「TechCrunch Tokyo 2016」ってどんなイベント? 見どころをご紹介

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TechCrunch Japanが開催する国内最大級のスタートアップの祭典「TechCrunch Tokyo 2016」。今回で6回目となるこのイベントには、昨年2000人超が参加した。

今年も11月17〜18日に東京・渋谷ヒカリエにて開催予定で、すでに超早割チケットの販売も開始している。まだ非公開ながら著名な起業家やスタートアップ関係者の登壇も確定しつつあるのだけれど、ここでは昨年の様子をもとにイベントの見どころをお伝えしたい。

気鋭起業家や業界関係者が登壇するセッション

TechCrunch Tokyoの中心となるのは、国内外の起業家やスタートアップ関係者を中心にしたセッションだ。過去を振り返れば、まだ日本に参入する前のUberAirbnb、マッチングサービスのTinderなど、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの海外スタートアップが登場している。昨年のキーノートスピーチには、現在コミュニケーションロボットを開発するJiboが登壇。会場を賑わせた。

もちろん国内スピーカーも盛りだくさんだ。昨年はキーノートスピーチにマネックス証券の松本大氏が登壇。当時務めていたゴールドマン・サックスの上場で数十億円とも言われた報酬が手に入るはずだったがそれを蹴って起業したというストーリーから、経営論などが語られたほか、LINEを退任してC Channelを立ち上げた森川亮氏、ユーザーを拡大し続けるフリマアプリのメルカリを運営する山田進太郎氏、米IACグループが買収したエウレカの赤坂優氏など、昨年注目を集めた起業家達が続々登場している。

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立ち見客続出のプレゼンコンテスト「スタートアップバトル」

TechCrunch Tokyoの目玉と言えるのが「スタートアップバトル」。創業3年未満、プロダクトローンチ1年未満という非常に限られた条件のスタートアップに限定したプレゼンコンテストだ。毎回立ち見客が出るほどで、会場は文字通り熱気に包まれる。昨年は合計12社がプレゼンを繰り広げ、労務管理クラウドの「SmartHR」を手がけるKUFUが見事優勝を勝ち取った。今年はイベント初日の11月17日に約20社のスタートアップでファーストラウンドを開催。その中の上位5社が18日のファイナルラウンドに登壇する。なおバトルの参加者は現在絶賛募集中。簡易登録の制度も用意しているので、興味あるスタートアップはこちらから気軽に応募して欲しい。

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スタートアップの今を一気に学べるデモブース

TechCrunch Tokyoの見どころはセッションだけじゃない。気鋭のスタートアップを一度に知ることができるデモブースも魅力だ。今年は会場となる渋谷ヒカリエの通路とホール1つをブースに充てているので、一周すれば文字通り日本のスタートアップトレンドを知ることができるはずだ。そのほかにもスポンサーによるブースやVRコンテンツを体験できるブースなどを準備中だ。

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起業家の生の声を聞ける「TC Lounge」

セッションの登壇者により近い距離で話を聞けるのが「TC Lounge」だ。昨年「Fireside Chat」という名称で、セッション後の登壇者の話を身近に聞けるミニステージを用意していたのだが、今年はそれをパワーアップ。著名人に直接質問をしたり、インタラクティブなセッションを楽しめる場を用意したいと思っている。

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このほかにも、今回導入するマッチングツール「Jublia」の利用者向けのミーティングスペースやさまざまな来場者と交流できるパーティーなど、TechCrunch Tokyoでは多くの企画を用意している。もし興味をもった人は、是非ともお得な超早割チケットを今すぐゲットして欲しい。販売は今月いっぱいとなっている。

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。