テスラは潜水車を設計していた──その企画はまだ生きている

Tesla(テスラ)は今年、電動ピックアップに人びとの関心を集めたいようであり、Model Yとクラス8のトレーラートラックの生産を軌道に乗せようとしている。

でもそんなことよりも人びとが気にしているのは、どこかで埃(ほこり)をかぶっているらしい同社の潜水艦車の設計だ。

テスラのCEOイーロン・マスク(Elon Musk)氏は米国時間6月11日、カリフォルニア州マウンテンビューで行われた同社の今年の株主総会で、質問に答えてその電動潜水車に言及した。その株主は、テスラが水中車の製造を検討したことがあるか、と尋ねた。それは、ふつうに路上を走るけれども水中ないし水面下にも行ける車のことだ。

確かに設計は存在していた。それは、007の映画「私を愛したスパイ」に登場したLotus Esprit(ロータス・エスプリ、上図)からヒントを得た潜水車だ。

マスク氏は「最高にクールだと思ったんだ」と言い、映画の車は自分が持っている、と付け加えた。

彼によると、実用バージョンを作ることは技術的には可能だが、「その市場はすごく小さいだろうね、小さいけど熱狂的な市場だろうな」という。

そんな車を作ることはあくまでも余技だ、とマスク氏は言うが、しかしそれと同時に廃案にする気もないのは、今後何らかのイベントで使われる機会があるかもしれない、と思っているからだ。

画像クレジット: Flickr/CC Henry Burrows

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

これがUberの空飛ぶタクシーのコンセプトだ

Uberはユーザーが空飛ぶUberを呼び出せる未来を構想している。そしてそれはCEO Dara Khosrowshahiが言う「大きく大胆な賭け」だ。彼は今日午前のCBSのインタビューで、大きく大胆な賭けがUberを作ったと話した。

「われわれはこの乗り物を使ってネットワークを作り、一般の人々が渋滞を避けて長い距離を移動したいとき、手頃価格で空飛ぶタクシーを使えるようにしたい」とKhosrowshahiは言った。

目標は無人運転で4人乗りの空飛ぶタクシーを作って料金を安くすることだ。ユーザーはアプリでエアタクシーを呼びUberの屋上施設で乗り込む。CBSのインタビューによると、タクシーは複数のプロペラと電動モーターのおかげで比較的静かになるとUberは言っている。

同社は2020年までにトライアルを始める計画だ。

Uberは今日(米国時間5/9)、明日のUber Elevateカンファレンスでエアタクシーの詳細を発表する予定。

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TeslaはModel 3のAutopilotの操作インタフェイスを使いやすくした

Model 3はAutopilotのコントロール方法が変わった。最近のアップデートでは、コントロールがインフォテインメントのスタックからステアリングホイールへ移った。それまでドライバーは、大きな画面を見ながらAutopilotのスピードや走行距離を変えていたが、その操作をするとき目が道路を離れてしまうのだ。

Model 3は、ミニマリズムの極地だ。そのために同社は、最良のインタフェイスをまだ模索しているようだ。たとえばModel 3では、ステアリングホイール上のコントロールは意図的に特定の機能に奉仕せず、車の役割に応じて変わるのだ。

2018.12のアップデートでは、右手のスクロールホイールが車のスピードを変え、その横のボタンが車間を変えるようになった。最新のコントロールは既存のコントロールを変えず、むしろそれらを補う。

Model 3の本誌のレビューでは、コックピットの簡素な設計に注目して、その長短を指摘した。前方視界に邪魔物がないのはすばらしいし、子どものころのソープボックスダービーで坂を転がっていくときのような、ピュアなドライブ体験が得られる。路面への接触感覚がとてもリアルだ。でもしかし、中央のタッチスクリーンへの依存が大きすぎて、単純なコマンドでも目が道路から離れることがよくある。

Autopilotがらみの死亡事故以降、Teslaに注がれる世間の目はますます厳しくなっている。今回のようなアップデートで同社は、オーナーの意見を取り入れてアップデートを実践していることを、見せつけようとしている。

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Volkswagenの自動運転スクールバスは通学だけではもったいないクールバス

自動運転車が普及したら、子どもを学校に行かせることがずっと楽になるかもしれない。そう主張したいVolkswagenはジュネーブのモーターショーに二年連続で、自動運転マイクロバスSEDRICを出展した。この未来のスクールバスは、外観がアメリカの小学校教科書の表紙によくあるような黄色で、中には学童を楽しませるための大型OLEDスクリーンがある。そして椅子の下には、かばんなどのための収納スペースがある。

乗客定員は4人だから、今のスクールバスに比べるとすごく少ないが、学校がこれを数台〜10数台持てば、今の父兄が運転する車による送迎などに比べると、ずっと楽になる。全電動のSEDRICは、親がスマートフォンのボタンを押せば来てくれるし、ドアツードアの運行なので通学時の子どもの安全性も高い。

外部に対しては、大きくて明るくて目立つLEDライトが、運転者や歩行者たちの注意を促す。ドアはガラス製の大きなスライドドアだから、子どもは楽に乗り降りができる。

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明るい黄色の外部塗装と、よく目立つライトにより、このマイクロバスの可視性はたいへん良い。乗客の安全性を再優先する車両だから、これぐらい目立つデザインにする必要があるだろう。

展示品はまだあくまでもコンセプトの段階で、自動運転マイクロバスの未来の姿を示す。でもルックスは今すでに相当クールだから、なるほど、自動運転の時代における子どもたちの都市内移動には、大きなバスは要らないな、と思ってしまう。

スクールバス、というより、クールバスかな。

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Teslaのセミトラック、自社用バッテリーを載せて初の貨物走行

Teslaは新しい電動セミトラックの発売に向けて、最初の「本番」走行を行った —— ごく近しい顧客のために。Tesla自身も顧客なので、トラックはGigafactroyで作られたばかりバッテリーパックを満載したトレーラーを引いて、カリフォルニア州フリーモントの自動車工場に向かった。

Elon Muskは運行中のトラックの写真を公開した。マットブラックのバージョンとエアロフード付きのシルバーのバージョンが写っていて、おそらく公式お披露目したのと同じものだろう(少なくとも色は同じ)。トラックにはフルサイズのトレーラーが付随しており、これはこれまで見せたことのない姿だ。

Gagafactroyからフリーモント工場までは260~270マイルで約4時間半の旅になる。これは厳密には長距離輸送とはいえないが、多くの顧客にとって利用価値が高い。そしてTesla自身も輸送業務用に、このトラックを本来の目的で定期的に利用する必要がある。

Teslaはこれを「本番」走行と呼んでいるが、実際の生産は2019年からとみられ配車は2020年になる可能性が高い。それでもこの貨物走行は貴重な情報を同社にもたらすだろう。現在相当数の予約台数を処理しなくてはならないTeslaにとっては、いっそう重要だ。

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SpaceX、ロードスターを運転するスターマンを宇宙ライブ中継(録画あり)


SpaceXは、火星を目指す模擬宇宙飛行士として同社の新しいユニホームを着たダミー人形をライブ中継する。ダミーが「運転」しているTesla Roadsterには複数のカメラが装着されている。この車は今日(米国時間2/6)ほぼ完璧に打ち上げられたSpaceXのFalcon Heavyの主たる積載物だ。

ライブ中継は、車のボンネット、飛行士の肩の後ろ、および地球を見下ろす位置にそれぞれ設置されたカメラを切り換えながら放映される。

これはこれまで宇宙に送り込まれた中で、いちばん楽しい荷物であることは間違いない。グッドジョブ、イーロン。

【日本語版注:ライブ中継終了後はビデオで視聴可能】

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UberとSoftBankの巨額出資契約が正式に完了

Uberは、Softbankによる12億ドルの直接投資契約が正式に締結されたことを認めた。広報担当者から以下の声明がTechCrunch宛に送られた。

Softbank、Dragoneerをはじめとするコンソーシアム各社をUberファミリーに迎えたことを誇りに思う。これは株主、従業員、顧客全員にとってすばらしい成果であり、Uberのガバナンスを強化するとともに、テクノロジーへの投資を倍増させ、今後も世界のより多くの場所でより多くの人々にサービスを提供していく」。

発表によるとこのUber-Softbank出資契約では、2次販売のための支払い処理が木曜日(米国時間1/18)いっぱい行われる。またUberが契約の一環として受け入れガバナンス変更も、今日から正式に実施される。

これでUberのファウンダー、Travis Kalanickは、紙の上だけでなく、現実にビリオネアになった。同氏は保有株の約30%を売却していた。また、SoftBankはこれで最大株主となって新たに取締役の席を確保し、2019年に計画されているUberのIPOにも一役買うことになる。

SoftBank Investment AdvisersのCEOでSoftBank Groupの役員でもあるRajeev Mistraは、契約締結に関して以下の声明をTechCrunchに提供した。

Uberへの投資が滞りなく完了したことを嬉しく思う。取締役会、経営チーム、株主をはじめこの取引を可能にした人々全員の支援とプロ精神に感謝している。

Uberには、新たなリーダーの元非常に明るい未来がまっている。SprintからWeWorkまで広がる巨大なSoftBankネットワークの一員となったことで、Uberがさらに大きな成功を収めることを期待している。

SoftBankによるこの巨額投資は昨年末に合意され、Uberの評価額は480億ドルと前回提示された690億ドルから大幅に割り引かれた。

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Lexus LF-1 Limitlessコンセプトカーは万人向けに機能満載のクロスオーバー車

Lexusが今週のNorth American International Auto Showで、ラグジュアリーでクロスオーバーなコンセプトカーLF-1 ‘Limitless’を披露した。すっきりとしたスポーティーなルックスで、未来のオーナーの好みに合わせるための多様な機能を揃えている。

Lexus LF-1は、燃料電池やプラグインハイブリッド、ガソリン、オール電気など、様々な動力系を搭載できるが、それは2025年以降の全車種の仕様になるはずだ。また、グリルをLEDがおおう形になっているので、外部のドライバーや歩行者にシグナルが伝わりやすい。流線型の外形デザインは、スポーツカー的でもあり多目的車でもある同車の性格を表している。

この車種は自動駐車、ドライブ・バイ・ワイヤのステアリング/ブレーキ/信号など、一部の自動運転機能もある。さらに“四次元ナビゲーションシステム”は、三次元空間+時間のことで、車のアシスタント機能が、スケジュール情報などからドライバーの行き先を察知して、インテリジェントなナビを行う。

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そのほか、おすすめのガスステーションとか、ホテルの提案もする。もちろん、走行中に部屋の予約もする。それらを“コンシエルジュ機能”と呼んでいるが、実際には、今やスマートフォンアプリにすらなっているパーソナルなスマートアシスタントが、やがて車の標準装備にもなる、という予兆だ。

そのほかLF-1には、ジェスチャーによる命令入力や、タッチ方式のステアリングホィール(強制フィードバックあり)などもある。いずれも今後は、ドライバーの不注意を減らすための改良が行われ、車のさまざまな機能との対話をより容易にしていく予定だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

NissanのコンセプトカーXmotionはSF的な未来とのどかな田園をミックス、コンソールを鯉が泳ぐ

Nissan(日産)は今年のCESで、‘Xmotion’と名付けた斬新なコンセプトカーを披露した。SUVのクロスオーバーのようなこのコンセプトカーは、すっきりした車体デザインにシャープな角(かど)や独特のヘッドライトでアクセントつけ、内部はタッチスクリーンと革新的な制御機構が融合し、外見は未来的であると同時に、どことなく牧歌的で癒やしの効果もある。

Xmotionの外殻は、Nissanによると、富士山に代表されるような日本の自然の美観と、電子製品であふれる現代の都市環境を組み合わせている。つまりBlade Runner的であると同時に現代の東京ふうでもある、と。

外観もおもしろいが、この車が斬新と言えるのは、主にその内部だ。まず、仮想アシスタントの役は画面上の鯉が演ずる。その鯉はコンソールとアームレスト上のタッチスクリーンを泳いで行き来し、社内の環境条件や音楽などを、目的地とユーザーの好みに合わせてプログラムする。車が自動運転モードのときは、仮想アシスタントも忙しい。今走っているルートに関する情報を大量に提供し、レーンを変えたり、運転マナーの順守なども担当し、次の休憩施設も教える。

内部の装置類の中ではスクリーン〔複数形〕がとくに重要で、そもそもミラーがまったくないのも、すべてをスクリーンに依存するからだ。

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    Making its world debut at the 2018 North American International Auto Show in Detroit, the six-passenger, three-row Nissan Xmotion (pronounced “cross motion”) concept fuses Japanese culture and traditional craftsmanship with American-style utility and new-generation Nissan Intelligent Mobility technology.
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    Making its world debut at the 2018 North American International Auto Show in Detroit, the six-passenger, three-row Nissan Xmotion (pronounced “cross motion”) concept fuses Japanese culture and traditional craftsmanship with American-style utility and new-generation Nissan Intelligent Mobility technology.

また内部には、できるかぎりの開放感を盛り込んでいる。まずバケットシートは自動運転時の楽ちん感を最大にするため、大きく回転する。単一の連続的なコンソールがフロントからバックへ伸び、うしろに乗ってる人に不便を与えず、まるで社内に“川”があるみたいだ。

このコンソールの上には“フローティングコマンダー”というものがあって、ユーザーのジェスチャーを照明やエアコンなどなどの操作に翻訳して実行する。

未来的なコンセプトはあくまでもコンセプトだが、自動車業界/技術の界隈ではすでにいろんなトレンドが登場しているから、その進化形のようなものが近未来の一般的な商用車に実装されても、心の準備はできている。でも、ぼくがとくに気に入ったのは、仮想のお魚が運転をガイドしてくれることだな。

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Tesla、2017年Q4のModel 3生産台数は2425台。2018年Q1中に「週2500台」が目標

Teslaは2017年の最終四半期に、Q3よりもずっと多くのModel 3車を生産した。同四半期にTeslaは、2425台のModel 3を作り、Model SとModel Xを含めた総数で2万3565台を生産した。Q3にはわずか260台だったのと比べると著しい増加だが、それでも予測されたペースよりも(下方修正された目標と比べても)遅い。

Q4の生産台数のデータは、Teslaが決算報告に先立って公表する慣例となっている四半期リリースで報告された。ほかにも、同四半期でModel S 1万5200台、Model X 1万3120台、およびModel 3 1550台を納車したことを明らかにした。TeslaにとってこれはModel SおよびModel Xの四半期当たり納車数の史上最高数であり、以前の記録(2017年Q3)を9%上回った。

Teslaによると、これまで生産ペースのボトルネックになっていた問題の対策が進み、四半期末には週当たり1000台を出荷できるまでに改善された。2018年Q1中には、週当たり2500台の生産が可能になるはずだとTeslaは言っており、Q2末には目標である週5000台に到達できるかもしれない。

当初Teslaは、目標生産数1500台程度を、生産開始後最初の四半期に達成できるだろうと考えていたので、少なくともその数字はQ4に上回ったことになる。Tesla CEOのElon Muskは、以前の声明でModel 3の生産待ち行列状態を「生産地獄」と表現した。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

日産、ドライバーの心を読んで反応時間を短縮する技術を開発

Nissanの最新研究プロジェクト‘brain-to-vehicle’(B2V)は、ドライバーがハンドルをまわそうと思ったり、ブレーキを踏もうと思っただけで行動を予測する技術を開発している。このニューラルインターフェースは、反応時間を短縮するだけでなく、脳の信号に基づいて乗り心地も制御する。同社は今年のCESでこの技術を披露する。

NissanはCESに先立ちこのB2V技術を公開し、反応時間を0.2~0.5秒縮めるところをデモで紹介している。わずかな時間のように感じるかもしれないが、1秒以下の判断が事故の有無を分ける路上の運転では大きな違いになる。

ブレーキ、アクセル、方向変更などを予測することで、ドライバーアシスタンス(ADAS)機能を大幅に改善できる可能性があるほか、運転以外の機能にも役立つ。Nissanは、ドライバーの不快感を検出することで、ドライバーの予測に沿って車を走行させることができると期待している。拡張現実を利用してドライバーの目に見えるものを変化させることで、路上での安全性を高めることも考えられる

NissanはCESでドライビングシミュレーターを使用して様々な機能を披露する予定なので、参加者は現実の動作を見ることができる。SFシリーズの「ブラックミラー」の世界を彷彿させるが、この技術から得られるデータを利用して、ADASが改善され、もっと賢く能力の高い自動運転車への道が開かれることが期待できる。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

ヨーロッパのUberに打撃、EUの最上級審が交通サービスだと裁定

EUの最上級審CJEU(Court of Justice of the European Union, 欧州司法裁判所)が、各国のタクシー組合による長年の訴訟に最終評決を下した。Uberの、同社はテクノロジープラットホームにすぎない、という主張に対して、評決は同社は交通サービスである、と裁定した。

この判決によりUberはEU各国の交通法規の遵守を義務付けられ、それらの規則を回避することはできなくなる。

判決によると、Uberの“仲介サービスはその目的が、スマートフォンのアプリケーションと報酬によって、自分の車を使うノンプロフェッショナルのドライバーを都市内の移動旅程を求める人物に結びつけるのであるから、それは本質的に交通サービスに関与していると見なされるべきであり、したがってEUの法の意味内では‘交通分野のサービス’として分類されるべきである”、ということだ。

判決はさらに加えて、“その結果、そのようなサービスは、サービスを一般的に提供する自由の範囲からは除外されるべきであり、また内輪的な市場におけるサービスに対する指令や、電子商業に対する指令からも除外されるべきである。それゆえ、EUの現在の法においては、そのようなサービスがEU条約の一般規則に準拠して提供されるための条件を、EU各国が規制すべきである”、と言っている。

裁判所の評決に対してUberのスポークスパーソンは、メールで声明文を発行した: “この裁定は、われわれがすでに交通法のもとに操業しているEUの多くの国においては、何も変えないであろう。しかしながら、今なお数百万のヨーロッパ人が、われわれのもののようなアプリを使うことを妨げられている。弊社の新CEOが述べたように、Uberのようなサービスを規制することは妥当であるので、今後とも弊社は、ヨーロッパ全域の都市との対話を継続したい。これが、誰もがボタンをタップするだけで信頼できる乗車を確実に得られるために、弊社がこれからも採る方式である”。

最初の訴訟は、2014年に、バルセロナの職業的タクシー運転手組合が起こした。それは、Uber Systems Spainの活動が人を欺くやり方であり、不正な競争の行いである、という法廷の宣言を求めていた。その判定のために法廷は、Uberが提供するサービスが交通サービスであるか、情報の社会的サービスであるか、両者の組み合わせであるかを判決で決めることが必要、と決定した。かくしてこの事案は、CJEUに委ねられた。

裁判所のこの評決はヨーロッパにおけるUberの拡張意志を削(そ)ぐかもしれないが、しかしロンドンなど一部のヨーロッパ市場では同社はすでに交通法の下(もと)で操業している。ただしロンドンでは、別の理由で営業免許を取り消されている。

そこでUberの主張では、EUの多くの国では判決によって操業のやり方が変わることはない。

この判決が対象としているのは、Uberのピアツーピアの乗車呼び出しサービス(ride-hailing services)のみである。それはフランスやスペインなど一部のヨーロッパ市場では長年、完全に禁じられている。

そんな市場の一部(ベルリンやマドリッドなど)でUberは、ピアツーピアではないプロフェッショナルな乗車呼び出しサービスを立ち上げている。それは、地元の交通法に準拠するためだろう。しかしスペインでは今なお、地元のタクシー組合がUberやそのほかの乗車呼び出しサービスが存在することに反対している。彼らは、タクシーの免許の数を制限するはずの法が破られている、と主張している。

続報があればこの記事を更新する…

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米運送大手のUPS、全電動トラックTesla Semiを125台予約

Teslaがまた大物顧客をつかんだ。UPSはTesla Semiをこれまでで最大数予約した。輸送最大手のUPSはTesla Semiトラック125台を予約注文し、先週のPepsiCoの予約100台を上回った。

UPSは代替燃料自動車約8500台を全世界ですでに稼働させており、温室効果ガス排出量を2025年までに12%削減することを約束している。この目標達成には大胆な代替燃料車の導入が必要であり、今後もTesla車を大量に購入する可能性がある。

現在UPSの配達車両は10万8000台以上あり、地元配達用バン、一般車、牽引オートバイのほか、ハイブリッド車などの代替燃料自動車まで多岐にわたる。貨物輸送事業では5500台以上のトラクターが2万1000台以上のトレーラーを牽引しているので、Teslaの巣立ちつつあるトラックビジネスにとって巨大な顧客になる可能性がある。

Teslaにはほかにも、トラックの発売に先駆けて小規模なパイロット注文をする潜在顧客がいくつかある。現在の予約価格は前払い2万ドル(残金15万ドルは配車時に支払う)なので、UPSの予約はTeslaに250万ドルの現金が直ちに流れ込むことになる。

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BMW、電気自動車の2017年販売目標10万台を達成

BMWは今年中に全世界で10万台の電動自動車を販売する見込みであることを今日発表した。これには全電動車のほかActive Tourer 2-シリーズのようなプラグイン・ハイブリッド車も含まれている。Reutersが報じた

同社の全電動車のひとつ、コンパクトカーのi3は2013年に発売され、これまでは比較的出荷台数が少なかったが、今年になってから米国と西欧で需要が増えた。BMWは昨年6万台強のEVを販売したので、2017年は60%増の売り上げを達成したことになる。同社は2018年のEV販売を、今年ほどではないが2桁パーセント増を維持する目標をかかげている。

BMWはバッテリーのスタートアップ、Solid Powerと今年早くに提携を結び、全固体電池の開発を推進している。固体電池は現在使用されているリチウムイオン電池と比べ、安全性、航続距離、寿命の改善が期待されている。

BMWは2025年までに全電動車を10車種ほど提供する意向で、4ドアセダン車は2021年の出荷を目指している。

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ペプシコ、Tesla電動トラックの発注でバドワイザーを一歩リード

PepsicoはTeslaの来るべき電動トラックを発注したことを明らかにした最新の会社であるとともに、注文台数も最大となった。飲料メーカーの同社はトラック100台を注文したとReutersは伝えている。Teslaは前払い金額を当初の5000ドルから引き上げており、PepsiCoは1台につき少なくとも2万ドル支払うことになる。

実は、今週Teslaの電動トラック購入の意思表示をした飲料メーカーはPepsiCoが2社目になる。Budweiserを製造するAnheuser-Buschは最近、Tesla Semi 40台を発注したことを明らかにした。

Teslaはすでに多くの予約注文を受けている。多くの運送を手がけるWalmartやカナダの食料品チェーン、Loblawsなど数多くの会社が名乗りを上げている。しかし台数は(PepsiCoの100台を除くと)2桁に留まっており、各社が運用しているトラックの総数と比べると割合はごくわずかだ(たとえばPepsiCoは1万台以上のトラックを稼働させている)。

それでもTeslaにとっては大きな数字だ。トラックを作るのは初めてで、数々の「生産地獄」(Elon Muskが現在のModel 3の製造状況を指して言った言葉)を乗り切ってたくさんのトラックを早く作る必要がある。しかし現在の注文は小売り業者らにとってパイロットテストにすぎない。それでも、生産車のまだない段階でこれだけの大型業者がパイロットを実施しているのは、いずれにせよ良い兆候とみて間違いない

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日産、リーフ無人EVタクシーの路上テストを来年3月スタート

Nissanは自動運転車のテストを行う意向を明らかにした。同社が開始する電動自動車Nissan Leafの自動運転パイロットテストでは、UberやLyftと同じように利用者がスマートフォンアプリで呼び出すことができる。テストは3月から日本の公道で開始される。

これはNissanが単独で行っていることではない —— 日本のソフトウェアメーカー、DeNAが無人乗車サービスの開発を担当している。Nissanは2020年代始めまでに、Leafの商用運行を始めたい意向だとWall Street Journalは書いている。

これは、ライバルメーカーと比べて大まかな期限で、しかもかなり先だ。先週GMと傘下のCruiseは2019年までにサービスを開始する計画を現在の進捗状況に基づいて発表した。Fordは自社サービスの開業時期を早くから公表している一社で、2021年の商用サービス開始を掲げている。

Nissanはまず、無人運転用センサーと路上コンピューティングのための改造を施したLeaf 2台を使い、担当者が客の乗車位置と後者位置を監視する。一般公開のテストプログラムも予定している。

Nissanのテストで特に興味深いのは、利用者が行き先を具体的に指定するだけでなく、「パンケーキが食べたい」など一般的な問い合わせをすることが可能なことだ。すると車が自動的に適切な場所を選ぶとWSJは書いている。目的地の選択にある程度の自動化要素を加えることで、Nissanはライバルとの差別化をはかろうとしている

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ジープ・ラングラー、2020年にプラグインハイブリッドを採用へ

Jeep Wrangerといえば、「ジープ」と聞いてほとんどの人が思い浮かべる車だろう。そのWranglerが新たな駆動方式の世界に飛び込み2020年にプラグインハイブリッドを導入する。PHEVバージョンのWrangerが発表されたのは今週のLA Auto Show(Roadshow)で、EcoDiesel車と通常のガソリン車とともに紹介された。

このプラグインジープに関してほとんど情報はない。Chrysler Pacificaのハイブリッド車から、電気駆動航続距離33マイル、全体燃費32マイル/ガロンのシステムを借用する可能性はある。通勤には電気を使い、週末のオフロード走行にはガソリン、という乗り方になるのかもしれない。

これが実証済みのWrangerブランドから少々離れるものになることは間違いない。それでも各自動車メーカーはEVやハイブリッドの利用が理にかなう場面を、消費者とメーカー両方の視点で考えている。

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Volvoの新定額プランは、新型XC40を手に入れるお得な方法

Volvoには定額サービスというものがあり、毎月決まった料金を払うと新車が手に入り、保険や保守サービスなども込みになっている。自動車メーカーがこの種の新しい形の所有方法を提供するのはVolvoが初めてではないが、XC40 SUV新モデルのために用意された”Care by Volvo” は、現時点で業界一のお買い得かもしれない。

しくみはこうだ。毎月600ドルからの月極め料金を払うと、2019年型XC40がやってくる。追加料金を払えば豊富なオプションやアップグレードも可能だ。料金には、自動車保険、諸サービスのほかメンテナンスもすべて含まれている。利用者は地方税と州で定められた登録費用を払うだけでいい。あとガソリン代も。

現在の私のリース状況と比べて、これはかなり素敵な買い物だ。基本タイプの契約で、買えば3万5200ドルの車が毎月600ドルで手に入り、メンテナンスや保険やローンの費用も気にしなくてよい。

XC40は、都市生活者向けに設計されたコンパクトSUVで、この種の定額サービスの主要製品だ。料金には、路上サービスと年間1万5000マイルの許容走行距離が含まれている。契約期間はわずか24カ月で、初期契約から1年後には新たな24カ月契約をすることで新車に乗り換えることもできる。

定額プランの申し込みは現在Volvoのウェブサイトで受け付け中で、初回の配車は2018年春のはじめの予定。現在リースを利用中で、比較的頻繁に新車が手に入ることの価値を認めながらも、全部込みの料金を払うだけでもう少し簡単にアップグレードできる選択肢が欲しかった私としては、このサービスが人気となって、いっそう広まっていくことを期待したい。

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Teslaの電動トラック「Semi」の価格は15万ドルから。予約受け付け中

“Tesla Semi” —— Tesla社の全電動貨物輸送トラックの価格が明らかになった。航続距離300マイル(480km)のモデルが15万ドル、500マイル(800km)が18万ドルだ。興味のある向きは予約が可能で基本予約金は2万ドル。初期ロット1000台の「ファウンダーズ・シリーズ」を手に入れるためには20万ドルが必要だ。

この価格はTeslaのウェブサイトで新しく発表されたもので、ディーゼルトラックと比べて驚くほど競争力がある。低価格帯のディーゼルトラックは10万ドル程度で、Teslaはトラックの生涯にわたるランニングコストで20万ドル節約できると約束している。これは電気とディーゼルのエネルギーコストの違いによる。

TeslaはSemiの性能上の利点も強調する。0から60mph加速20秒(8000ポンドの荷重積載時)、5%の勾配を65 mphで走行可能など、同じ荷重を牽引する同等のディーゼルトラックよりずっと速い。さらにSemiは、業界をリードする安全機能として、ジャックナイフ現象の完全排除、高度なオートパイロット機能、最大級の衝突にも耐えられるガラスなどを備えている、とTeslaは言っている。

上記の数字は基本価格のため、追加機能やパッケージによって最終購買価格は変わってくるが、どんなオプションが提供されるのかはまだわかっていない。初期出荷時期は2019年中を目標にしている。

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Tesla、大型Superchargerステーションを2カ所に設置。ラウンジも提供

Teslaはカリフォルニア州に新しいSuperchagerステーションを2カ所設置した。これまでで最大の規模だ。これは新しいタイプのSuperchargerで、充電スタンド40基はどのSuperchargerステーションよりも多く、さらに新しい設置場所のひとつには専用の「カスタマー・ラウンジ」もある。

カリフォルニア州ケトルマンシティーに建てられたSuperchargerステーション(もう一つは同州のベーカーにある)には、料理、「クラフトドリンク」、洗面所、座席、Wi-Fi、Teslaのアパレルとアクセサリーのショップに加えて子供の遊び場や連れてきたペットのためのスポットもある。アウトドアスペースも用意されている。ラウンジはTeslaドライバーが24時間年中利用できる。アクセスにはTeslaのインフォテイメント画面に直接送られてくるコードを利用する。

2箇所とも、屋根付のソーラーパーキングとTeslaのPowerpackシステムを備え発電した太陽エネルギーを蓄えて40基の充電ステーションに供給する。TeslaはSuperchagerネットワークが完成するまでこのアプローチを続けると言っている。充電ネットワークの拡充には、Model 3の量産体制が整い需要が増えたときを見越して準備しているという一面もある。

ケトルマンシティーのカスタマーラウンジは将来作られる施設のモデルケースとしても興味深い。これはTeslaがオーナーの体験を拡張かつコントロールし続けるための手段であり、ブランドのイメージを高めながら、充電中にドライバーが待たされるという避けられない状況に対応するものでもある。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook