画面がちょっと大きくなったSurface Go 2はWindows PCサブ機の有力候補

初代のSurface Goは、2018年後半にシリーズに加わった。概ね好意的に迎えられたのは、サイズも小型で、セカンドマシンとしてぴったりだと感じる人が多かったからだろう。確かに2通りの使い方ができ、持ち運んで使う際にも便利だ。ただしそれ以外の点では、特にパフォーマンスや柔軟性に不満が残るものだった。

今回のSurface Go 2の発売タイミングは、ちょうど新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックの最中で、時機を得たものとはいい難い。つまるところ、このシリーズはポータビリティを重視し、他の部分では妥協を強いるという性格のもの。つまり、必要ならどこにでも持っていけるというメリットのために、いろいろな欠点も喜んで受け入れることができる人のためのデバイスということになる。自宅の机の上でタイプ入力しようとすれば、そうした欠点の数々が気になってくる。

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もちろん、それはMicrosoft(マイクロソフト)の落ち度というわけではない。これはこれでアリなのだ。このデバイスの仕様と399ドル(日本仕様、税込6万5780円)からという価格を考えれば、Surface Go 2はやはり持ち運び用のセカンドマシンとしてぴったりの位置付けということになる。画面サイズが若干拡張されてスペックも向上しているが、もちろんそれが問題になるはずはない。そのあたりを追求してもしかたがないが、念のためにいっておけば、ほとんどのユーザーに対して、これをメインマシンとして薦めることはできない。

実際に399ドル(日本仕様、税込6万5780円)のモデルを購入した場合、そこに何が含まれているかを明らかにしておこう。まず、キーボードは付属しない。それでもキーボードは不可欠だろう。言ってしまえば、キーボードを付けたり外したりできるところが、そもそもSurfaceを購入しようという動機の大部分を占めている。Windows 10の機能をフルに活用するため、そして生産性を向上させるためには、やはりキーボードが必要なのだ。オプションのキーボードは、129ドル(日本仕様、税込1万6940円)となっている。

ちょっと納得しにくいのは、プロセッサーのアップグレードだ。私が少し前にレビューしたMacBook Airと同様、プレス向けの資料に書かれているような最上位の仕様を実現するには、決して手軽とはいえないアップグレードを選択する必要がある。マイクロソフトは、Surface Go 2をまともなラップトップとして使えるものにした要因として、第8世代のIntel Coreプロセッサの採用を大々的に宣伝している。ただし、エントリーレベルのモデルは、Intel Pentium 4425Yチップを採用する。これは初代Goの同4415Yの延長線上にあるものだ。初代のGoの大きな問題点の1つとして、多くのレビュアーが指摘していた部分だ。

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Intel Core m3を搭載したモデルの価格は630ドルから(日本版、税込10万7580円)となっている。その場合、RAMとストレージも、エントリーモデルの4GB/64GBから、8GB/128GBに増強される。LTEはオプションになったが、選択すると730ドルとなる(日本仕様はLTEが標準で上記の価格)。こうして、価格はどんどん跳ね上がっていく。確かにLTEは、多くのユーザーにとって必須のオプションではないだろう。ただし本当に最小限の性能で満足できるのでない限り、CPUはCore m3を強く薦めたい。

Core m3モデルでは、Geekbench 4のシングルコアおよびマルチコアのテスト結果として、それぞれ739と1540を記録した。これは前世代のモデルと比較して、かなりのパフォーマンスの向上となる。それなりの出費は必要だが、日常的に使用するデバイスとして、大きな違いが感じられるはずだ。Core m3モデルなら、毎日の仕事をこなすためのマシンとして頼もしい存在だと感じられるユーザーも少なくないはずだ。

画面が10インチから10.5インチに拡大されたのは、もちろん歓迎すべきことだ。このようなコンパクトなサイズでは、0.5インチの意味はかなり大きい。称賛すべきなのは本体サイズをほとんど変えずに、画面サイズだけを拡大できたことだろう。もし本体サイズが大幅に大きくなるようだと、このデバイス本来の魅力が消え失せてしまうからだ。

Surface Go 2もこのシリーズならではの特徴として、本体背面のキックスタンドを引き続き装備する。キーボードケースなどにセットしなくても自立する。このタブレットをキーボードを付けずに使いたい人にとって、これは理にかなっている。デバイス自体にスタンドが内蔵されているので、例えば映画を観るような場合も、何もアクセサリー類を使わずにそのまま画面を正面に向けることが可能だ。

ただし、このスタンドに対する以前からの不満は解消されていない。例えば自分の膝の上で使おうとすると、このスタンドでは頼りない。キーボードはふわふわと落ち着かず、このタブレット本体もなかなかまっすぐに立たない。最適な配置を見つけるまでに、かなりの時間を要する。とはいえ、タイピングの感触自体は悪くない。Surfaceの専用キーボード自体の出来はかなり良いほうだ。ノートパソコンのものほどではないが、十分に使いものになる。ややピッチが狭くソフトな感触だが、しばらく使っていれば慣れる範囲だろう。

