10月の発売を控え、カラー3DプリンターのBotObjectが新たなビデオを公開

BotObjectsは、カラーフィラメントを使って層状のカラープラスチックモデルを作る「フルカラー」3Dプリンターの会社だ。Makerbot等と同じく、ProDesk3Dはプラスチックを層状に射出するため、カラーは帯状にプリントされ、作品上の特定の「点」に色を付けることはできない。

彼らはプリンターが実際に動作しているビデオを新しく追加した(ここに埋め込むことはできなかったが、恐らくそのように作られているのだろう)。

ここ一ヵ月ほどこの会社を追っているが、多くの3Dプリンターメーカーがこの製品に懐疑的だった。ベーパーウェアは山ほど見てきたが ― 私はゲーム機のPhantomを最初に否定した何人かの一人だ ― 少なくともこの連中は、聴衆を喜ばそうという意志がある。このプリンターは、ビデオにもあるように、〈厳密には〉フルカラーでプリントしていない。実際には作品に帯状に色を付けることしかできない。しかし、プログラムによって、狙った点に色を付けることは可能かもしれない。

実物をこの目で見てはいないのだが、動作中のモデルを見る限り、数週間のうちに出荷できると思われる。

これは本当のカラー3Dプリンターなのか? 現行品の明らかな制限を受け入れるなら、このテクノロジーを使って美しく色付けされたプラスチック作品を作ることには全く問題がない。しかし、もしもっと精細なものを求めるなら、Shapewaysのようなサービス を使ってフルカラーのサンドストーンをプリントする必要がある。私は慎重だがBotObjectのProDesk3Dに関しては楽観的だ。実物を見ずに私が言えるのはそれだけだ。

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(翻訳:Nob Takahashi)