Samsungのワイヤレス充電器DuoはApple AirPowerを標的とする

AirPowerをおぼえておらえるかな? 1年近く前にローンチしたときそれは、Appleが大いにその将来を期待する充電マットだった。しかしその後、そのiPhone/Apple Watch/AirPod用のアクセサリーはMIA(戦闘中行方不明兵士)になってしまい、しかもその理由は、宇宙船クパチーノ号の外にいる者には全然分からないのだ。〔クパチーノ, Apple本社所在地。〕

今日(米国時間8/9)ブルックリンで行われたSamsung Note 9のビッグイベントでは、Samsung独自のワイヤレス充電技術が披露された。それは、Appleの、どこにでも置ける方式に比べると平凡だが、でも、今でもまだ、他社に先駆けての発表、とは言えるようだ。

そのワイヤレス充電器Duoには、二つの異なった使用面がある。ひとつはGalaxyハンドセット用、他は同社のスマートウォッチ用だ。前者は立っているので、ベッドサイドにスマートフォンと共に置けば目ざましになる。スマートフォンと一緒に寝てしまうよりは、健康的だ。そんなことを言う人間(すなわちぼく)は、目ざましの音が鳴り止んでからやっと起きるタイプだけど。

Note 9とそのあらゆる情報は確かに今日デビューしたが、その道の先にはGalaxy Watchのリリースが待っている。その謎のウェアラブルのローンチは、今日でもよかったし、数週間後のIFAでもよい。同社のスマートウォッチの発表は、伝統的に後者だった。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Galaxy Note 9のカメラはユーザーの撮影ミスを教えてくれる

今日のGalaxy Note 9の大イベントは、内部スペックについての発表が中心だったが、カメラに関する新機能も隠されていた。Scene Optimizerは、Androidユーザーにとってはお馴染みだろう。LGをはじめいくつかのメーカーが同様の機能を提供している。今回の機能追加では、夜間、雪、街路、鳥、室内、テキスト、料理、ペット、花、日没など20種類のシーンが提供される。

これは面白い機能であり、Samsungの業界をリードするカメラを使ってアマチュアが名作を撮る助けになるだろう。しかし、Flaw Detection[失敗検知]は地味だが興味深い新機能だ。撮った写真がピンボケや逆光だったり、被写体が肝心の瞬間に目をつぶってしまったときなどにユーザーに警告を発する。

Samsungは、この新端末は「ユーザーに代わってシャッターを押す以外のことは何でもやる」といっており、Flaw Detectionは最大の弱点である「人的エラー」の解消に一歩近づくものだ。目をつぶったことに気づかないことは多いし、逆光が画像にどんな影響を与えるか知らないアマチュアもいる。

スマホの写真機能をハードウェア面だけで差別化することはますます難しくなっている。2018年の各社代表機種ならカメラ機能はどれも十分だ。しかしこの新しいソフトウェアは、その高度なカメラ機能をユーザーのスキルによらず使いこなせるようにする方法だと言える。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook