ギターの自動チューナーRoadieがバージョン2を発表、ベース専用機も登場

初代のRoadieチューナーは、プラスチックケースに収まった奇跡だった。その小さなデバイスをスマートフォンにつなぐと、ギターのマシン・ヘッド(小さなチューニングノブ)を回して正しい位置にする。実に、見事だった。

そして今度のRoadie 2は、ギターを自力で(スマートフォン不要で)毎日一晩中チューニングする。Roadie 2とRoadie Bassがそれぞれ別のチューナーで、スマートフォンのアプリから目的のチューニングをロードする。目的のチューニングがロードされたら、デバイスの小さな画面をスクロールしてチューニングタスクをセットする。あとは、デバイスの振動〔==音の周波数〕検出システムがすべての仕事をする。完全に緩んだ弦でも、その弦を指定すれば正しく張る。

ひとことで言うとこれは、最初のRoadieの良いとこ+使用中にスマートフォンは要らない、だ。(最初に、使用するチューニングをロードするときだけ。)

とにかくRoadieがあるとセットアップの時間が短くて、すぐに演奏を初められる。ジミーがいなくなったり、ジョーディーが結婚したりして、さびしくなっても、Roadieがあればすぐに、ギターがぼくを慰める。弦はいつも綺麗で、血はつかない。ストラトキャスターでも5ドル10セントで買ったのでも、立派に仕事をする。

どちらも金属製のギアを使って、トルクを稼いでいる。ベース用は弦が重いから、ややトルクが強い。Kickstarterで初期の支援者は79ドルで買えるが、発売は10月だ。発送は申し込み順に行われるから、待ちきれない人は早めに79ドル(またはそれ以上)を支援しよう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Kickstarter出身の完全自動ギター・チューナー、Roadieはスーパー・クール

ギターというのは完璧にチューンされて初めてすばらしい音になる。ギター初心者の私は、めったに完璧なチューニングができない。そんなわけで私の弾くボブ・マーリーのNo Woman No Cryはいつも情けない音だった。しかし私は99ドルでRoadieチューナー を手に入れた。これはすばらしい!

去年、RoadieがTechCrunch Disruptで人気を集めたときに紹介した。その後Kickstarterで資金を集め、無事市販化にこぎ着けた。

Roadieは一見すると普通の電子ギターチューナーだが、端に奇妙なノブが出っ張っている。専用アプリを起動してBluetoothでチューナーと接続する。 ノブをギターのペグに噛ませて弦を弾くとチューナーがペグが巻き、自動的に正しい音程に調整する。チューニングは標準的なもの以外にアプリから自由に設定できる。耳で完全なチューニングができないプレイヤーにとっては福音だ。エレキギターの場合はスマートフォン側に接続する。

これまでもこの種の自動チューナーがなかったわけではないが、どれも満足のいく製品ではなかった。Roadieは作りもしっかりしているし、音程もきわめて正確だ。私はこれまでずっとオーディオ・ベースのチューナーを使ってきたが、Roadieで初めて私のギターは完璧にチューンされた音になった。と、告白するのはお恥ずかしい次第だが、事実だ。

上にデモ・ビデオを貼っておいた。Roadieは出荷を開始している。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


iPhoneでギターを正確にチューニングする自動調弦器Roadie

ご存知のように、ローディーの仕事は、ステージのセットアップ、その取り壊し、飲み物の用意、そしてギターのチューニングだ。でもこれからは、ローディーの仕事が一つだけ楽になり、何かほかのことができる。こちらのローディー(Roadie)は、弦を張って使う楽器のための自動チューニングマシンで、iPhoneがギターの音を聞き、そしてモーターがマシンヘッドを回して正しい位置に調弦する。これで、たくさんのローディーが失業するだろう。

Band IndustriesのBassam JalghaとHassane Slaibiが作ったRoadieは、深圳のインキュベータHaxlr8rで生まれ、今では製品としてほぼ完成している。マシンヘッドとモーターのホルダーのサイズがほぼ合えば、ギターに限らずどんな弦楽器でも調弦でき、代替チューニングもできる。単純に、弦を外したり巻いたりにも使える。速いから、演奏中でもたぶんOKだ。今ならKickstarterで69ドルで買える。

ギター(など)用のチューナーは前からいろいろあるが、コンピュータが音をチェックして、いろんな構成(~音階)をセットアップできるのは、たぶんこれが初めてだ。Instrument Doctorという機能を使うと、弦やギター本体の不良や劣化を指摘してくれる。充電はMicroUSBで行い、一回の充電で6000回調弦できる。Bluetoothでスマホと通信し、アプリはiOS用とAndroid用が用意されている。

発売は6月を予定している。夏のロックシーズンに間に合うように。ぼくは自分の耳でチューニングするから、つねに不正確だ。ぜひ、こいつを使いたい。ぼくのへたくそなギターも、かなりましな音になるだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))