この日本製の拡張現実ロボットはまるで生きてるホログラム

このビデオを見ると、頭がおかしくなるかもしれないから、気をつけて。ここで紹介されているU-Tsu-Shi-O-Miと呼ばれるシステムは“仮想アシスタント”の一種だが、物理的な実体は全身緑色のヒト型ロボットだ。ユーザは仮想現実(バーチャルリアリティー)の映るゴーグルを身につけてこのロボットを対話的に操作するから、ロボットのちょっと不気味な姿を見ることはない。仮想画面中でユーザは、たとえば“美しいお嬢さん”の、体に触れたり、握手したりするのだ。

日本のDifferent Dimension Inc.が作ったこのロボットは、MMDAgentと呼ばれるプログラムを動かしてユーザと対話する。最初のプロトタイプは、パジャマを着た大きな仮面のようだったが、今の形は上半身があり、顔も小顔だ。受注生産で、お値段は5000ドル。

今のシステムは拡張現実のヘッドセット(ゴーグル)と、相当高性能なコンピュータが必要だ。でも全体はとてもコンパクトにできているから、拡張現実眼鏡をした状態でロボットと対話するのは、それほど難しくない。AR眼鏡をしてないふつうの第三者が、人間と小さな緑色のロボットが対話している様子を見ると、気持ち悪いかもしれないけど、もしもClarkeがこの技術とマジックを見たら、何と言っただろうか?

出典: Gizmag〔日本語サイトのリンクがこの記事にあります。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))