「東京クロノス」などオリジナルIPのVRゲーム開発を手がけるMyDearestが9億円調達

「東京クロノス」はじめオリジナルIPのVRゲームを中心に開発するMyDearestは6月30日、9億円の資金調達を実施したと発表した。引受先は、リード投資家および新規投資家のグロービス・キャピタル・パートナーズ、他の新規投資家のグロービス・キャピタル・パートナーズ、DBJキャピタル、DG Daiwa Ventures、既存株主のSMBCベンチャーキャピタル、マネックスベンチャーズとなっている。累計調達金額は約12億円となった。

調達した資金は、グローバル展開を加速するための開発力・クリエイティブの強化、コミュニティ事業の進化に向けた人材獲得に活用する。「クロノス」シリーズを発展させた「クロノスユニバース」としてIPの拡張およびファンコミュニティの拡大を目的としているという。

2016年4月設立のMyDearestは「Story × Technology」をコンセプトとする、エンターテインメント領域スタートアップ。代表作には「東京クロノス」「ALTDEUS: Beyond Chronos」などがあり、後者はフェイスブックのVRヘッドセット「Oculus Quest2」におけるローンチタイトルにも選出されている。

関連記事
フェイスブックが「Population: One」のゲームスタジオ「BigBox VR」を買収
間もなく登場するOculus Quest 2の新機能はPCの無線ストリーミングに対応し仮想オフィスも実現
ソニーが次世代「PlayStation VR」発表、2022年以降発売・PS5にケーブル1本で接続
Oculus QuestでFacebook Messengerが利用可能に、承認前のコンテンツを提供するApp Labの導入も
アップルがAR機能も搭載した高価格VRヘッドセット開発中と報道、発売は2022年か

カテゴリー:ゲーム / eSports
タグ:仮想現実 / VR(用語)ゲーム(用語)MyDearest(企業)資金調達(用語)日本(国・地域)

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。