SMX West 2014-マット・カッツも登場!GoogleとBingになんでも聞こう!!

GoogleのWebスパムチームのトップとBingのプロダクトマーケティングマネージャーをスピーカーに迎え、SEOについての質問に答えてもらうセッション。Dannyを加え、仲の良さがうかがえるセッションでしたが、質問の内容と回答はストレートなものでした。初頭からMatt Cuttsが彼の取り組みについて、オープンに語ってくれています。– SEO Japan


原題:Meet The Search Engines

Speakers:
Matt Cutts, Distinguished Engineer, Google Inc. (@mattcutts)
Duane Forrester, Sr. Product Manager, Bing (@DuaneForrester)

(以下、スピーカーは略称を用います。Danny Sullivan=Da、Matt Cutts=Ma、Duane Forrester=Du。)

Da
各位、今はどんな肩書き?
Du
Bingマスターツールなどをやってる。シニアプロジェクトマーケティングマネージャー。
Ma
多分エンジニアでいいんじゃない?
Da
今どんなことを取り組んでいる?
Ma
モバイルとSSLとJava Scriptかな。Java Scriptを読み込めるようにしている。もし、クローラーをブロックしているのであれば、CSSも含め、解除してほしい。

あと、次のパンダアップデートに取り組んでいるよ。今回はあまり大きなインパクトはないよ。結果はローカルビジネスの人たちに良いことになると思う。

モバイルからのトラフィックの拡大は著しい。Googleではどのくらいかはわからないが、増加しているのは間違いない。Twitterは75%がモバイルかららしいね。こうした事実を踏まえ、モバイル対応をしっかりして欲しい。モバイル対応が貧相であれば致命的だ。

セキュリティも重要な課題だ。サイトにhttpsを採用することを検討してほしい。世界はより安全な検索を望んでいる。

リンクネットワークについてだけど、ヨーロッパの有名なゲストブログに何らかのアクションを起こすよ。

Webマスターアカデミーについての改良も検討している。

また、IEからのトラフィックが落ちているとしたら、一時的な現象だ。数週間後には戻るはずだ。

Da
”(not-provided)”問題については?
Ma
実は僕もあの部屋にいたんだ。アミットは安全に検索できる現在の状況に満足しているみたいだね。でも、(いままでの)自然検索からのキーワードが戻ってくることはないと思う。彼も言っていたとおり、(ユーザーと広告側の)不一致を解消するために、色々なチームと共同して作業しているよ。
Da
ナレッジグラフは?
Ma
ユーザーが使用するに連れ、情報は拡大していくはずだ。Googleは検索結果をより早く返そうと努めている。ユーザーにとってもっと便利になるようにね。ナレッジグラフも同様の目的だ。
Da
ペナルティを受けたサイトのコンテンツを新しいドメインに載せる。ペナルティは継続されるか?
Ma
ビルで例えてみよう。どこかの部屋がペナルティを受けて、別の部屋に引っ越したとする。そういった場合、どこの部屋に引っ越したかはすぐにわかるよ。どこに重複コンテンツがあるかをGoogleは見ている。
Da
全部あきらめて全く新しいページにすることは?
Ma
それはいいと思うよ。新しいドメイン、新しいコンテンツであれば。
Da
どのくらいBingつかってる?
(→会場の反応は少人数)
ところで、マットは?
(→僕はGoogleだよ)
Google使ってるのか!?
(一連のやり取りに会場爆笑)
Da
新規ドメインはランキングにどう影響している?
Du
ドメインを選ぶときは検索エンジン視点ではなく、ユーザー視点であるということ。URLにキーワードが含められていても、そのキーワードで上がるわけではない。”ブランド.com”とすべきで、あなたのそのドメインを守るべきだ。
Da
ハックサイトについて。優先度は?
Ma
非常に優先事項が高いよ。セキュリティソフトを導入している企業は多いが、スキャンをしていない企業が驚くほど多い。
Du
知人のWordPressのサイトが長い間ハックされたままになっている。彼はそれを、ハッキングされたらこういった見かけになる、と他のWebマスターに伝えるため、そのままにしている。彼のWebマスターツールにはハックされているというメッセージは来ていない。
Da
ハックされたサイトとランクについて。
Ma
過去にハックされててもそれが現在のランクに影響することはないよ。通常はね。
Da
Getty’sの新しい機能はリンクスキーマになるか?
Ma
リンクを獲得する目的か、画像の属性を伝えるためか?Getty’sの場合は後者だと思うけど。ウィジットについてはもう説明する必要がないと思うけど、それと同じだと考えていいと思う。隠しリンクの場合、Googleはそういったリンクをカウントしない。
Da
Google+の場合は?リンクスキーマかな?
Ma
Google+についてはリンクのことは考えなくていい。
(会場からの質問)bingについて。サポートチームなどはあるか?
Du
ダイレクトEメールサポートがある。すぐに返信がこなくても担当がカレンダーを持ち、期日にポップアップするようになっている。返信までには数日かかるかもしれない。スパムについては報告してもらうシステムになっている。
Da
Google Glassにスパムスキャン機能があればいいね。スパムサイトを見ればすぐにわかるように。(笑)
Ma
そんな機能つけてみるよ。(笑)
Da
モバイルについて。Webサイトのサイズはランクに影響?
Ma
最適化しているかどうか。例えばフラッシュ。ない方が上位に行く可能性がある。モバイルに最適化されていないサイトの評価を下げる、という方法は考えている。これからモバイルの需要が大きくなるが、その潮流に合わせてのアイデアだ。
Du
品質による。クエリとの関連性、ユーザーエクスペリエンス、デザインなどの総合的なもの。
Da
ペナルティにレベルは設定している?
Ma
多くのペナルティについてレベルは設定していない。また、できる限りのことは自動処理している。たまにだまそうとする人がいる。だからマニュアルも使う。基本的に外部リンクはだめ。スパムメールと一緒だと思う。絶対に安心!なんて書いてあっても開く人間はいない。ホワイトハットのリンクビルディングと言っている業者も似たようなもの。
Da
ペンギンのスケジュールは?
Ma
たぶん今は決まったものはない。
Da
アルゴリズムのペナルティについて。悪いリンクを処理しても、新しくロールアウトされないと解除されない?
Ma
その通りだよ。
Da
なぜWebマスターツールを通して、パンダに引っかかったかを伝えない?
Ma
Webマスターとのリバースエンジニアリングが始まってしまう。どのシグナルが悪いかと最終的にはわかってしまうかもしれないから。
Da
パンダにひっかかって解除されたら、ペンギンもOKということか?
Ma
そうとは限らない。
Da
SEMで大事なことは?
Du
いろいろある。まずはコンテンツとユーザビリティだ。あとはソーシャル、リンク、さらに基本的なSEOの技術かな。
Ma
コンテンツの質だね。オリジナルな調査、インタビュー、ユニークなサービス。いろいろあるけど。
Da
オーソリティは重要?
Ma
誰が何についてかいたか、などは検索エンジンがさらに使用していくだろう。ただし、オーソリティの利用目的はたった一つ。コンテンツのより深い理解だ。
Da
リンクはネガティブSEOに使用できるのでは?
Ma
そうは思わない。GoogleはネガティブSEOかどうかも認識できる。もちろん、完全ではないが。
Da
モバイルのランクはPCのランクに影響する?
Ma
そうでもないよ。
Da
全部のリンクデータがほしい。
Ma
それはできない。今の量でもスパム報告には十分な量だ。
Da
ペナルティを受けてなくても悪いリンクは否認すべき?
Ma
その通り。ドメインレベルで否認することを忘れずに。
全体を通して印象的だったのが、Mattがセッション中もセッション後の囲み質問の際にも、オーディエンスからの要望などをメモ帳に書き留めていたことです。(もちろん、ポーズなのかもしれませんが、ユーザーの改良に向けての取り組み方が伝わります。)どうしてもGoogleへの質問が多くなってしまいますが、DuaneもBingの状況を丁寧に話してくれていました。Mattの冒頭の発言以外は、既に重要という認識のある事柄でしたが、彼ら二人からの発言のため、より信頼度が深まったと思います。– SEO Japan

SMX West 2014-SEOの疑問をエキスパートにぶつけてみよう!!

SMX West 2014最後のセッションは、さまざまな質問にエキスパートたちが回答するセッションです。モデレーターはDanny Sullivan。日々直面するSEOの課題に対し、エキスパートたちはどのように取り組んでいるのでしょうか?– SEO Japan


原題:Meet The SEOs

Speakers:
Rae Hoffman, CEO, PushFire (@sugarrae)
Warren Lee, Senior Global SEO Manager, Digital Media, ADOBE (@warrenleemedia)
Laura Ann Mitchell, Digital Marketing Strategist, Intel
Marshall Simmonds, Founder and CEO, Define Media Group, Inc. (@mdsimmonds)

(以下、スピーカーは略称を用います。Danny Sullivan=Da、Rae Hoffman=Ra、Warren Lee=Wa、Laura Ann=La、Marshall Simmonds=Ma。また、上記スピーカ一覧には含まれていませんが、IntelからJenniferという女性も参加し、Jeと略しています。)

Da
コンテンツでは何が重要か。数か?質か?
Wa
もしそれが自社の弱い部分(サイトでカバーしていない部分)であれば、多いほうがいい。
Ma
作成するために作るのではないと思う。作成チームが情熱をもって書く内容であるべき。ツールがこのキーワードで作れと言っているから作る、ということにはしない。
Wa
ビジネスモデルによると思う。どうやったら有益な情報を与えることができるか。
Ra
オーディエンスによる。今の時代はコンテンツをメディアのように作るべき。ちゃんと目的をもってスケジュールを作成して。
Da
オーサーシップ。会社のコンテンツから自社の作者にリンクを張っていた場合、その作者が会社をやめてしまったらどうするか?
Ma
オーサーシップは優れたシステムだ。Google+をセットアップしたほうが良い。どんな人でも作るべき。会社を辞めた後でも、あなたの作成したコンテンツだという事実を、後にもつなげるため。
La
自分のブランドを守る。あなたのブランドについて語る人に注意を向ける。信用のおける人にのみ、リンクを張る。
Wa
オーサーシップはランキングには影響しないと思う。パーソナライゼーションとCTRに貢献するもの。
Da
インターナル検索はブロックすべきか?
Ra
Googleはインターナル検索でインデックスしないと言っている。無駄にGoogleのクロリーングに時間を使わせないこと。クローラーをインターナル検索に誘導すべきではない。
Ma
サイトはユーザーのために使うべき。
Wa
Googleにコンテンツを発見させるためなら良い場合もある。ただし、彼らのクローラーを無駄に使うことには、やはり、なる。
Da
Facebookは検索エンジンになるだろうか?
Ra
Facebookは(Facebook)内部の検索もまだ十分にできていない。だから、外部の情報も検索できるようになるとは思わないな。
Da
SEOの値段はどうやって決めてる?
Ma
プロジェクトの質にあった対価で決まる。契約に縛られるものでない。代理店側からもクライアント側からも、質の低い人たちと働きたくはない。SEOというよりは、マネジメントの問題かも。現在は、SEOはコンテンツマーケティングの一部だ。価値を創造することがメインであり、どのくらいの価値をクライアントに提供できるかによって値段は決定する。
Ra
値段はサービスの質によって決定される。クライアント側の質も値段に影響するのも事実。従来のリンクビルディングのように、○○本いくら、○○月いくら、という内容であるべきでない。クライアントに価値を提供できない場合は、お金をもらうべきでない。
Da
インテルへの質問。検索をどのように使用している?
La
過去はSEOが重要であったが、今はコンテンツを知らせるために使用している。検索結果には常に注目していて、広告を載せるべきサイトを判断する材料にしている。ドメインの強さだけで見ていない。あるキーワードでどこかのお店が検索結果の上にあり、ユーザーがクリックしているようであれば、そこに載せる。そこに広告を載せる価値があるかを判断するので、検索結果だけを見ているわけではない。また、ユーザーがどのように検索を利用しているかを調べることで、彼らが何を知りたがっているかを調査する。それをもとにコンテンツを作成する。テレビなどの他のチャネルも重要。可能であれば、ソーシャルでユーザーが何を語っているかも調査する。
(オーディエンスからの質問)
大企業のTLDの使い方。”.com”を全て使用するか。例えば、ドイツでは”.de”を使うか。
La
私たちの場合はカントリーコードを使用している。検索エンジンに強力なシグナルを伝えるために。
Wa
アドビでは”.com”でサブディレクトリを作成。ビジネススタイルにもよると思う。
Da
Google+からどんなどんな利益を得ている?Googleはランキングに影響しないと言っているが、パーソナル検索においては、影響がみられるケースが多々ある。
Ra
Google+なんて利用していない、という人が多くいるが、実際にはすごい数のメンバーのいるコミュニティもある。また、GoogleはGoogle+の重要度を高めていくと言っていることも忘れずに。
Ma
コミュニティの構築と個人のブランドを作る手段。ランキング操作の手段にはならない。
Da
ローカルビジネスは意識している?
Wa
多くの地域で成功するコンテンツというのを、作成する際には気をつけている。
Da
インハウスSEOチームと一緒に働きたい?エージェントして。
Ra
インハウスのメンバーと仕事するのは苦にならない。みんなSEOを知ってるから。ただ、コンテンツチーム、ソーシャルチームなどと一緒に働く機会も多くて、そのあいだの調整のほうが大変。現在のSEOの性質としてだからしかたがないのだけど、彼らはSEOが彼らの領域を侵していると感じるみたいだ。
Je
私達からしても、SEOのエージェントと働くことは好きだよ。さっきもでてたけど、その人たちと働きたいと思うかが大事。
Da
リンクについては?(ロシアについての話題になるが、さすがによくわからないという返答)
Wa
他の国ではスパムが多いと聞く。まだ効果はあるようだけど、マシンラーニングなども導入されるからそろそろまずいのでは?
Da
ペナルティ。クリーニングの方法でアドバイス
Ra
クライアントには、ペナルティ以前のオリジナルランクにはもどらないと、まず伝える。
Da
サーバーサイドのSEOについて。
Ma
スピードのことかな?できるだけ早くしたほうがよい。いろいろな方法があるはずだ。これはSEOの話じゃない。1%でもスピードを改善するだけで、大きなインパクトがあるよ。
Da
好きなツールは?
(各位、それぞれ使用している3rdパーティ製のツールや自社作成のツールを返答する中。。。)
Da
私の好きなツール提供会社がある。Googleというサイトだ。(笑)彼らのサイトからWebマスターツールというツールを使用できるが、まずはそれを使いこなそう。もちろん、3rdパーティ製のツールも好きだけどね。

エージェント側からもインハウス側からもメンバーを集めていたので、両方の意見を聞けたことはよかったですね。SEO担当における役割が多様化している昨今、外部か内部か、グローバル企業かローカルビジネスか、取り組む課題は様々なようです。役割の多様化は作業の細分化を生み、今までよりも多くの人がSEOにかかわるようになっていきます。大事なことは、それぞれの作業を尊重しあい、ユーザーの価値の創造という共通意識を持って仕事に取り組むということでしょうか。
企業におけるSEOの役割はこれからも重要であり続けると思います。SEO Japanでは今後もこうしたカンファレンスに参加し、最新の情報と企業の取り組みについてレポートすることで、SEOの現在位置をお伝えできればと思っています。このレポートでSMX West 2014のレポートは全て完了となりますが、お読みくださった全ての方々に感謝の言葉を述べさせていただきます。ありがとうございました!– SEO Japan

SMX West 2014-ハミングバードアップデートとエンティティサーチ革命

最新のGoogle検索エンジンのアップデートである、ハミングバード。Googleの新たな試みの中心となるものです。前回のSMX East 2013でも開かれたセッション(こちらをご参照ください)ですが、その後の進捗状況は非常に気になるところです。検索の未来を語る上で欠かすことのできない技術。最新の取り組みは、どこまで進んでいるのでしょうか?– SEO Japan


原題:What Is Hummingbird & The Entity Search Revolution

Speakers:
Janet Driscoll Miller, President and CEO, Marketing Mojo
Warren Lee, Senior Global SEO Manager, Digital Media, ADOBE
Marcus Tober, CTO, Searchmetrics Inc.

Warren Lee
ハミングバードとは
新しい検索アルゴリズム。Googleの検索の90%に影響。従来の機能と全く新しい機能を組み合わせたものであるが、今現在の検索の需要に対応しようとするものだ。
ハミングバードは従来のランキングファクターを変更するものではない。新たに、”関連性”というファクターを追加するものだ。そのため、コンテンツの品質は引き続き重要になる。

今の検索の需要とは
デスクトップPCのシェアは縮小しており、モバイルのシェアが拡大している。

エンティティ(Enities)
人々、場所、物事などの関連性

サーチエンティティ(Search Entities)
キーワード間の関係性。

ハミングバードの新しい部分とはなにか?
ナレッジグラフが第一歩。

“頭がいたい”と”頭痛”
“頭が痛い”での検索結果は画像(痛そうな)、”頭痛”での検索はWikipediaや治し方のサイト。それぞれの意味を理解した検索結果を出している。

どう現在のSEOに影響しているか。
漠然としたクエリ(”猫”など)は競争力が一段と高まった結果、ロングテールの重要性がより一層高まった。そのため、キーワードの選定が更に大事になる。

KW選定に役立つツール
・LSI(http://lsikeywords.com/)
・Ubersuggest(http://ubersuggest.org/)

取り組む理由として
検索エンジンのアップデートに合わせての対応ではなく、自身のコンテンツがよりオーディエンスに貢献できるように考えるきっかけとして考えてほしい。

Marcus Tober
Googleはクエリの意味を理解する
世界で一番大きな山は?◯◯は誰?などのクエリにも答えてくれる。

ハミングバード以前
同意語や似た意味のクエリの場合、それぞれのクエリに対する別の検索結果を表示。

ハミングバード以降
同意語や似た意味のクエリの場合、それぞれのクエリに対する同一の検索結果を表示。

完全ではない
“the knots”と検索するとネクタイの結び目の画像が1位に表示され、ナレッジグラフも表示される。ただし、”how to tie knots”と検索してもネクタイの結び方が上位表示されない。

検索結果画面の変化
・検索結果画面で、ユニークドメイン数の減少。
・Navigational keywords は4%しか下がってないが、Informational Keywordsは6.5%も下がっている

クエスチョンクエリ
what、who、howなどがついた検索でも、検索結果画面でのユニークドメイン数が減少。

関連性にフォーカス
ハミングバード以前と以降で同一クエリの検索結果のサイト数が変化。ハミングバード以前は、あるクエリで検索した結果、関連性へのフォーカスが低かったため、さまざまなサイト(ドメイン)が表示され、全体の検索結果の数も多かった。ハミングバード以降は、関連性へのフォーカスが強まったため、対象となるサイト数が減少した結果、全体の検索結果の数が減少した。

Janet

モバイルの急増
例えば、Youtube。モバイルからのトラフィックが激増している。デスクトップは全体的に減っている。また、モバイルとデスクトップとではユーザーの行動が全く違う。

ボイスサーチ
ハミングバードは会話型の検索であり、ボイスサーチを手助けする。また、モバイルの増加はボイスサーチの需要を高める。

混乱する必要はない。
このような大規模な変革が行われているが、慌てる必要はない。リリース後まだ間もない、新しい技術。冷静になってSEOの優先順位をつける。

構造化データの準備を進めるべき
自分自身がナレッジグラフの一部になる。
もしなれなかったら将来のトラフィックに非常に大きな影響がある。

ナレッジグラフがもたらす困難な状況
例えば、bengal tiger。画面右側にナレッジグラフがあり、そこで情報がもたらされている。その結果、画面左側のリンクを押す必要はない。

パブリッシャーにとっては非常に大変だ
ナレッジグラフで完結してしまう。つまり、上位表示されてもクリックされない。Webサイト戦略はどうすればいい??それを考える必要がある。

シボレーの例
ナレッジグラフが表示され、その間に広告(近くのディーラー情報)がある。

ナレッジグラフを最適化すべきか?
もちろん。モバイル時は非常に需要が高いため。

ハミングバードへは?
あなたのコンテンツはよく書かれているか?そして、それは会話式であるか?

