​PlayStation 4でPlayStation 5のタイトルをリモートプレイするアプリ

これはちょっとした驚きではないだろうか。​米国時間11月9日、一部のPlayStation 4のオーナーから突然「PS5 Remote Play」アプリが登場したと報告があった。このアプリではまだ何もできない(PS5はまだ発売されていないため)が、どうやらPlayStation 5を別の部屋に置いておいて、PlayStation 4にストリーミング(あるいは制御)できるようになるようだ。

これは、実際に別のPS5を他の部屋に設置しているのとは違う。​リモートプレイは少々の遅延が発生する傾向があるため、1ミリ秒が勝敗を左右するゲームには使いたくないだろう。​しかしPS4が最終的にホコリをかぶったり、Blu-rayやNetflixプレーヤーとして別の部屋に押し込まれたりするかもしれないことを考えると、これはその寿命を延ばすための非常に素晴らしい方法だろう。​IGNは11月9日にこのアプリを発見しており、ユーザーに向けて順次配信されているようだ。

Sony(ソニー)がこの機能がどのように動作するのかについてあまり明らかにしていないため、互換性についてはまだ多くの疑問がある。すべてのゲームが動作するのか、一部だけなのか?​PS4コントローラはRemote Play経由でプレイするPS5ゲームでも動作するのだろうか?PS5でPS4タイトルをプレイする場合にはPS4コントローラーが利用できる(The Verge記事)が、PlayStationブログのFAQによると、これはPS4でPS5ゲームをプレイするためのもので、それ以上の詳細は記載されていない。

​PS4のリモートプレイ機能がアップデートされます。​これにより、PCやモバイルデバイスからPS4にアクセスできるだけでなく、テレビを利用してPS4から他のゲーム機にもリモートプレイでアクセスすることが可能になりました。これには、PS5に接続してPS5のゲームタイトルをPS4にストリーミングし、そこでプレイできるようにする機能も含まれます。

ソニーによると、Remote Playは複数のリモートユーザーを同時にサポートし、離れた場所の友達とローカルでマルチプレイヤーゲームをプレイできるようになることにも言及している。

カテゴリー:ゲーム / eSports
タグ:SonyPlayStation

画像クレジット:Devin Coldewey / TechCrunch

原文へ

(翻訳:塚本直樹 / Twitter

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。