GoogleのクラウドゲームStadiaは11月19日提供開始

Googleは、米国時間10月15日のMade by Googleイベントで、オンデマンドのクラウドゲームストリーミングサービスのStadiaを11月19日に提供開始すると発表した。

Stadiaは、ビデオゲームの仕組みを変えようとするGoogleの試みだ。コンソールやパワフルなローカルPCでレンダリングするのではなく、Stadiaのゲームはクラウドでレンダリングされた映像がChromecastやスマホ、ブラウザに映し出される。

Googleはすでに、月10ドルのこのサービスでサポートする数十のゲームを発表していて、その一覧はこちらのリストでチェックできる。

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(翻訳:Mizoguchi)

Googleのゲームストリーミングサービス「Stadia」にFFやDOOM、Cyberpunk、ESOがやってくる

Googleのゲームストリーミングサービスは11月に提供開始予定だが、同社は8月中旬というこの倦怠する時期にGamescom Stadia Connectライブストリーミングで大々的に宣伝を行った。オンライン上での記者会見は、約束どおりサービス開始時の(そして開始後の)ゲームがどのようなものになるかに絞った「ゲームについてだけ」のものだった。

明らかになったゲームの一覧には、Cyberpunk 2077、ファイナルファンタジーXV、アサシン クリード オデッセイ、そしてモータルコンバット11など有名どころが含まれている。また、Bethesda(ベゼスダ)やスクエア・エニックス、Ubisoft(ユービーアイソフト)といった多くのトップゲームメーカーのものも並んでいる。しかし、EAやカプコン、Rockstar(ロックスター)を含む主要メーカーの多くは、サービス開始直前までゲームリストを伏せたままにする。

以前報道したように、ゲームストリーミングサービスは月10ドルでゲームが利用でき、また購入時に割引が受けられる。基本バージョンのサービスも来年利用できるようになる見込みだ。11月のサービス開始時は、米国やカナダ、英国、アイルランド、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、オランダ、フィンランドなど14カ国で展開される。そして2020年にさらに拡大される見込みだ。

Googleは現在「Founder’s Edition」のプレオーダーを130ドルで受け付けている。ここにはコントローラーやChromecast Ultra、友達と一緒に利用できる3カ月ぶんのサービスが含まれる。

これまでにわかっているStadiaのゲームリストは以下のとおりだ。

  • バンダイナムコ ドラゴンボール ゼノバース 2
  • Bethesda DOOM Eternal, DOOM 2016, Rage 2, The Elder Scrolls Online, Wolfenstein: Youngblood
  • Bungie Destiny 2、Destiny 2 : Shadowkeep Expansion
  • CD PROJEKT RED Cyberpunk 2077
  • Chump Squad KINE
  • Coatsink Get Packed
  • Codemasters GRID
  • Dotemu Windjammers 2
  • Deep Silver Metro Exodus
  • Drool Thumper
  • Giants Software Farming Simulator 19
  • Larian Studios Baldur’s Gate 3
  • nWay Games Power Rangers:Battle for the Grid
  • オメガフォース Attack on Titan 2 : Final Battle
  • Pandemic Studios Destroy All Humans!
  • Robot Entertainment Orcs Must Die 3
  • セガ Football Manager
  • SNK Samurai Shodown
  • スクウェア・エニックス ファイナルファンタジー XV – Tomb Raider Definitive Edition、Rise of the Tomb Raider、Shadow of the Tomb Raider、Marvel’s Avengers
  • SUPERHOT SUPERHOT
  • 2K NBA 2K、Borderlands 3
  • Tequila Works  Gylt
  • Warner Bros Mortal Kombat 11
  • THQ Darksiders Genesis
  • Ubisoft Assassin’s Creed Odyssey、Just Dance、Tom Clancy’s Ghost Recon Breakpoint、Tom Clancy’s The Division 2、Trials Rising、The Crew 2、Watch Dogs : Legion

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(翻訳 Mizoguchi)

GoogleのGame Builderはマルチプレイヤーゲーム開発自体をゲーム化する

GoogleのArea 120チームは、かなり実験的なプロジェクトに取り組む社内のインキュベーターだ。米国時間6月13日に、PCとmacOS上で無料で気軽に使えるGame Builder発表した。プログラミングができなくても、オリジナルの3Dゲームを開発できる。Game Builderは、今のところValveのSteamプラットフォームからのみ入手可能となっている。試してみるにはSteamのアカウントが必要だ。

