なつかしい(アナログの)テーブルポンがCES 2019の人気をかっさらう

それはとうてい、‘今週の主なニュース’に載るような話題ではない。それでもいいのだ。Universal Spaceのアナログのテーブルポン(Pong)は、誰も予想しなかった奇襲でわれわれを驚かせてくれる。この卓上マシンは、磁石を使ってポンを実装しているので、レトロ以上のレトロだ。その仕組みは、そのうちわれわれにも分かると思うが。

正方形の“ボール”と、両サイドには二つの矩形のパドルがあり、ホイールを回すとボールは前後へ動く。昔のゲームのように、速く回してボールがコーナーに当たると、ビリヤードのときみたいな短い英語を発する。相手のコーナーにボールが当たると、プレーヤーの得点になる。そういうときは、アーケードふうにオレンジ色のボタンを押すとボールが向こうへ行く。

マシンが対戦相手になる一人遊びモードだと、見ててもっと飽きない。一人遊びでは、マシンを弱い、普通、強いのどれかに設定できる。ちょっと反応が遅いので、慣れるまではゆっくりやった方がいい。

最初はテーブルクロスをかけてふつうのテーブルにしておけば、パーティーのゲストたちに大受けするだろう。お値段は、3000ドルと高い。アーケードモデルは、さらに1500ドル高い。たった一種類のゲームしかできないマシンにしては、大金だ。昔のポンもそうだったが、これを3000ドルぶん(4500ドルぶん)遊ぶだけの忍耐心は、誰にもない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

投稿者:

TechCrunch Japan

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