Windows 9はWindows 8ユーザーには無料になる?

将来の予測はなんであれ難しいが、近くプレビューが発表されるはずのWindows 9(実際の名前がどうなるかもまだ分からないが)に関する噂をひと通り検討してみるのも意味があるだろう。ことに次の噂は重要だ。 Windows 9は無料になる

一部の観測によると、Windows 9は、Windows 8のユーザーに対しては無料に、Windows XPのユーザーに対しては大幅割引になるという。

どちらも理にかなったアイディアだろう。Windows 8ユーザーは(ハードウェアメーカー経由にせよ直接購入にせよ)最近料金を支払っているので正規料金でのアップグレードでは大きな売上を見込めないだろう。Windows XPユーザーはサポートが打ち切られてきわめて脆弱な状態にあり、MicrosoftはXPユーザーをもっと安全なOSにアップグレードさせようとあらゆる努力を重ねてきた。Windows 8へのアップグレードはそれほど成功しているとはいえない。それなら次のOSでXPのユーザーをアップグレードさせなければならない。

Microsoftは一部のユーザーに対してWindowsを無料化している。スクリーンのサイズが9インチ以下の小型デバイスについてはスマートフォンであれとタブレットであれ、Windowsは無料化されている。これは大きな方針の変化だ。それならMicrosoftが、Windows 9に有料でアップグレードさせるのが難しいユーザーを対象に無料ないし割引を行うかもしれないというのはそれほどとっぴな予想ではない。

とはいえ、MicrosoftはWindowsをすべてのユーザーに対していきなり無料にするわけにはいかないだろう。OS事業でドラスティックな新しい価格戦略を採用する前にOneDrive、Windows Storeなど他の新しい収入源が成長するのを待つ必要がある。

いずれにせよ近く新しいWindowsがどんなものであるか見ることができるはずだ。

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Windows XPのシェアは、8月中に1%しか減っていない

MicrosoftはWindows XPのサポートを4月に打ち切った。にもかかわらず、世界PC市場の大きな部分は未だにこのOSで動いている。そして20%以上のシェアを持つそのWindows XP市場は、そう早くは減衰しそうにない。

Net Applicationsによると、Windows XPの世界デスクトップ市場シェアは、7月の24.82%から8月は23.89%へと減少した。1ヵ月でわずか1%弱だ。このペースで行くと、Windows XPの市場シェアが完全消滅するまでには2年以上かかる計算になる。

この夏にWindows 7のシェアは事実上変化していない。今や旧型となったこのOSは、XPを捨てたいがWindows 8は買いたくないという企業ユーザーの恩恵を受けてきた(こうした企業向け売上が、PC市場のプレーヤーたちの好調を支えたことは注目に値する)。しかし、大部分のWindows XPユーザー基盤がなくなるまでには長い時間がかかりそうだ。

ちなみに今年3月のWindows XP世界PC市場シェアは29.53%だった。

Windows XPを使い続けることによるセキュリティー上のリスクは数多い。しかし、企業で未だにWindows XPが走っているPCは10%に満たない。これは、今もWindows XPが動いているPCの大部分が消費者ユーザーの手にあることを示唆している。
直近四半期における消費者のPC需要は小さく、これはXP衰退を遅らせている理由の少なくとも一部だろう。

この結果、Windowsの世界は興味深い状況に置かれている。もし、急速に迫り来るWindows 9が、何であれ消費者たちを魅することができれば、一般ユーザーをWindows XPから引き離し、より安全なオペレーティングシステムへと移行させる後押しになる。

このソフトウェア会社にとってWindows 9が決定的に重要な製品ある数多い理由が、また一つ加わった。

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中国は政府部内のコンピュータにWindows 8を禁ずる–一方的な”XP棄民”に怒りか

Microsoftがまた中国でいじめられている。中国中央政府の物品調達部局(Central Government Procurement Center)は、政府内のコンピュータにおけるWindows 8の使用を禁じた。Reutersの記事によると、Windows XP関連のセキュリティ問題がその理由とされている。

Windows XPのサポート打ち切りに不満を抱いているコンピュータユーザは世界中に多いが、中国政府もその一人だ。Reutersによると、この古びたオペレーティングシステムは中国で現用されているデスクトップコンピュータの50%で今でも使われている。

同社の最近の不振は、大きすぎる市場を扱いかねていることも原因の一つだ。コンピュータの売上台数では中国とアメリカは互角だが、Microsoft社の売上の金額では中国はオランダのような小国と肩を並べる。

そこで同社は数年前からXPのサポート打ち切りを予告し、Microsoftの最新のオペレーティングシステムにアップグレードするよう勧奨してきた。しかしそれでも、XPのユーザはそれほど減らなかった。それにはさまざまな理由があるが、“壊れていないものを直す必要はない”が最大の理由だ。

Microsoftは今、厳しい状況に置かれている。ユーザには何とかして最新のオペレーティングシステムを導入してもらいたいのだが、XPは依然として、セキュリティのパッチを当てるべき重要なシステムで使われ続けている。Microsoftがこの問題に前向きに取り組むまで、中国は同社に背を向け続けるのだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Qualys、エンタープライズのWindows XPのシェアは10%以下に減少と発表

セキュリティー企業のQualysが調査したデータによると、エンタープライズ市場でのWindows XPのシェアは減少を続け、4月には10%だったが、5月に入って8%台にまで下がったという。

10年以上前に発表されたWindows XPについてMicrosoftはさきごろついにサポートを打ち切り、脆弱性を修正するパッチの提供も停止した。NetMarketShareによれば、Windows XPは現在でも世界でデスクトップ・コンピュータの25%のシェアを占めているという。

エンタープライズのXPのシェアがMicrosoftのサポート打ち切り後ほぼ1ヶ月で10%以下になったというのなら良いニュースだ。Qualysによれば、このペースで減少が続けば、4ヶ月後には大企業におけるWindowsXPのシェアはゼロに近くづくという。もちろんいろいろな事情でそういうことにはならないだろうが、グラフは確かに右肩下がりだ。.

Windows XPは大きなセキュリティーリスクだ。このことは最近のIEのゼロデイ脆弱性でもはっきり示された。同様の深刻な脆弱性が今後とも浮上する危険性は高い。大量のユーザーデータをかかえている大企業がパッチを当てていないWindows XPを使い続けることは社会にとっても大きなリスクとなる。

過去数ヶ月のindows XPのエンタープライズ市場でのシェア(Qualysのデータ)

  • Jan 2013 – 34%
  • Feb 2013 – 35%
  • Mar 2013 – 34%
  • Apr 2013 – 31%
  • May 2013 – 29%
  • Jun 2013 – 26%
  • Jul 2013 – 28%
  • Aug 2013 – 26%
  • Sep 2013 – 21%
  • Oct 2013 – 18%
  • Nov 2013 – 18%
  • Dec 2013 – 17%
  • Jan 2014 – 16%
  • Feb 2014 – 14%
  • Mar 2014 – 12%
  • Apr 2014 – 10%
  • May 2014 – 8%

画像はFLICKRユーザー:AUSTEN SQUAREPANTS UNDER CC BY 2.0 LICENSE (IMAGE HAS BEEN CROPPED)

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Windows XPは死を拒否, 4月のシェア落ち込み幅はわずかに1.5%

セキュリティに関する不安が大きいって? もちろん。サポートの日限をとっくに過ぎたって? そのとおり。若さが美徳ではなく必須の武器である業界で、10年以上ものさばった罪? それもある。でも、この小さな動物と同じく、Windows XPはどんな危機でも平気だ。

いちばん最近のデータによると、Windows XPは全世界でPC市場の26%強を占めており、過去一か月のシェア減少率は2%に満たなかった。なげかわしい。

〔上記データソースより:

  • Windows 7: 49.27%
  • Windows XP: 26.29%
  • Windows 8: 6.36%
  • Windows 8.1: 5.88%
  • Mac OS X 10.9: 4.07%
  • Windows Vista: 2.89%
  • Linux: 1.58%
  • Other: 3.66%

