これが、Galaxy Note 7返却用にSamsungが配布しているスーパー耐火ボックスだ

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ついにSamsungは、Galaxy Note 7の生産中止を正式決定した。同スマートフォン ― および安全なはずの交換品 ― が爆発を繰り返している。Samsungは、これ以上の事故が起きる前に全端末を回収しなければならなくなった。

問題は、Samsungがどうやって回収するかだ。いつどこで火を吹くかわからないものを、普通の封筒に入れて送り返させるわけにはいかない。

そうだ ― この耐火・断熱性の二重になった箱を使う。取扱う際に着ける手袋も同梱されている。

xdadevelopersの連中が、完全「開封の儀」ビデオを公開している:

端末を静電気防止袋に入れてから内側の箱に入れる。次に〈その箱〉をもう一つの箱に入れてから、〈全体を〉耐熱ボックスで包み込む。少なくともこれで、輸送中にバッテリーが爆発しても被害を最小限に食い止められるはずだ。そこまで考慮された上でなお、外側の箱には飛行機への塔載を禁じ、陸上でのみ輸送するよう明記されている。

手袋は何のため? Tom’s Hardwareによると、難燃剤をコーティングしたセラミック繊維が、皮膚を刺激する恐れがあるからだという。

ちなみにこれは同梱されていない:

grabber

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

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