ローラや佐藤健と1対1で話せるライブ配信アプリ「SUGAR」が2.1億円調達

双方向動画配信アプリ「SUGAR」などを提供するSUGARは10月12日、ジャフコを引受先とした2億1000万円の資金調達を発表した。

SUGARは、ライブ配信により有名人と双方向のコミュニケーションが図れるアプリ。最近ではInstagramなどのSNSを通して有名人が自身のプライベートなどを公開するようになったが、SUGARでは特徴的なUIにより、憧れの有名人と実際にテレビ電話しているような感覚を得られるのが特徴だ。

有名人がライブ配信をはじめると、ユーザーのスマホにはあたかも有名人から直接着信が入ったかようなUIが表示される。普段のように「応答」ボタンを押して電話にでるとライブ配信に参加する仕組みだ。ライブ配信では、他のライブ配信のようにコメントなどを送れるのはもちろん、有名人が選択したユーザーと1対1の会話ができる機能もある(他のユーザーはその会話の様子を観察できる)。

SUGARは2018年6月にオープンベータ版をリリース。同年9月にはiOSアプリを正式リリースしている。現在のところ、SUGARには佐藤健さん、ローラさん、ONE OK ROCKボーカルのTAKAさん、メンタリストのDaigoさんが参加しているという。

同社は「モバイル動画配信領域は大型プレイヤーも多数存在するマーケット」と述べ、今回調達した資金を利用し、「独立系企業として後発ながらも高度な開発を最大速度で進める社内体制を強化していく」としている。

3D Systems、プロの菓子シェフが3Dの砂糖オブジェクトを出力できるプリンタを発表

砂糖を材料に既存の3Dプリンタで出力させようとする試みはこれまでも行われてきた。しかしその結果は、なんというか、甘いものではなかった。

そこで3D SystemsがChefJetシリーズを発表した。このプリンタはモノクロまたはフルカラーで砂糖でできた3Dオブジェクトを出力できる。

モノクロ版のChefJet 3Dの出力サイズは8x8x6インチ、5000ドル以下で2014年中に出荷可能だという。ChefJet Pro 3Dはフルカラーで出力サイズは10x14x8インチとかなり大きい。

これらのプリンタにはデジタル・レシピ集が付属するので、シェフはCAD/CAMで学位を取っていなくてもさまざまな砂糖の3Dオブジェクトを出力できる。3D Systemsは昨年8月に3Dシュガー・プリンティングを専門とするSugar Labsを買収している。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+