社会復帰推進団体The Last Mileがインディアナ州の女性刑務所でプログラミング教育を開始

The Last Mileのプログラミング教育事業は最初、カリフォルニアの州立San Quentin刑務所で始まった。そして昨日The Last Mileは、初めての州外での活動として、インディアナ州の女性刑務所で、州知事Eric J. Holcombのサポートにより教育事業を展開する、と発表した。

The Last Mileの協同ファウンダーChris Redlitzはこう述べる: “今年はカリフォルニアの外にも行きたいと思っていた。それは、思ったよりも早く実現した。それは知事自身の発案であり、彼のスタッフも積極的だ。でも皮肉なことに、インディアナはとても赤い州(red state, 共和党の地盤)だけど、われわれは青い州(blue state, 民主党の〜)の出身だ。だからわれわれの活動が政治的な好き嫌いなどと関係のない、真に超党派な事業であることが、証明されるだろう。社会復帰は、政治を超越した問題なんだ”。

州のプレスリリースによると、Holcomb知事は、The Last Mileが囚人女性の人生を変え、州のテクノロジー産業の人手不足を解消することを期待している。Redlitzによると、遅くとも4月までには事業を開始したい。最初の生徒数は、24名だ。今後の関心と成果次第では、教室の数をさらに増やしていく。

The Last Mileは2012年にスタートし、今ではカリフォルニアの5つの刑務所で活動している。チーノーとフォルサムは女性刑務所だ。The Last Mileは、収監者一人ひとりにプログラミングとWebデザインの基礎を教え、起業家としてのスキルを身につけてもらう。今後5年間で、事業を計50の刑務所に展開することを目標にしている。

“だからこれ〔初めての州外展開〕はわれわれにとってテストだ”、とRedlitzは語る。“これがうまくいけば、今後もっと早く拡張できるだろう。もちろん、われわれがやることの質と、人びとが習得するものの質は、落としたくない”。

〔写真は男性刑務所の教室。“最後の1マイル”は社会復帰過程のこと。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa