3DモデルのクラウドソーシングライブラリMakerbotのThingiverseにグループ機能ができた…同好のお友だちを作ろう

Thingiverseは、Makerbotが一般公開の3Dモデルを互いにシェアするために設けたサイトで、同社の好調が衰えない理由の一つでもあるが、これまでは各人が自作のモデルをアップロードするだけで、会話のようなものはほとんどなかった。そこで今回はThingiverseの新しい機能としてThingiverse Groupsというものが作られ、同好の士たちがオンラインのグループを作れるようになった。おっと、同好のメイカーたち、だね。

Makerbotのブログから引用しよう:

Thingiverse Groupsという新しい機能により、特定のトピックやデザインのタイプなどをめぐってグループを作ったりグループに参加したりできる。そしてそこで、会話をしたり、コミュニティのメンバーと“物(Thing)”をシェアしたりできる。グループを作るのは、とっても簡単だ。最新のグループや人気の高いグループを探して、そこにあなたのデザインをアップロードしてもよい。

大きな変化ではないが、でもUAV(無人機)のグループや、教育関連のグループなどがあれば、Thingiverse自身の魅力と価値も上がる。モデルやアイデアを共有できれば、3Dプリントが孤独な営みから、もっと楽しい、有意義な、長く続く営みになる。たとえばぼくは、このグループをほんの数秒で作ったが、今では世界中の親たちがアクセスしてくれるのが楽しみでたまらない。3Dプリントの楽しさが、点から大きな面や立体に変わるね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


「大きすぎるか?」と心配する皆様へ

Appleが新しい(大きい)iPhoneをリリースしてすぐに、世界中から声が聞こえてきた。曰く「ぴったりのジーンズに収まるだろうか」、「自分の小さな手で操作できるだろうか」、「倍ほども大きくなっているのではないか」などなどといったものだ。個人の感覚にもよるものなので、実機が出まわるようになるまでは回答も得にくい疑問だろう。

と、そんな中で注目すべきが3Dプリンターかもしれない。

MakerbotのThingiverseでも無料の3Dデータが提供されており、実際に大きなiPhoneを手に持ってみることができる。データを入手して3Dプリンターで印刷すれば、いろんな不安にもかたがつく。大きなiPhoneも、「巨大」というわけでもなさそうだと安心できるかもしれない。手持ちの3Dプリンターがなくても、近所の印刷サービスショップなどで3Dプリントに対応したところを見つけることができるかもしれない。

尚、DIY(?)できない場合にも、Amazonなどでモックアップを買うことができる。価格は10ドル程度だ。(動かないけれど)iPhone 6やiPhone 6 plusを手に入れて、実機のようにいろいろと弄んでみることもできる。

余談ながら付け加えれば、印刷したり購入したりを面倒だと感じる人は、身近なAndroid利用者に尋ねるという手もある。おそらくは、新型iPhoneレベルでは「大型」と呼ぶにも値しないと言われることだろう。結局はそうして、大きなデバイスが席巻していくのかもしれない。

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(翻訳:Maeda, H