だけでなく危険だ。最近見たとおり、Windows XPは、すべてのユーザにとって重大なセキュリティの脅威だ。企業でも個人でも。もちろんMicrosoftは、人びとがWindows XPと別れてほしい、最新のWindowsのライセンスを買ってほしい、と願っている。でも作者のいらだちは、かんじんのユーザに伝わらない。

なお、Windows 8.1はシェアが約1%伸び、Windows 8は微減した。今月中には8.1が8を抜くだろう。市場の大きな転換期だ。Windows 8.xは今や市場の12.24% を占め、先月の11.3%から明らかに成長した。

画像: FLICKR/AUSTEN SQUAREPANTS; CC BY 2.0のライセンスによる(画像はトリミングした)

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IEのゼロデイ問題、Windows XPの危険性を白日下に晒す

この記事をInternet Explorerで読んでいる人は、今すぐブラウザーを閉じてChromeを立ち上げた方がいい ― そして新たに報告されたゼロデイ脆弱性が修正されてから戻ってくること。米国および英国政府さえも、Internet Explorereの利用を控えるよう警告している。ゼロデイ問題は、Internet Explorerのバージョン6、7、8、9、10および11で発見されたとMicrosoftは言っている。これらのブラウザーは、世界ブラウザー市場の約50%を占めていることをBBCが指摘している

Microsoftはいくつかの対応策を提示しているが、私は今のところInternet Explorerを遠ざけているだけだ。Microsoftは過去数年間にInternet Explorerを大きく改訂しており、Windows 8.1に同梱されている最新のInternet Explorer 11にもセキュリティー問題があることは、何とも残念である。

この欠陥によって、「リモートコードインジェクション」が可能となり、非常に厄介である。Microsoftは、「この脆弱性の利用した攻撃が限定的に試みられたことを認識している」。つまりたった今起きている現実だ。欠陥はInternet Explorerが、メモリー中の削除されたが正しく割り割当てられていないオブジェクトをアクセスする際に起きる。

もちろん、状況を理解するために技術的詳細を知る必要はない。

あなたが思う以上に悪い状態である理由を書く。Microsoftが見捨てたWindows XPにはパッチが配られない。つまり、Windows XPに残された人々は、これまで以上のリスクに晒されていることになる。こうなることはわかっていた。

Ars TechnicaのPeter Brightは3月にこう書いていた

そしてFirefoxとChromeはいずれもWindows XPの寿命を越えてサポートされるものの、Internet Explorer 6~8を使っている膨大な数の人々は、サポートされていないオペレーティングシステムだけでなく、サポートされていないブラウザーも使っていることが強く予想される。

これらの人々が標的にされることは不可避であり、良い結果を望むことは難しい。

おっしゃる通り。

Microsoftがすると約束していることは以下の通り。

調査が終り次第、Microsoftは顧客を保護するための適切な行動をとる予定であり、月次セキュリティーアップデートあるいは臨時セキュリティーアップデートを通じて解決策を提供する。

セキュリティー専門家は、予想通り懸念を表している。QualysのWolfgang Kandekがこう書いている

Windows XPユーザーへ: 私の予想より少々早く起きてしまったが、予兆はあった。脆弱性の対象として、Windows XP、IE6、IE7、およびIE8が影響を受けたと報告されており、アタッカーはすぐに古いバージョンのIEにもつけ入る可能性が高い。あなたのオペレーティングシステムはパッチされないので、当該DLLを外すことがシステムを守る最善手である。ちなみに、MicrosoftがIE6、IE7、およびIE8を対象に含めているのは、あと1年間サポートが残っているWindows 2003上で動作するためだ。

Internet Explorerからは今、Windows XPからは永久に離れる時だ。

アップデート:Microsoftが現状についてコメントを出した。

「2014年4月26日、Microsoftはセキュリティアドバイザリー2963983を発行し、Internet Explorerの脆弱性について利用者に通知した。現時点で限定的な標的に向けられた攻撃があったことを認識している。利用者には、アップデートが完成するまでの間アドバイザリに記載された対処法を行うことを推奨する。Internet Explorer 10および11ではデフォルトでオンになっている、エンハンスト・プロテクテッド・モード、Enhanced Mitigation Experience Toolkit (EMET) 4.1、およびEMET 5.0 Technical Previewがこの潜在的リスクに対する保護に役立つことが発見されている。」

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Windows XPのサポート切れで金融機関が大挙Linuxに乗換か?

予想されたとおり、多くの金融機関はATMその他のデバイスのOSをWindows XPからLinuxに乗り換える準備を進めている。時代遅れのXPをこれまで使い続けてきたこと自体、金融機関の保守性と同時にOSの変更の難しさを物語っている。

ComputerWorldのJaikumar Vijayan記者によれば、Windows XPは現在、世界のATMの95%を動かしているという。

しかしそのXPも来る4月8日にはついにサポートが打ち切られる。この10年以上、ATMを始め思いがけない場所で、無数のBSOD(Blue Screen Of Death=Windowsの致命的エラー画面)が目撃されたことがXPの普及の証拠だ。

ATMは今後PCI SSC(Payment Card Industry Security Standards Council)の規格に従っていなければならない。ATMのハードウェアの寿命が5年から長くて10年であることを考えると、新規格を採用するにはハードウェアの更新が必要になるだろう。次世代OSといえばWindow 7あるいはLinuxだが、Linuxはオープンソースでレガシー・ハードウェアの上でさえセキュリティーを大幅に強化する多数のツールが利用できる。いずれにせよアメリカでICカードが全面的に採用される情勢なので、事実上ほとんどすべてのPOSレジとATMシステムが緊急に更新を迫られている。

金融機関は当面数ヶ月、場合によればそれ以上の期間、現行マシンを動かし続けることはできるだろうが、XPの命数が尽きたことを変える方法はない。せめて組み込みXPについてはサポートをいましばらく継続してほしいというユーザーの嘆願にもかかわらず、Microsoftのサポート一切打ち切りの決意は固いようだ。「死の青スクリーン」がITの歴史の中に中に消えていく日も近そうだ。

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◆以上◆


Windows XPのシェア、依然として30%―サポート終了後のXPが狙われやすいわけは?

世界のOSの2月の市場シェアが発表された。 これによると、サポート終了間近のXPが依然としてデスクトップの3分の1近いシェアを占めている。 NetMarketShareの調査によると、2月のデスクトップOSのWindows XPのシェアはインストール・ベースで29.53%だった。

Windows XPのサポートは今年4月8日で終了する。つまりあと34日しかない。Microsoftがサポートを終了する日でもWindows XPのシェアは優に2桁を維持しているだろう。

昨日(米国時間3/3)の公式ブログでMicrosoftはユーザーがWindows XPから乗り換える手助けをするツールを発表した。

サポートが終了した古いOSを搭載した大量のパソコンが市場に取り残されることは何を意味するのか? Ars TechnicaのPeter Brightが「大勢が痛い目に遭う」として、次のように説明している。

相当数のユーザーがInternet Explorer 6-8を使い続けるだろう。つまりこれらのWindows XPユーザーはサポートされないOSでサポートされないブラウザを使うことになる。

悪意あるハッカーがこれにつけ込むことは避けられない。どう考えてもひどいことになりそうだ。

私はクラウドのセキュリティー企業 QualysのCTO、Wolfgang Kandekに話を聞いた。それによる状況は想像していたよりずっと悪くなりそうだ。Windows XPのサポート終了後、当然ながらMicrosoftはWindows7の脆弱性にパッチを当て続ける。これが悪意あるハッカーに絶好の情報となるという。KandekによるとWindows 7で発見される脆弱性の70%はWindowsXPにも影響するからだ。悪い連中はWindows 7のバグフィックスを調べるだけでWindows XPを攻撃する方法を知ることができる。空前のペースで悪用が行われることになるわけだ。

Kandekによると、こうした攻撃はサポート終了の直後から始まるわけではないが、6月か7月には影響が出てくるだろうという。

企業はWindows 7へのアップグレードを進めているが、そのスピードは十分とはいえない。Kandekの会社の推計によると、サポート終了の時点でエンタープライズ市場のパソコンの14%がWindowsXPだろうという。

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ChromeはWindows XPユーザのサポートを2015年4月まで延長

Microsoftがついに、5年前に公式サポートを終了したWindows XPの、延長サポートのすべてを2014年4月8日に終わらせる。それ以降は、この12歳のオペレーティングシステムはいっさいのセキュリティアップデートが打ちきられ、ユーザは自分で自分を守るしかなくなる。しかし、Googleの今日(米国時間10/16)の発表によると、Microsoftのサポートが終わってから少なくとも1年は、Chromeユーザのサポートは提供される。

Googleによると、ブラウザのバグはコンピュータを汚染するマルウェアウェアの餌食になりやすいので、来年4月にXPのセキュリティアップデートが打ちきられると、このブラウザの脆弱性を悪用しようとするハッカーたちにとって、一層‘仕事’がやりやすくなる。

Googleによると、数百万のChromeユーザと多くの大企業が、今でもXPを使っており、しかも彼らは、アップグレードすればトラブルを抱えるかもしれない。XPのユーザは徐々に減っているが、でもXPの31%という全世界的なシェアが、来年の4月以降急激に落ち込むとは考えられない。

しかし注意すべきは、Microsoft自身がIE8のリリース以降、Windows XP上のInternet Explorerのサポートをやめる、と決定したことだ。つまりIEの9以降のバージョンはXP上では使われていない(さまざまな技術的理由により)。そして、だからこそ、IE8は今でもシェア上位のWebブラウザの一つなのだ。

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Microsoft、あと365日でサポート終了とXPユーザーにクギを刺す

もしまだWindows XPを使っているなら、あるいは使っている人を知っているなら、Microsoftは、サポート終了まであと365日しかないことを思い出してほしいと言っている。XPは2001年10月25日にニューヨークで登場したWindows XP SP3およびOffice 2003共、2014年4月8日にはサポート対象外となり、それ以降XPユーザーは、Microsoftからセキュリティー・アップデート、緊急修正、その他サポート(有償無償を問わず)を受けられなくなる。全世界のデスクトップおよびノートパソコンの40%弱が今でもXPを使っている、とNet ApplicationsのNetMarketShareが報じている。

すでにMicrosoftは、Windows XPの主たるサポートを2009年4月に打ち切っているが、企業ユーザーの拡張サポートおよび全ユーザーに対するセキュリティーアップデートは続けている。

2014年4月以降、XPの利用は「移行しないことを選択した利用者の自己責任」であるとMicrosoftは書いており、XPを使い続けれる時間が長くなるほど移行コストは高くなる可能性が強い。

今日の発表でMicrosoftは、XPを使い続ける落伍者たちに対して、「検討提案から移行完了まで」に平均的企業で18~32ヵ月を要すると念を押した。現時点でWindows 7または8への移行を提案することは簡単(Windows 8の方が難しいとしても)に思えるかもしれないが、現実には相当数の企業が新OSへの移行を決断していない。もちろん、XPからWindows 7への直接アップグレードパスがないことも移行を難しくしており、技術サポート要員のいない中小企業ではなおさらだ。

もちろんMicrosoftにとって、Windows XPの終了は潜在顧客にWindows 8の「利点」を再考させるチャンスでもある。同社はWindows 8について「近代的企業のための近代的OSであり、Windows 7のスピード、信頼性、およびセキュリティーといった中核機能に基づき、新しい世代のハードウェアオプションのためにデザインされた最新プラットフォームを作り上げた」と言っている。

しかしMicrosoftは、企業によって「全社一斉にWindows 8に移行するのが最善である場合と、まずWindows 7に移行する方がよい場合とがある」ことも認めている。しかし多くの場合、モバイルユーザーにはWindows 8タブレットといった具合に、Windows 8とWindows 7を並行して展開していくシナリオが主流になるだろう。

Windows 8への移行を促進するためにMicrosoftは、2013年6月30日までWindows 8 ProおよびOffice Standard 2013の15%割引キャンペーンを実施している。

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(翻訳:Nob Takahashi)