブルなので多数の車両を抱える企業にとっても魅力的だ。さらには電気自動車が増えるにつれ、路上充電など、支援サービスの新たな需要がでてくる可能性もある。

「従来型の路上支援サービスはデジタルな近代的アプローチに取って代わられるべきだ」とBMW i Venturesのパートナー、Kasper Sageは言った。Urgentlyは世界中のOEMが自社顧客にリアルタイムでつながったデジタル体験を提供することを可能にする。いまや、食料配達から乗り合いまであらゆるサービスが期待されている。

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Porsche Taycanは最初の1年間の生産台数がすでに予約で売り切れ、多くがTeslaからの乗り換えだ

Porscheの初めての完全電動スポーツカーは、2019年のもっとも待ちに待たれた車になるのかもしれない。Teslaのオーナーですら、その虜(とりこ)なっている。

最近のCNETのインタビューでPorsche North Americaの社長でCEOのKlaus Zellmerは、すでに預託金を払っている予約購入者が全員実際に購入するとしたら、Taycanの最初の1年の生産量がそれだけで売り切れてしまう、と言っている。

そういう、初期の予約客って誰のことか? Zellmerによると、その半数以上は過去にも現在にもPorscheのオーナーではない/なかった人びとだ。もっと具体的に言うと、これらの潜在的顧客はTeslaから来ている。

CNETから引用しよう:

通常、他のブランドから来る人たちと言えば、それはAudiやBMW、Mercedesなどのブランドからだ。しかし今回のナンバーワンブランドは、Teslaだ。Teslaに関心を持つような人たちにとって、さらにもっと関心を持つ車があることは、たいへん興味深い。

Zellmerは、具体的な数字などを挙げなかった。何人の人が預託金を払ったのか、Taycanの1年間の生産台数は何台か。後者については、計画量2万台、という発表が前にあった。PorscheのCEO Oliver Blumeが11月にドイツの経済誌WirtschaftsWocheに語っているところによると、Taycanは需要が予想外に大きいので生産能力を増やすというが、やはり台数の言及はない。

Taycanは、2019年の年末に発売される。

画像クレジット: Porsche

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ポルシェのEV最上位モデルは「Turbo」の名を獲得、価格は13万ドル以上

Porscheの来年発売予定の全電動スポーツカーTaycanには、少なくとも3種類のバリエーションがあり、全輪駆動車もそのひとつだ。しかし、Taycan Turbo——Porscheがシリーズ最上位車種に与える名称——こそが、同社の戦略を明らかにする。

各モデルの名前——ベースモデルがTaycan、全輪駆動モデルがTaycan 4S、そして高性能モデルがTaycan Turbo——と価格帯についてコラムニストのAlex Royが最初に報じた。しかしRoyは、”turbo” は内燃機関モデルに使用される用語だと指摘する。

[Porsche Taycon EVの高性能モデルは “Turbo” ブランドになるらしい。
内燃機関車(ICE)の用語を使うことで顧客をEVに乗り換えさせやすくなるからだ。]

Porscheの親会社であるVolkswagen Groupは、Taycanの開発に10億ドル以上投資すると約束した。Taycanとはおおまかに 「元気な若馬」という意味で、同社の象徴的エンブレムに因んでいる。

新しい電気自動車はTeslaにとって脅威だと(一部で)言われている。Teslaは現在高級電気自動車市場を支配している。Porsche初の全電動車への大規模な投資によって、ドイツの自動車メーカーは賢明にも、EVを所有したことのない人がほとんどの既存顧客ベースにとって馴染みのある名称を使用している。

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VW傘下のポルシェ、ディーゼルから完全撤退

Porscheはディーゼル駆動車の製造をやめ、電気およびハイブリッドテクノロジーに投資を集中する。週末に同社が発表した。

Porscheはディーゼルに関して、同じVWグループ傘下の他社ほどには力を入れてこなかった。同社は、Porsche Cayenneなどディーゼルモデルをいくつか提供している。しかし需要の落ち込みとVolkswagenの排ガス不正スキャンダルが、Porscheのディーゼル離れを加速させていた。そしてこのほどディーゼルを永久に見限った。

2018年2月以降、Porscheの製品ラインアップにディーゼル車はない。そして2017年のPorscheにおけるディーゼル車の割合は世界でわずか12%だった。

一方、ハイブリッドモデルへの関心は高まっている、と取締役副会長のLutz MeschkeがLinkedInの投稿に書いた。Panamera車の約63%がハイブリッドモデルだとMeschkeは付け加えた。

「Porscheはディーゼルエンジンを悪者扱いするつもりはない——それは、今もこれからも重要な駆動技術だ」とMeschkeが自身のLinkedInへの投稿で語った。「伝統的にディーゼルエンジンが二次的役割を演じてきたスポーツカーメーカーとして、ディーゼルモデルがなくても将来生き残っていけるという結論を下した」

