Twitterを使えなくなったMeerkatがWebからユーザをフォローできる機能を立ち上げ

ライブ(リアルタイム)のビデオをブロードキャストできるアプリMeerkatは、競合企業のPeriscopeをTwitterが買収したため、これまで頼りにしてきたTwitterのネットワークを使えなくなり、今日は代わりにWebを利用する”light follow”(ライトフォロー、軽いフォロー)という機能を発表した。この機能を使うと誰もが、Twitterでフォローしなくてもユーザを手早く容易にフォローできる。そして彼らのストリームがライブになったら、iOSの通知機能で通知をもらえる。

リンクは、meerkatapp.coというTLDを使って容易に作れるし、そこにTwitter上のユーザ名をくっつければ、こんな形: http://meerkatapp.co/etheringtonになる。それを、いろんなソーシャルネットワークやらどこやらで共有できるし、クリックしたら上図のようなページへ行く(ぼく、すなわちDarrel Etheringtonのページだ)。ごらんのように、でっかいフォローボタン[Follow me on Meerkat]がある。それをクリックするとMeerkatアプリがそのユーザのTwitterアカウントにアクセスできるようになり、またそのユーザのブロードキャストがMeerkatのiOSアプリから通知されるようになる。

今のところ、Webからのフォローはできるが、アンフォローはアプリからでないとできない。でも、目的はオーディエンスを増やすことだから、アンフォローがやや不便でもいいのではないか。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa


Facebook発セレブ用ツールのMentions、アップデートしてTwitterにも投稿可能に

Facebookには「セレブ専用」である「Facebook Mentions」なるアプリケーションがあるのをご存知だろうか。昨年リリースされたもので、セレブがファンや他のセレブと交流しやすくするための機能を持っている。このMentionsに驚きの機能がついて新しいバージョンがリリースされた。セレブが利用するソーシャルツールとしては双璧をなすTwitterなどにも投稿できるようになっているのだ。

これによりMentionsを使えば、メニューから選択するだけでFacebook、Instagram、そしてTwitterにも投稿できるようになった。また投稿の削除機能もついている。Facebookに投稿する場合と同様に写真なども投稿することができる。また各ソーシャルネットワーク毎にメッセージを編集したり、あるいは投稿時に写真を最適なサイズに調整してくれる機能もついている。

さらに自分がメンションされている投稿のみでなく、特定のトピックスに関するフィードもフォローできるようになった。すなわちハッシュタグや特定の個人を指定して、そこに関する情報を集めることもできるようになっているのだ。自分個人のみでなく、自分の関係する団体やイベントについての情報も得られるようになったということだ。

この方向性は正しいものと言って良いのではないかと思う。Twitterなど他のネットワークとの連携も深め、こうした方向にさらに進化していくのであれば、セレブたちのオンラインプレゼンスの場として圧倒的な地位を築いていくことになるかもしれない。そしてセレブ利用者が増加することにより、一般の利用者も増えていくというスパイラルを狙っているのだろう。

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(翻訳:Maeda, H


Pewレポート:人気ながら成長率が鈍化するFacebookとエンゲージメント率低下に悩むTwitter

Facebookは最もポピュラーなソーシャルネットワークだ。但し、Pew Researchの最新のレポートによると、アメリカ国内における成長速度には衰えがみられるようだ。ソーシャルネットワーク全体で見ると、多くの人がTwitter、Instagram、Pinterest、およびLinkedInなど複数のサービスを利用するようになっており、すべてをまとめると昨年も利用者数が大いに伸びている。

Facebookについては、アメリカにおいて「クリティカルマス」に達したのだということが言われることもある。そしてレポートの数字を見てみる限り、確かにそうした状況にあるようだ。利用者数では、Facebookが他のソーシャルネットワークを圧倒している。但しメンバーの構成などの面で、2013年頃とは変わってきている様子だ。「年配者」の利用率が大いに高まっているのだ。

65歳以上のインターネット利用者についてみると、初めて半数以上(56%)が利用しているという結果が得られた。いまやおじいさんやおばあさんも含めて、一家揃ってFacebookを利用しているという状況にあるわけだ。

そうした状況で、19歳のAndrew Wattsの記事も生まれてきたわけだ。記事によれば、Facebookは「強制参加を強いられる面倒くさい家族会」のようなものだとのこと。ティーンにとってFacebookは、グループ機能以外には魅力のない存在であるとのことだ。「やっかいで苛つく場所」であるらしい。ネットワーク上にパパやママのみならず、おじいさんにおばあさんまでいるというのは、確かにティーンにとっては煩わしいものかもしれない。

そうした面から、Facebookが「クールではない」と言われたりはするものの、しかしアクティブ率は依然として高い数値を示している。アメリカのインターネット利用者のうち71%がFacebookを利用していて(これは2013年8月の調査と同じ)、そのうち70%が毎日Facebookを利用しているのだそうだ。こちらは2013年の63%から上昇している。さらに45%の人は、1日に何度もFacebookを利用しているとのこと。

また、アメリカにおけるインターネット利用者中、ひとつだけしかソーシャルメディアを利用していないという人(36%から28%に低下)の場合、利用しているのがFacebookであるというのが一般的だ。1つしか使っていないという人の中で79%がFacebookを利用しているのだ。

複数ソーシャルメディアを使う傾向が拡大

さまざまな面でFacebookが圧倒的な人気を誇っているわけだが、複数のソーシャルメディアを活用するという人も増えている。インターネット利用者のうち52%が2つ以上のソーシャルメディアを利用していると述べている。2013年には42%だった。

また、若年利用者層がFacebookから完全に離れてしまったというわけでもない。たとえばFacebook保有のInstagramは若者の間でも人気のサービスとなっている。レポートによると、Instagramの利用者は前年比9%の増加となっていて、かつあらゆる世代で利用者が増加しているようだ。さらに言えば、アメリカにおける18歳から29歳のインターネット利用者のうち半数ほどがInstagramを利用しているのだとのこと。さらにそのうちの半数ほど(49%)がサービスを毎日利用しているのだそうだ。但し、Pewによればそうした傾向は2013年のうちから見えていたものではあるとのことだ。

LinkedInの利用者も増加している。そして大学卒業以上の学歴を持つインターネット利用者の中では、利用している人が50%に達したのだそうだ。TwitterおよびPinterestもさまざまな層で利用者数を増やしている。但し、Pinterestの方は相変わらず女性の比率が高いようではある。インターネットを利用する女性のうち42%がPinterestを利用しているようだ。男性の方の利用率は13%となっている。

ちなみにエンゲージメントの面でいえばPinterestとLinkedInはまだまだといった状況のようだ。Pinterest利用者のうち、毎日利用している人は17%に留まり、これは2013年からさほど変化していない。またLinkedInの方も毎日利用している人の率は13%に過ぎない。こちらも2013年から変化なしだ。

Twitterもエンゲージメントの面でみると「低下」してしまっている。「Twitter利用者の36%が毎日同サービスを使っているが、これは2013年の46%から10ポイントの低下となっている」とのこと。Twitterの知名度は高く、また利用者数でもトップ5に入るサービスだ。しかしエンゲージメント率の低下は、Twitterを巡るさまざまな問題の中でも重大なものだと言えるだろう。サインインしてから、面白そうな人を見つけてフォローする手間が大きく、結局大して利用しないうちに離れていくという人も多いようなのだ。

調査はアメリカ国内での利用状況についてのもので、さまざまなデータを集計したものとなっている。ちなみにアメリカにおいて、18歳以上のうち81%がインターネットを利用しているのだそうだ。

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(翻訳:Maeda, H


YC冬学期に選ばれたPovioは写真共有に新しいモデルを提案―シャイなティーンエージャーに大人気

写真共有サービスといえば、さすがにいまさら感が強い。

しかし驚いたことに、まったく新しいコンセプトの写真共有を提案するスタートアップが現れた。Povioは誕生したばかりのスロベニアのスタートアップだが、すでに人気を得始めており、Y Combinatorの冬学期に参加を認められた(YCは20万ドルの投資、3ヶ月の集中指導と引き換えに会社の権利の7%を得る)。

Povio(iOS版とAndroid版を提供中)の写真共有モデルはまったくユニークなものだ。われわれはこれまでこういうシステムを見たことがない。

現在の写真共有サービスの仕組みはプッシュ・モデルだ。つまり、ユーザーが写真を撮り、それを友だちに見せて何らかの反応を期待するわけだ。しかし友だちはユーザーの撮った写真を見たがっているかどうかわからない。写真共有サービスは写真を撮って人に見せるという伝統的なフィード方式を採用している。このモデルの問題は、シャイなユーザーには向かないという点だ。そして大勢のティーンエイジャーはたいへんシャイだ。

Povioが提供するのはまったく逆のモデルだ。Facebookのアカウントを使ってPovioアプリにログインすると、Povioをインストールしている友だちのリストが表示される。ユーザーは興味をもった友だちにピン(「写真をください」というリクエスト)を送る。友だちは、気が向けば、写真を撮って送り返す。

〔日本版:POVとはPoint Of Viewの頭文字で「撮影者の見た目」という意味。撮影者は「今自分が何を見ているか」を写真で共有する仕組み。〕

こうして写真を介した1対1の会話が成立する。ティーンエイジャーの場合、これが男女交際のいとぐちになることも容易に想像される。友だちにいきなり写真を送りつけるより、写真をくださいとお願いする方が礼儀正しいし、双方ともにバツの悪い思いをしにくい。

アプリが最初に公開されたのは約1年前だが、スロベニアと東欧ではあっという間に大人気になった。特に 発祥の地のスロベニアではTwitterユーザーの半数がPovioをインストールしているという。

その後Povioは2014年のY Combinatorの冬学期に選抜されたのでシリコンバレーへの移住を決めた。

次のステップは当然アメリカ市場攻略だが、Povioはシリコンバレーの真ん中に位置するサンタクララ大学でその第一歩を踏み出した。「4週間で学生の30%、1200人がPovioに登録し、その半数は毎日使っている。つまりサンタクララ大学の学生の15%は毎日Povioを使っている」とファウンダーのMatevz Petekは言う。 アメリカの登録ユーザーの55%は毎日利用しているという。

Petekは「われわれはコンテンツを一方的に押し付けるのではないソーシャルネットワークを構築したい。Povioはコンテンツの共有を受け手側から頼むモデルだ。このほうが厚かましくない」と語った。

「しかしすぐにクローンされてしまうのではないか?」という質問に対して、Petekは「クローンされるのは仕方がない。しかし重要なのはテクノロジーよりユーザー・コミュニティーだ。ひとたび先行するPovioがコミュニティーを確立してしまえば、他のソーシャルネットワークの場合もそうだが、長期的にやって行けると考えている」と語った。

Povioは現在成長と規模拡大に努力を100%集中している。

万一PovioがうまくいかなくてもPetekには戻る場所がある―彼はフリースタイル・スノーボードのワールドカップ・チャンピオンになったことが何度もあるのだ。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


ソーシャルネットワークへの投稿をスケジューリングするBuffer、β段階から好調のBuffer for Businessを正式リリース

サンフランシスコに拠点をおくBufferがBuffer for Businessを正式にリリースした。BufferはFacebook、Twitter、その他のソーシャルチャネルへの投稿をスケジューリングすることのできるサービスだ。ソーシャルメディアへのプレゼンスをコントロールしようとする多くのブランドが利用している。今回正式リリースとなったBuffer for Businessは、これまでの数ヶ月間の間、小規模なプライベートベータとしてテストを行っていたものだ。記したように、これまでもブランドにとっては便利なサービスだったわけだが、ビジネス版では詳細な分析機能、チームでの利用を考えたコラボレーション機能、データを再利用するためのエクポート機能などが備えられている。

これまでがクローズドなベータ版運用であったにも関わらず、Buffer for Businessは既に経営面で無視できない存在となりつつあるそうだ。共同ファウンダーのLeo Widrichによると、ベータ期間中だけで400社が有料利用を開始しており、1ヵ月の売上げに換算すれば2万3000ドルになるのだそうだ。これは全売上げの10%を占める数値になるとのこと。個人利用者と比べてより大きな予算を持つ企業を相手にすることにより、Buffer for Businessは売上面でかなり貢献してくれそうな見込みが感じられる。

ちなみにBufferは、昨年から個人利用者にとっての使い勝手の向上も行ってきていた。そうしてプロダクトの魅力を高めることで、FeedlyやEchofonなどとの提携を行うようにもなっている。これもBufferにとってはそれなりの成果をもたらしているのだが(かなりの利用者獲得に成功している)、企業ユーザー獲得による収益ベースの確立についても力を注いでいこうという狙いなのだろう。

Buffer for Businessで使えるツール群も7月より提供されている。アクセス状況を見て投稿のスケジューリングが行えるのはもちろん、エンゲージメント、リツイート、お気に入り登録、1日あたりの投稿数による各種データの推移などについて詳細に分析することのできる各種ツール類が利用可能となっている。こうしたツール群はすべて各利用者毎に準備されたダッシュボードから操作することができる。データはもちろん見やすい表やグラフなどで表示され、いろいろなケースを比較表示するようなこともできる。

利用開始にあたっては無料のトライアルも用意されている。正式な利用にあたっては5名までのチームで利用する場合は月額50ドルからとなっており、利用するサービスなどに応じて最高で月額250ドルとなっている。各種サービスメニューを整えることによって、Bufferの訴求範囲は大きくなっていくことになる。しかし企業向けということになれば、Hootsuiteのような大規模プロダクトが地盤を築いているところでもあり、Bufferの今後についてはさらに様子を見ていく必要があるだろう。