ポート類に関しては改良の余地がいろいろありそうだ。備えているのはUSB-Cが1つ、ヘッドフォンジャックそれに独自のSurface Connectポートだ。この専用ポートは、廃止しても構わないものだろう。旧モデルとの互換性を保つためだとは思われるが、これを廃止して2つ目のUSB-Cポートを追加して、そこにドックを接続する方がいい。ちなみに、新しいSurface Dock 2は259ドル(日本仕様、税込3万2340円)で購入できる。

こうしてCPUをアップグレードしたりアクセサリー類を加えていくと、価格はかなり高いものになる。Core m3 Wi-Fiモデル(日本での公式販売予定はないもよう)の場合は、キーボードとドックを追加すると、1017ドル(日本仕様の場合、税込15万6860円)にもなる。エントリーの399ドルとはかけ離れた価格だ。ここまでの金額を出すなら、競合メーカーの製品を検討する意味も増してくる。とはいえ、いくらか機能を犠牲にしても価格が安い方がいいというのなら、2in1のWindows PCサブ機として、Go 2はやはり有力な選択肢と言える。

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(翻訳:Fumihiko Shibata)

Surfaceイベントでマイクロソフトが発表した製品まとめ

米国時間10月2日のSurfaceのイベントは「flow」(フロー)がテーマだった。Microsoft(マイクロソフト)はニューヨークのステージで、何十回もこの言葉を口にした。同日のテーマは主に、デバイス間のエコシステムと、最後に披露されたサプライズとなる2つのデュアルスクリーン製品に関するものだった。

多くの噂は正しかった。Surface Laptopの新バージョンには15インチモデルが追加され、プロセッサがアップデートされ、待望のUSB-Cポートが追加された。Surface Proにも同様のアップデートと、改良されたスタジオマイクが搭載されてた。新しいSurface Pro Xには、Qualcomm(クアルコム)のアーキテクチャをベースとしたマイクロソフトによる新しいSQ1チップが採用されている。

噂があったにもかかわらず、マイクロソフトはいくつかの本物のサプライズを提供した。まずは、本当に奇妙なSurface Earbudsだ。マイクロソフトがApple(アップル)やGoogle(グーグル)、Samsung(サムスン)などの製品と差別化を図るポイントは、生産性の向上だ。大きくて丸いイヤホンは、音声変換やPowerPointのスライド操作、リアルタイム翻訳などの機能を含む、Office向けに設計されている。価格は249ドル(約2万7000円)だ。

さらに興味深いのは、Surface Neoの登場だ。このデュアルスクリーンPCにはクールなキーボード機構が搭載され、新OSのWindows 10Xを搭載した、来年のホリデーシーズン(年末)に発売される実に魅力的な製品になるはずだ。2020年のホリデーシーズンには、デュアルスクリーンのAndroid端末 「Duo」 が登場し、マイクロソフトはモバイル分野に復帰する。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

マイクロソフトが折り畳み式デュアルスクリーンスマホ「Surface Duo」を発表

さまざまな情報がリークしていたものの、Microsoft(マイクロソフト)は米国時間10月2日のSurfaceイベントにて、最後まで大きなサプライズを残していた。同社は「Surface Duo」でスマートフォンに復帰する。しかも折り畳み式のデバイスだ。しかし同時発表されたモバイルデバイス「Surfac Neo」と同様、DuoにもGalaxy Foldのような折り畳み式ディスプレイは搭載されていない。ZTE Axon Mのように、2画面のディスプレイが接続されている。

これは、2つの画面の間に若干の隙間があり、マイクロソフトがイベントで語った「flow」(流れ)のすべてに制限があることを意味する。ただ、それは必ずしも悪いことではなく、異なる経験を意味する。Galaxy Foldとは異なり、セカンドスクリーンは映像ではなく、タイピングやコントロールなどのために設計されている。

興味深いことに、マイクロソフトはDuoにてGoogle(グーグル)と協力している。同社はWindows 10を移植したり改造したのではなく、Androidが動作するようにしたのだ。プロダクトマネージャーのPanos Panay(パノス・パナイ)氏は、Duoは「スマートフォンではなくSurfaceだ」と強調した(一方、NeoにはWindows 10Xが導入されている)。

Neoと同様、この製品も来年のホリデーシーズン(年末)までは発売されない。そのためマイクロソフトは、デュアルスクリーン体験のためのユニークなアプリを開発者に開発してもらう時間を得た。また現時点で発表されたということは、同社が当面はリークを恐れる必要がないということになる。

もちろん、今は回答よりも多くの質問がある。そして1年以上前もって発表される他のデバイスと同様、製品名などの多くの要素が変更されることが予想される。マイクロソフトは、Neoよりもさらに詳細を明かしていない。

製品が実際に発売されるとすれば、ユーザーがより一般的な折り畳みデバイスをどのように受け入れていくのかが興味深い。デュアルスクリーンには折り畳み式に比べて、両方向に折り畳めるといった利点がある。

Neoとは異なり、サードパーティーとの連携については言及されていない。また、他社のOSを採用しているため、リファレンスデザインモデルは実際には動作しない。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

マイクロソフトがARMベースのSurface Pro Xを発表

Microsoft(マイクロソフト)は米国時間10月2日、1年ぶりのSurfaceイベントにて、長らく噂されてきたARMベースのSurfaceを発表した。これは、同社によるARMベースのプロセッサを内蔵した初の製品となる。13インチのラップトップはQualcomm(クアルコム)のSnapdragonとAIアクセラレータをベースとするマイクロソフト独自のSQ1カスタムチップを搭載し、またAIエンジンを内蔵した初のSurfaceとなる。マイクロソフトとクアルコムは、ARM版Windows 10が動作するSurface Pro X向けにカスタムGPUコアも開発した。

Surface Pro Xは11月5日に999ドル(約11万円)から発売され、予約は本日より始まる。

マイクロソフトは数年前からARMベースのデバイスに取り組んでおり、HP(ヒューレット・パッカード)やASUS(エイスース)といった複数社から、バッテリーが1日持ち、ほとんどのWindowsアプリケーションが動作しつつ、intel(インテル)の下位プロセッサと同等の性能を持つARM搭載ラップトップが発売された。Microsoftはx86命令をARM64に変換するバイナリトランスレータを使用し、ネイティブなWindows10ライブラリのほとんどをARMアーキテクチャ向けにコンパイルした。

マイクロソフトの他の新型Surfaceデバイス同様、13インチでARMベースなSurface Pro XもUSB-CポートとLTE接続機能を用意している。ディスプレイは1400:1のコントラスト比と2880×1920ドットの解像度を実現し、4K解像度も選択できる。本体の最も薄い部分は厚さ5.3mmで、重さは1.68ポンド(約0.77kg)だ。また、Surfaceシリーズでは初めて取り外し可能なハードドライブを搭載している。

前述のようにマイクロソフトはクアルコムと協力し、独自のカスタムプロセッサことSQ1を設計した。マイクロソフトは、AIエンジンがチップに統合されていることを強調している。

同社はまた、Surface Pro X向けにスリムな新型Surface Penを発表した。これは、新しいType Coverに収納できる。

ARMが自社のチップをノートPCやデスクトップ、サーバ向けに提供するために注力していたことは、周知の事実だ。新世代の製品が登場するたびに、同社は多くのシーンで十分なパフォーマンスを発揮できるこれらの環境に、より多くのチップを搭載したいと述べていた。今回のマイクロソフトとの提携により、ARMは明らかにその目標に近づいている。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

マイクロソフトのワイヤレスイヤフォンはOfficeと連携する

Microsoft(マイクロソフト)は米国時間10月2日、同社の優れたSurfaceヘッドフォンの続編を発表した。これは、特にOfficeと連携するように設計されている。249ドル(約2万7000円)と高額なこのワイヤレスイヤフォンには、PowerPointのスライド操作、音声書き換え、ライブ翻訳(60言語)など、生産性を高める機能が搭載されている。

このイヤフォンは、ひと言でいえば巨大だ。紹介動画でも、ステージ上のデモンストレーションでも大きかった。充電ケースはSamsung(サムスン)のワイヤレスイヤフォンとほとんど同じデザインだが、Surface Earbudsの本体は大きく完全に丸い形状だ。

他社のイヤフォンと同様、Surface Earbudsはワンクリックで簡単にペアリングできる。また、生産性を向上させる機能に加え、Spotifyといった一般的な音楽ストリーミングアプリとも連携する。なお、このイヤフォンはホリデーシーズン(年末)に発売される。

これは、実に興味深い動きだ。Apple(アップル)やGoogle(グーグル)、サムスン、ソニーを含む無数の企業が争うこの分野で、マイクロソフトはなにか違うことを試みている。また、自社の強みも生かしている。独自のモバイルデバイスもなければ、それほどクリエイティブなアシスタントもないマイクロソフトは、自社のプロダクティビティ製品とうまく連携する製品を提供し、原点に立ち帰ろうとしているのだ。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

マイクロソフトのSurface Pro 7が遂にUSB-Cを搭載、10月22日発売

Microsoft(マイクロソフト)は米国時間10月2日のハードウェアイベントにて、新モデルとなるSurface Pro 7を発表した。新型のSurface Proは、ついにUSB-Cポートを同社のコンバーチブルラップトップに追加した。これは、普及しつつある接続規格を待ち望んでいたファンにとって歓迎すべき変更である。

最新モデルのSurface Proは10月22日に発売され、価格は749ドル(約8万円)から。今日から予約注文が始まる。

これまでのSurface同様、Surface Pro 7も角度調整が可能な折り畳み式キックスタンドを備えた12インチのタブレットだ。キーボードカバーは取り外し可能で、スタイラスのSurface Penを使って書き込んだり絵を描いたり、メモもできる。

また、Surface Proには 「studio mics」(スタジオ・マイク)も搭載されており、これは新しいSurface Laptopにも採用されている。

「Studio micsはあなたの声と環境に完璧にチューンされ、周囲の音ではなくユーザーの声をキャプチャする」と、イベントで新デバイスを発表したデバイス担当コーポレートバイスプレジデントを務めるRobin Seiler(ロビン・セイラー)氏は伝えた。これは、通話やメッセージにおいてスマートフォンとコンピューターとを接続する機能を搭載した、WindowsアプリのYour Phoneでも利用される。

セイラー氏によると、Surface Proは市場で最も人気のある2 in 1製品で、Fortune 500企業の75%以上がSurfaceデバイスを購入しているという。

Microsoftは、Connie(コニー)というアーティストがデジタルペイントにPenを使っている動画で、Surface Proのクリエイティブな可能性を強調し、また2 in 1デバイスでのOfficeのさまざまな機能のライブデモで、生産性をアピールした。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

マイクロソフトの新Surface Laptopは13/15インチの2モデル

米国時間10月2日朝のMicrosoft(マイクロソフト)イベントに関する噂は正確だった。ニューヨークのイベントで最初に披露されたハードウェアは、同社の優れたSurface Laptopの最新バージョンで、おそらくこの製品ラインで最も強力な製品だ。

以前のリーク情報によると、Surface Laptop 3には13.5インチと15インチのモデルがあるとされていた。興味深いことに、チーフプロダクトオフィサーのPanos Panay(パノス・パナイ)氏は登壇時間の大部分を費やして、そのキーボードを紹介した。どうやらApple(アップル)の最近のMacBookにて発生している問題を意識しているようだ。Surface Laptop 3のキーボード部分は簡単に取り外し可能で、修理や製品部品へのアクセスも容易だ。

13インチモデルには、第10世代のintel(インテル)製4コアプロセッサが搭載されている。パナイ氏によると、これは最新MacBook Airよりも3倍強力だ。一方、15インチモデルにはAMDの Radeonチップが搭載されている。また、待望のUSB-Cポート、スタジオクオリティのノイズキャンセリングマイク、サンドストン仕上げが採用されている。

Surface Laptop 3は10月22日に発売され、価格は13インチモデルが999ドル(約11万円)、15インチモデルが1199ドル(約13万円)だ。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

幻の2画面PC「Courier」再び?10月2日深夜のSurfaceイベントでマイクロソフトが発表するモノ

ハードウェアの季節になり、Microsoft(マイクロソフト)の番がやってきた。同社は米国時間10月2日の午前(日本時間10月2日深夜)に、米国ニューヨークにてSurfaceの大イベントを開催する。昨年を含めいつものイベントのとおりであれば、数多くの新製品がビッグアップルで披露されるはずだ。

昨年のこの時期、マイクロソフトはSurface Pro、Surface Laptop、Surface Studioという新モデルを発表し、さらにオーバーイヤーヘッドホンをラインアップに加えた。今年もすでにいろいろなリーク情報がビッグな「サプライズ」を指し示している。

Surface ProとLaptopはいずれも改定されると言われている。Surface Pro 7のアップデートはIntel  (インテル)プロセッサーの変更や2019年の大流行、USB-Cポートなどおそらくイベントで最も地味なものになるだろう。一方Surface Laptop 3は、13インチと15インチの2モデルになり、新たにAMDプロセッサーが導入される可能性がある。

まったくの新しい話として、マイクロソフトはARM for Windows 10をSurface製品のプラットフォームとして、ついに採用すると思われる。噂によれば、ARMベースの2 in 1マシンがイベントで発表されるらしい。特徴は小型化とバッテリー持続時間の長さで、どちらもポータブル機器にとって重要だ。

そしてショウ最大の呼びモノは、待望のたデュアルスクリーンSurfaceだ。幻の「Courier」(クーリエ)から10年、マイクロソフトは新たなフォームファクターをラインアップに加えるかもしれない。では、カスタムメイドのWindows 10(名前はWindows 10Xと少々ややこしい)を搭載し、今年中の発売の可能性も指摘されている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

マイクロソフトがSurfaceイベントを10月2日に開催

Microsoft(マイクロソフト)が次の大型イベントの招待状を配布した。イベントは米国時間10月2日にニューヨークで開催される予定で、これは同社がSurfaceハードウェアを最後に刷新してからちょうど1年後となる。ホリデーシーズンを前に、最後の製品ラインアップを発表するタイミングで間違いないだろう。

昨年のイベントでは、Surface Pro 6、Surface Studio 2、ソフトウェア、そしてSurface Headphoneが発表された。Microsoftの製品ラインアップには、 ラップトップのSurfaceや小型タブレットのSurface Goなど刷新がありうる製品が数多く存在する。

同社はまた、これらの分野で少なくとも1つの新製品ラインを立ち上げるようだ。The Vergeが指摘しているように、長い間噂されてきた同社のデュアルスクリーンタブレットは、少なくとも2年間の開発期間を経ているので、発表される可能性がある。

上の招待状は本日記者に送られたもので、Windows 10のロゴに敬意を払いつつ、いくつかのコンバーチブルフォームファクタを含んでいることを微妙に暗示している。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

マイクロソフトが大小多様なフォームファクターをサポートする新しいOSを開発中

AMDIntel(インテル)、そしてQualcomm(クアルコム)が重要な発表を行った今週、台北で行われたComputexカンファレンスではMicrosoft(マイクロソフト)、ややおとなしいキーノートを述べた。新製品の発表はなく同社は、同社が目指す現代的なオペレーティングシステムについて軽く触れた。しかも興味深いことに、そのキーノートに関するMicrosoftのブログ記事にはWindowsへの言及がなく、同社が今新しい「超安全な」OSを開発中、という憶測が裏付けられた。

同社の営業担当副社長Nick Parker氏が書いたそのブログ記事によると、現代的なオペレーティングシステムはさまざまなタイプのデバイスに統合できる柔軟性を持った「フォームファクター・アジリティ」(さまざまな形状サイズへの機敏な対応)を可能にするものでなければならない。たしかに昨年同社は、Surface系列の新しい機種をほのめかした。当時は、それはスマートフォンだろうという憶測もあった。いずれにしても、フォームファクターの多様化という伏線は、すでにそのときからある。

Parker氏によると、現代的なOSは、アップデートがユーザーの心と手を煩わせずバックグラウンドで勝手に自動的に行われるものでなければならない。ユーザーは、アップデートのためにいちいち仕事やコンピューターを中断しない。セキュリティはデフォルトで完璧で、マシンのステートとオペレーティングシステムの隔離、そしてアプリケーションとコンピュートの隔離により攻撃を防止する。

現代的なOSはLTE 5Gに常時接続、AIを使ってアプリケーションの効率化を助けるだろう。そしてペン、音声、タッチ、目の動きなど多様な入力を受け付ける。タッチと目の動きが出てくるあたりに、この新しいOSが何らかのモバイル製品に載って登場する、という憶測の根拠がある。例えばそれは、Surface Phone(Surfaceスマートフォン)か? もしくは、軽量デュアルスクリーン(2画面)のラップトップかもしれない。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

マイクロソフトが50インチ大でポータブルなSurface Hub 2Sを6月発売

マイクロソフトは今週、何かSurfaceっぽい隠し玉を用意していることはわかっていた。判明したのは、だいぶ前に発表したSurface Hub 2Sがやっと発売にこぎつけたことだ。2015年のWindows 10が載った対話型ホワイトボードの後継機種である2Sは、何もかもポータブルであることがウリだ。

ちょっと見ると、壁にかける事務用品という雰囲気しかない製品だが、これだけ高額であるからには多用途性が顧客の購買意欲を喚起する鍵だ。そしてまさに同社は、オフィス家具のSteelcase社とパートナーして、この製品のためのキャスターのついた可動式スタンドを特製した。

2Sは、前のモデルよりも60%薄くて40%軽い。ポータブルであることの鍵は、モバイル(可動性)用のバッテリーをAPCからハブに加えられることだ。うっかり電源コードがぬけてしまっても仕事はなくならない。このような、コラボレーションのためのデバイスでは当たり前のようなことだし、第1世代機が出たあとは、要望がとても多かった機能だろう。

ポータブル以外にも、スペックはアップしている。50インチのディスプレイは3840×2560ドットの4K+だ。スピーカーとマイクロフォンとカメラはすべて改良された。プロセッサーはIntel Core i5の第8世代、メモリー8GB、ストレージ128GB。そしてグラフィクスはIntel UHD Graphics 620。マイクロソフトによると、前の機種より50%速いそうだ。発売は6月、価格は9000ドル(約100万円)となる。

マイクロソフトは年内にスタンダードなSurface Hub 2も出す計画だ。そのディスプレイはペンや画面タッチで操作できる。また来年は、2Sの85インチバージョンを“選ばれた顧客”を対象にテストする。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

これがMicrosoft Surfaceの最新製品ラインだ

ワクワクしたいって? それを目指しているものならここにいくつかある。今日(米国時間10/2)のMicrosoft Octoberイベントは、大ヒットとは言えないが、プロダクト責任者のPanos Panayに言わせると、1つのイベントで発表された新しいSurface製品数としては今日が最大だ。

一時間ほどの中に数多くの品々が詰め込まれていた——発表のほとんどは既存製品の仕様改訂ではあったが。実際、新たなマットブラック塗装以外に、違いを見つけることは難しい。

そのひとつは、USB-Cポートの欠落。これは奇異な選択と言わざるを得ない——しかし、おそらく「軽視した」が妥当な表現だろう。

予想通り、Surface Pro、Laptop、Studioはいずれもスペックが強化された。999ドルからのSurface Pro 6は先行機種よりも67%高速化されたとMicrosoftは言っている。ディスプレイは267 ppi、バッテリー寿命は13.5時間と公表されている。

新しいSurface Laptop(私の個人的お気に入り製品ライン)はさらに大きくアップグレードされた。Intelの第8世代クアッドコアのおかけで第一世代よりも85%速くなり、バッテリーも一回の充電で14.5時間持続する。

Studioは、Surface製品史上最も興味深いデバイスと言えるだろう。画面は38%明るくなり、コントラストは22%高くなった。Pascalグラフィックカードと2TBのSSDを内蔵している。

ヘッドホンはなんと言っても今日いちばんの興味深い発表だった。第一に、Microsoftはこの製品を今日のイベントまで何とかベールに隠し続けてきた。そして第二に、Surface Headphonesはこの製品ラインにとって一風変わった新製品た。それでも私はこれを使っていたわずかな時間を十分に楽しむことができた。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Microsoft Surfaceファミリーにヘッドホンが加わる

今日の大きな発表の数々が数年来見てきたデバイスの定期的アップデートであることはわかっている。それでもMicrosoftは、今日のイベントに小さなサプライズを忍び込ませた。シンプルに名付けられたSurface Headphonesは、同社のノート、デスクトップ製品ラインを通じておそらく最も異質な新製品だろう。

しかしこのオーバーイヤー型ヘッドホンの鍵がCortanaにあることは明白だ。MicrosoftはこのSiri/Alexa/Assistant競合製品の普及にいくらか問題を抱えているので、こうした次世代ノイズキャンセリングのついたデバイスが伝道の後押しになるのだろう。

350ドルのワイヤレスヘッドホンは、いたる所で目にするBoseのQuietComfortや、Sony、Samsungらの競合製品がライバルになる。もちろん、もしCortanaが主要な差別化要因であるなら、混戦を抜け出すのは困難だろう。

まだ発表されたばかりで、発売時期も(「近日発売」以上には)わかっていないので、おそらくMicrosoftはまだいくつか楽しみを隠し持っているのだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

マイクロソフト、Surface Plus融資プランの新規受付を終了

Microsoftは1年前にスタートしたSurface Plus融資プログラムを静かに終了した。 同サイトには、「熟考した結果」8月31日をもって新規受付を終了した旨が書かれている。現行の利用者に影響はなく、現在の融資プランが引き続き適用される。

ストックホルム拠点の金融サービス会社、 Klarnaの資金提供を受け、Surface Plus融資プログラムは2017年8月に開始した。同プログラムはSurface端末を手頃な価格で入手したい学生その他の人々が対象で、24ヶ月以上の分割払いが可能になる。またプログラムの利用者は、18ヶ月経過後に端末を良好な動作状態で返却すれば、最新機種にアップグレードすることができる。

MicrosoftはFAQで、既存の利用者はプラン通りSurfaceをアップグレード可能であると言っている。プログラムの終了は、現行の保証契約にも影響を与えない。

Microsoftの “Surface Plus for Business” の支払いプランも “Surface Plus” とほぼ同時期に開始したが、こちらは継続されるようだ。TechCrunchはMicrosoftに追加情報を要求している。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Microsoft、400ドルのSurfaceを発売か

MicrosoftはSurfaceに関して常に高級路線をとり、同社のオペレーティングシステムに何ができるかを、最上位ハードウェアでユーザーに知らしめてきた。サードパーティーのハードウェアメーカーとの結びつきがこれほど強いメーカーとして、意味のあるやり方だ。しかし、「クリエイティブ・プロフェッショナル」のハイエンドなニーズに焦点を絞ってきた商品路線に、近々お手頃バージョンが加わりそうだ。

Bloombergの最新記事によると、Microsoftは年内に400ドルバージョンのSurfaceを発売しようとしている。Appleのどこにであるタブレットと直接競合するための機種だ。もちろん、これまでに多くのメーカーがiPadに立ち向かっては殆どが失敗しており、Microsoftもそうだった。

5年ほど前に同社はSurface RTを発売したが、ほとんど評判にならなかった。近頃タブレット市場が縮小気味になるなか、Microsoftは高級純正ハードウェアのメーカーとしての地位を築いてきた。

新しいデバイスは画面サイズが10インチでAppleの低価格iPadとの直接競合を狙っている。Microsoftの入門機の400ドルという価格は最低価格のiPadよりまだ70ドル高いが、799ドルのSurface Proよりも大幅に安い。記事によれば端末にはSurface最大のセールスポイントと言われるキーボードカバーが付いてこない —— ただし、キックスタンドは付属しており充電にはUSB Cポートを利用する。

Microsoftはこのデバイスについての問い合わせに当然答えていないが、発売は今年の後半になると報じられている。同社が最近Windows 10Sを強く推していることを踏まえると、教育市場向けの低価格機戦略の一環としてこの製品はたしかに理にかなっている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Microsoft、Surface Hub 2を発表

Surface Hubを覚えているだろうか? 存在すら忘れているに違いない。しかしMicrosoftは、新バージョンのSurface Hubを発表した。仕様や価格は何も発表されておらず、発売は2019年以降だ —— 一部の顧客は今年中にSurface Hub 2のテストに参加する予定。

Surface Hubは超高価なデジタルホワイトボードで、ビデオ会議から文書作成の共同作業まであらゆる仕事をこなす。現在5000社がSurface Hubを使っていて、その中にはFortune 100企業の半数が含まれている、とMicrosoftは言っている。

それぞれの企業が1台ずつ買ったのか、1000台買ったのかはわからない。しかし、次期バージョンに取り組むだけの関心があることはたしかなようだ。つまるところこれは、タッチスクリーン付巨大ディスプレイにすぎない。Windows 10が動きSurface Penに対応している。

前のバージョンと比べてMicrosoftはベゼルを大幅に削減した。モダンなテレビのような外観になったがアスペクト比は3:2だ。ビデオカメラが本体からなくなったのには驚いた。ビデオ会議のためにはウェブカメラを接続する必要がある。

いちばん興味深いのはコンセプトビデオだ。さまざまな利用場面が紹介されている。壁にかけたり、カートに乗せたり、Surface Hubで壁を作ることもできる。

ユーザーは指紋センサーに指をおいてログインする。そうすることで、自分のアカウントの文書やデータを利用でき、通話も受信できる

Microsoftはことコンピューターにかけては力が入る。これは会社のワークフローによくフィットする革新的フォームファクターだ。この会社がじっとしていないところを見るのは楽しい。Macに劇的な進化が見られない中、Microsoftにはまだ大胆なアイデアがありそうだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Consumer Reports誌がMicrosoft Surfaceの推薦を取り下げ、故障率が高いため

【抄訳】
Surfaceは、近年のMicrosoftの意外なるヒット作だ。Windows 10の概念実証にすぎない、と多くの人が思っていたこの機種は、ツーインワンタブレット(two-in-one table)という新しいカテゴリーを自ら打ちたて、そのカテゴリーのリーダーに座った。しかしConsumer Reports誌が最近行った調査によるとこのデバイスは、多くの競合機に比べてはるかに不安定であることが実証された。それだけでなく、状況が悪すぎるので、同誌はこの製品を推奨リストから外した。

およそ90000のタブレットユーザーにアンケート調査を行った結果、Surfaceのオーナーの約1/4が、このデバイスが二年以内に故障したことを報告した。AppleやSamsung、Acerなどでは二年間の故障率がそれぞれ10, 16, 18%だから、この数値はかなり高い。ただしToshibaとDellはそれぞれ、24, 22%とかなり近い。

消費者はタブレットを買うとき、それがスマートフォンの契約期間や下院議員の任期などより寿命が長いことを期待するから、世界でもっとも著名なブランドであるMicrosoftの製品の故障率が高いことは、相当厄介な問題だ。

同誌は、Surface Laptopの2機種と、Microsoft Surface Bookの2機種計4SKUを、認定のリストから外した。こういうことは過去にもあるが、Microsoft製品に関してはめったにない。製品の不良に対する消費者の反応は一般的に、‘悲嘆の五つの段階’(five stages of grief…否定、怒り、取引(代償)、抑鬱、受容)に従うが、Microsoftの場合は全員が‘否定’(そんなはずはない!)のようだ。

同社は声明の中で、Consumer Reports誌の結果には同意しない、と述べている。Microsoft自身が経験している過去の返品率や故障率は、問題になるほどの高率ではない、と言うのだ。上の三番目の段階‘取引’では、MicrosoftはConsumer Reports誌ともっと密接に協働すべきだろう。

【後略】

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Microsoft Surfaceの11月の売上は新記録―MacBookへの失望も一因

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Microsoftによれば、Surfaceのセールスはきわめて好調で、11月の販売台数ベースは過去最高を記録したという(この台数にはSurface Hubホワイトボードは含まれない)。

Surfaceがクリスマス商戦を前にして早くも成功を収めた大きな原因はもちろん新しいSurface Bookの売り出しやSurface Studioの発表にある。画面が自由に動くオールインワン式のStudioはここ数ヶ月で発表された中でもっともエキサイティングな消費者向けハードウェアの一つだった。予約受け付け分の出荷は先月末から始まっている。

もちろんAppleもMicrosoftと同時期にノートパソコンの(久々の)アップデートを行った。10月下旬に公開されたファンクションキーをリボン状のタッチパネルで置き換えるMacBook ProのTouch Barについては好き嫌いがはっきり分かれたようだ。フィル・シラーはアップデートの直後、Appleの「オンライン・ストアは新しいMacbook ProについてこれまでのどのProよりも多い注文を受けている」とプレス向けに述べた

そうではあっても、icrosoftはSurfaceceの成功の原因の一つがAppleファンの不満にあると知れば満悦を隠せないだろう。今日のブログ記事でMicrosoftは最高650ドルの割引という多少どぎつい買い替えプログラムのプロモーションをしている〔日本のMicrosoftの買い替えプログラムはこれとは異なるようだ〕。

なおSurface Book with Performance Baseは現在販売中のオーストリア、中国、フランス、ドイツ、香港、日本、スイス、イギリス.に加えて新たにオーストラリアとニュージーランドでも購入できるようになった。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

MicrosoftはSurfaceを買ってくれたユーザーのMacBookを650ドルで下取りする(アメリカのみ、11月10日まで)

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Surface Bookのニューモデルは今週、どさくさまぎれで影が薄くなってしまった。しかしそれもしょうがない。ニューヨークで行われたMicrosoft自身のイベントでは、Surface StudioとWindows 10 Creators Updateと3Dコンテンツの制作という派手な話題に、すべてをさらわれてしまった。それにもちろん、Appleのイベントが追い打ちをかけた。

しかしMicrosoftは、簡単にあきらめる方ではない。今度は、購入時の下取り制度で、MacBook Proの行く手を阻もうとしている。MacBookのユーザーに、Surfaceのペン入力やタッチスクリーンの価値を認めてもらいたいのだ。そこで、Surface ProやSurface Bookの購入と同時にAppleのラップトップを下取りに出す人には、650ドルを進呈する。

これも一種の宣伝企画だが、これまでAppleの一人舞台だったクリエイティブの分野に意欲を示し始めたMicrosoftは、いわば下取りという、ちょっとどぎついギャグで、Appleのラップトップにない、Surfaceのクリエイター指向のアドバンテージを訴求したいのだ。

Microsoftによると、“Surface Pro 4やSurface Bookのユーザーの97%が、タッチ入力を日常的に使っている”、という。Appleが一貫して、コンピューターにはタッチを避けていること、それをせずにTouch Barという、ディスプレイとキーボードのあいだに鎮座する独特の入力方式を新しいMacBook Proでは採用したことに、Microsoftはネガティブのラベルを貼り、あくまでもSurfaceをポジティブとして目立たせたい。

この下取りキャンペーンは11月10日まで、Microsoftのアメリカのストアおよびネット上で展開される。

〔参考: 今のお値段。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Microsoft Surfaceシリーズ専用のワイヤレス入力デバイスSurface Dialは確かにおもしろい

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うん、確かにクールだよ。Windows 10のCreators UpdateバージョンSurface Studioを一緒にしたド派手なプレゼンの中で、Surface Dialはやや影が薄かったが、でもこのワイヤレスのPC周辺装置は、Microsoftの製品を対話的に操作するための、新しくておもしろい方法だ。

‘ダイヤル’という名前と、その姿や形から、使い方などだいたいの見当はつく。このダイヤルは、機能としては一種のワイヤレスのノブ(つまみ)で、そこにいろんなタスクを割り当てられる。今日のSurface Studioのデモの最後の方では、文書の上の手書きの注記を表示したり隠したりする使い方が紹介された。

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このようなデバイスの用途は無限にあるとも思われるが、今日Microsoftが見せたのは、音量と輝度を調節するなどの、単純なものばかりだ。コンピューターと同期させた使い方では、ディスプレイ上にもダイヤルが表示される(上図およびトップ画像)。Surface Studioは画面が広いから、こんな使い方が便利だろう。

お値段と発売時期の発表はなかったが、そのほかのSurfaceデバイス…Surface Pro 3, 4やSurface Book…でも使えるそうだ。ということは、Surface Studioとは別個に買える、ということだろう。でも、発売は遅くない方が良いね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))