新Google TVが登場、ストリーミング、ライブテレビ、検索などを単一のUIに統合してChromecastに搭載

同名のスマートTVプラットフォーム(2010〜2014、RIP)やその上に構築されたAndroid TVプラットフォームと混同されないように、Google(グーグル)は新しいGoogle TVを発表した。この名前は、ストリーミングサービス、YouTube TV経由のLive TV、およびほかのさまざまなグーグルの提供するものを単一の合理化されたUIに組み合わせた、新しいChromecast with Google TVのインターフェースを指している。

Live TVは、米国でYouTube TVのメンバーシップを持っている人が利用できる。このサービスでは、ネットワーク、CNN、ESPN、ニNickelodeon(コロデオン、子供向けチャンネル)を含む85のライブステーションにアクセスすることができ、ライブタブを介して利用できる。料金は月額65ドル(約6900円)0と割高だが。

Google TVはChromecastで利用可能で、新しいChromecastは本日から50ドル(約5300円)で発売される。

記事は追って更新する。

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画像クレジット:Google

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(翻訳:TechCrunch Japan)

キャスコードがYouTube Live配信用コミュニティ運営サービス「CastCraft」の正式デスクトップ版公開

CastCraft YouTube Live ライブ配信 キャスコード

YouTube Live配信者向けコミュニケーションサービス「CastCraft」(キャストクラフト)運営のキャスコードは7月31日、WindowsおよびmacOS向け正式デスクトップ版を公開した。ダウンロードは、公式サイトよりダウンロード可能なほか、チュートリアルも公開されている。

CastCraft YouTube Live ライブ配信 キャスコード

CastCraftは、YouTube Liveを利用する配信者が、視聴者との関係強化、またコミュニティー活性化を行えるサービス。2019年のブラウザー版公開以来、個人のゲーム実況者、VTuber、eスポーツプレイヤーなどに利用されているという。特に、雑談タイプの配信や参加型ゲーム配信での稼働例が多く、これまでに1.3万回のライブ配信で利用された。

今回公開の正式デスクトップ版では、タブ機能を利用してCastCraftのメイン画面にあたるライブダッシュボード(Live Dashboard)画面と、YouTube Live管理画面とを切り替えられるため、配信中に複数アプリを確認する必要がなくなった。

CastCraftでは、YouTube Live用コメントビューアーとして導入した場合、視聴者すべてのコメントデータを記録・蓄積し、視聴者ごとにメモを作成しひも付け可能。コメント分類機能によりフォローすべきコメントが把握可能なほか、チャットボットによる自動返信機能も設定できる。

CastCraft YouTube Live ライブ配信 キャスコード

 

またチャンネルページ機能を利用すると、視聴者向けアプリ「CastCraft」(iOS版Android版)を介して、視聴者側から配信者に対して画像などを投稿できる。特定コメントや投稿にスポットライトを当てて配信で取り上げたい場合、オーバーレイを設定することで目立たせることも可能。

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YouTube Liveに自動字幕とチャットリプレー機能がついた

今日(米国時間2/26)YouTubeは、ライブストリーミングを作成者、視聴者両方にとって使いやすくするための新機能を発表した。中でも注目すべきは、ライブストリーミングが終わったあとにライブチャットのリプレーとライブ自動字幕機能だ。

YouTubeは2009年から自動字幕起こし機能を提供しており、それ以来10億本のビデオに字幕を付加してきたと同社は言っている。ライブビデオにリアルタイムで字幕をつけるのはさらに複雑な作業だが、音声認識技術の進歩によりこうした機能が実現した(今日スタートしたOtterというアプリも、会議や会話の文字起こしを行う。これも音声技術の発展のおかげだ)。

YouTubeはこのライブ自動音声認識(LASR)技術を活用して、専門家の作る字幕を使えない場合にもライブストリーミングに字幕を付ける選択肢を提供している。LASRによる字幕は完璧ではないがエラー率や遅延時間は業界標準に近いとYouTubeは言っている。この機能追加によって、YouTubeはライブ字幕起こし機能を提供する最初の主要ビデオプラットフォームになった。

新機能は数週間のうちにYouTube Liveで公開される。サービス開始後も引き続き遅延と字幕の精度の改善に努める。

同じく新たに加わった機能により、ビデオ終了後にライブチャットを公開できるようになった。これでストリーミングが終わったあとも、ライブ中継を見ているような気分になれる。

また、今日からYouTubeクリエイターは、ライブストリームやビデオに位置情報タグを付加してからアップロードできようになった。クリックすると、視聴者は同じ場所で録画されたビデオを探すことができる。この機能はTwitterのPeriscopeをはじめとする他のライブストリーミングサービスや、Facebook、Instagramなどのソーシャルネットワークが、ビデオを場所で探せるようにしているのに対抗するものだ。

検索結果ページは位置情報でフィルターできるとYouTubeは言っている。

Super Chatは、チャットストリームで自分のメッセージをハイライトさせて注意を引く機能で、このたびIFTTTと連動するようになった。Super Chatを照明やペットフィーダーや紙吹雪マシンなどとつないで自動的にスタートさせようというものものだ。IFTTTに対応することで、600種類以上のインターネット接続デバイスやサービスをSuper Chatから動かすことができる。

Super Chat機能現在Androidとデスクトップで利用可能。iOS版は今日から対応する。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Facebook Live、5月以来の利用者は4倍増。テレビCMと屋外広告を展開