Game Builderをダウンロードして起動すると、まず目的のゲームの画面サイズを聞いてくる。その後、新たなプロジェクトを作成するのか、既存のプロジェクト、あるいはサンプルプロジェクトを開くのかを選択すると、すぐにゲーム製作を始められる。付属するサンプルプロジェクトとしては、一人称視点のシューティングゲームやプラットフォーム型ゲームがある。また、より複雑な動作をプログラミングするための独自のカードシステムのデモも含まれている。

メニューシステムや、実際のゲーム構築操作には慣れが必要で、すぐに直感的な操作ができるわけではないが、しばらく使っているうちにはコツが分かってくるだろう。デフォルトでは、全体的なゲームデザインの雰囲気は、どうしてもMinecraft風のものとなってしまう。しかし、どのようなゲームを作るかは、完全にユーザーに委ねられている。ただこのツールは、小さな子供がゲームのプログラミングを始めるのに適したもののように感じられなかった。というのも、作業は比較的多くのテキスト情報を扱う複雑なものだからだ。

より複雑な動作を実現するには、Game Builderならではのカードベースのビジュアルプログラミング環境が使える。これはかなり直接的な方法だが、慣れるにはそれなりに時間がかかる。Googleによれば、3Dのレベルを構築するのは、それ自体ゲームで遊ぶようなものだという。ゲーム環境の中で何かを構築していくことを考えると、それにも一理あるだろう。しかし、ゲームで遊ぶようなものだとは言っても、必ずしも簡単なことだとは限らない。

このツールのすごいところは、マルチプレイヤーゲームを作ることができることで、しかも友達とリアルタイムの共同作業でゲームが作れることだ。

これまで、ドラッグ&ドロップのゲームビルダーは、かなり機能が限られるという印象があった。Area 120チームは、JavaScriptの使用を可能にすることで、これを限界を打ち破ろうとしている。あらかじめプログラムされた機能では実現できないことを、JavaScriptで記述できるようにしたのだ。また、Googleの3Dライブラリ、Polyのオブジェクトを利用して3Dレベルをデザインし、独自に構築できるようにしている。

このところGoogleがゲームをかなり重視するようになっているのは周知の事実だ。今年の後半には、Stadiaというゲームのストリーミングサービスを開始できるよう、準備を進めている。今のところ、両者の間には何の関係もないように見える。しかし、Stadia上でGame Builderが使えるようになっても、何の不思議もない。

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(翻訳:Fumihiko Shibata)

E3でMicrosoftがゲームストリーミングのxCloud発表、Google Stadiaとの違いは?

GDCとGoogle I/OでGoogleStadiaをデモした。今回E3でMicrosoftが以前から噂になっていたxCloudを正式発表した。十分な時間とは言えないが両方のクラウドゲームプラットフォームをテストする機会があったので簡単に比較してみたい。

ひとつ重要な点はxCloudについては今のところ情報が異常に乏しいことだ。 E3でMicrosoftはXbox Game Pass8K Xboxハードウェア、Scarlettの紹介に力を入れていた。こうしたXbox関連プロダクトには十分時間が割かれたのに、xCloudについてはほんのわずかしか触れられなかった。

料金、リリーススケジュール、サポートされるデバイス、ネット接続に必要な能力などすべて不明だ。今のところわかっているのは、xCloudは今年後半に一般公開されるということだけだ。つまりStadiaの公開スケジュールとほぼ同じだ。xCloudはゲームクラウドだということ以外、クェスチョンマークの山となっている。

とはいえStadia同様、xCloudもストリーミングサービスであるかぎり、特有の物理的制約を逃れることはできない。光の速度が有限である以上、サーバーからの距離に比例したレイテンシーが存在することになる。この伝達の遅れに対処する方法はMicrosoftもGoogleとほぼ同様だろう。人間の目は驚くほど微細な部分まで見分けることができる。しかしロサンゼルスのコンベンションの舞台にシリコンバレーからストリーミングしてる状態でははっきり感じられるような問題は起きなかった。

しかしシューティングゲームでガンを射ったとき、トリガーを引いた瞬間とマズルフラッシュが表示された瞬間を比較すればレイテンシーの見当がつく。自宅に戻ってテストしたときには遅れが顕著に感じられた。もっともこれは特に注意を払っていたせいもあるだろうし、自宅の接続環境も影響しているかもしれない。しかし十分準備を整えたコンベンションの壇上でのデモは一般ユーザーが実際に使う場合を正しく表現しているとは思えない。

Stadiaでは何度かシステムがクラッシュしたが、リスタートすると復帰した。xCloudではフリーズは経験しなかったが、双方の接続環境はまったく違うのでこれだけで比較はできない。

大きな疑問はXboxがxCloudをサポートする専用コントローラーを発表するかどうかだ。他のデバイスを介さず、コントローラーが直接クラウドに接続できればレイテンシーを減少させることができる。Stadiaはすでに専用コントローラーを準備している。しかしXbox Oneのユーザーは数ミリ秒のレイテンシーを減少させるためにはわざわざGoogleの新しいデバイスを買いそうにない。しかしXboxブランドでxCloud専用コントローラーが出れば事情は違ってくるかもしれない。

Stadiaで4Kゲームをプレイするには35Mbps以上の接続速度が必要だ。xCloudの要求については今のところ情報がないが、Stadiaと大きく変わらないだろうと予想する。

GoogleはStadiaを専用機を代替するものと位置づけているのに対し、xCloudのデモは専用機ゲームをあらゆる場所でプレイできるようにするためのサービスと考えているようだ。

Stadiaにせよ、xCloudにせよ、ストリーミングゲームという考え方はPS4をインターネットを使って遠隔操作するソニーのリモートプレイほど画期的なテクノロジーではない。しかしサポートされるユーザーベースはもっと大きいだろう。xCloudのデモはXbox OneコントローラーをSamsung Galaxyに接続して行われた。今のところこれ以外にどんなデバイスがサポートされるか情報がない。一方Google Stadiaは自社のPixel 3、Pixel 3aしかサポートしない。つまりデバイスの数でいえばMicrosoftはSamsung GalaxyをサポートするだけでGoogleに勝っているわけだ。

もうひとつ重要なのはコンソールゲームをスマートフォンの小さなスクリーンでプレイするとまったく違った体験になるという点だ。モバイルデバイスのプロセッサーは年々強化されてきた。それでもMicrosoftのゲームがスマートフォンの画面にもう少し最適化されていたら良かったのにと感じる瞬間があった。

次は料金の問題だ。ゲーム機の所有者はストリーミングを受けるのは無料だ。Stadiaの場合も、オンラインでゲームを購入した後は、1080pのストリーミングでゲームをプレイするのは無料だ。しかし4Kでプレイしようとすると月額9.99ドルの追加料金を支払う必要がある。xCloudにも同様の制限が設けられるのかどうはまだわからない。

ビジネス面で重要な点はxCloudがXboxのゲームタイトルすべてをサポートするかどうかだ。もしそうであれば、Stadiaが追いつくのは難しいだろう。ことにマルチプレイヤーゲームにはネットワーク効果が強く働く。ユーザーは既存プラットフォームから飛び出して友だちがほとんど入っていない新しいプラットフォームに移ろうとはしない。いかにGoogleといえどもネットワーク効果が十分に働く規模のユーザーをゼロから集めるのは至難の技だ。この点でXboxは何年も先行している。

まとめると、重要な疑問点はxCloudの料金、専用コンソールの有無、Xbox Game Passとの連携の詳細などだ。ただし、ストリーミングゲームはマーケットとしてまだニッチかもしれない。「今やゲームはストリーミングにシフトした、専用機は時代遅れだ」というのは少し早まった判斷だろう。しかしMicrosoftがxCoudを発表したことで、この分野でのStadiaの一人勝ちの可能性はなくなったと思う。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook

グーグルのクラウドゲーム「Stadia」は11月から月額9.99ドルで4K版スタート

Google(グーグル)のクラウドゲームサービス「Stadia」の全貌が、来週のE3に先立って米国時間6月6日の朝に実施されたライブストリームにて明かされた。Stadiaはコンソール並のゲームをChromeブラウザ経由で、さまざまなプラットフォームにてプレイできるサービスだ。

まず、Stadia Proが11月から月額9.99ドル(約1100円)にて提供される。プレーヤーは4K解像度/60fpsにてストリームゲームが楽しめるが、最低でも35Mbpsの通信環境が必要だ。またストリーミング機能にくわえ、Stadia Proではいくつかのゲームにもアクセスできる。

サービスは、米国、英国、カナダ、ベルギー、フィンランド、デンマーク、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、オランダ、ノルウェー、スペイン、スウェーデンにてローンチされる。またモバイルデバイスではPixel 3とPixel 3aでの動作が確認されており、対応機器は今後拡大される予定だ。

さらにグーグルは来年、Stadiaストアからタイトルを購入したゲーマー向けに、1080p解像度/30fpsでプレイできる無料サブスクリプションプラインを用意する予定だ。これはグーグルが最終的にストリーミングゲームに本格的に参入するという大きな発表で、Pro版へとゲーマーの関心を惹きつけるための質の高い無料コンテンツを用意しなければならないプレッシャーとなるだろう。

さらに130ドル(約1万4000円)のFoundersエディションでは、「Destiny 2」とコントローラー、Chromecast Ultra、3ヶ月間のStadia Proの使用権が含まれる。Stadiaのコントローラーは単体だと69ドル(約7500円)だ。

さらに、ローンチタイトルも発表された。「Doom Eternal」「The Crew 2」「Get Packed」「Grid」「FM」「Mortal Kombat 11」「Farming Simulator 19」「The Elder Scrolls Online」「Trials Rising」「Wolfenstein Young Blood」「Baldur’s Gate III」「Just Dance」「Shadow of the Tomb Raider」「Dragon Ball Xenoverse 2」「Final Fantasy XV」「Rage 2」「Samurai Showdown」が用意される。

今回我々はいくつかの答えを得たが、マルチプレーヤー対応タイトルなど、まだ不明点が多いのも事実だ。この点について、グーグルは「詳細は今後公開する」としている。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

Googleのクラウドゲームサービス「Stadia」へのアクセス方法

Googleはゲーム機を発売するわけではない。その代わりに同社は、Stadiaというサービスを立ち上げる。ゲームはサーバーの上で動き、ユーザーは自分のデバイスにそのビデオをストリーミングする。Stadiaにアクセスするために新しいハードウェアを買う必要はないが、ただし、いきなりどんなデバイスからでもStadiaを使えるわけでもない。

ゲームデベロッパーカンファレンス(Game Developers Conference)の開会直後に、GoogleのCEOサンダー・ピチャイ(Sundar Pichai)氏はこう言った。「Googleでは、ChromeブラウザーやのChromebook、Chromecast、Pixelなどのデバイスで、20億の人びとがゲームをすぐに見つけられる。ほかのブラウザーやプラットホームをサポートする計画もある」。

おわかりのように、ラップトップやデスクトップコンピューターでこのサービスにアクセスするためには、Chromeブラウザーがメインのインタフェイスになる。コントローラーはユーザーの既存のコントローラーを使える、と言っているから、PlayStation 4やXbox One、Nintendo Switchをお持ちの方はそのコントローラーで大丈夫だろう。Googleにも、独自のコントローラーがある。

テレビにChromecastをつけてる人は、それがStadiaマシンになる。Bluetoothをサポートしているのはいちばん新しいChromecastだけだから、手持ちのコントローラーを使うにはそれが必要かもしれない。GoogleのコントローラーはWi-Fiを使うから、古いバージョンのChromecastでもいいはずだ。

さてモバイルだが、Googleは最初からどんなAndroidデバイスでもこのサービスを使えるようには、していないらしい。最初はピチャイのスピーチ(上記)で具体的に名前が挙がったPixelのスマートフォンとタブレットだけだ。いずれは、すべてのAndroidデバイスでStadiaをプレイできるようになる、と思うけどね。そうしない理由も、思い当たらないし。

しかしなぜか、アップルのデバイスの名前はまったく出てこなかった。だからiPhoneやiPadをお持ちの方は、待たされるのだろう。アップルではサードパーティのデベロッパーがデジタルコンテンツを売るには必ずApp Store経由だから、これがGoogleにとって問題になるかもしれない。

Stadiaはまだ、一般公開されていない。それは、今年の後半だ。よく分からないことが山ほどあったが、カンファレンスではすべての答えは得られなかった。Googleにとってはまったく新しい業態を構築していくわけだから、ビジネスモデルも流通の形も、これから徐々にかたまっていく、としか言えない。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

Googleが社内ゲームスタジオ設立、AMDカスタムGPUとDebian Linuxのゲームプラットフォーム「Stadia」を推進

Google は米国サンフランシスコで行われたカンファレンスで、クラウドゲーミングプラットフォーム「Stadia」を発表した。会場で披露されたのはほとんどが現在PCやXbox One、Play Station 4などでプレイできる有名ゲームだったが、Googleは自社のゲームスタジオ「Stadia Games and Entertainment」の設立も発表した。

新しいスタジオの責任者を務めるJade Raymondが初めて詳細を発表した。同社はStadia専用ゲームの開発に取り組む予定だが、このスタジオにはそれ以上の役割があるという。

「Stadia Games and Entertainmentの責任者として、私は次世代ゲームを新たに創造するためのゲームスタジオを作るだけではなく、Googleの最先端技術を大小さまざまなパートナースタジオが利用できるように、外部デベロッパーと協力していくことを楽しみにしている」とRaymond氏は言った。

Raymond氏はゲーム業界で15年以上仕事をしている。中でもモントリオールのUbisoftで(ユービーアイソフト)は、初期のAssasin’s Creed(アサイン クリード)のプロデューサーを務めた。UbisoftからElectronic Arts(エレクトロニック・アーツ)に移る前にはWatch Dogs(ウォッチ ドッグス)にも関わっていた。

Raymond氏はElectronic ArtsでMotive Studiosを設立し、これもElectronic ArtsのゲームスタジオであるVisceral Games(ヴィセラル・ゲームズ)とも仕事をした。スターウォーズのシングルプレーヤー・ビデオゲームの開発にも取り組んでいたが、Visceral Gamesは2017年に閉鎖しプロジェクトはその後 中止された

Googleによると、世界中で100社のスタジオがすでにStadia開発用ハードウェアを受け取っている。Stadiaのゲーム開発あるいは移植に関わっているエンジニア/クリエイターは1000人を超える。

StadiaはAMDのカスタムGPUとLinuxオペレーティングシステムを使用する。Linuxと互換性のあるゲームであればStadiaへの移植は容易のはずだが、Windowsゲームに特化したスタジオにとっては大仕事になるかもしれない。

Stadia.devによると、クラウドインスタンスはDebian上で動作し、Vulkan(3G CG API)が実装されている。ハードウェアはx86 CPUと「AMDのカスタムGPU、HBM2メモリーおよび56の演算ユニットを擁し10.7テラフロップスの能力を持つ」。これは比較的強力なGPUであるAMD Radeon RX Vega 56とよく似ているが、今日のハイエンドゲーミングPCで見られるものほど強力ではない。

Googleは、Stadia Partnersというプログラムを実施して、サードパーティーデベロッパーがこの新プラットフォームを理解するための支援を行う。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Googleストリーミングゲーム用コントローラーに秘密、あ、あのコマンドが

Googleのストリーミングゲームサービス「Stadia」はさまざまなプラットフォームで動作するが、一方で専用のコントローラーも用意された。もちろん、通常のキーボードやマウス、そしてサード製コントローラーも利用できる。

コントローラーの見た目は凡庸だが、レイテンシを低減するため接続にはWi-Fiが利用される。なお技術的な詳細については、今後の情報公開が待たれる。

その他の興味深い点としては、YouTubeや他のプレーヤーとゲーム体験をシェアできるキャプチャボタンが用意されている。さらにGoogle Assistantボタンでは、一般的な用途だけでなくボイスコマンドにてゲーム内で特別な機能を利用することも可能だ。

そして本体背面には、懐かしのコナミコマンドが。

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(文/塚本直樹 Twitter

Googleがストリーミングゲームサービス「Stadia」発表 ダウンロード不要でどこでもプレイ

GDC(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス)にて、GoogleでCEOを務めるSundar Pichai(サンダー・ピチャイ)氏は、ストリーミングゲームサービス「Stadia」を発表した。同サービスは年内にローンチされる予定だ。

Stadiaは高価なゲーミングPCやGPUを必要とせず、Chromeブラウザが動作しインターネットに接続できるデバイスであれさえすれば利用できる。具体的にはデスクトップPC、ラップトップ、TV、タブレット、スマートフォンで利用可能だ。サービスはクロスプラットフォームで動作する。

Googleは以昨秋よりストリーミングゲームのパイロットプログラム「Project Stream」を実施しており、ブラウザにて「Assassins Creed Odyssey」が1080p/60fpsにてプレイできた。

Stadiaは当初は4K/60fps HDRかつサラウンドサウンドで提供される。そして将来的には、8K/120fpsでも動作する予定だ。しかし、プレイ時のレイテンシやサービスの内容については、ローンチを待つ必要がある。

さらに、Stadiaの専用コントローラーも披露された。なお、自分のサード製コントローラーやキーボード、マウスを使うこともできる。

GoogleはAMDと提携し、Stadia用のハイエンドGPUをデザインした。Googleによれば、これは10.7テラフロップスの性能を発揮し、Xbox One XやPS4 Proを上回るという。

Googleはゲーム業界やデスクトップ分野にて強力なプレーヤーではないが、YouTube Gamingと強力なデータセンターのインフラを所有している。そしてStadiaでは、ダウンロードせずとも直接YouTubeから「Play Now」をクリックすることで、ゲームがプレイできる。Googleによれば、このプロセスは5秒程度しかかからないという。

現時点ではStadiaのリリース時期や価格は発表されておらず、サービスの全貌は見えてこない。しかし、開発者会議「Google I/O」ではその詳細が公開される予定だ。

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(文/塚本直樹 Twitter