Porscheは、既存のディーゼルユーザーへのサービスは継続すると言っている。

ディーゼルからの転換は、Porscheの全電動およびハイブリッド車への投資拡大とともにやってきた。

Porscheは、2022年までに60億ユーロ(70億ドル)以上を電気化に投資する計画で、これにはハイブリッドも含まれる。Porscheの新車の半数は電動駆動——ハイブリッドの一部あるいは完全電動——を備えることになるかもしれない

投資額のうち5.8億ドル以上がTaycanおよびそれをベースにした車種の生産に向けられる。Porche Taycanは全電動のスポーツカーでかつてMission Eと呼ばれていた。発売は2019年の予定。

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ポルシェ、オンデマンド会費モデルを発表――911にもカイエンにも乗れて月3000ドル

ポルシェを買わずにポルシェに自由に乗りたい? それならポルシェが発表した新しいPassportサブスクリプション・プログラムがぴったりかもしれない。これはジョージア州アトランタで開始されたオンデマンドのレンタル・システムで、アトランタ市民は月額2000ドルで8タイプのポルシェに乗るプログラムに参加できる。これには718 Boxster、Cayenne、Cayman Sが含まれる。

さらに上級モデルに乗りたいならAccelerateプログラムに加入するとよい。月額3000ドルで911 Carrera S,、Macan GTS、Cayenne SE(ハイブリッドSUV)を含む22シリーズのポルシェが用意される。

会費は高額だが、これには税、登録料、保険、洗車やワックスがけを含むメンテナンス費用など一切が含まれる。こうしたコストもトータルすればかなりの額だ。入会手数料に500ドルが必要で信用調査も受けることになるが、ポルシェのような高級車に乗ることを考えれば妥当だろう。

プログラムは11月から開始され、アトランタ大都市圏であれば専用のPorsche Passportアプリで会員が指定した場所に自動車が届けられる。車の変更もアプリから可能だ。ポルシェはアトランタでの実験の結果によってこのプログラムを他都市にも拡大するかどうか決めるという。

サブスクリプション・モデルを用意する自動車メーカーが最近増加している。キャデラックも今年に入って似たようなプログラムをスタートさせている。買い取りやリースといった現行の自動車利用モデルに代わるオプションとして他の自動車メーカーもサブスクリプション・モデルの採用に動きそうだ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

ポルシェのMission E、テスラ車と並んでテスト中

後部に見える排気管は無視していい。あれは一般の見物人をだますカムフラージュにすぎない。Autoblogによると、この車はPorscheがTesla対抗として発表を目論む電気自動車である可能性が高い。Porscheは数年前から、Mission Eと呼ばれるコンセプトでこの車について話してきたが、生産モデルの写真はこれが初めてだ。

写真の車には、コンセプトにあったラディカルデザインは見られない。球状のボディーや特徴的な室内と低い車高はどこかへ消えた。これは全く新しい車というよりは、進化したPanameraのように見える。

Porscheらしい左右の車輪間隔を残していて、フロントはPanameraと異なるデザインを採用している。ヘッドライトはコンセプトと似ているようだ。

一連の写真(上記リンク先)はドイツ、シュツットガルトのPorsche施設の屋外で撮られたもので、Tesla車も何台か一緒に写っている。

ただしこの車の駆動系については情報がない。Porscheにはいくつか選択肢がある。MercedesがSLS AMGで行ったように車輪ごとに電動モーターを付けるか、TeslaのAWD(全輪駆動)モデルのように車軸ごとに1台のモーターを使うか。いずれの場合でもPorscheは持っているもの全部をこの車に注ぎ込むに違いない。Mission Eは、年齢を重ねるTesla Model Sに直接対抗する位置づけで、Panameraと同様の価格で2019年には市場に出すとPorscheは言っている。TeslaがModel Sのモデルチェンジを行うと言われている時期の2年前だ。

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ポルシェの電気自動車「Mission E」が2019年に発売へ。価格はパナメーラと同等

Porsche初の完全電気自動車が2019年末に発売される、と今年のフランクフルト・モーターショーで同社が発表した。価格は現在のPorsche Panameraと同程度ということなので、米国では少なくとも8万ドル程度からになりそうだ。

Mission Eが最初に公表されたのは2015年で、現在出荷前の最終開発段階に入ろうとしている、とCar Magazineは伝えている。Mission Eは完全電動駆動系を備え、Porsche全体の車種ラインアップでは、Panameraと911の中間の位置を占める。4ドアのスポーツカーで、現在公開プロトタイプテストに向けて開発が進められている。

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この車の最終的なデータやスペックはまだわかっていないが、当初のコンセプトは600馬力のモーターを搭載し、PorscheがTeslaのModel Sと直接対決する一翼を担う車であることはわかっている。4輪駆動で、0~60 mph加速が3.5秒、最高速度は155 mph(240 km/h)以上と言われている。

バッテリーはフル充電時の航続距離が300マイル(480 km)。350 kW急速充電にも対応している。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook