米ウェルズ・ファーゴ、Apple PayとAndroid Payの現金引き出しに対応

米銀行大手のWells Fargoは、スマートフォンまたはスマートウォッチを使って全米1万3000台のATMで現金を引き出せるようにするとついさきほど発表したMacRumorsによると、同銀行はApple Pay、Android Pay、およびSamsung Payに対応する。現在5000台のATMがNFC支払いシステムに対応済みで、それ以外は後日対応する。

TechCrunchは1月末にBank of AmericaとWells Fargoの両行がATMネットワークにApple Payを追加する計画であることを報じた。Bank of Americaは昨年夏 からカードレスATMの導入を開始しており、Apple Pay、Android Pay、Samsung Pay、およびMicrosoft Walletに対応した。

Wells Fargoも同じ戦略で、ただしMicrosoft Walletを除外しているが、誰も気にしないだろう。カード取引にクレジットカードを使っている顧客は、デビットカードを持ち歩かなくてすむので便利になる。

NFCリーダーにスマホをかざし、指紋認証をした後さらにPIN(暗証番号)を入力しないと現金は引き出せない。

古い携帯電話を使っている人も、Wells Fargoアプリを使ってデビットカード無しで現金を引き出せる。登録を済ませると8桁の一時利用コードが発行されてプラスチック製カードの代わりになる。

これで、CitibankとChaseが将来Apple PayとAndroid Payに対応することになるか注目だ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook