「利用まで数カ月待ち」定額制ファッションレンタルairClosetが資金調達

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月額6800円でプロのスタイリストが選んだ洋服を借り放題の「airCloset(エアクローゼット)」を運営するノイエジークが、寺田倉庫や個人投資家などを引受先とする第三者割当増資を実施した。調達額は非公表だが、関係者によれば1億円を超える規模という。

airClosetの対象は20〜30代女性。ファッションの好みや自分のサイズを登録すると、スタイリストが選んだ洋服が毎回3点、専用ボックスで届く。レンタル期限はなく、飽きたらクリーニング・送料不要で返却する。交換回数は無制限で、気に入った服は買い取ることもできる。

2014年10月から事前登録ユーザーを募集し、2月の正式サービス開始までに、サイトを閲覧するだけの無料会員を含む約2万5000人を獲得し、現在は4万人を突破した。

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有料会員の比率は非公表だが、ノイエジークの天沼聰社長は「人気のため、多くのお客様に数カ月お待ちいただいている状況」と、順調な滑り出しを見せていることをアピールする。

順番待ちの要因としては、洋服が足りないことや、オペレーション面の課題が考えられそう。この点を天沼氏に聞くと、今回の資金調達ではこうしたボトルネックを改善する狙いもあるのだという。

出資元の寺田倉庫はすでに、airClosetの洋服を管理・配送・クリーニングするサービスを提供することで業務提携を結んでいる。今回の資金調達ではさらに一歩踏み込んだ提携として、寺田倉庫から取締役を経営陣に迎え入れた。倉庫人員も増やしてオペレーション強化を図る。

現在は女性向け洋服だけを扱うが、次の展開としてはアクセサリーを追加する予定。将来的には男性、キッズ、シニア向けにもラインナップを拡充していきたいという。

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TechCrunch Japan

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