Twitterが社内コミュニケーション支援プラットホームtenXerを買収して開発部門の生産性向上をねらう

【抄訳】

ソーシャルネットワークのTwitterはかなり前から、プロダクトの開発や改良にエンジニアがどのように関わるべきかをめぐって、社内的な問題や課題を抱えていた。そして今回、それらの解決を目指す買収を行った。本誌TechCrunchが確認したところによると、Twitterは、デベロッパとエンジニアが良好な協力関係を築くためのプラットホームtenXerを買収し、同サイトを近く閉鎖する。この買収は、tenXerのCEOで協同ファウンダのJeff Maにも直接確認した。また、別の信頼できる筋によると、買収の価額は5000万ドル弱だそうだ(今詳細を確認中)。

TwitterはMaのツイートをわれわれに示し、同じく買収を確認した。

【中略】

tenXer自身の言葉によると、“tenXerは、エンジニアリングのリーダーたちがもっと良い管理者になれるようにする。エンジニアたちが毎日作り出すデータ(GitHubやPivotal、JIRAなどで)を使って、実効性のある管理者が必要とする視点や、各種の数値、インサイトなどを提供し、彼らのチームの生産性を高める”、のだ。

最初同社は、デベロッパとエンジニアだけでなく、このような情報の生成と配布をスタートアップの社内全体に対して行っていたが、そのときにはTwitterに対しても、Twitterに広告を出すことの利点に関するケーススタディ情報をまとめて提供していた。

Maは予測分析のエキスパートでもあり、これまではその技能を主に、スポーツやギャンブル関連のアプリに投じていた。でもTwitterは最近、分析サービスの開発にも注力しているから、Maのその技能がそっちに生かされても不思議ではない。

(彼の前のスタートアップCitizen Sportsは、ファンタジースポーツのポータルで、のちにYahooが買収した。)

【後略】

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa