ビットセラー、ランキングを使ったまとめを作れるアプリ「Qrank」

Android向けの人気カメラアプリ「FxCamera」の買収で知られるビットセラーだが、ここ最近はメディアでその名前を聞くことはあまりなかった。そんな同社が4月1日にAndroid向けアプリ「Qrank(クランク)」のベータ版を公開した。Google Playにて無料でダウンロードできる。

Qrankは、ユーザーが「お題」とそのお題に対する回答をランキング形式(1位から3位までは必須。最大12位まで)で投稿できるサービスだ。投稿されたお題は、ほかのユーザーも自由に回答できる。

閲覧するお題をカテゴリで選択したり、お気に入りのユーザーをフォローすることも可能。法人向けに管理画面を提供しているとのことで、企業やメディアが作成した公式のお題も配信できる。

FacebookとTwitterのアカウント連携をしているが、現時点では両SNSのソーシャルグラフを利用するような機能はない。このあたりはビットセラー執行役員CMOの長松淳一氏いわく、今後サービスの利用動向を見て対応していくという。

僕も実際にサービスを使ってみたのだが、NAVERまとめと、boketenanapi、そしてリクルートの新規事業プロジェクトから生まれ、DeadPool入りしたサービス「bestmania」(ランキング作成サービス。詳細は検索してウェブメディアの記事を検索して欲しい)を組み合わせた感じだった(と説明しても理解してもらえないかもしれないが)。

ともかく、お気に入りのラーメン店のランキングから人生相談、さらにはお題に対する「ボケ」の投稿まで、ユーザーの使い方次第でいろいろな投稿ができる。長松氏も「まとめやニュース、ソーシャルメディアではなくてちょっと緩め、気を遣わなくていいコミュニティ。信号が変わるのを待つ数十秒で触れる、隙間時間を埋めるものにしたい」語っている。ベータ版ということでまだサービスは完全なモノとは言えないが、今後の展開を楽しみにしたい。