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Facebookは、ライブ動画がセレブだけのものではないことを、みんなに伝えたがっている。Facebookは、米国および英国で、テレビ、ウェブ、街頭、バス、バケッジクレーム等に新たな広告を掲載、何かいい物を見たり、自慢したり、大切なことを言いたい時にライブ中継することを推奨している。

このキャンペーンは、5月以来あらゆる時間帯で利用者が4倍以上に増えているライブ動画の勢いを、さらに加速するかもしれない。ビデオストリームは7大陸に加えて宇宙からも発信され、ユーザーは通常のビデオの10倍コメントを付け、視聴時間はライブ以外のコンテンツの3倍に上る。多くの視聴者が集まるのは著名人のものだが、ほとんどのライブ中継は一般ユーザーによるものだ。

Facebookは、YouTube LiveやTwitterのPeriscopeと、ライブ発信者や視聴者の獲得を争っている。一連の広告で支持者を増やしたいところだ。

ビデオCMをまとめた動画を下に貼った。

Facebookといえば、2012年にユーザー10億人達成を祝った、意味不明で仰々しい「Facebookは椅子のようなもの」というのテレビCMを思いだす。そう、誰の暮らしの中にも存在する、という意味らしい。

新しいキャンペーンは、ずっと直接的で包括的で真っ当だ。どのCMも、ユーザーがライブ中継できるものの例を挙げている。FacebookのCMO、 Gary Briggsによると、「CMのコンテンツはすべて ― どのビデオも写真も ― スマートフォンのFacebook Liveで撮ったもの」だそうだ。通常Facebookは、失敗した製品は放置してリソースを注ぎ込まないので、Liveには大きな可能性を期待しているのだろう。

新広告キャンペーンのキャッチフレーズと場所は以下の通り。

  • テレビ/ウェブの30秒スポット:隠れた才能の持ち主が、隠しておかなくてもよくなった時、ライブ中継するには― 「うまくいってる。もしそうでなくても友達はきっと君のことをすごいと思うよ」。
  • テレビ/ウェブの30秒スポット:何か言いたいことがあって、あとは声に出して言うだけという時、ライブ中継するには ― 「もう一人じゃない。聞いてくれる友達がいる」
  • 15秒スポット:髪を切る直前の子供
  • 15秒スポット:激しい雷雨をビデオに撮っている男
  • 15秒スポット:小さな女の子がギターを弾きながら歌っている
  • 15秒スポット:テディベアの扮装をした犬
  • 15秒スポット:波打ち際を歩いている男
  • バス広告:このすばらしいバスツアーに参加していなくても、すばらしいツアーを案内したい時、ライブ中継するには
  • バス待合所:犬以外の動物を散歩させている人を見た時、ライブ中継するには
  • バス待合所:友達とただ出かけたりした時、ライブ中継するには
  • バス待合所:町で一番のギロピタを買った時、ライブ中継するには
  • バゲッジクレーム:最初のスーツケースが落ちてくるのを全員が待っている時、ライブ中継するには
  1. tour_bus.jpg

  2. baggage_claim.jpg

  3. bus_shelter_animal.jpg

    Blank outdoor bus advertising shelter ; Shutterstock ID 426533326
  4. bus_shelter_gyro.jpg

    Blank outdoor advertising shelter ; Shutterstock ID 372970987
  5. bus_shelter_friendds.jpg

    Outdoor advertising bus shelter ; Shutterstock ID 323731910

FacebookはこれまでにもFacebook Liveのプロモーションに力を入れており、140以上のニュースサイトやインフルエンサーに対して500億ドル以上を使ってきた。その結果Facebookでライブストリーミングをするコンセプトは浸透したが、今度はユーザーが実際に使うよう仕向けなくてはならない。

YouTubeが自らをウェブ有名人の発表の場と位置づけ、Periscopeが市民ジャーナリズムと専門家のQ&Aに焦点を絞る中、Facebook Liveの広告は、一般人の発信ツールとして位置づけている。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

ライブストリーミングのHangouts On Air、Google+からYouTube Liveに移管

hangout

Googleは今日(米国時間8/15)、Hangouts On AirをGoogle+からYouTube Liveに移管すると発表した。実施は9月12日で、ユーザーはYouTube Liveに移行するよう促される。

GoogleはTechCrunch宛のメールで、Hangouts on Airが閉鎖されるのではなく、YouTube Liveに移管されることを正式に認めた。「当社のライブストリーミングへの取り組みはYouTube Liveに絞り、サービスもそこに集約する」とGoogle広報は書いた。「Hangouts on Airは開始当初からYouTube経由で利用が可能であり、YouTube Liveは同サービスにとって最適な居場所だ」。

VentureBeatのEmil Protalinskiが最初に報じた通り、GoogleがGoogle+のHangoutsグループビデオチャットでライブストリーミング機能をデビューさせたのは2011年9月のことで、2012年6月には展開を完了した。それから1年とたなない2013年5月にはYouTube Liveがスタートした。

移行期限の9月12日以降、Google+でイベントのスケジュールを設定することはできなくなり、既に9月12日以降に設定されているイベントは、YouTube Liveに移動させる必要がある。

録画されたイベントは引き続きYouTubeで見ることができる。Google+ではアクティビティーログの中で、イベントのコンテンツを読み取り専用で利用できる。

これは、昨年来多くのGoogle製品にわたって実施されている、Google+に関連する変更の一つだ。つい先日Googleは、Play Storeでレビューを投稿するためにGoogle+のプロフィールが必須ではなくなったことを、正式に発表した

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook