新社名は「Dynabook株式会社」、“シャープのPC”が復活

eng-logo-201512月3日、「dynabook」ブランドでPCを展開する東芝クライアントソリューション(TCS)は、シャープによる買収後はじめての記者会見を実施。2019年1月1日より新社名を「Dynabook株式会社」に名称変更すると発表しました。

TCSは2016年4月に東芝のPC事業を引き続ぐ形で発足した企業です。今年2018年10月、東芝はシャープに同社株式の80.1%を譲渡。会長にシャープの石田副社長が就任し、シャープグループ入りにしました。

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2018年10月に開催された「CEATEC JAPAN 2018」では、シャープブースの中で製品を展示するなど、TCSは東芝ブランドを冠しながらも、シャープの一部として経営されています。

Engadget 日本版からの転載。

日本のSharpがSoftbankの2機種でStar Wars: Rogue Oneとタイアップ、フォースのダーク/ライトを表現

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昨年の今ごろはVerizonが、待望のThe Force Awakensのテーマを、限定版のMotorola Droid Turbo 2ハンドセットに載せることができて、大いに喜んでいた。Rogue Oneについてはそのプロモーションの続編の話はないが(でもMoto Zはスペースオペラのコスプレにとても似合ってると思う)、しかし日本のSoftBankの顧客来月の初めに、本格的なタイアップ製品2機種を、手にすることができる。

そのSharp製の、名前もずばりStar Warsスマートフォンは、タイアップの内容がやや幅広いらしい。Death Starの設計図、などの具体的な話はないが、その2機種のハンドセットはForceのダークサイドとライトサイドが表現される。2年以上は使う機種だから、どちらに忠誠を誓うか、慎重に考えてから決めよう。

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その5.3インチのハンドセットは色もダークとライトの2機種だ。Android 6.0のスキンとライブの壁紙も、Forceに合わせてX-WingまたはTie Fighterだ。ムービーを再生するアプリでThe Force Awakensに無料アクセス、ゲームのStar Wars: Force Collection、テーマの絵文字、着メロなどもある。おまけとしてRogue Oneの金属製フィギュアもつく。

スマートフォンのスペックとしてはきわめてまともで、Snapdragon 820、RAM 3GB、バッテリー3,000mAh、背面カメラは22mpだ。日本での発売は、12月2日である。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Sharpの小型HDディスプレイでVRの解像度が倍(1000ppi)になる

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仮想現実は、がんばって装着してみれば、なかなかすごい。でも今あるヘッドセットは、その最良のものでも、それほどシャープ(高精細)ではない。このことに着目したSharpは、今あるものの倍の解像度を持つVR専用のディスプレイを作った。

それはまだプロトタイプで、日本のCEATECで展示されている〔7日まで〕。PC Watch誌がSharpのブースで写真を数枚撮ったが、小型スクリーンは矩形と円形の両方がある(上図)。

矩形は2160×1920、円形は直径1920だが、サイズはわずか2インチだ。だからppiは1000にもなる。今のスマホの5〜6インチの画面が、300-500ppiぐらいだ。Oculus RiftやHTC Viveで使われてるのも、やはりそれぐらい。ただしVR用でなければ、もっとすごい、2000ppiの製品もすでにある。

このSharpのディスプレイが発色もレスポンスタイムも良好だとすると…IGZOだからそのはずだが…、VR体験に革命をもたらす。それは、レティナディスプレイの前とあとのiPhoneの違いにも匹敵するだろう。

展示されてる中で、もうひとつ、ぼくの目を引いたのが、5.2インチのHDパネル“Free Form” だ(下図)。ご覧のようにコーナーが円くて、完全にベゼルがないスマートフォンのプロトタイプだ。エッジの丸いところも画面表示の一部だから、すごい。来年は、これでキメたいな。

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PC Watchのページが、Sharpのブースを詳しく紹介している。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))