これからは人気ミュージシャンもGoogleにPostingができる、将来的には誰でも?

これまでの2年間、Googleは徐々に(とっても徐々に!)、セレブや政治家やスポーツチーム、美術館、地域の企業などがその検索結果のページへ直接、ソーシャルメディアのようなアップデートをポストできる機能(Posts, Posting)を提供してきた。そして今日(米国時間3/8)は、昨年のいくつかの市場でのテストに基づいて、この機能をアメリカのミュージシャンにも提供することになった。

つまりこれからは、Kygo, Lorde, Steve Aoki, Sia, Son Little, Sofi Tukker, Shakiraなどなどで検索すると、そのアーチストの(パブリシティ担当者の?)アップデートがサイドバーに出るかもしれない。アップデートには、テキストだけでなくビデオやGIF、他のサイトのリンクなどがあってもよい。

[Lordeのツアーの宣伝]

この機能を使いたいユーザーや企業などはGoogleに申し込む必要があったが、今日のアップデートにより、そのプロセスがかなり簡単になった。利用したいミュージシャンは自分の名前で検索し、そのアーチストの情報を収めるサイドバーパネルKnowledge Panelにあるサインアップのリンクを探す。検索してもKnowledge Panelが出なかった人は、まだあまり有名でない、という意味だから、あきらめよう。

サインアップも簡単だから、Googleはたぶん今後この機能をすべての人が使えるようにするのではないか。でも最初に述べたようにこれまでのPosting機能も展開が迅速でなかったから、‘一般化’はまだ先の話だろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

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TechCrunch Japan

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