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(翻訳:Maeda, H


近隣住民のためのソーシャルネットワークを運営するNextdoor、iOS版の成功に続きAndroid版もリリース

隣近所の人のみがアクセスできるプライベートなソーシャルネットワークを提供するNextdoorAndroid版のアプリケーションをリリースしている。

Nextdoor CEOのNirav ToliaはTechCrunch TVにて、提供している「ソーシャルネットワーク」の状況について説明してくれた。またNextdoor for Androidの簡単な説明もしてくれた。そのときの様子は上に掲載したビデオに収録されている。

今回のAndroid版デビューはiPhone版に遅れること3ヵ月ほどとなった。ToliaによるとNextdoorに投稿されるコンテンツの20%以上がiOSアプリケーションからのものとなっており、アプリケーション投入は成功したと評価できるとのこと。当時の利用者にはiPhone利用者が圧倒的に多く、そのためにまずiPhoneアプリケーションを投入したのだそうだ。その選択のせいもあって、まずはNextdoorの活動拠点でもあるシリコンバレー近辺で人気を集めたのだろうとToliaは分析している。

もちろん利用者層を広げていくにはAndroid版の有無がキーとなる。Androidのシェアはますます広がりつつある。そのような状況のもと、Android版アプリケーションもリリースすることでNextdoorはアメリカ中のスマートフォン利用者のうち91%をカバーすることとなったわけだ。年内には海外進出も考慮にいれたいと考えている。そして都会でも田舎でも、富裕層にも貧困層にも利用者層を広げたいと考えているそうだ。そのような考えであれば、メジャーなデバイスをサポートするのはもちろん大切なことだ。

現在の状況についてみておこう。この3ヵ月で1万7800人がネットワークに参加し、これはすなわち50%近い増加率を示している。また、私自身参加しているサンフランシスコ近辺でのNextdoorネットワークを見ると、確かに利用率ないし利用者層が拡大しているらしいと感じさせてくれる。ガーデンパーティーの案内から迷子のペット、あるいは近くで起きた犯罪の話まで、ほとんどあらゆる分野の話がNextdoorに投稿されているのだ。

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(翻訳:Maeda, H)


Facebook、アメリカの英語版でグラフ検索を公開―「ニューヨークに住む20代の独身女性の友だち」を検索できるようになる

Facebookがこのほど公開したグラフ検索(Graph Search)は自然言語でFacebook上の人物を検索できるツールだ。

これを使うと、「私が生まれた町の出身者で今住んでいる都市に住んでいいる友だち」、「友だちの友だちでポーラ・ディーン(シェフ・料理研究家)が好きな人」、「ニューヨークに住んでいる20代で独身の女性の友だち」などの検索が可能になる。現在、グラフ検索はアメリカに居住していて言語設定をアメリカ英語にしているユーザーが利用できる。

まだ利用できないユーザーが多いわけだが、グラフ検索は実に面白い暇つぶしになる。もちろんある種の状況(初めてある都市を訪れる際に、役に立ちそうな人を探す)では実用性もある。同時に、グラフ検索によって今まで以上に詳細な個人情報が特定されるようになるわけだからユーザー全員が自分のプライバシー設定を見直す良い機会でもある。個別の投稿やコメントから情報が拾い出されてしまうし、いずれモバイルからも利用できるようになるだろう。

Facebook自身も以前から注意しているとおり、Facebookのプライバシー設定から「誰がどんな情報にアクセスできるのか」をもう一度確認しておくべきだ。一方で、強力なグラフ検索の全面公開とともに、Facebookの重要なプライバシー機能が終了する予定だ。

Facebookは去る12月に「私を名前で検索できる人の範囲」を設定する機能を数ヶ月後に終了させる予定だと発表した。その理由は「この機能がめったに使われず、また別の方法で個人名が検索できるから」というものだった。この機能は、検索窓に名前を入れて検索したときにその検索結果に表示されないようにする。Facebookではその重要性をできるだけ小さく見せようと努力しているものの、一部のユーザーにとっては実にありがたい機能だった。

「強力なグラフ検索機能とそれに対応する詳細なプライバシー設定機能が導入されるので名前検索制限は不要になった」というのがFacebookの公式見解だが、名前検索制限を利用していたユーザーはそもそも「強力なグラフ検索機能」の導入自体を嫌っているはずだ。しかしFacebookは「精密な知識グラフを構築するためにはプライバシーによって保護される部分は少なければ少ないほど良い」という立場をくずそうとしない。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+