こうなったらYelpはアプリを3つにするしかない

今日(米国時間5/1)午前Foursquareが「真のYelpキラー」になるべく、アプリを分割すると発表したことを受け、ライバルYelpに対してわれわれは次の言葉を贈る:「こうなったらアプリを3つにしてしまえ」。

The Vergeが鋭く指摘しているように、位置情報の共有が、「自撮りの共有やリンクの共有やツイートの発信」ほどの人気になることは決してない。

Foursquareの新しい弟、Swarmと対等戦うために、Yelpはその中核であるレビューサービスを「レストランレビューのTwitter」へと転換して、レビュー投稿の殆どがマイクロブロギングSNS上で起きるように仕向けるべきだ。次に、相棒の自撮りアプリ、Selfoodを開発して最近のグルメ十代たちにアピールし、最後に匿名アプリのSnuffを作ってさらにウェブトレンドを活用する。

Yelpも、その「単アプリ方針」から脱脚すべきだ。もちろん3つでやめる必要はない。Snapchatも今日、アプリを1つ公開しており、これも潜在的脅威だ。そうだ!SnapYelpだ。 もうやけだ ― Yelpはアプリを5つにすればいいイノベーションのスピードに追いつくためにはそれしかない。

かつてFoursquareのバッジとチェックインをすかさず真似たYelpが、もし46億ドルの時価総額を正当化したいと思うのなら、アンバンドリング[アブリ分割]ブームに乗る必要がある。 いまや「生まれながらのモバイル」とは、双子か三つ子を意味するのだ。

それが未来だ。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook


投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。