エンティティ検索
1.エンティティは他者との関連性
2.あなたのKWで一位になる。
3.構造化データ
4.Freebaseに情報を入れる

最後に
・ハミングバードは検索結果ページの数を減少させている。
・そのため、ある検索の結果が悪く、次違うクエリでも一緒、ということもある。Googleはテストしている。

ハミングバードが導入されてから数ヶ月。検索への影響は確かにあるようです。しかしながら、前回のセッションとの比較で大きな変化があったかというと、そこまで大きなものはありませんでした。まだまだ導入段階であるため、こうしたイントロダクションのセッションも需要が高いみたいですね。今のうちに私もしっかりと理解を深めていきたいと思います!– SEO Japan

SMX West 2014-Disneyは?eBayは?構造化データ超会議

Webサイトへ正確な情報を伝える技術、構造化データの導入が進められています。導入しているサイトの数はまだ多くはないかもしれませんが、先行して導入したサイトがどのような結果を生んでいるのか、非常に気になるところです。世界中にユーザーを持つ大規模サイトのDisneyとeBayの事例もあり、必見のセッションとなっています!– SEO Japan


原題:Structured Data Super Session: What You Need To Be Doing Now

Speakers:
Benu Aggarwal, President and Founder , Milestone Internet Marketing
Frank Cheng, Head of SEO, eBay Classifieds
Jeff Preston, Senior Manager, SEO, Disney Interactive

Benu Aggarwal

スキーマとは何か
検索エンジン向けにサイトをデザインする。最適な情報を、検索エンジンが望む形で。

例1:空港に近いバンコクのホテル
上記のフレーズに組織、地域、Nearby(近さ)という属性をつけ、検索エンジンに伝える。あなたのビジネスの内容と地理的な情報を密接にくっつけることができる。

例2:rice
以前は、コメなのか大学名なのかを判断できなかった。大学という属性をつけることで、riceがHarvard大学のライバル校だと認識させることができる。

リッチスニペットとは
Googleの検索結果画面にでてくる、各サイトへのリンクの下部に数行で表される情報。ユーザーに検索結果と検索クエリの関連性を伝えるためにデザインされている。

スニペットを導入するための3ステップ
1.マークアップのフォーマットを選ぶ
2.対象のコンテンツを選ぶ
3.テストツールを使い、テストを行う。

なぜ?
セマンティック検索のためにあらゆる属性をマークアップする。

検索の進化
1.パンダとペンギンは戦術、ハミングバードは戦略。
2.ハミングバードは実際の意味を理解する。実際の意味はSchema.orgによって伝えられる。
3.検索結果はより良い物になる。

Googleの最新機能
1.ボイスサーチ
2.会話型検索
3.ナレッジグラフ

ハミングバードへの準備
道順を調べる時、従来はGoogle mapsを開き、住所を入力し、道順を確かめていたが、これから(今は)「サンタクララのハイヤットまでの道順」と音声で入力し、答えてくれる。
高品質のWebサイトはユーザーのクエリの意図を理解した上で最適な答えを提供するようになる。

ツール
Microdata Generator(http://www.microdatagenerator.com/)

Schema.orgの例
1.フッターに表示させるスキーマ
2.サイトの全体の構造
3.CMSレベルでの投入

インデックスページの上昇例
導入後にインデックスページ数が上昇した例。

Schema.orgを導入する上で
Schema.orgの導入ではなく、コンテンツの再構築という認識で行うこと。そのため、すべてのコンテンツを確認し、もう一度つくり上げる。CMSレベルでやることもいい。

Frank Cheng
eBayのサイトについて
・世界中で1億人のユニークビジター
・ブランド全体で10個のサイトを運営

ハミングバードとともに構造化データは重要になった
クエリ内のいくつかのキーワードを理解するのではなく、クエリのセンテンス全体の意味を理解する。単純なキーワードマッチのページを表示するのではなく、ページのマッチングをもっと高めることが目標。

構造化データの導入ステップ
1.Schema.orgに行き、適用できるタイプのものがあるか確認。
2.カテゴリを全部見て親しい意味のマークアップを適用する。
3.HTMLコードに上記の変更を加える。
4.Googleのツールでテストをする。
https://www.google.com/webmasters/tools/richsnippets
5.パンくずリストにはマイクロデータのサイトを。
https://support.google.com/webmasters/answer/185417

適切なデータタイプを選ぶ
サイト内には異なったカテゴリと属性があるが、それぞれに最も適したものを使用する。もっとも近いSchema.orgのデータタイプは何かを見極める。導入自体は、実は簡単だが、正しいものを導入するのは難しい。テストが必要。

導入したページ数
ここ数年で、構造化データを導入したページ・アイテムの数を300%増やした。

導入後の結果
Googleがもっとクローリングするようになっている。より多くのページがインデックス化された。その結果、あるページでは150-200%トラフィックが増加。

もちろん、トラフィックの増加が、構造化データだけのおかげとはいえないが、(他のことももちろんやっているから)、その影響は多いと思う。

リッチスニペットとナレッジグラフ
Googleがどのように使用しているかを確認できる。

要点
・最初にすべてのカテゴリに適切なものをするのは不可能。とくに大規模のサイトでは。
・一番大きな恩恵はクローラビリティとCTRの増加(ランキングが同じでも、ナレッジグラフやリッチスニペットのおかげでCTRがあがる)
・未来のために備えよう。

Jeff Preston
構造化データとSEO
・検索エンジンがWebサイトの内容の理解を深める助けになる。
・検索エンジンのランキングとFacebookの投稿を改良する機会を与える。
・他のSEOの問題を解決するものではない。
もしも、同一ページタイトルの使用などのSEOの問題がある場合は、まずはそちらを直すべきだ。

Schema.org
Google、Yahoo、Microsoftがサポート。インラインマークアップ。

Open Graph
Facebookがサポート。また、Google+とTwitterも使用。メタタグ。また、Wordpressとの相性もよい。

Open Graphの特徴
・タイトル、ページの種類、サムネイルなどのページの基本情報を提供する。
・動画、画像、音楽にも適用可。
・公式Webサイトと公式Facebookページとの連携。
・導入が楽。

Open Graphの例
MUPPETSのページ。これは映画のページで、タイトルはMUPPETTSで、公開日は◯◯日だ、などの情報をFacebookに伝える。

Schema.orgの特徴
・サイトのデータを表すマイクロフォーマットのボキャブラリー。
・HTML5に対応。
・ボキャブラリーは拡張可。(数は日々増えている。)
・メジャーな検索エンジンにサポート。

動画の例
1.ディズニーはWebサイトで動画を公開している。ユーザーがその動画を見るためにタイトルを検索すると、検索結果 画にその動画の画像が表示される。しかし、その画像リンクをクリックしたらゲームのページに移動した。
2.おそらく、動画とゲームのページの区別が検索エンジンにできていなかった。
3.Scmea.orgを動画ページ入れGoogleに内容を伝えたところ、適切に表示。結果、トラフィックの増加につながった。

興味深い結果
Open Graph、Schema.org、XMLsitemap (動画用)を組み込み、結果を調べた。
・Schema.orgは70%
・Open Graphは20%
・XMLsitemapは10%
Googleの表示率は上記のとおりに。動画をもってたらSchema.orgを入れてみよう。

サイトナビゲーションの例
サイト内のリンクの内容を伝える。このリンクがメインだ、等。

イベントの例
ミュージックアワードの場合、これは音楽のイベントだよ、開始時間はこれだよ、場所はここだよ、アドレスを載せるよ、などを伝える。結果、リッチスニペットにイベント名や場所が表示される。
商品の例
ベストバイで販売しているグッズに導入。オーガニック検索の表示が30%上昇。

Twitter Cards
ツイッターで表示する画像をコントロールできる

Q1.動画とゲームの例について。ゲームサイトへのリンクはどのくらいで消えた?
A1.導入して、クローラを呼びよせて。。。。1週間以内でゲームサイトへのリンクは消えたよ。

Q2.セキュリティサイトへの導入は?
A2.httpsのページにも導入している。

Q3.メインサイトとマイクロサイトがある場合は?
A3.まずメインサイトに導入する。そこから関連性のあるマイクロサイトのページにつける。まずはメインサイトにクローラーがきて、その後にマイクロサイトのページに行く。

Q4.Disneyは多言語のサイトもあるけど、どう対応している?
A4.ディズニー独自のCMSを使用していて、CMSレベルで変えている。フランス語やドイツ語なども対応済みだ。

Q5.日本語の場合は英語とかなり違う言語だけど、どう?
A5.日本語は実は対応していないから詳しくはわからないけど、導入すればきっとポジティブな結果が出ると思うよ。

構造化データの導入をすでに行っている企業があり、とても良い結果がでているようです。世界的な大企業ですから、こうした新技術に投資できるリソースがあるのですね。しかし、導入についてはそれほど難しくないとの意見もありましたので、まだまだ浸透の浅い時期に先んじて行うと、後の結果に大きな影響をあたえるかも??– SEO Japan

SMX West 2014-”(not provided)”問題への対策

昨日のアミット・シンガルの発言(こちらをご参照ください)でにわかに注目を集めた”(not provided)”問題。アミット・シンガルの発言を額面通りに受け取れば、状況の好転は見込まれそうです。しかし、どのような解決になるかは未知数のため、色々な対応策を知っておいて損はないとも。インハウスデータ、3rdパーティデータの活用、そしてグローバル企業のIntelがどのような取り組みを行ったか、非常に興味深い内容のセッションです。– SEO Japan


原題:Life After Not Provided

Laura Ann Mitchell, Digital Marketing Strategist, Intel
Ken Shults, VP of Analytics, Global Strategies
Benjamin Spiegel, Director, Organic Search Operations, Catalyst
Marty Weintraub, Founder & Evangelist, aimClear

Benjamin Spiegel

“(not provided)”について
2011年に検索の暗号化が始まり、httpからhttpsになった。ユーザーにとっては何の変化もないが、広告主にとっては非常にインパクトが大きい。また、政府でさえも見られないようになった。
2011年以前は検索結果からのデータを見ることができた(Google Webmaster Toolsで)。
2011年以降、75%-92%のデータ(どの検索クエリでサイトに来たか)が提供されなくなった。

失ったものは?
キーワード→ランディングページ→アクティビティという一連のつながり。ユーザーがどんなキーワードでサイトを訪れ、どんな行動を起こしたか。

個人的に思うこと
1.失ったデータは二度と戻ってこない。
2.お金。(機会の喪失)
3.代替案がない。

試したこと
Google AnalyticsのデータとGoogle Webmaster Toolsのデータの比較。数百のブランドの取得が可能な限りのデータを集め、グループ化した後、比較した。
その結果、おそらくこのデータはこのキーワードだろう、という予測を立てた。

クライアントは気にしない
上記のような予測データをクライアントに持ち込んだが、興味深いことに、クライアントはまったく気にしなかった。クライアントにとってキーワードデータは行動を起こす判断にならなかったようだ。

関連性
Googleはコンテンツと文脈の関連性をみており、キーワードは見ていない。

Google Webmaster Toolsのデータから導き出す方法。

1.データを集める。
二つの方法があり、一つ目はGoogle Webmaster ToolsのAPI。二つ目はPythonを使用した検索クエリデータのダウンロード。

2.データベースへの格納
出力したデータをデータべースに格納する。データのロードは毎日行う。

3.追加のデータを加える。
Googleトレンド、検索ボリュームなど。アベレージCPC、実際のCPC

4.データをテーマごとにセグメントする。
例えば車の場合、ブランド/ノンブランド、車体モデル、新車/中古車、タイプ等。

5.データをコネクトする
Spotfire(http://spotfire.tibco.com/)や、MicroStrategy(http://www.microstrategy.com/)を使用。

データを元に予測する際に見るべきポイント
・顧客が最も高い興味を見せたのはどの日か?
・CTRが決まった日に変化していないか?
・ブランドとノンブランドで違いはあるか?
・何曜日、何時が最も高いコンバージョンを出したか?

さらに追加するとしたら
・CTR
・時間ごとのコンバージョン比率
・月ごとのエンゲージメント
・CTRが低いコンテンツ

Marty Weintraub

SEOの測定について
3rdパーティのビッグデータをSEOに利用することで、”(not provided)”以前に比べても、測定は容易になっている。

4つのステップ
・パーソナル以外のランクについて知る。
・競合を知る。
・CTRをランクに転嫁する。
・SEOにおけるトラフィックシェアを計算する。

3rdパーティ製ツールの利用
・Majestics
・SpyFu
・BrightEdge

Laura Ann Mitchell

背景
・600以上のドメイン
・35言語以上で、100,000ページ以上のコンテンツ

“(not provided)”以前
平均で300万以上のユニークキーワード。”Intel”が最も多いが、全体の6%。

“(not provided)”以後
計測可能な数字は700,000ユニークキーワード(月単位、大部分がアメリカ国外)。現在の”(not provided)”の数は全体の87%。


Intelのデジタルマーケティング戦略
洞察→コンテンツ→公開とプロモート→測定、というフレームワークで行われており、全ての自然検索はそれぞれのコンポーネントの中に統合されている。いわゆる”SEO”とは違った形だと思う。

おだやかな影響
“(not provided)”は我々が使用しているメソッドの内、幾つかには影響を与えたが、我々が基本として行っているアプローチには大きな影響はなかった。

影響を受けたエリア
上記のワークフロー内で最も影響を受けたのは洞察と測定の部分。

測定の部分の影響
レポーティング機能に影響があった。何年か前にキーワードを主体としたレポートからアセットを主体としたレポートに切り替えている。ステークホルダーが最も関心の寄せるサイトセクションに基づいてレポーティングするようにしている。

対応策
BrightEdgheのプラットフォームを使い、Google AnalyticsとGoogle Webmaster Toolsのデータを統合する。その際、データの調査と分析が可能になるような一定の環境にターゲットキーワードのランキングデータを加えるようにする。

まとめ

以下の要因により、”(not provided)”問題における影響を最小限に抑えることができた。

1.ページ主体のアプローチを測定に用いたこと。
2.サイトセクションに合わせ、Google Webmaster Toolsのデータを統合したこと

三者三様の対応でしたが、意外にもそれほど大きなインパクトはなかったようです。特に大企業のIntelの場合はかなり大きいと予想していたので、セッションの内容は驚きでした。(対応力の高さも、さすがIntelといった感じでしょうか。)各セッションは、とても細かいデータを公開してくれたのですが、こちらのセッションレポートでお伝えするのは困難であったため、概要だけを抽出しています。さて、アミット・シンガルの発言から一気に注目が集まったこの問題ですが、Googleの対応やいかに。。。– SEO Japan

SMX West 2014-構築するリンクではなく、”獲得”するリンク

今カンファレンスでもしばしば耳にするように、リンクの効果はまだまだあるようです。しかしながら、その獲得方法というと。。。従来の方法以外にどうすればいいか?SEO担当であれば、誰でも悩むであろう疑問に答えてくれる内容です。– SEO Japan


原題:Earning Links, Not Building Links

Speakers:
Monique Pouget, Director of Content Strategy, Thunder SEO
Samuel Scott, Director of SEO & Digital Marketing, The Cline Group
Kaila Strong, Director of Client Strategy, Vertical Measures

Monique Pouget

現在の状況を簡単に説明すると
Webマスター「リンクをくれ!くれ!」
Matt Cutts「うーーむ。そんな魔法の言葉は存在しない!」
Webマスター「コンテンツ戦略の秘訣はなんだ!」

シェアを獲得するために考えるべきこと。
・コンテンツのタイプ(記事、ブログ、リスト、動画、画像)
・コンテンツのトピック(業界のトレンド、現在行われているイベントや行事)
・デバイス(モバイル用か、デスクトップ用か)

チャネルの紹介
・TOPSY
・twtrland
・socialmention
・Quora
・boardreader
twtrlandは最近やっぱりいいと思った。インフルエンサーの特定に使えるし、人々が疑問に思っている質問などを理解できる。

誰のために作成するか
人間?ボット?答えはわかるよね。

コンテンツ戦略の定義
“役に立ち、利用できるコンテンツの作成、公開、管理のための計画”
刺青にしていれたいくらい好き。ポイントは、作成だけでなく、プロモートや長期間にわたって効果を出す、というところまでを考えること。

フレームワーク
目標設定→戦略構築→価値の創造→拡大→エンゲージ→測定→分析→オンラインコミュニティの構築→目標設定・・・・。

ブレインストーム
新しいアイデアが生まれる。ホワイトボードに書いてキープする。スペルが間違っても気にしない。

計画を立てる
アイテムはトピック、ライター、オーディエンス、期日、など。GoogleDocで作成しメンバーで共有。

コラボレートする
クリエーターは基本的に個人で活動しており、デザインも個性がでる。複数のデザイナーに会い、色々なデザイナーと作品を作る。

魅力的なコンテンツの例
自社の歴史・ブランドストーリー。かわいいキャラクターを使用し、安全性をアピール(交通機関の例)。FAQ(インフォグラフィックに最適)。データの視覚化(地理的な比較の場合などは地図を用いて)

まとめ
・オーディエンスを知る。(彼らが何を求めているか。)
・プランの作成。(またの名をコンテンツストラテジー)
・作成プロセスを効率的に管理する。
・自然にリンクをひきつけるコンテンツを作成する。
・もしくは、ビヨンセのような魅力的な人間になり、注目とリンクを一気に獲得する。

Samuel Scott

PR戦略
ビジネス上のゴールの特定←マーケティング戦略←PR、SEO、コンバージョン最適化

PRベースのSEOのプロセス
1.なにか目新しいことをする。(新製品、企業ニュース、業界分析、セクター調査)
2.価値のあるなにかを創る。(ブログ、インフォグラフィック、動画、ポッドキャスト、プレスリリース)
3.シェアされるなにかをプロモートする(会社のブログ、ソーシャルメディア、オンラインコミュニティ)
4.ビジネス上のゴールを満たす何かを獲得する。(新規顧客、SEOバックリンク、フォロワー)
上記の中では、1.が一番大事。どのようにすれば、これらを継続的に行うことができるか?

オーディエンスへのリーチ
人との接触は、呼び名は違えど、全てPRである。対象となる人は、顧客、パートナー、投資家、インフルエンサー、リンクを期待できる人、など様々。

PRのためのチャネルの種類
会議、E-mail、プレスカンファレンス、FAX、電話、SNS

なぜPRは重要か?
Rand Fishkinいわく、「Googleが発達するにつれ、SEOはより多くの利益を得る」。そして、SEOは、PRを含めた、ベストプラクティスの集合である。

PRのプロセス
1.ゴールの設定
2.ターゲットとなる市場の特定
3.メッセージとポジショニングの決定
4.メディアのリストの作成
5.プレスリリースの実行とお知らせ
6.フォローアップ

1.ゴールの設定
PRは企業全体の目的達成をサポートする情報発信の一連の手段である。

2.ターゲットとなる市場の特定
ゴールに基づいたターゲットオーディエンスのリストを調査し、まとめる。

3.メッセージと位置づけの決定
ポジショニング→どのようにして、あなたはあなた自身をブランド化させるか。
メッセージ→自分のポジショニングを伝えるために、どのようにコミュニケーションととるか。

4.メディアのリストの作成
ターゲットオーディエンスに読まれている刊行物をまとめる。また、理想的な(取り上げてくれたら非常にうれしい)メディアもまとめる。

5.プレスリリースの実行とお知らせ
Webサイトに告知を置く場合、ターゲットキーワードではなく、ブランドをアンカーにする。特定の人にテキストメッセージを送る。プレスリリースを配信する。

*1社がだめでも他がとりあげてくれるかもしれない。対応した人、レポーターによる。レポーターは時間がないから簡単に送る。

Twitter
メディアピッチングにつかう。スパムが多いからE-mailはあまり見ないため。2つの例。

まとめ
Rand Fishkinによれば、Googleはブランドへの意識の強さが拡大している。自分のブランドを確立し、それをSEOに活かす。PRを使用してね。

Kaila Strong

2つの格言(By Eric Ward)
1.仮に、Googleがいなくなったとしても、あなたはリンクを欲するのか?
2.仮に、リンクが善か悪かと議論したとしたら、確実に悪である。

あなたがもしも・・・・
お金、良質なコンテンツ、優れた製品、顧客との強いエンゲージメントなどがなかった場合、リンクの獲得は優れた方法とは言えない。どのような対策をすべきか?

1.リンクをつけないブランドメンション
リンクをする必要はない。なぜなら、どこかに取り上げられたら絶対にだれかがリンクをしてくれるから。自分から危険をおかしてまでリンクを設置する必要はない
もちろん、機会があればリンクの設置も依頼して良い。あくまで、自分から設置しない。

注意点
・権威があるように行う。
・言葉を使わない。「リンク貼って!」などは使わない。スパムになる。
・テンプレートを使わない。
・追加の情報などを載せる。

2.アソシエーション
リソースに含めてくれる人・企業などを探す。リソースページにはリンクがあるから。もちろんペンギンで捕まる恐れもあるから、きちんとしたリソースページを探す。

注意点
・きちんとしたコンタクトを探す
・詳細を省かない
・自分の売り込みには時間をかける

リンクの確認
“Check My Links”などのツールを使い、壊れたリンクがあった場合はアップデートを依頼する。

3.従業員のリンク
個人的なサイトなどがある場合、彼らにリンクを依頼する。しかし、全員からもらえるとは期待してはいけない。

従来の、いわゆる”リンクビルディング”ではなく、新しい手段を用いてリンク数を増やそうとする試みでした。戦略を立てて進めると、意外に多くのリンクを得られるかもしれませんね。既存のリソースでも十分に対応できる内容のため、実践を検討するとともに、新しい方法を考えたいと思います。– SEO Japan

SMX West 2014-脱Google依存のWebマーケティング

前回はリンク構築以外の方法でSEOを考えるセッションでしたが、今セッションはGoogle以外のWebマーケティングの方法についてでした。メインはやはりコンテンツとソーシャル。質の高いコンテンツを作り、ソーシャルで拡散させるための具体的な方法を、事例を交えて紹介してくれています。– SEO Japan


原題:Life Beyond Google: Diversifying Your SEO Efforts

Speakers:
Eric Enge, CEO, Stone Temple Consulting
Ted Ives, Owner, Coconut Headphones
Joshua Moody, Lead Enterprise Digital Marketer, 97th Floor

Ted Ives

従来のマーケターの考え方
オンラインか、オフラインか。サーチか、非サーチか。オーガニックか、ペイドか。といった具合に、カテゴリーを分けて考える。

従来の考えでは不十分な理由
オンラインも非サーチも、オーガニックも考える必要がある。ビデオなどいろいろなチャネルを構築する必要がある。
従来の考え方は、予算をどのように使うか?に基づいた考え方になっている。自社とそのリソースに基づいており、顧客を中心として考えていない。

では、どのように考えるべきか?
誰に、どのようにコミュニケートするべきか、という考えに基づくべきだ。

コミュニケーション
コミュニケーションは一見シンプルに見える。ソースからチャネルを通り、シグナルを送る。
しかし、実際は複雑。コンテンツ(メッセージは何か。どんな形式か)、チャネル(ペイド、ソーシャル、ナチュラル、など様々)、オーディエンス(既存顧客か、読者か、フォロワーか)

まずはコンテンツの作成
BtoBの場合、ホワイトペーパー、プレゼンテーション、ポッドキャストなど。BtoCの場合、調査、プロモーション、クーポンなど。

作成プロセスをデザインする
日々の会社の仕事に組み込む。リソースはみんな豊富にはもっていない。それを考慮する必要がある。大事なことは、(コンテンツの)再利用、(リーダーの)エゴへの働きかけ、複製。

コンテンツの再利用・複製
特に大企業には必要。コアのコンテンツはなにか?もしもすでにあるのであれば、それらをWebセミナー、ホワイトペーパー。ポッドキャストなどの形式にして配信する。
これから作る場合は、最初にコアなコンテンツに大きく投資。あとはオートマチック。何回も使おう。形を変えて。

リーダーのエゴへの働きかけ
経験の浅い者にも出来る仕事がある。上記の作業は、複雑さが伴えば、リーダーが行う必要があるが、それらの作業をブログに書くといったことは若手でも可能。また、同一のコンテンツをソーシャルにアップデートすることなども重要。

他の考えるべきこと
コンテンツをシンジケートする。
コンバージョンの確認。
パンダを恐れるならサイトを複数用意する。(パンダにつかまる率が)80%だとすると非常にリスキーであるが、複数用意しておけば、全て捕まる率は低くなる。

Eric Enge

3つのサイト

New York Times
The Sun
Nameless Blog 23
上記のようなサイトに取り上げてもらえ。一気に階段をあがれ。エキスパートであれ。拡散を期待する場合も、「これはいい記事だよ!」などと言わないこと。もしいい記事であれば自然にリンクやレビューなどの恩恵がある。

このセッションで話すこと

コンテンツとソーシャルは相性がいいから共同して作業を行うべき。
インフルエンサーとの関係を築け。
コミュニティの一員になれ。バズる可能性が高い。

測定
進捗を測定する。それぞれのパートごとに、個別に。

コンテンツマーケティングとソーシャルの露出
コンテンツを作成したらソーシャルに投稿する。ソーシャル上でのシェアが、Webサイトへのトラフィックを産む。内容は同一に。例えれば、同じソングブックから歌うように。

視覚化する
Google+、リンクシェア、イメージシェアなどのボタンを付ける。どのくらい拡散しているかわかるようにする。

プラットフォームごとに最適化する
プラットフォームが違うからコンテンツもそれに合わせて変更する。

優れたコンテンツはソーシャルメディアチームにとってはギフトのようなもの
プロモートしやすいため。連携が優れたコンテンツを産む場合もあるため、コンテンツチームとソーシャルチームを一緒に働かせる。

インフルエンサーの価値
自分のリーチ数よりも拡大に多い。また、リーチ後のシェアの可能性も高い。仮に自分とフォロー数が同一だとしても、リーチの可能性が高くなる。

そのため
コンテンツマーケティングとソーシャルの露出の組み合わせのプロセスに、インフルエンサーを組み込む。

インフルエンサーへのインタビュー
Matt Cuttsへのインタビュー記事など非常に反響が高い。

関係性のピラミッド
Facebookで友達になることより、1対1で話す機会を作るほうが、より多くの努力を要する。構築するために、多くの努力が必要なものほど、価値も高い。どうやって上の段階に行くか。例えば、カンファレンスなどはいい機会だ。スピーカと直接話してみよう。

測定
エンゲージメント。Google+の数など。しかし、量だけでなく、誰がエンゲージしたかの確認も必要。(インフルエンサーなどが含まれていないか?)

Joshua Moody

予期できない時代を生きている

アルゴリズムの変更
企業にとって大きなコスト。例えば、Expedia。トラフィック現象が著しい。

検索結果でWebサイトは下部に押し込まれている。
サンノゼのホテルで検索。広告、マップ、ナレッジグラフでファーストビューが埋め尽くされる。自然検索は下に追いやられている。

Not provided
運用開始から今まで集めたデータがなくなる。

このような状況であるため、リスクを軽減する必要がある。トラフィックソースを多様化することでそれを行う。

ソーシャルポストカード
Facebook上でシェア出来るサイズの画像。

シェアの拡大
デザインが優れていればいい。多くのシェアを獲得できる。または、非常に多くのピンも。

その他
Twitterカードとして使う。オープングラフイメージとしても使う。多くのサイトで使用されるとトラフィックを産む。美しいものはシェアされる。Pinterestのフォロワーをふやすことができる。(作成側からすれば、シェアが増えればその企業がまた作成を依頼してくれるかも。)

BuzzFeed(リンクを貼る)
成功例
30日間で1億近くのバズ。(画像を貼る)

コミュニティ
ログイン後、コミュニティに参加。URLを追加。コミュニティに参加したら投稿してテストをする。

拡散
ソーシャルポストカードも追加してもよい。こうした結果が多くのトラフィックを産む。平均して閲覧者の10%がトラフィックとなってくれる。

Slideshare
何かのコンテンツを載せてみる。他のチャネルで使用したものでも、最適化し直して使用する。

インフォグラフィック
何個かに区切ってスライドシェアに投稿する。また、それをBuzzFeedで使う。

質問
何か他のリパーパスの例を

Stone 4時間の動画を数分に短縮して拡散したことはある。いきなり長時間の動画を見る人はいない。

以下、オーディエンスからの質問

Q.BuzzFeedについての質問。アカウントは会社の名前を使う?それとも個人?
A.会社名やブランドはあまり使用しない。個人のアカウントを使う。会社の名前を使うといかにもマーケティングすぎる。

Q.ローカルビジネスの場合はどうすればいい?BuzzFeedなどの使い方で。
A.ローカルの場合も全国展開の場合もほとんど一緒だ。ローカルでもコミュニティがあったりるする。その辺周辺地域に特化した内容でコンテンツを作る。サンフランシスコ周辺のベスト10レストランとか。誰も知らないようなレストランなどだったらいいよね。

A.大企業がローカルに挑戦したケースがある。ローカルのトラフィックやエンゲージメントの獲得をする内容のコンテンツを作成したが、FB・Twitterなどは一緒。

Q.再利用や異なったチャネルの使用など、やることは沢山ある。最初に始めることは?
A.まだエンゲージメントを獲得していないチャネルなりコンテンツ。競合が獲得していない分野からという考えでもいい。

A.ペイドサーチはいいと思う。キーワード検索をしてるのが条件。

A.既にあるものを組み合わせてぜんぶBuzzFeedに載せるというアイデアもある。

Q.BuzzFeedで拡散した例をもう少し詳しく。
A.このキャンペーンでは38個のポストカードを作成して拡散した。7,000リピンを獲得。

Q.コンテンツの再利用の時に注力すべきは質?数?
A.基本的には質。質の悪いホワイトペーパーなど誰もみない。状況によるが。

Q.同一のコンテンツを異なったSNSで拡散する場合、内容は同一にするべき?
A.それぞれのSNSに最適化することだ。拡散の方法が異なるから。

A.SNSによってユーザーが異なる。それゆえ好みも異なる。それも考えて適した方法で。

圧倒的なシェア数を考えると、Google以外のWebマーケティングの中に、検索を含めることはできません。そのため、メインとなるのはソーシャルとなりますが、その配信方法とコンテンツの作成方法はさまざま。すぐに取り掛かれる内容も含まれているため、次のコンテンツ戦略の参考にしていただければと思います。– SEO Japan

SMX West 2014-目先の成功ではなく長期的な成功を目指すSEO

従来のSEOテクニックが通用しづらい上に、リンクはまだまだ重要なファクター。SEO担当者の頭を悩ませる時代ですが、そんな時こそ必要なことは、長期間に渡って効果を上げることができる戦略かもしれません。リンクの構築以外にランクを上げ、それが長期間継続するという難題に対し、どういった取り組みが行われているのでしょうか?– SEO Japan


原題:Long-Term SEO: How To Win For Years, Not Days

Speakers:
Rhea Drysdale, CEO, Outspoken Media
Eric Enge, CEO, Stone Temple Consulting
Mark Munroe, Director, SEO , Trulia

Rhea Drysdale

偉大な出来事は、環境によって偶然に産まれるのではない。大部分が意識的な選択と規律に起因する。
我々は選択をする必要がある。

大きな目標のない戦略はむなしい結果を産む。
例えば、1つの信頼のあるドメインを作成する。しかし、それのみに固執するのではなく、7つのマイクロサイトの作成にも投資する必要がある。ちょうどいいバランスを取る。リスクの分散とランキングにも貢献する。正しい選択と言える。

人間の行動がアルゴリズムを変更させる。
現在のアルゴリズムに沿わない方法は採るべきでない。判断を間違えてはだめ。例えば、ゲストプログをリンク獲得の手法に採用してはいけない。過去においては有効であったが、今はスパムと判断される場合が多い。ゲストブログにスパムが多くなり、ユーザーが嫌がるようになった結果、ゲストブログに対するアルゴリズムの変更が加えられた。

ブランドを傷つけない。
すべてのステークホルダーが対象。クライアントはもちろん、自社の社員も。

戦略を取る。戦術ではなく。
ペイド、コンテンツ、アウトリーチすべて。ビジネスの拡大とリスクへのアプローチを考える。

ブランドになる。全てにおいて素晴らしく、長期間にわたっての。
問題の特定、才能の育成、オーディエンスの理解、価値の提供。こうした作業を通してブランドを形成する。

ModClothの例

http://www.modcloth.com/

ユニークな商品、カスタマー=友人、購入決定に貢献する(問題・ミッションの特定)
顧客に対し、バイヤーになってほしいとWebサイト上で募る。こうした意見を元にデザインを決定する。顧客の貢献意識を高め、メンバーの一員だと認識させ、独自の製品を開発。

上記の会社のミッションは全てのチームに浸透させる。(才能の育成)

ユニークな服、アクセサリーを好む女性。(オーディエンスの理解)
その服のデザインや試着レポートなど、コンテンツ作成のいい材料になる。

コミュニティへの参加(戦略)
色々なコミュニティを作成し、顧客に参加させる。自分は特別だと感じさせる。
また、自然リンクを獲得するためにカテゴリーを多様化する。違った分野の製品を作り、それぞれの製品のコンテンツを作る。(http://www.adamasanborn.com/lindy-hop.html)

結果
2012年に100万ドルの売り上げ。年間売り上げ40%の上昇。

Complexの例

http://www.complex.com/

動画視聴者の獲得を増やす(問題の特定)
2014年に1億人のビューアーの獲得が目標。

影響力のある16-40歳の若い女性(オーディエンスの特定)
特定は難しかった。ターゲットに合わせたポスターを作成。

マルチメディア、プラットフォームで配信(戦略)
配信先を増やし、様々なドメインを使用。内容はいろいろなライフスタイルでの提案。日常生活、スポーツなど。エミネムのベスト100ランキングなども作成。

結果
11のブランドを合わせ、月間1千万人の視聴者を獲得。

SearchEngineLandの例

http://searchengineland.com/

インダストリーイノベーター。どうやって届けるか、どう価値を提供するか、どうリターンを得るかを考えている。リアルなジャーナリズム。信頼性のある情報を提供し、現実のイベントに適用できるアイデアを届ける。

ハミングバードの記事。(才能の育成)
優秀な記事は才能の育成による結果。

最後に。
マネージャーとして、戦術ではなく、最適な戦略を練ること。長期間のSEOを構築する上で一番大事なことだ。

Mark Munroe

イントロダクション
インハウスの仕事は一生だ。これまでローカルから大企業まで幅広く見てきた。

長期的なSEOとは
単純に目先のトラフィックを増やすことではない。成長の継続が私の目的だ。

SEOは自分だけの問題だけでない
Googleや他の外部的要因も関係。また、私はSEOの成功の秘訣を知っている唯一の人、などにはなりたくない。全員がSEOで成功してほしいと願っている。

全てのSEOにおける疑問は解決されなければならない
例えば、プロダクトデザイナーがページの再デザインをするとき、SEOへの影響はあるかと尋ねられたとする。そのページが重要なキーワードのページであった場合、Googleの意図に基づいた判断をし、その内容を必ず伝える。

リンクビルディング
リンクはいまだに大事な要素。構築することは、リンクを獲得するにつれ難しくなる。例えば、リンクが0のサイトの場合、20の新規のリンクは大きなインパクトがあるが、すでに1000リンクを獲得しているサイトの場合、20の新規のリンクは大きなインパクトはない。

SEOへの取り組み
チーム間は一緒に働く。品質鑑定、PR、プロダクトマネジャー。すべてかかわる。それぞれの担当は違うが、SEOでの成功を常に考えながら役割を果たす。

SEOの災害
SEOに影響するミスや事故は出来る限り防ぐ。例えば、301エラー。リンクパワーだけでなくトラフィックも失う。

トレーニング
上記のようにチーム全員で意識するために、教育を行う必要がある。それぞれの段階に分けて教育する。全員が知っているレベル、技術者が知っているレベル、等。なるべくそれぞれの役割に近い知識を優先的に。

スパイダーを追う
大量のページがあるサイトは、サイト全体にクローラーが行き渡らないことが起こり得る。ページはできるだけ新鮮にする。他のページの質が低い場合、クローラーが回ってこなくなる。もし有益なページが同サイト内にあれば、そのページのキャッシュも古いままになってしまう。

レピュテーションとは?
誰かの心にある、信じられているもの。Googleにとって、リンクとはレピュテーションを構築するための引用である。

レピュテーションビルディング
今はコンテンツマーケティングが主流。2年前はゲストブロギングを推奨していた。

リンク
ルールの変更は早く、J.C.Penneyなどの有名ブランドもペナルティを受ける。

アンカーテキスト
アンカーテキストの操作は有効だが、リスクが高い。Googleに、自分のブランドは獲得されたものではなく作られたものだ、と伝えるシグナルになってしまう。

リンクが全くないとどうなる?
Matt CuttsによるとGoogleはリンクをファクターに含めないバージョンのアルゴリズムをテストしているそうだが、結果は芳しくないものらしい。ということは、私はずっとリンクを追いかけなければならないのか。

レピュテーションが構築できていたら問題はない。
Googleが他の検索エンジンと異なっている点は、レピュテーションにある。リンクはいずれ、レピュテーションを測定する指針になる。リンクはなくなるだろうが、レピュテーションはなくならない。Googleがリンクを要素から外すときは、レピュテーションを図るなにか別の方法を発見したことになる。

最後に
SEOの戦略や戦術を考えるときは、常にGoogleの意図を意識するべきだ。あなたの戦略がGoogleの意図に沿ったものであれば、あなたは正常な道を進んでいると言える。

Eric Enge

まずは、大事なこと、大きなことから話します。

Strings(文字列)
テキスト内のキーワード。マッチングに利用。従来の基準

Things(ものごと)
検索エンジンは意味を理解するようになっている。例えば、new england patriotsの場合、フットボールチーム、NFL、各選手などの属性がある。Googleはこの関連性を理解するようになっている。そのため、検索結果が答えそのものを提供する場合がある。デスクトップサーチよりもボイスサーチのほうが答えそのものを返す傾向があるように思う。

ウェアラブル
またはそれに付随する機能。

状況は?
安定しているか?そうでもない。

昔の手法
何10年前には町中にグロッサリーストアあがあったが今はない。ショッピングモールの登場で状況は変わった。

そしていまはオンライン
多くの人が商品を買う。非常に便利。Webのレピュテーションは現実世界のそれとは違うのがポイント。

未来は
消費者は、常にレピュテーションと信頼性を確認してから購入するようになる。(Yelpなどで。)

行動は変化する。(Ericの場合)
通勤の例。距離が短いルートを使っていたが、その道はいつも混んでいた。そこで、遠いが空いている道を選ぶようになり、結果早く着く。そのため、常に道路状況を確認するということが習慣になった。なにか行動を起こ前に確認するようになる。上記のように、購入前にレピュテーションをを確認するのだ。

エキスパートであれ
複数のライターで書いた記事ではブランドの信頼性は作れない。誠実で正しい道を選ぶ。

オーセンティシティーをだますことはできない
あるイベントで我々は成功した。だれかが邪魔して、同じような成功をしようとした。ただその誰かの記事はシェアされなかった。現実の人間が判断した結果だ。誠実性は簡単に奪うことはできない。

アドバイス
記事毎にレピュテーションの構築方法を変える。同じやり方を使いまわさない。最適な角度、切り口を見つけることが必要。

面接前に80%の雇用主がしていること
http://www.huffingtonpost.com/susan-p-joyce/job-search-tips_b_4834361.html
差別化がうまくいった例。多くのシェアを獲得。

リンクは結果。ゴールではない。
リンクをゴールに考えるとスパムな手法、アイデアになる。インフォグラフィックを作成する場合、リンク獲得の目的で作成しては、良い内容のコンテンツは仕上がらない。ブランドとレピュテーションにフォーカスする。

自分に対する投資を完全にコントロールすることはできない
オンラインでは成功しない。他のひとが投票するから。

プレスリリースは最適な方法で。
操作の意図は含まない。メディアからの興味を引き出す内容にする。

自然に見えようとするのではなく、自然になる。

強力なSNSでの露出はPRのためのチャネルを構築することになる。
WebサイトのコンテンツをSNSでシェアする。新しい、フォロワー、ファン、+1などが増え、それらがWebサイトへのトラフィックを産む。こうしたプロセスの中に、インフルエンサーを含ませる。自分でSNSの連携を構築した後、インフルエンサーに連絡を。インフルエンサーがプロセスの途中に参加することで、プロセスを加速させる。

他者のためへの問題解決は記憶に残るエンゲージメント
オンラインという巨大なコミュニティで行えば、(人口が多い分)リターンも大きい。

良いリンクとは?
リンクの質を議論する時点で間違っている。

複雑なプロセスのため、強力なボスが必要
上記のSNSのプロセスに加え、内部リンクの構築、自然リンクの管理など、広範囲にわたる作業が行われるため、ボスが必要になる。SEO担当者が全体をオーガナイズできる。

リンクは獲得するものだ。構築するものではない。

目先の勝利ではなく、継続的なSEOを成功させるために必要なこと。スピーカーが強調していたのは、レピュテーションでした。リンクと違い、定量化できない概念のようなものであり、まだまだ浸透した考えではないかもしれませんが、成功している企業も確かに存在しているため見習いたいところです。– SEO Japan

SMX West 2014-アミット・シンガルとダニー・サリバン、Googleの今後について語る。

ゲストスピーカとしてGoogleからAmit Singhalが登場。Googleのアルゴリズムを誰よりも知っている人物が話すとあって、会場は開始時刻のずいぶん前から満員。多くの人が彼らの会話に注目しています。– SEO Japan


原題:A Conversation With Google Search Chief Amit Singhal

Speaker:Amit Singhal, Google
Danny Sullivan,Search Engine Land

Amit SinghalとDanny Sullivanが仲良く登場。Amitはセーターの上にMatt Cuttsの顔写真がプリントされたTシャツを着用して登場。会場は爆笑に。二人が着席した後に、今度はMatt Cuttsが登場。3人で写真を撮ったのち、トークが開始。(Mattは写真撮影後、退出)


動画
GoogleのCM。音声検索。Siriのような感じ。Google検索の様々な機能を紹介する内容。


(以下、二人の対談の翻訳です。Danny SullivanはD、Amit SinghalはAと省略します)

D:ハミングバードから始めようか。今までの検索を根底から変えるアップデートだ。
A:ハミングバードは全く新しい技術だ。私がGoogleに来てから様々な技術が生まれている。ナレッジグラフなどだね。

未来に備えて全てを変更する必要がある。今までの常識を全てだ。かつては、2つの単語をGoogleに入力し、10個のリンク(検索結果)を返すというのが常識だった。Googleは数年前にその常識を変えた。

モバイルの変化はさらに常識の変更を強制する。

ハミングバードは長いクエリの意図をくみ取る技術だが、これは全く新しい技術であるとともに、未来の検索の基本にもなる。

D:続けて。
A:ハミングバードはGoogleの基本を変えるものだ。なんというか、アップデートをビルに例えると、今までのアップデートは一つ階を追加したようなものだ。ハミングバードは全く新しい超高層ビルを建てたという感じかな。

D:Googleはクエリを概念としてとらえているのだろうか?文中にある”Obama”は大統領だと認識する?
A:最近特に発達させた分野だ。ナレッジグラフは文字ではなく、物事として理解する。

D:Googleはリンクを分析してきたけど、今はもっと複雑になっているはず。リンクは今でも重要?
A:明らかに重要だ。サイト全体を分析しているが、ユーザーが求めるアルゴリズムを構築することが我々の目的だ。

D:ソーシャルシグナルについて。FacebookやTwitterのシグナルは使用していないはずだけど、仮にとても多くのツイートされた記事が、ランキング上位になることはある?
A:今は使ってない。Twitterのデータにアクセスできないから、システムに組み込むことができない。

D:Google+はアクセスできるよね?パーソナル検索以外でも使わないのはなぜ?
A:その通り。使っていない。ユーザーの目線になってみよう。ユーザーは高品質のコンテンツを欲する。パーソナル検索の場合は、知人の情報が参考になるから使用している。

D:もっと使用できるはずだが?
A:パーソナル検索で使用する方が良い結果を産むと思う。

D:他に関連性を決定づける要因として使用したいものは?
A:君はどう思うか?人それぞれの問題なんだ。関連性とは、高品質とは何か?そうしたことを考えると、どのシグナルを使えばよいかわかると思うよ。

D:オーサーシップについて。オーサーランクはないけど、今後シグナルになる?
A:可能性はあるね。

D:ロンドンでナレッジグラフを語った。あの時は新しい技術だった。今はどう?
A:いいよ。動画であったように、あらゆることに答えてくれる。ユーザーの状況によって必要な答えを提供する素晴らしい技術だ。

D:いづれ、検索エンジンが全てを応えてくれる日が来るだろうか?
A:サーチエンジンの理想はアーミーナイフのようなものだ。しかし、ワインを空けたいときもある。ナレッジグラフをそのように考えている。必要な時にだけ、答えるということだ。モバイルの重要性は高まっている。そして、モバイル検索ではすぐに答えが欲しい。

D:他のコンテンツの内容をGoogle(ナレッジグラフ)が使うバランスについて。
A:非常に重要だ。常に考えている。ユーザーの信頼は失うことができない。我々はオープンなWeb世界の一員だ。ユーザーがオープンなWeb世界の信頼を失うようなことはしたくない。

D:パブリッシャーについては?
A:常に考えているよ。よいバランスを取りたいね。

D:ドキュメントではないサイトは?
A:リンク→良質なリンク→いまはナレッジグラフ。答えをだしてユーザーの意図に合わなかった場合、次回に活かす。

D:検索はアンドロイドやマップなどの機能も含む。誰がボス??
A:優れた製品とはマージされたものでもある。全ての分野でのエキスパートを集結させる。組み合わさった時に優れた製品が産まれる。

D:ナレッジグラフに広告は入れる?
A:広告と検索は区別されてる。お金でランクを買うことはできない。

D:最近のレイアウトの実験について
A:実験は常に必要だ。エキスパートを集めて行っている。ユーザーの利益を考えている。

D:Googleに競合がいるとしたら誰?
A:我々の競合は常に変化している。ユーザーが愛する製品をチェックしている。競合はどんな規模の企業でもなり得る。

D:”not provided”問題について。
A:Googleは安全な検索を進めている。Webマスターは多くの情報を得ることができてしまう。これについてはずっと考えている。ユーザーのことを考え、自然検索側のことを考えていた。しかし、ここ数週間か数か月で、広告主サイドについて報告ができる。まだ何もアナウンスしてないけど。

D:次にやりたいことはなに?
A:やりたいことはもっとある。検索もそうだし、GoogleNowももっと解消する。Gmailもだ。

D:5年後は?
A:モバイルが進化し続ければ検索は変化する。検索はあらゆるデバイスの基本。

オーディエンスの質問
クルマのシステムについてなにかある?
A:今は何も言えないが、ユーザーが望むものは出したい。

Googleで最も優れていることは?
A:ボイスサーチだと思う。

Dannyの正確で、ストレートな質問に対し、Amitの回答がやや曖昧に聞こえるやりとりでした。Googleはユーザーを常に第一とし、そのための製品の開発・改良を加えるといった回答が目立っていました。立場上、Google全体の考え・哲学のようなものをDannyを通して発信しているようにも思えます。そのため、やや具体性かける内容ではあったかもしれませんが、”not provided”問題について言及があったことは、一つの情報ではありました。(その割に会場の反応はそんなでもなかった気が。。。)明日は、その”not provided”問題についてのセッションもありますが、より楽しみになってきました。– SEO Japan

SMX West 2014-ランド・フィッシュキン、SEOの進化を語る

初回の記事同様、エキスパートが短時間で様々なアイデアをシェアするセッション。今回はMozのRand Fishkinが登場です。Whiteboard Fridayさながら、登場から高いテンションで会場を盛り上げてくれました。– SEO Japan


原題:The SEO Revolution Will Not Be Televised

Speaker:Rand Fishkin, Wizard, Moz

5つの大きなシフト(すでにみなさんご存じのこと)

1.検索結果の多様化
従来の青文字で下線が引かれたリンクの表示に加え、ローカルレビュー、サイト紹介、ナレッジグラフ、画像、ニュース検索なども多く表示されている。

2.トラフィックを参照するクエリのカニバリゼーション
“oscar nominations”と”air miles credit cards”の検索結果の表示。ファーストビューでナレッジグラフや画像検索に広告という表示結果のため、トラフィックを全く生まない検索結果。もし広告をクリックしなければ、Googleで検索した後、Googleのページをクリックする、ということになる。なんてことだ!

3.グーグルのバックトラッキング(プライバシー保護という見せかけの理由のもと)
“(not provided)”についてだけど、その率は非常に高くなっている。Googleはリターゲティングマーケティングに使用し、プライバシー保護にも役に立つと言っているが、SEOにとっては非常にやっかい。60サイトで“(not provided)”の数を計測したが、非常に高い数値。

4.Google+が検索結果を支配
僕の業界の検索はほとんどがGoogle+だ。Google+ローカルなども。昔は一つのドメインが検索結果を支配することは嫌っていたが、今はGoogle+さんどうぞといった感じ。

5.検索結果におけるブランドの表示の増加
長い間待ち望んでいたものだ。ここへ来てやっとその状態になっている。

4つのちょっとした変化(たぶん皆さんが知らない変化)

1.コンテンツの増加率がクエリの増加率を超えた。
2012年にはじめて逆転した。コンテンツはマーケティング世界を食べまくっている。

(ここでスマートフォンを構えているオーディエンスに対しポーズをとり、しばし写真撮影。)

2.オンページのインパクトの拡大
何年か縮小傾向にあったが、ここへきて拡大の傾向。ハミングバードの”インテント(意図)マッチ”の結果、キーワードマッチのサイトの評価が上がる場合も見られる。

3.スパムに対する新しい対応
スパムはみんなの問題から、あなたの問題に。ゲストブログの使用は控えたほうがいい。

4.マシンラーニングの導入
あるサイトをスパムと判定した場合、そのサイトのシグナルを学習させる。その後、そのシグナルを使っていると”予測”されたサイトはフィルターに引っかかり、それがアルゴリズムに反映されることになる。

変化に対応するため業界が取るべき方法3つ

1.(Googleに対する)怒り、不審、恨み、などを募らせる。
2.戦略の変更
3.対抗する。もしくは無視する。

SEO業界における大きな変化2つ(1997年-2014年)

1.SEOに必要なテクニックの増加(進化)
キーワード・ページランクなど、SEOの際に考慮すべき事項の数が増え続け、現在もその傾向は止んでいない。

2.仕事内容におけるSEOの認識
“SEO業者”の数LinkedInで調べてみると、1997年から2010年までは、職名(Job Title)に”SEO”を含んだ数が非常に多い。2011年から現在においては、職名ではなく、仕事の内容(Job Descriotion)に含めた数の方が多くなっている。”SEO”が仕事というよりも、自分の仕事(例えばマーケティング)の一部という認識が広がっているのでは。

1つの静かな変化
SEOはなくなってはいないが変化しているのは確か。

3つのテイクアウェイ
1.より正確な予測が必要
2.新しい方法・チャネルを用いたものが大きなリターンを得る。
3.ブランド構築をしないとのちに大変になる。リンクビルディング、コンテンツビルディングはあったが、ブランドビルダーなどいなかった。今行うべきはブランド構築。

このセッションを通して言えることは、「必ずしも実践的ではないが、知識として備えておくべき」といったことだと思いますが、Randのセッションが一番あてはまると感じました。膨大なデータから独特の切り口でちょっと(?)ニッチな情報を提供してくれています。普段はお目にかかれない情報に出会えることもSMXの魅力かもしれません。– SEO Japan

SMX West 2014-リンクビルディングについての基礎講座

SMX West 2014年の初日は基本的な内容のセッションが中心になっています。ランキングファクターが複雑になる一方で、リンクはまだまだ重要な要素だという意見が多々あることも事実です。SEOビギナーの方(おそらく)が多い中、有名なスピーカーも参加者の中にちらほら見られ、会場は立ち見が出るほどの人気でした。– SEO Japan


原題:Link Building Fundamentals

Speaker:Debra Mastaler, President, Alliance-Link

PageRankはどのように決定されるか

Googleがある判断基準を持っている

・リンクマトリックス(ドメインレベル)
・リンクマトリックス(ページレベル)
・キーワードとコンテンツ(ページレベル)
上記の3つが特に大事。

関連性が高くなるにつれ、品質も高くなる。
・ドキュメント(ページの記事)内にクエリ(検索キーワード)がどのくらいの頻度で使われているか?
・どこにクエリが含まれているか?(タイトル、URL….)
・ページランクのようなドキュメントの品質を決定するシグナル。

ソーシャルシグナル
GoogleはTwitterなどのシグナルをランキングの要素には使用していない。今のところ大きな要素ではないが、これからは大事になっていくだろう。

Google+
・強力なネットワークを作ることが出来る。影響力のあるアクティブなユーザーをサークルに追加する。
・そうしたネットワークでつながった人・サイトからリンクを提供してもらえることもある。
・オーサー紹介にGoogle+のプロフィールを含める。
上記の他に、Google+に登録することで、著者が誰かをGoogleが認識することができることが大きな利点。

リンク
リンクプロフィールは、検索結果のランキングに対し、いまだに大事な要素。
Matt Cuttsも2014年の2月にコメントを出している。

リンクポピュラリティー
そのサイトへのリンクの質と量を測定する。オフページファクターとして認識されている。リンクジュース、リンクポップ、リンクラブなどとも呼ばれる。

リンクの質
ホストサイトとそのサイトにリンクを貼っているサイトのオーソリティで決定される。品質はあるページ(サイト)からリンクを通じてその隣のサイトに流れる。

リンクの品質
検索エンジンは品質を測定するために、それぞれに法則・公式を持っている。検索エンジンによって呼び方は異なる。
Pagerank(Google),TrustRank(Yahoo),NetRank(bing)

関連性
サイトの話題(内容)と場所(他サイトとの位置)の優位性を判断する。リンクを貼っている先、貼られている場所が、記述内容とテーマに関係の深いサイトの場合、より多くのオーソリティが認められる。

アンカーテキスト
あなたのサイトへリンクが張られ、クリックできる部分。アンカーはブランド名、キーワード、URLなどの場合がある。

リンクビルディングのゴール
量、質、アンカー、関連性、ソーシャルシグナル

リンクビルディングのトレンド
アルゴリズムの変更により、以下のようなリンクの価値は低くなっている。
・フォーラムからのリンク
・ディレクトリからのリンク
・プロモーションのためのリンク
・ウィジットに埋め込まれたリンク
・プレスリリース
・ゲストブログ

アンカーテキストの良い例
写真を近くに置く。同文章内にGoogle+へのリンクを貼る。ブランドのアンカー。

ページの評価を受けるために避けたい事

・同じタイプのリンクを大量に持つ。
・低品質のページからのリンク。
・リンクネットワークからのリンク。
・ナビゲーションやスポンサーエリアに設置されたリンク。
など。

リンクを貼る前に(チェックリスト)

そのサイト(ページ)は;
・インデックスされているか。
・最近キャッシュされているか。
・アクティブなGoogle+プロフィールにつながっているか。
・ソーシャルサイトに参加しているか。

質の低いリンクをはずす

・Google ウェブマスター ツールからリンクリストを取得する。
・さらに二つの外部ソースからリストを獲得する。
・詳細な注釈をつける。
・可能な限り、リンク元のウェブマスターに連絡を取る。
・”いくつか”では不十分
・否認ツールを使ってから再審査リクエストを送るまで、2週間ほど待つ。

戦略

・魅力的なコンテンツの作成(50%)
・ユニバーサル検索(25%)
・ファウンデーションナルリンク(15%)
・コンテンツソーシング(10%)
()内は注力すべき比率。

1.魅力的なコンテンツ
ソーシャルや他のメディアを通じてユーザーによってプロモートされ、リンクを貼られるようなコンテンツ。これさえもっていれば、リンク構築のことは考えなくてすむ。

どのように人々にあなたのコンテンツが魅力的だと思わせるか。
関係のあるチャネル(顧客、家族・友達、インフルエンサー、ビジネスのつながり、メンバーシップ)を利用する。

インフルエンサーを発見するツール
・Twellow, followerwonk,Buzzsum(キーワードでプロフィール検索する。)
・talkwalker,GigaAlert(アラートサービス)
・Google(“キーワード”+”オーソリティ、エキスパート”などで検索する。)
・ProBoards(キーワードリスト)
また、Google+で検索し、インフルエンサーを探す。その後、レターを送信するという手も。

メディアコンタクト
伝統的なメディア。あなたの記事を取り上げてくれる人を探す。
メディアでは情報、ストーリーを常に探している人がいる。企業の委員会などに接触してみる。

最もリンクとトラフィックを引き付けるものは?
伝統的なメディアは”事実”が欲しい。彼らがもとめているものを提供し、取り上げてもらう。ホワイトペーパーは、教育的である必要があることから、作成は難しい。そのため、今できるものから始めるのでよい。インフォグラフィックなどは始めやすいのでは。

2.ユニバーサルリンクビルディング
動画、画像、ニュース、ポッドキャスト、インフォグフィックスなど、ユニバーサル検索でもヒットするようなコンテンツを作成する。

一例(画像検索の場合)
画像を送信してリンクバックをもらう(リンクを添付した画像をブロガーなどに送る)。もし、リンクを貼らないであなたの画像を使っている人がいたら、リンクをしてもらうように頼む。

3.ファウンデーショナルリンク
ベーシックだが特徴的で”期待できる”リンク。リンク交換の要請など。

4.コンテンツソーシング
他者のサイトのドキュメント内に含まれたリンク。

ゲストブロギング
最適なブロガーを探すことが第一。その後、継続して連絡を取る。

どうやって探す?
著者、ライター、ガイド、コラムニスト、エディターといった言葉+キーワードで検索する。

コンテンツシンジケーション
高品質でボリュームのあるコンテンツを作成した場合、それらを以下に最適化した形でリライトする。
・Slideshareでプレゼンテーションにする。
・そのプレゼンテーションを動画にする。
・ピンタレストに投稿する。
・eBooksにする。
注意として、同じコンテンツを何回も使わないこと。

Google+に記事を投稿する。
なんでもいいからとりあえず載せてみよう。自分の意見を書き、コメントと議論を行うようにする。Googleのドメインに記事を載せるというこが大事。それを継続してオーソリティを構築する。

その他
・ポッドキャストは強力なトラフィックドライバー。コンテンツをポッドキャストにし、iTunesにアップ。
・SEOコミュニティ(なんでもいい)から入ってしまう。自分より優れた人物を探す。自分のサイトに有益になるように。
・ウィジットはすべてをコントロールできない場合は使用しない。
・プレスリリースをメディアに直接Faxする。

Q.1
低品質なリンクを削除しようとしたらFaceBookなどのソーシャルのリンクだった。
A.1
スパムレポートを提出すること。SNSのリンクも含めることができる。

Q.2
オーサーシップについて。企業の場合名前はどうすればいい?
A.2
ビジネスページと、パーソナルページの両方を作る。

リンクは重要なファクターだとしても、構築をすることが非常に難しい時代になっています。そのため、地道と思われる作業が必要になっていますが、こうした積み重ねが後の結果に大きく影響しそうですね。ハミングバードや構造化データなどと違い、最新の情報というわけではありませんでしたが、もう一度基本を見直すために、体系化された良いセッションでした。
– SEO Japan

コンテンツマーケティングからメディア企業へ

本日からSan Joseで開催されるSMX West 2014のレポート記事を3日間に渡ってお届けします。前回のSMX East 2013と同様、アイオイクスSEO事業部の本田と菅尾が訪れています。
初回の記事は、今回から始まった各分野のエキスパートが今後のビジネスの展望を語るという形式のブースからのセッションです。具体的な戦略やアドバイスといった内容ではありませんが、未来のオンラインマーケティングを想像させる内容を期待しています。
オープニングセッションはSEO Japanでも翻訳記事を掲載させていただいているCopybloggeのBrian Clark氏から。– SEO Japan
(原題:From Content Marketing to Media Company)

Speaker:Brian Clark, Founder & CEO, Copyblogger Media

今日皆さんにお伝えしたいことは、すぐに使えるテクニックや最新の情報のご紹介といった類のものではない。もっと大きな目線から見た、新しいアイデアのようなもので、一言で表すと、自分でメディアをクリエートすること。この考えは、ブログの記事をピックアップしたり、優れたインフォグフィックスを作成するなどの、いわゆるコンテンツマーケティングよりも進んだ考え方である。

以前は私の目的は記事を書くことであったが、今は違う。私の興味はマーケティングではなく、メディアにある。広告を売るのではなく、メディアを作成すること。結果として大きな利益を上げることができている。

Coca-Cola Journey(オンラインマガジン)の例
http://www.coca-colacompany.com/

ただの企業サイトではなく、コカ・コーラのメディアプラットフォーム。コカ・コーラはストーリーを伝えることでブランドを構築している。興味深いことはコカ・コーラの予算である。今までの広告費用に使った金額を注ぎ込めば、自らの手で非常に強力なメディアを作成することができる。(インターネットなどの台頭により)伝統的なメディアは非常に苦しんでいる。多くの予算を持っている企業は、苦しんでいる伝統的なメディアに投資するよりも、自らがメディアとなってしまう方が良いのだ。

AppleTVの例
サムソンはアップルになろうとしているけど、アップルはサムソンになろうとしているだろうか?そうではない。Appleが試みていることは、メディアの配信をコントロールすることだ。

Netflixの例
https://www.netflix.com/
オンラインでのTV番組や映画の配信サービス。彼らもまた、自身でメディアになろうとしている。

P&Gの例
1930年代、主婦へのアプローチというマーケティングの課題を抱える。マスコミ(ラジオなど)の利用を開始。家族のストーリーを伝えることでリーチを試みる。
1970年代、非常に多くの製品・ブランドを扱っているが、彼らは単純に石鹸を売っているのではなく、メディア(当時はTVが主)の発展に伴い、ブランド構築のための広告に投資してきた。(他の企業にはない試み)

このような大企業のように、小さい企業も既存メディアに投資できるだろうか?できるはずはない。そのため、考え方を変える必要がある。自分自身のオンラインメディアをより、創造的に、エンターテイメントにあふれた、有益な情報を提供できるようにする。これが本当のコンテンツマーケティングではないだろうか?

Marvelの例
http://marvel.com/
映画を通してキャラクターを成長させる。2002年、スパイダーマンの大ヒット。映画のチケットやDVDの売り上げも見事なものだが、おもちゃ、お弁当箱などの商品の売り上げが非常に大きかった。メディア企業がグッズの販売ビジネスとマージした例。

ローカルビジネスの例
Wine Library
http://tv.winelibrary.com/
ニュージャージー州のローカルの酒屋。1997年にWebプラットフォームを開発。
ワインライブラリーという名前で、ワインについて教えてくれるサイト。商品のセールスやプロモートを目的としたサイトではなく、顧客に情報を提供する内容。Youtubeでは8,000人の視聴者。

最初は愚かに思えることが最終的に勝つ。
映画が劇からフィルムへのシフトを果たしたような変化が求められる。
自分自身がメディアを確保することで、自分がやりたい方法で顧客にメッセージを送る。

コンテンツマーケティングという言葉が日本ではまだまだ新しい分野であると感じていますが、アメリカでは既にその先のモデルを提案している企業もあるようです。こうした先行分野は、やはり大企業が取り組み始めるものですが、幾つかの成功例が産まれれば、業界の新たなスタンダードになるのではないのでしょうか。 — SEO Japan