日本マイクロソフトが「Xbox Series S」国内価格を税抜2万9980円に改定

日本マイクロソフトが「Xbox Series S」国内価格を税抜き2万9980円に改定

日本マイクロソフトは9月24日、「Xbox Series S」の日本国内における販売価格の改定を発表した。Xbox Series Sの国内販売価格は、税抜き3万2980円から、税抜き2万9980円となる。「Xbox Series X」は従来通り税抜き4万9980円で変更はない。両製品とも日本での予約受付は9月25日から開始し、全世界で11月10日に発売する。

日本マイクロソフトが「Xbox Series S」国内価格を税抜き2万9980円に改定

なお、9月24日午後9時から配信を行う「Xbox 東京ゲームショウ ショウケース」では、最新ゲームや日本国内パートナー、プレイヤーによるコンテンツ、Xbox関連サービスに関する最新情報を公開予定としている。

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8年ぶりの新バージョン「Unreal Engine 5」が来年登場、PS5上での驚愕のデモを先行披露

Unreal Engine 4の登場から8年、Epic Games(エピック・ゲームス)はついにUnreal Engine 5について発表する準備を整えた。来年の初めにプレビュー版をリリースし、さらに同年末までには一般にリリースする予定としている。

Unreal Engine 5の特徴は、PlayStation 5やXbox Series Xのような次世代ゲーム機のパフォーマンスを最大限に活用することにある。そうしたゲーム機は、超高解像度と高フレームレートをサポートしているが、Epic GamesのCEOであるTim Sweeney(ティム・スウィーニー)氏に言わせれば、それら新しいハードウェアのデータストレージの扱い方が、最もワクワクする部分だという。それによって、どんなゲーミングPCにも勝る「最高水準のパフォーマンス」を発揮できるというのだ。

Unreal Engine 5になって大きく進化した部分は、動的レンダリングだろう。デベロッパーは、何百万ものポリゴンからなる非常に複雑なオブジェクトをゲームに持ち込み、そのオブジェクトを画面上でどれだけ忠実にレンダリングするか、あとはエンジンに任せればいい。PlayStation 5なら、驚くほど複雑なレンダリングが可能だ。Epic Gamesは、PS5上で動作しているUnreal Engine 5の、まったく見事としか言いようのないデモを公開した。

「スケーラビリティの問題からデベロッパーを開放し、私たちの側で請け負うことにしました」とスウィーニー氏は言う。

スウィーニー氏によると、このデモは、レンダリングされるポリゴンが、個々のピクセルのサイズにまで縮小されたときに何が起こるかを示すものだという。「より高解像度のモニターが手に入るまでは、つまり、8Kや16Kが使えるようになるまでは、これ以上の詳細は表現できません」と、彼は付け加えた。

Unreal Engine 5の進歩の主要な部分は、NaniteとLumenと呼ばれる2つの新機能によるところが大きい。Naniteは、いわゆる動的レンダリングを担い、非常に詳細なシーンの再現を可能にする。一方Lumenは、動的なシーンの照明のためのパイプラインで、デジタルデータに対して、現実と見紛うようなライティングを可能にする。

今回のアップデートでは、接続性がさらに強化される。ツールの1つとして、Epic Online Services利用可能となるのだ。それによってデベロッパーは、マルチプラットフォーム対応のオンラインゲームを実現できる。つまりFortniteと同様に、モバイルデバイス、ゲーム専用機、PCを簡単に接続できるようになる。

Epic GamesはUnreal Engineの大幅なアップデートのニュースに加え、言うまでもなくUnreal Engine 5を活用したFortnite(フォートナイト)が、PlayStation 5とXbox Series Xの発売と同時に登場することも明らかにした。Fortniteのいかにもアニメ的なアートスタイルは、上に示した超現実的なデモのように、限界を突き破るような性格のものではない。しかし、次世代のゲーム機にも移植されることで、その支配力がますます強まるのは確かだろう。

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(翻訳:Fumihiko Shibata)

「アサシン クリード ヴァルハラ」や「龍が如く7」などXbox Series Xの新作13タイトル

カンファレンスが無期限に中止される中、企業は製品発表の宣伝をオンラインイベントにますます依存するようになっている。年末までに次世代コンソールをリリースする準備をすすめるMicrosoft(マイクロソフト)とソニーは、それぞれのゲームシステムを肉付けするために、ライブストリームやブログを数多く用意するだろう。

米国時間5月7日、マイクロソフトはYouTubeやMixer、Twitchを利用して、近くリリースされるXbox Series Xの新作タイトルを公開した。当然のことながら、最近のアップデートは主にコンソールのハードウェアに焦点が当てられ、次期PlayStationとの差別化が図られている。最終的には、2つのシステムは数週間以内にローンチされる確率が高い。

しかし、今回はゲームタイトルがメインだ。米国時間5月8日、Xboxチームは以下のタイトルを公表した。

  • アサシン クリード ヴァルハラ(Ubisoft)
  • ブライト メモリー インフィニット(Playism)
  • コール・オブ・ザ・シー(Raw Fury)
  • DiRT 5(Codemasters)
  • Madden NFL 21(Electronic Arts)
  • Scarlet Nexus(バンダイナムコ・エンターテインメント)
  • Scorn(Ebb)
  • Chorus(Deep Silver)
  • Second Extinction(Systemic Reaction)
  • The Ascent(Neon Giant / Curve Digital)
  • The Medium(Bloober Team)
  • Vampire: The Masquerade – Bloodlines 2(Paradox Interactive)
  • 龍が如く7(セガ)

マイクロソフトはタイトルの具体的なリリース日を発表していないが(パブリッシャーによって異なる)、最近のブログ記事では、「我々の目標は、このホリデーシーズンにXbox Series XとHalo Infiniteを発売することに変わりはない」と伝えている。同社の言葉は明らかに、以前よりも不確実だ。これは、我々が今生きている不確実な時代が影響している。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

次期「Xbox Series X」の新情報をマイクロソフトが発表

Microsoft(マイクロソフト)が「Xbox Series X」のローンチを発表してから数カ月が経過した。そしてGame Awardsの期間中に、やや冗長な名前が付けられたこのゲーム機が2020年後半に発売されることが伝えられている。

大きなボックス型のデザインや新しいワイヤレスコントローラー、そしてゲームの下位互換性など、いくつかの特徴が公開された。しかし、この次世代ゲーム機を際立たせるような核心については触れられていなかったが、うれしいことにマイクロソフトのXbox担当責任者であるPhil Spencer(フィル・スペンサー)氏が、そのスペックの詳細について語っている。

「Xbox Series Xは最速かつ最強のゲーム機で、ユーザーが中心となるように設計されている」と、スペンサー氏はいう。「これは静的かつ大胆にデザインされた再現度の高いゲーム体験を意味し、4世代にわたり提供されてきた何千ものゲームタイトルが用意されており、より短い待ち時間でより長くプレイできるようになっている」

目玉機能は、当然ながら新プロセッサーだ。AMD Zen 2およびRDNA 2アーキテクチャをベースに設計された同チップは、Xbox Oneの4倍の処理能力を発揮する。GPUパフォーマンスは12テラフロップスで、Xbox One Xの2倍、初代Xbox Oneの8倍だ。その他の注目すべき追加機能には、フレームレートと解像度を向上させるVariable Rate Shadingとライティングを向上させるDirectX Raytracingがある。

Quick Resume機能は基本的に、プレーヤーが中断したところからゲームを再開できるというものだ。Dynamic Latency Input機能ではレイテンシーを低減することで、コントローラからの応答性の高いフィードバックを提供する。120fpsのフレームレートとHDMI 2.1もサポートされ、ゲームプレイの遅れを減少させるために自動的に最低レイテンシーモードに切り替わる。

上で述べたように、マイクロソフトから数世代のゲーム機がリリースされた現在、下位互換性が重要となっている。Game Passはクラウドゲームへの対応という同社の戦略において、ますます重要なものになっている。

さらなる詳細は「数カ月後」に明かされるが、「2020年のホリデーシーズン」の発売を予定しているPlayStation 5との厳しい競争に、マイクロソフトは直面することになる。

[原文へ]

(翻訳:塚本直樹 Twitter

マイクロソフトの次世代ゲーム機「Xbox Series X」は2020年後半に登場

米国時間12月14日に開催されたGame Awards 2019を見逃した人は知らないかもしれないが、Microsoft(マイクロソフト)の次世代コンソールの名前は「Xbox Series X」で2020年後半に登場する。同社は、画像、動画に加えてわずかながらのスペック情報もインターネットで公開した。もちろん2020年のホリデーシーズンに登場する前にはXbox Series Xの詳細情報をたくさん見ることになるのは間違いない。

Xboxの責任者であるPhil Spencer(フィル・スペンサー)氏は公式ブログでかなり長文の紹介記事を書いている。しかしここでは、わかりやすいところから始めよう。Series Xの外観は、今までとは異なる。もちろんすでにミーム製造者たちが徹夜で考えているだろうが、私には昔ながらのパソコンか、ルーターのようにも見える。

現行機の約3倍の高さで背が高く、四角形で黒い。かなりのミニマリストデザインだ。多くの人が冷蔵庫と比較しているようだが、私はいいと思っている。実際、周囲に自然に溶け込めるデザインを求めている人はたくさんいる。

ここ数世代でゲームコンソールは専用機から何でもありのメディアプレーヤーに変わりつつあり、棚に置いてほとんど目立たないスタイルは悪くない。箱型のデザインは、スペースにあわせて縦横どちらにも置けるということでもある。

新しいワイヤレスコントローラーも一緒に発売される。これまでよりやや小さく「さらに多くの人たちに使えるよう改善された」とスペンサー氏は言う。

ボタンの配置や数はほぼそのままだが、スクリーンショットやゲームクリップを撮るためのシェアボタンが加わった。新コントローラーはゲーム機本体に付属し、Xbox OneとWindows 10でも使える。

Series Xは従来機と互換性があり、Xbox Oneのアクセサリーも利用できると、スペンサー氏は以外のように明らかにしている。

互換性を守るために、Xbox Series Xではマシンの世代を超えてゲームをプレイするための消費者に優しい仕組みの開発に力を入れている。

2020年発売予定のHalo Infiniteをはじめとする自社タイトルはもちろんのこと、Xbox Game Studiosのゲームでも、プレイ履歴やセーブデータをデバイス間で共有可能にすることを約束する。

スペック情報は現時点ではまだわずかしか公表されていないが、スペンサー氏は4K動画の60FPS(最大120FPS)での再生と、可変リフレッシュレート(VRR)、8Kそれぞれへの対応を約束した。

最新のZen 2およびAMDとの提携による次世代RDNAアーキテクチャーを活用した当社のカスタムデザイン・プロセッサーによって、Xbox Series Xではハードウェアアクセラレーションによるレイトレーシングやこれまでのゲーム機とは違うレベルの性能を実現している。また特許取得の可変レートシェーディング(VRS)テクノロジーは、デベロッパーがXbox Series X GPUのパワーをさらに引き出すことを可能にし、次世代SSDは読み込み時間を事実上なくし、プレイヤーをこれまで以上に早くゲームの世界に引き込む。

Seriex Xがネイティブハードウェアだけでなくクラウドゲーミングにも目を向けているのはもちろんだ。イベントでは近日公開のNinja Theoryの新作「Senua’s Saga: Hellblade II」のプレビューも行われた。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook