Opera TouchではiOS上でWebサイトのクッキーをブロックできる

昨年の秋にOperaは、Opera Touch for iOSをリリースした。それはSafari on iPhoneと肩を並べる優れたモバイルブラウザーで、スマートフォンの片手操作に向けて最適化されている。今日(米国時間2/22)同社は、このアプリに注目すべき新たな機能を加えた。それは、クッキーブロックだ。これがあると、Webサイトのクッキーを受け取るようしつこく求めるダイアログを、自動的にブロックできる。モバイルではこのダイアログが全画面を邪魔してしまうこともあるから、とりわけこの機能が重要だ。デスクトップの広い画面なら、ポップアップするバナーを単純に無視するだけでもよい。

ヨーロッパのGDPRという厳しいプライバシー規則の結果、クッキーの導入はいちいちユーザーの許可が要るようになり、許可を求めるダイアログがやたら出るようになった。それを、単純に邪魔だと感じるユーザーが多い。いちいち[No!]をクリックするのは面倒だし、仕事などで特定の情報を探しているときなんかは、ひたすらうっとおしい。

クッキー・ブロックは最初11月に、Android上のOperaに登場したが、Operaにかぎらず他のブラウザーもiOSはまだだった。同社は、プロンプトをブロックするためにCSSのルールとJavaScriptによるヒューリスティクスの組み合わせを使ったそうだ。

Android上でローンチしたときOperaは、その機能を15000ぐらいのサイトでテストした、と言った。

なお、Opera Touchのクッキー・ブロック機能は、デフォルトではクッキーのセットがOKになっているから、注意しよう。

つまり、この機能を有効にすると、クッキーの許可を求めるダイアログがそもそも出なくなるから、Web閲覧の邪魔者がいなくなる。しかしCookie Blockerオプションをonにしただけでは、“クッキーダイアログを自動的に受け入れる”になってしまうのだ。

このiOS版Operaブラウザーには、そのほかの機能も多い。人によっては、SafariやGoogle Chromeよりも役に立つかもしれない。

たとえば、広告ブロックや、暗号通貨の無断採掘のブロック機能がある。またOperaの”Flow”技術により、WebのコンテンツをスマホからPCに送ることができる。でもたぶんいちばん重要なのは、スマホの片手操作のしやすさに力を入れていることだろう。

4月にローンチして以降、このブラウザーの新しい機能は23にもなった。その中には、ダークモードや、プライバシーモード、検索エンジンの選択、などの機能もある。それにより、QwantやDuckDuckGoのような、マイナーだけど特長のある検索エンジンを使える。

このiOSアプリは無料でダウンロードできる

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

ブロックチェーン活用のブラウザ「Brave」、ユーザーがサイトにチップする機能を提供

ブロックチェーンを基盤とするブラウザを制作するBraveは、今年の初めイニシャル・コイン・オファリング(ICO)で3500万ドルを調達した。そのBraveが今回、新しい方法でパブリッシャーに報酬を提供するエコシステムの確立に向け、一歩を踏み出した。

Braveの特徴の1つは、独自の通貨であるBAT(Basic Attention Token)を使い、従来のオンラインパブリッシングにおける資金の流れを大きく変えようとしている点だ。Braveはブラウザを使用するユーザーに対して報酬を与え、同時に目障りな広告を抑制し、より関連性の高い広告を促進する。もう1つのBraveの特徴は、読者がBATを使って、アクセスするウェブサイトのコンテンツ製作者に対し、報酬を提供できるようにすることだ。

今回のBraveの取り組みは、そのような施策だ。Braveは、合計30万BATトークン(約6万ドル相当)を今後30日間でユーザーに提供する。ユーザーは通常Braveを使用することでトークンを獲得する。しかし、今回のプロモーションでは追加のクレジットがユーザーのウォレットに配布され、ユーザーはそのクレジットをパブリッシャーやYouTubeチャンネルの運営者らに直接提供することができる。

Braveは月間100万人のユーザーを持ち、パブリッシャーには1100以上のウェブサイトと600以上のYouTubeチャンネルがあるという。この数字を考慮すると、これはかなり大きな動きと言えよう。YouTubeは先月Braveに加わった

トークンを提供する通知

今後30日間(もしくは割り当てられたトークンの配布が終了するまで)で、ユーザーは最大5ドル相当のBATを獲得し、Braveウォレットに追加される。ウォレット残高は、ウェブサイトで費やした時間に基づき、訪問したウェブサイトに対する「チップ」として使用できる。

デフォルトでは、Braveのユーザーが同社公認のウェブサイトやYouTubeチャンネルを閲覧した時間に基づき、チップを付与する。この設定を変えることも可能で、ユーザーは好きなウェブサイトにチップを多く割り当てることができる。

Brave Paymentsのデフォルト設定では、同社公認のウェブサイトで費やされた時間に基づき、ウォレットが配分される。

Braveはこの施策で、ユーザーのウォレット残高を底上げする。これによりユーザーはコンテンツ制作者により多くチップを提供することができるようになる。コンテンツ製作者は得たBATを法定通貨に換金できる。

「これは、公平な取引に向けてユーザーを支え、有害な中間業者を排除するために必要な多くの段階の1つだ」。Mozilla前CEOで現在BraveのCEOを務めるBrendan Eichは、声明の中でTechCrunchにそう述べた。

「我々は、善意の貢献からユーザー助成金、そして広告収入の大半をユーザーと共有するプライベート広告へと移行しており、外部関係者(Braveを含む)によるターゲット設定や追跡は行わない」とBrendanは付け加えた。

その他多くのICOプロジェクトとは異なり、Braveはブラウザというプロダクトを提供することができている。しかし、プロジェクトの全面的な展開には時間がかかるだろう。支払いのオプションやYouTubeは2ヶ月前に追加されたばかりだ。だがBraveは、トークンの販売を通して資金調達を行った多くのプロジェクトよりは進んだ段階にある。

ICOに先立ち、Braveは通常のベンチャーキャピタルからの投資により600万ドルを調達している。

 

[原文へ]
(翻訳:Keitaro Imoto / LinkedIn / Facebook

Microsoftが行ったブラウザーテストではEdgeがエネルギー効率最良、ラップトップを長時間使える

browser_comparison_energy

かつては、ブラウザーの性能は速度で評価され、各製品がJavaScriptのベンチマークの成績を競った。しかし、スピードは今でも重視されるが、デベロッパーの関心はエネルギー効率の方が上位になっている。今は、ラップトップでWebを閲覧する人が多いからだ。でもMicrosoftが以前、同社のEdgeブラウザーは競合製品のChromeやFirefoxやOperaよりもエネルギー効率が良い、と発表したときには、おもしろい議論が湧き起こった。

そのMicrosoftが今日(米国時間9/15)は、Windows Anniversaryリリースにおける最新版のEdgeの数字を引っさげて、再びリングに戻ってきた。今回もやはり勝者はEdgeで、独自の省エネモードをonにしたOperaよりも成績が良い。Microsoftによれば、Edgeのニューバージョンは、同社のWeb閲覧シミュレーションで行ったブラウザーのテストではページのレンダリングが旧バージョンより12%効率が良い。そのほかのブラウザーも今回のテストでは性能がアップしており、やはり、ブラウザーのテストはときどきやるべきだな、と思わせる。

browser_energy_2

今回のMicrosoftの結果では、Edgeはラップトップ上で他のブラウザーよりも23%から69%、電池寿命が長い。最近大量の、エネルギー効率関連のアップデートを行ったChromeも、FirefoxやOperaに比べると相当良い(上図)。ビデオをストリーミングした場合のテストでは、ラップトップの電池の保(も)ちがFirefoxを62%上回った。

Microsoftのテストスイートのソースコードは、GitHubで入手できる。テストはもっぱらWindows 10の上だけだから、Safariのデータはない。でもAppleは、OS X上のブラウザーの中ではエネルギー効率はSafariが最高、と主張したいだろう。

この記事が出たらOperaやMozilla、それにGoogleからきっと反論が来るだろう。そのときは、この記事をアップデートしよう。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Firefoxの実験的機能を使えば複数の人格(アイデンティティ)でWebを閲覧できる

firefox-dev

MozillaのFirefoxブラウザーに今日(米国時間6/1)、実験的に導入される機能により、ユーザーは複数のアイデンティティを持ち、メールやソーシャルメディアなどの複数のアカウントを一つのマシン上の一つのブラウザーの上で持つことができる。

この”コンテナタブ(container tab)”と呼ばれる機能は今、Firefox 50の安定版ではないNightly Firefoxチャネルで入手でき、ユーザーにはデフォルトで4つのアイデンティティが提供される((personal, work, shopping, そしてbanking…下図)。クッキーはそれぞれ別個に保存され、IndexedDBのデータ保存やローカルストレージ、それにキャッシュも個別化される。これによりたとえば、従来のアカウントに対しAmazonなどでしつこく出ていた広告を、別人格になりすましてなくすことができる。

hamburger-containers-1024x405

Firefoxのチームによると、このような機能のアイデアは前からあるが、良好な実装方法を誰も考えつかなかった、という。

“ユーザーは、自分が今操作しているコンテキストを、どうやって知るべきか?”、とチームは問う。“ユーザーがミスを犯して正しくないコンテキストを使ったとき、そのユーザーは回復できるのか? ブラウザーがWebサイトを自動的にコンテナ*に入れることによって、ユーザーをアシストし、ユーザーが自分のアイデンティティを自分で管理しなくてもよいようにできないか? そのような、コンテナへの割り振りをブラウザーが行うためには、どんなヒューリスティックを用いるべきか?” 〔*: コンテナ、ここでは単純に、“隔離容器”というような意味。〕

Mozillaは、まだ答は見つかっていないけれども、この機能をNightlyのリリースに実装したことによって、研究とフィードバック収集をより活性化できる、と期待している。

今の実装では、ユーザーが別の人格に切り替えるとURL表示やタブの色が変わり、現在使っている人格は高輝度で表示される(下図)。

side-by-side-containers-with-default-1024x80

アイデンティティが複数あっても、閲覧履歴やブックマーク、保存されているパスワード、検索やフォームのデータなどは共通だ。しかし同一のマシン上であっても、今人格Aで行っているWeb閲覧と、同じく今人格Bで行っている閲覧行為を、容易に結びつける方法はない。Mozillaによればそれは、“ユーザーの履歴にサイトがアクセすることはもともとできない”からだ。“今回の機能でも、サイトがアクセスするデータは隔離するが、ユーザーがアクセスするデータには手を出さない。このコンテナ機能は、操作のコンテキストの違いに応じて違う自分を使う必要のある、単一のユーザーのために設計されている”。

conatiners-file-menu-e1466033185220

Mozillaによれば、それでもなお広告のトラッカー(ユーザー追跡機能)は、ユーザーのIPアドレスや、ブラウザーの属性、オペレーティングシステムなどからユーザー本人とそのデバイスを特定することができる。それらのデータは、訪れるサイトが変わっても、使う人格が変わっても、変わらないからだ。“このコンテナは複数のアイデンティティを分離し、クッキーがやるような素朴なトラッキングを減らすことはできる”、とチームは言い、この機能をTor Browserのように使うことはできない、と認める。

今のところこの機能は一種の隠れ機能になっていて、ユーザーは今自分がどの人格か簡単に忘れてしまうし、別の人格に関連しているブックマークをうっかりクリックしてしまうこともありえる。ブックマークも、人格別にした方がよいかもしれない。そうすれば、銀行利用やショッピングをして、そのままニュースサイトをクリックすることも、なくなるだろう。

でも、同時に二つのTwitterアカウントにログインできたり、匿名モードを使わなくても広告に付きまとわれずにショッピングできたりする機能は、すこし苦労してでも使う価値はある。Firefoxのプロフィール(プロファイル)今の実装はかなり面倒だから、そんな機能があることすら知らないユーザーがほとんどだろう。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Mozilla、FirefoxのTest Pilotプログラムを復活。サイドタブなどの新機能を実験

tcdisrupt_ny16-4653

Mozillaは、FirefoxのTest Pilotプログラムを復活させる。Test Pilotの背景にある考えは、ユーザー ― およびMozillaのエンジニアたち ― がブラウザーの実験的機能を、ブラウザーに組み込まれるずっと前にテストできるようにすることだ。

Test Pilotの最初のバージョンが公開されたのは、はるか昔の2009年だが、これはユーザーが同社のブラウザーをどう操作するかを研究することが主な目的で、新機能のテストではなかった。

数年前とは大きく異なる競合環境にいるMozillaは、同社が「ラフなコンセプト」と呼んでいるものをテストするために、Test Pilotを再スタートさせた。

Test Pilotを使って、Mozillaはプロトタイピングとユーザー調査を組み合わせることによって、そのコンセプトをすばやく評価しようとしている ― それがGoogle ChromeやMicrosoftのEdgeブラウザーとの競争力を高めることを、同社が期待していることは間違いない。

bd3d603ab46949ccb2f98c77f16d9be3_image_1462827230_0789

プログラムは3つの実験から成る。ウィンドウのトップではなくブラウザーのサイドに置かれたタブ閲覧履歴のタイムラインと最近ブックマークしたサイトが見られるアクティビティーストリーム、および、改良されたAwesome Bar(Firefox版のユニバーサル検索/URLバー)だ。

例えば、タブをサイドに置く方式は既にサードパーティー製プラグインが実現しているが、どのように使われているかのデータはMozillaに入ってこない。

チームは、Test Pilotの実験を増やす準備も既に進めている。

Mozillaは、Test Pilotのモルモットたちは、「意識的にFirefoxを使うことを選んだ」ユーザーであり、新しいものを試すことを恐れず、ユニークなコミュニティーの一員になりたがっていると考えている。

数百万人のユーザーを持つブラウザーデベロッパーにとって、実験的機能を試すことは ― 先行リリースチャンネルを使っても ― 困難である。このプロジェクトによってMozillaは、ユーザーを苦しめることなく新しいものを試すことが可能になり、ハードコアなファンは、新機能の開発に意見を言う機会を与えられることになる。

5218821d5851bef5ad979da5830f68b2_image_1462826805_0031

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Operaのブラウザー内蔵VPNサービスがやっとデベロッパーバージョンに登場、一般提供は今年後半

operavpn4

Operaが昨年の3月に、仮想非公開ネットワーク(virtual private network, VPN)サービスSurfEasyを買収したのは、もちろん、それを同社のブラウザーや、もしかしてデータ節約アプリOpera Maxに組み込むためだった。結局それには1年以上かかり、今日(米国時間4/20)やっとOperaはブラウザーのデベロッパーバージョンの初期的リリースで、SurfEasyの組み込みバージョンをローンチした。

ブラウザー内蔵のVPNにより、暗号化されていないブラウザーセッションが一般公開のWi-Fiネットワーク上に露呈することが防がれ、また職場や国(中国など)によっては、ファイヤーウォールをバイパスできる。また、ユーザーには仮想のIPアドレスが割り当てられるので、ユーザーの位置を調べることが困難になる。

SurfEasyの完全なバージョンとは違ってこの内蔵サービスはブラウザーセッションだけを保護し、ユーザーのコンピュータを起点とするそのほかのトラフィックは保護されない。

2016-04-20_1537

OperaのSVP Krystian Kolondraが、今日の発表声明でこう言っている: “必要とあれば誰にでも、オンラインのプライバシーを秘匿する権利がある。無料で無制限のVPNをブラウザーに直接加えると、未知のサードパーティのプロバイダなどからアプリケーションやエクステンションを導入する必要がなくなる”。

今のところ、ユーザーが選べる仮想ロケーションは、合衆国とカナダとドイツの三つだ。しかし同社によると、この機能が今年の後半あたりに、ブラウザーのデベロッパーバージョンではなく通常バージョンに載せられるようになれば、ロケーションはもっと増やす。

現状では、この機能はブラウザーの設定メニューにも登場しない。試してみたい人は、Operaのデベロッパーバージョンをインストールしたら”Privacy & Security”タブを探し、それをトグルするとVPN機能がonになる。通常バージョンではOpera Turboみたいに、ワンクリックでonにできることを、期待したい。

Operavpn1

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

GoogleのChrome Web Storeは新しいユーザーデータ保護指針に違反しているエクステンションやアプリを排除する

Chrome lapel pin

Googleが、Chrome WebブラウザーのエクステンションやアプリのマーケットプレースChrome Web Storeを掃除している。同社によるとその一環として、同社はUser Data Policyを改定し、顧客データの扱い方に関するさらなる透明性をデベロッパーに求める。中でもとくに、データを収集するときにはユーザーの同意を必須とする。

改定の動機はおそらく、Chrome Web Storeに最近マルウェアがポストされたことだろう。その不埒なエクステンションは、ユーザーをスパイして個人情報を集めたりするのだ。またSnowdenによる内部告発があってから以降は、政府機関も、EUに倣って、ユーザーデータ保護の法制化に前向きになっているから、その流れに乗る意味もある。

1月にセキュリティ企業Malwarebytesが見つけた悪質なエクステンションは、取下げられたときすでに1000回もダウンロードされていた。マルウェア問題の典型とも言えるこのエクステンションは、 贅沢なパーミッションを要求し、インストールされるとリモートのサーバーと通信して広告をプッシュする。

icalc-store

それを削除すると、すぐに別のマルウェアにリプレースされ、それはユーザーをソーシャルネットワークサイトへリダイレクトする。そのセキュリティ企業によると、最近の“アドウェア”(adware,広告持ち込み型マルウェア)は、エクステンションを利用して無料のクーポンやレシピ、ビデオなどをプッシュするものが増えており、またユーザーのWeb閲覧習慣を捉えてそれを、広告のターゲティングのためにマーケティング企業に売るマルウェアメーカーもある。

しかし悪質なエクステンションはGoogleにとって旧聞である。Chrome Web Storeは何年も前から、この問題を抱えている。過去にGoogleは、Web Storeが直接提供していないエクステンションのインストールを、禁じようとした。理屈としては、Web Storeが直接関与できればエクステンションを取り下げたり無効にできたりするから、ユーザーの保護に貢献するだろう。

しかしこれからのGoogleは、ユーザーのプライバシーの保護に関して、Chrome自身と同等のガイドラインをデベロッパーにも守らせようとする。

Chromeのブログ記事によると、この新しいポリシーにより、次のような新しい要求がデベロッパーに課せられる:

  • ユーザーデータの取り扱いに関して透明であり、プライバシーに関して行っていることを開示すること

  • 個人の機密情報を扱うときにはプライバシーポリシーをユーザーに開示し、暗号化を使用すること

  • ユーザーの個人情報や機密情報を収集するときには、大きく目立つ方法でユーザーの同意を求め、データの利用が主要な機能と無関係なときは、そのことも大きく目立つように開示すること

こんなことが、何年も前のストアの開店時にデベロッパーに対して言われなかったこと、今になってやっと言われることは、ユーザーの気分としては不安である。

このポリシーは、エクステンション等の主要機能とは無関係にユーザーのWeb閲覧行動を集めることも禁じている。とくにおもしろいのは、これによっていくつかの“ビジネス”に影響が及ぶことだ。

というのも、今では多くの企業が、一見無害なブラウザーエクステンションを利用して、さまざまな目的のために閲覧データを集めている。たとえばWebアナリティクスのSimilarWebによると、同社は“数百の”プラグインを利用して何百万人ものユーザーに接触していたこともある。それらのプラグインの中には、閲覧データを集めて、ユーザーが今いるサイトのランクやリーチを情報として教えるものもあったが、意図が明確でないプラグインも少なくない。そんなプラグインでプライバシーポリシーが表示されても、それを読まないユーザーがほどんどだろう。

Googleによると、デベロッパーは2016年7月14日までに、新しいポリシーに適合しなければならない。翌7月15日には、今回アップデートされたUser Data Policyに違反しているエクステンションやアプリはChrome Web Storeから削除される。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Vivaldiブラウザーが1.0に到達、主対象はパワーユーザー、すでに安定度は高い

2016-04-05_2247

これまで1年あまり、公開でアルファとベータをやってきたVivaldiブラウザーが今日(米国時間4/5)、1.0のリリースにこぎつけた

Vivaldiは、Operaの協同ファウンダーで元CEOのJon von Tetzchnerが立ち上げ、パワーユーザーのためのブラウザーである、と誇示している。一部のユーザーとvon Tetzchnerと彼のチームは、そのほかのブラウザーベンダはパワーユーザーを無視している、と信じている。

Vivaldiの、パワーユーザーのための機能は、たとえば、キーボードショートカットをユーザーがカスタマイズできる、コマンドライン的なインタフェイスを使える、マウスジェスチャーをサポートしている、タブのスタックを作れるなどなど多様なカスタマイズ機能だ。たとえば、タブをウィンドウの下や右に置く、といった細かいこともできる。HTMLのレンダリングにはGoogleのBlinkエンジンを使用し、Chromeのエクステンションも使える。

2016-04-05_1425

最後の二回のリリースでチームは細部の磨き上げに注力し、1.0まであと一歩、という段階に達した。von Tetzchnerによると、チームは今、このブラウザーが安定に達し、機能も完全、1.0のリリースに十分耐える、と感じている。

ベータに関してvon Tetzchnerは、“反応はきわめて良好だった”、と言っている。“自分たちがやってきたことを、多くの人たちが気に入ってくれて、確かに人びとが求めているものを提供できる、と確信できたことは、最高にすばらしい”。

しかし彼の告白によると、最初のうちは、新しいブラウザーの方向性や、その構築に必要なツール、ライブラリなどについて方針が明確でなかった、という。

Vivaldiは今や1.0だけれども、von Tetzchnerは、あと二〜三の機能をすぐにでも加えたい、と考えている。たとえば、最初の約束にはメールクライアントの統合があった。Operaも、最初はそうだった。しかし結局、1.0には間に合わない、と決断した。von Tetzchner曰く、“メールクライアントは簡単に作れるものではない”、しかしこれからは、もっと多くの技術者をそっちに回せるそうだ。

ブックマークのシンクや設定、エクステンションもまだない。これらはすでにロードマップに載っており、これも予定にあるVivaldiのモバイルバージョンを出すころには、重要性を増すだろう。

ただし、内蔵機能にしてほしくないもののひとつが、広告ブロッカーだ。von Tetzchnerによると、それは複雑な問題だが、Operaの昔の仲間たちがそれを今実験していることは驚きだ、という。

まだVivaldiを試したことのない人にとっては、今がその絶好の機会だろう。ぼくの経験から言っても、今のVivaldiはそのほかのメジャーなブラウザー並に安定しているし、使い慣れれば、クイックコマンドタブのスタッキングのような他にない機能をありがたく感じる。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Mac用のブラウザーFluidは画面の透明化などでマルチタスク体験を改良

fluid0278

iOS 9で嬉しい機能のひとつが、iPadのピクチャ・イン・ピクチャ(picture-in-picture)モードだ。でもMacの上でNetflixを見ながらWebを閲覧しようとすると、画面上で二つのウィンドウをあちこち動かしたり、重なっている二つのウィンドウを頻繁に切り替えたりしなければならない。

そこで登場したMacのための新しい浮遊性の(floating)ブラウザーFluidは、仕事のためのウィンドウを見ながらYouTubeやNetflix, Vimeo, Huluなどのメディアコンテンツを見られるようにした。

ブラウザーとしてのFluidの機能は、そのほかのふつうのブラウザーと同じだが、ほかのウィンドウの上を“浮遊し”、必要なら透明にもできる点が違う。

ブラウザーを透明にすると、背後にある仕事用のウィンドウを操作できる。そしてFluidに戻りたくなったら、画面上部のメニューバーのアイコンや、ドック内のアイコンを使えばよい。

Screen Shot 2016-02-21 at 11.37.16 AM

Fluidの透明度の調整や、お気に入りや履歴の管理、ファイルのアップロードはFluidがアクティブの状態でできる。Fluidはビデオを見るためのユーティリティではなくて、ふつうの本物のブラウザーだ、と感じる。

このブラウザーはPDFや画像のほかに、もうすぐムービーファイルも表示できる(Appleによると、このバージョンでの.MP4のサポートは今App Storeの承認を待っている)。またYouTube, Netflix, Hulu, VimeoそしてYoukuなどを訪れると、サイトは埋め込みビデオのリンクに自動的に切り替えて全画面表示にする。

これらに加え、Fluidの中でChromeのURLを開けるChromeエクステンションがある。

FluidのデベロッパーGrant Wilkinsonによると、今彼はデンバー大学の専門課程の学生だが、Fluidのアイデアは、彼自身がつねに欲しいと思う機能そのものだった。

彼曰く、“今の若い学生は、コンピュータを使いながら同じ画面でTVを見たい人が増えている”。つまり今の子どものようにインターネット上でTVを見たい、ということだろう。しかも、単純に娯楽のためのビデオを見ているときでも、マルチタスクでほかのこともしたい、という欲求がある、と彼は言う。

“ぼくもそんな学生の一人だから、勉強したり小論文をタイプしているときでも、ビデオなどを見たい”、とWilkinsonは述べる。娯楽ビデオだけでなく、論文をタイプしながらチュートリアルやレクチャーを見たいときもある、と彼は言う。

Macの上のマルチタスク対応ブラウザーはFluidのほかにHeliumが人気で、機能も似ているが、ユーザー体験はやや違う。Heliumにも透明で浮遊するウィンドウはあるが、上部のメニューバーが出てお気に入りや履歴にアクセスできるFluidの方が便利だろう。もちろん、前に戻ったり、ページを再読み込みするなど、ブラウザーの通常のコントロールは、どちらにもある。またビデオなどを最前面へ切り替えると、Fluidのツールバーは消えて、ビデオ視聴の邪魔をしない。

Wilkinsonは前に、FacebookとTwitterとInstagramをひとつのアプリケーションにまとめたHashtackを作ったことがある。でも、今回友だちの Alec Tremaineと一緒に作ったFluidは、初めての大型アプリケーションだ。

彼らのチームはまだ、自己資本のみだ。FluidはMac Appストアで2ドル99セントでダウンロードできる。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

Chrome、SPDYのサポートを5月15日に終了

home_3

Googleがその基礎固めに多大な努力を払ったSPDYは、後に次世代HTTPプロトコルとしてウェブサイトをブラウザーに送る役目を担うHTTP/2となった。そのHTTP/2が公式標準となった今、Googleは同社のブラウザー、ChromeからSPDY対応を外す準備が整い、5月15日でChromeのSPDYサポートを終了すると発表した

これは全くの驚きではない。Googleは一年前から、SPDYをフェードアウトしてHTTP/2に移行することを公表していた。しかし、Chromeが正式にSPDY対応をやめる日付がわかったのは、これが初めてだ。

というわけで、もしSPDYをサポートしてHTTP/2をサポートしていないサーバーを運用している人がいれば、切り換えの時だろう。

Googleによると、Chromeが扱うデータの25%がHTTP/2接続経由で、SPDYはわずか5%だという。Googleは、SPDYの利用が5%まで落ちるのを待ってこの切り替えを発表したのかもしれない。

またChromeチームは今日(米国時間2/11)、TLSプロトコル拡張機能のNPNの対応も、5月15日で打ち切ることを発表した。NPN ( ‘Next Protocol Negotiation’)を使うと、サーバーとブラウザーの間でどのプロトコルを使うかを交渉できる。現在はALPN(Application-Layer Protocol Negotiation)拡張機能がこれに代わっている。

ユーザーにとって、この切り替えによる目立った変化はない。HTTP/2とSPDYはいずれも、ブラウザーとサーバーの間で高速かつ効率のよい接続を行うためのものだ。HTTP/2は一部がSPDYをベースにしており、いくつもの最適化を追加しているので、これからはさらに接続が速くなるだろう。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

MozillaのコンテンツブロッカーFocus by FirefoxがiOS 9のSafariブラウザ向けにローンチ

focus_blog

ちょっと意外な発表だ: Firefoxブラウザを作っているMozillaが今日(米国時間12/8)、Disconnectのブロックリストに基づいてiOS 9上のSafariブラウザのために悪質コンテンツをブロックするコンテンツブロッカー、Focus by Firefoxをローンチした。このコンテンツブロッカーは広告をブロックするだけでなく、広告やアクセス分析、モバイルWeb上でユーザを追跡するソーシャルメディアのトラッカーなどもブロックする。

これは、Firefoxのプライベート閲覧モードで新たにサポートされるコンテンツブロッカーと同種の、Mozillaによる追跡保護サービスだ。

コンテンツブロッカーそのものは旧聞に属するが、AppleがそれをiOS上のSafariに持ち込んだことにより、それらをめぐる議論が一層過熱している。

コンテンツブロッカーは、そのデフォルトの振る舞いですら、倫理的にアヤしい部分がある。インターネットの上の出しゃばり広告や、ネット上で追跡されたりプロファイリングされたりすることは、誰だって嫌だが、でも多くのパブリッシャーがコンテンツを無料にしてターゲティング広告で稼いでいるのは、それができるからだ。Focus by Firefoxは広告ブロッカーではないが、デスクトップで使ってみた経験からは、大量の広告をブロックすることも事実だ。

Mozillaは、今日ではあまりにも多くのユーザが“信頼を失い、自分のデジタル生活なのにそれを自分ではコントロールできない状態になっている”、と主張する。信頼の喪失はWebのエコシステムにダメージを与える。今年の初めに同団体は、コンテンツをブロックすることに関する一連の原則を公開した。それはたとえば、ソフトウェアをブロックする場合は広告をブロックするだけでなく、パフォーマンスやセキュリティやプライバシーも問題にすべきである、と言っている。しかし同時にMozillaは、ブロッカーはデフォルトではさまざまなコンテンツやパブリッシャーを差別すべきでない、とも言っている。そしてそのソフトウェア(コンテンツブロッカー)は、そのやってることに関して透明でなければならない、とも。Mozillaがその利用を決めたDisconnectのリストは、GNUの一般公開ライセンス(General Public License)により公開されている。

MozillaのFirefoxブラウザはiOS用もあるが、そちらではまだFocusのサポートはない。Appleは、サードパーティのツールがコンテンツブロッカーを使うことを、許していない。

またAndroid用にもFocusはローンチされないようだ。ただしAndroid上のFirefoxにはすでにプライベート閲覧モードがあるから、Focusとほぼ同じ保護機能を利用できるのだ。

[原文へ]。
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

Chromeの最新バージョン(v45)ではページロードの高速化とメモリ利用の低減に注力

screen-shot-2015-09-02-at-11-21-32-am

Chromeは最初、メモリ消費の控えめなブラウザだったが、年(歳)とともに大胆になり、メモリへの食欲が旺盛になってきた。しかし最近それを反省したGoogleは、Chromeを初心に戻すために、今度のバージョン45から、ブラウザの高速化と高効率化に再び力を入れはじめた。

同社は今日(米国時間9/3)のブログ記事で、Chrome 45にはページロードを高速化し、メモリ消費量を減らすための多くのアップデートがある、と言っている。Chromeでは、ブラウザをリスタートすると、前回終了時のタブを復元するが、これからはそのとき、前回見ていたタブを最初に開いて、ユーザが仕事をすぐに続行できるようにする(仕事をさぼって見ていたビデオかもしれないが)。

高速化のためのそういう細かい工夫が随所にあるが、しかし今回のアップデートの最大の売り物はメモリの管理だろう。

今度のアップデートからブラウザは、タブを復元するときコンピュータのリソースが枯渇していたら、そのタブのページの実際のロードは、ユーザがそのタブを実際にクリックしたときに行う*。それは、いつも大量のタブを開いているユーザにしか関係ないかもしれないが、メモリの賢い利用はコンピュータという機械の最重要事のひとつだから、小さな節約でも、塵も積もれば〜〜となるのだ。そのために、The Great Suspenderのようなエクステンションもある。〔*: lazy loadingのブラウザ版をやるわけだ。〕, too).

さらに重要なのは、これからのChromeは、しばらく使われていないタブや、今忙しいタスクのないWebサイトを検出して、その暇時間に不使用メモリの開放を行うことだ。Googleによると、テストでは、これによりメモリの使用量が10%減ったそうだ。まあ、Tripodなどで作った簡単なホームページではなく、複雑なWebアプリケーションが、これのご利益(りやく)を得るのだろうけど。

前にも発表されたが、Chromeは今後、そのWebサイトにとって重要でない、と判断されたFlashビデオを自動的に停止する。Googleのテストでは、これによって電池寿命が最大で15%延びるそうだ。そこでGoogleは、数週間以内にこの機能を全ユーザに対しデフォルトでonにする。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

9月1日はChromeがFlash広告の再生を停止した日

1643830

インターネット上で50%以上の人が利用するブラウザであるChromeが、本日(9月1日)より正式にFlash広告の動作を停止させることとなった。標準的メディアプレイヤーとしての地位を失ったFlashは、ついに歴史的遺物となる道を歩み始めた。Googleによる発表時の言葉を引いておこう。

6月にChrome上にてFlashによる広告の動作を停止させる旨をアナウンスしていました。これは利用者のパフォーマンスを改善することを狙ったものです。2015年9月1日より、Flash広告は初期状態で再生されなくなります。

Googleは警告を発し、そしてFlash広告をHTML5に自動変換するツールなども提供してきた。今回の変更により、たいていのウェブページでのFlash広告は動作しなくなる。Flashを利用した広告が「静物」化するわけだ。広告制作者が作ったFlashコンテンツは利用者に届かなくなる。

なお、AmazonでもFlash広告を制限する方向に進みつつあり、Flashビデオを再生する広告はほぼなくなっている状況だ。そうは言ってもこれまでの蓄積もあり、Flashコンテンツはあちこちで目にする。しかし(ようやく)Flash広告は作られなくなり、そして消え去っていくこととなりそうだ。

原文へ

(翻訳:Maeda, H

Mozilla CEO、Windows 10の既定ブラウザー変更について、マイクロソフト宛に怒りのオープンレターを公開

5284754010_bf98043365_o

Windows 10に塔載されたEdgeによって、Microsoftはついに、年を重ねたInternet Explorerに代わるべきブラウザーを提供した。MicrosoftはWindows 10を愛するあまり、EdgeをWindows 10のデフォルト(既定の)ブラウザーに設定した。これはChromeやFirefoxをデフォルトにしていたシステムからアップグレードした場合でさえそうなる。驚くべくもなく、Mozillaは不快感を示し、CEO Chris Beardは今日(米国時間7/30)、MicrosoftのCEO Satya Nadella宛のオープンレターを書き、同社がユーザーの選択肢を奪い、アップグレード過程でデフォルトを維持するよう求めていたMozillaの願いを無視したことへの不満を訴えた。

「Windows 10のアップグレードで、以前からユーザーが選んでいたお気に入りウェブブラウザーの設定を実質的に上書きすることで、ユーザーの選択肢を奪うのを初めて見た時、われわれはこの問題を議論すべく貴社のチームに接触した。残念ながら意味のある進展が見られなかったため、このレターを書くに到った」とBeardは書いた。

消費者製品が個人とその選択を尊重するようになったことに、すばらしい進歩を感じることがある。しかし、Windows 10の公開によってMicrosoftが劇的に後退したことを、私たちは深く失望している。

— Mozilla CEO Chris Beard

再びChromeやFirefoxをデフォルトにするためには、お気に入りのブラウザーを開き、いくつかの手順を経て、Windows 10に自分の好みを知らせる必要がある。単に「Firefoxを既定のブラウザーにする」をクリックすればいいわけではない。ボタンを押すと、Windows 10の「既定のプログラム」の設定画面が開くだけだ。機械に強くないユーザーにとって、この手続きは必ずしも自明ではない。

2015-07-27-16-51-08-daac40

「以前の設定や既定値を維持することは理論的には可能だが、新しいWindows 10のアップグレード体験とユーザーインターフェースは、これを明白にも容易にもしていない」とBeardは書いた。

そこでユーザーがWindows 10にアップグレードした後デフォルト設定を復元する手助けをするために、Mozillaは手順を示すチュートリアルビデオ(ワクワクはしないが仕事はしている)を用意した。

Beardはこれを攻撃的行動であると指摘し、Microsoftにビジネス戦術を変えるよう強く要求している。「こうした変更はわれわれを不安にさせる。なぜならわれわれはFirefoxを作っている組織だから。不安なのは、何百万人ものWindowsを愛するユーザーが自分の好みを無視され、複雑なしくみが、Microsoftの気に入ったもの以外を選ぼうとするユーザーを邪魔しているから」。と彼は言った。

しかし、Mozillaも最近いくつか問題を抱えていることは知っておく価値がある。ユーザーは同ブラウザーがデフォルト検索エンジンをYahooに変えたことや、WebRTCベースのビゼオチャットツールとPocketを統合したことを喜んではいない。

本誌はMicrosoftにコメントを求めており、情報が入り次第続報する予定。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook